紅葉撮影紀行2019!! 河口湖の紅葉が見頃です (^^♪
こんばんは。
最近はカメラ機材のお話が続いたので、久しぶりに撮影紀行のお話をしましょう。
やはり秋本番となると紅葉は撮りに行きくなりますよね。
先日、長野県の高ボッチ高原に行った帰りに紅葉の名所でもある山梨県の河口湖に寄ってきたので紅葉リポートしたいと思います。
それでは河口湖にサクッと行ってみましょう(^^)/
2019年11月17日
例年だと今ぐらいの時期は紅葉も終わりかけていますが、今年は暖かい日が続いたせいか河口湖の紅葉はちょうど見頃を迎えていました (^^)/
写友のNちゃんと待ち合わせをして久しぶりに一緒に撮影をしてきました。
↑ Nちゃん名古屋お土産ありがとう (^^♪ あっという間に完食してしまったよ (^-^;
河口湖では紅葉祭りも開催されていて大勢の観光客で賑わう中、激込みしている紅葉祭りの会場付近はパスして北岸エリアに移動して撮影を開始です。
CAMERA/Nikon D850 LENS/AF-S NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR
北岸エリアにある駐車場に車を停めて徒歩にて散策しました。
ちょうどピークを迎えつつある紅葉が見事でしたが、まだ色づいていない葉もちらほら見かけたのでもう少しだけ楽しめそうですね (^^♪
上記の画像は駐車場から歩いてすぐのところでパシャリ。
ベタな額縁構図ですがちょうど太陽の光も葉に当たってきて、いいタイミングで撮れました。
CAMERA/Nikon D850 LENS/AF-S NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR
駐車場から湖畔を10分ほどゆっくり歩いてきました。
河口湖の紅葉はなんだかんだ言って毎年撮影に来ますが、ここも人気のポイントです。
ちょうど太陽がモミジの木と重なったので撮影してみました。
ここではカップルやカメラマンなど10名ほどいましたが、皆さん思い思いに楽しそうに撮影してました。やっぱりこの景色を見てしまうとテンション上がりますよね (^^♪
CAMERA/Nikon D850 LENS/AF-S NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR
キラリン☆彡をもう一枚。
先ほどの画と同じ所から撮影してます。
まだこの時間帯は少し曇っていましたが、それが一層モミジの赤色を引き立ててくれたような気がします。
風もなくとても穏やかな天気だったので、のんびりと撮影できました。
暑くもなく寒くもなく絶好の撮影日和でしたが、とっても気持ちいい時間を過ごせました (^^)/
CAMERA/Nikon D850 LENS/AF-S NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR
普段はこういう写真は撮らないのですが、たまたま太陽の光の当たり方がイイ感じだったので思わずシャッターを切っちゃいました (^-^;
飽きずに何カットも撮影していましたが、少しは見れる画になってるでしょうか?
って言うか、やっぱりまだまだ修行が足りないっすね(笑)
CAMERA/Nikon D850 LENS/AF-S NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR
こんな感じで皆さん撮られています。
まさしく彩りが秋って感じですねぇ~ (^^ゞ
紅葉と富士山のコラボだと自然と力が入りますよねっ。
皆さん熱心に撮影されていました。← いい写真は撮れたかな???
CAMERA/Nikon D850 LENS/AF-S NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR
雲が取れて青空が広がってきました!!
河口湖の湖畔沿いは至る所で紅葉が楽しめます。
彩り鮮やかな紅葉は十分楽しませてくれますね。
CAMERA/Nikon D850 LENS/AF-S NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR
駐車場へ戻る途中で見事な紅葉に出会えたので思わずパシャリ。
富士山と絡めなくても絵になる美しさでした (^.^)/~~~
写友のNちゃんは、デジタル一眼レフの他にフィルムカメラでも撮影してました。
ヤフオクで落札したと言ってましたが、それが凄くシブくて超カッコいいカメラだったので、そのカメラで撮影している姿はいかにもプロカメラマンっぽくて素敵でした。
今は写真屋さんでフィルムもデーター化してくれるみたいですね。
デジタル一眼レフは撮影してすぐに画像が確認できるので何度も取り直しが効きますが、フィルムはそうもいきません。
ある意味一発勝負なのでどんな作品に仕上がるか後々楽しみですよね。
それに、デジタル一眼レフに比べてフィルムは独特の色味があるのでそいつも楽しむことができそうです。
こうしてデジタル一眼と併用してフィルムカメラを使うのはアリかも知れません。
面白そうだからオレも買おうかなぁ…(^^;)
でもNちゃん曰く…
24枚撮りのフィルムを入れたつもりだったけどなぜか32枚になってる (>_<) って言ってましたが…Nちゃんよ、一体どういう事???(^^;)
CAMERA/Nikon D850 LENS/AF-S NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR
駐車場前のモミジをパシャリしました。
道路工事の看板がちょうど構図に入ってしまうので、試行錯誤しながら何とか撮影した一枚です。
それにしてもあんなところにわざわざ看板を設置しなくてもいいのに… (^^;)
って思ってたのですが、観光客やカメラマンの皆さんもそう思ったらしく口々に同じ事を言ってました。まぁ、一年中工事している訳ではないので仕方ないですね (^^;)
ところでサクッて撮影して帰るつもりが、気付けば2時間も撮影に没頭していました。
撮影するポイントはいつも決まっているのですが、毎年のことながらついつい熱くカメラのシャッターを切りまくっちゃいます。
今年も紅葉を満喫できて撮影終了です (^^ゞ
いかがでしたか?
河口湖の紅葉は毎年来ていますが、やっぱりいいですね。
今年はもうチャンスはないかなぁ…って思っていましたが、暖かい日が続いて見頃がずれてくれたお陰で撮影ができました。
ゆっくり散策すればもっと素敵なポイントがあるはずです。
来年はそんなポイントを見つけてパシャリしたいですね (^^♪
それでは次回のブログでまたお会いしましょう。
新三脚システムのブレを検証!!GITZO GT4533LS の実力はいかに? (^^)/
こんばんわ (^^)/
今月は珍しく精力的に写活をしています (^^;)
これまで引きこもって?ばかりだったので、毎週のようにお出かけしての写活はホント久しぶりです。
最近は月に一度でもカメラを持って出かければイイ方でしたが… (^-^;
写欲の復活は喜ばしいことですが、それもこれも最近このブログでも紹介させてもらった新三脚システムを導入したことで、その効果がどれだけのモンか知りたくてウズウズしています。どうやらこれが写欲の源のようです(笑)
その時のブログはこちら↓↓↓
そこで、これまでの三脚システムと比較してどのような効果が出てきたのかを検証すべく早速撮影に行ってきました。
結論から言えば「劇的に変わった!!」っと言っても過言ではありません。
まだそれほど撮影した訳ではありませんが検証結果を見て頂ければ一目瞭然だと思います。
それでは、撮影してきた画像を見ながら振り返ってみることにしましょう。
CAMERA/D850 LENS/AF-S 80-400㎜ f/4.5 -5.6G ED VR 2019年11月17日撮影
上記の画像はつい先日行ってきたばかりですが、長野県の「高ボッチ高原」から撮影したものです。
ここは言わずと知れた雲海と富士山が拝める全国区の人気撮影スポットですね。
富士山から直線距離でちょうど100kmも離れているので、ここでの撮影は必然と望遠レンズの出番が多くなります。
高ボッチ高原は、高ボッチ山の山頂付近で標高が1600mぐらいあるので秋と言えども強風が吹き荒れる事が多く、気温も氷点下の中で撮影することも珍しくありません。
そんな極寒の中、一体この風はどこから吹きつけてくるの?って言いたくなるぐらい、いつも強風に悩まされてきました。
この風の影響でブレの原因となる事が多くあるからです。
なので、これまでは風が収まった瞬間を狙ってシャッターを切っていましたが、これでは思うような撮影が出来ずイライラが募る一方です。
高ボッチ高原に限らず、とにかく強風対策を何とかしなければ快適な撮影ができないと判断し、ブレの原因にもなっていた三脚や雲台システムの根本的な見直しが必要となって現在の新三脚システムに辿りつきました。
それではここから新旧の三脚システムで撮影した画像を見比べながら検証を進めていきましょう。
CAMERA/D850 LENS/AF-S 70-200㎜ f/2.8G ED VRⅡ ※旧三脚システムで撮影
Manfrotto/MT 055CXPRO3(三脚) MH XPRO-3W(雲台) 焦点距離200㎜ 2018年10月撮影
こちらは昨年(2018年)の秋にマンフロットの055シリーズの三脚で撮影したものです。
この日も相変わらず風がかなり強くて撮影に四苦八苦していました。←高ボッチは常に強風ってイメージしかない (>_<)
風が止んだ一瞬の隙をついて撮影したモノですがブレ具合はと言うと…
この状態ではあまり目立ちませんが、実際はどうなっているのか湖畔周辺を拡大して見てみましょう。
湖畔の左端あたりをトリミングしてみました。
「眠たい画」って言うんでしょうか…ちょっと全体的にボヤけて見えて、何だかモッサリしているような感じがします。
ビルや家屋の輪郭もモッサリ感があってハッキリしないですね。
う~んギリで許容範囲レベルってところでしょうか (^^;)
丸印の街灯の部分をさらに拡大してみます。
おっと…これはピンボケではないですよ(笑)
しっかりとピン合わせをしていても街灯の部分がブレて流れてしまい楕円形になってしまっているのが分かるでしょうか?
すなわち夜景の灯りが全体的にこのようになっているので、たとえピンを合わせていてもボヤけて何だか眠たい画に見えていた訳です。
これでも風が収まった時に撮影しているので、望遠レンズの時はこの三脚では少し厳しいかなぁ…っと言わざるを得ません。
CAMERA/D850 LENS/AF-S 80-400㎜ f/4.5 -5.6G ED VR ※新三脚システムで撮影
GITZO/GT4533LS(三脚) RRS/BH-55LR(雲台) 焦点距離200㎜ 2019年11月17日撮影
こちらは先程の横構図の画像と同日(2019年11月17日)に撮影したモノです。
ついにGITZO GT4533LSの華々しいデビュー戦じゃん!!っと話の流れから言いたいところですが…
実はこの日から遡ること2週間前に同じ高ボッチ高原の撮影がデビュー戦でした。
この日は夜から雲海が出ていたので夜景が雲海で隠れてしまい比較する画像が撮れなかったです (><)
しかも、珍しく風もなく穏やかな撮影日和だった為、検証の参考にはならないと思い改めて撮影に行ってきました。
ちなみにレンズや撮影日の違いこそあれ、比較しやすくするために焦点距離は同じ200㎜にして似たような構図で撮影してみました。
こちらもこの状態ではこれと言ってブレは目立っていません。
この日はいつもの強風の中で一晩中撮影をしていましたが、これは風が吹きつけてくる中で撮影をしたモノです。
先ほどの画像と比較しやすいように似たようなところでトリミングしてみました。
こちらの画像の方が先ほどの画像と比較して全体的にシャープで「クッキリ・ハッキリ」しているように見えます。
ビルや家屋の輪郭もスッキリしていて、モッサリ感は感じられません。
同じように丸印の街灯をさらに拡大してみましょう。
今度は街灯が点となっているのでしっかりピンがあっている事が分かります。
風が吹き付けている状況で撮影しているのでこちらの方が条件が悪かったのにも関わらず、こんなにも違いが出てくるとは… (^^;)
これには正直驚きました。
一緒に撮影していた写友も自身の画像と比較して「うわぁっ 全くブレがない!!」っと言って目を丸くして驚いていました。
思ってた以上に三脚の新システムの効果はありましたが、実は三脚だけではなく他にも考えられるブレ対策をしていたのです。
まずはストラップです (^_^)
これも風に吹かれてバタバタ暴れるとブレの原因になります。
なので、今回からストラップは上記の画像のようにpeak designの「スライドライト」に変えてアンカーリンクスでワンタッチで取り外せるようにしておきました。
これで撮影中はストラップを外せば風の影響を受けないで済みます。
また、コイツは手持ち撮影をする時は速射ストラップにもなるので、とっても便利なアイテムです。
ちなみに、ニコン純正の速写ストラップも持っていますが装着が少し面倒なのでこちらの方が断然使い勝手が良いです。
まだD500用のスライドライトを購入してないので早速購入したいと思っています。
超オススメですよぉー (^^♪
【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン スライドライト アッシュ SLL-AS-3
- 出版社/メーカー: ピークデザイン
- 発売日: 2017/12/21
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あと強風時に三脚のエンドフックにカメラリュックなどをぶら下げているのをよく見かけます。
しかし、結局そのリュックも風で揺れてしまえばこれまたブレの原因にもなってしまいます。
そこで、自分がよく拝読しているこちらのhaku様のブログに、三脚の使い方についての記事があったので参考にして対策をしてみました。
haku様のブログはこちら↓↓↓
まずリュックは三脚の真下に置きます。
テントを張るときに使う細引きロープにフックがついたものを用意します。
ナイトアイズ社のカムジャムを使用しましたが、これはAmazonで販売されています。
1000円ちょっとで購入できる便利グッズなのでオススメです。
NITEIZE(ナイトアイズ) カムジャム ロープ付 2個入 テント設営 NCJ2-03-01 (日本正規品)
- 出版社/メーカー: ナイトアイズ(NITEIZE)
- メディア: Tools & Hardware
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haku様のブログではフックが一つのものを使用していましたが、自分は両フックの方が他にも色々と使い道があって何かと汎用性が高いかなっと単純に思ったので両フックのものを使用しています。
ちなみに細引きロープ(長さ2.4m)付きのモノを購入しました。
フックをリュックと三脚のエンドフックにそれぞれ引っかけてから、リュックが持ち上がらない程度まで細引きロープを引っ張ってテンションを掛けてやればリュックを重石代わりとして使えます。
要はテントやタープを張るときに細引きロープで引っ張るような要領で三脚に引っかけてリュックを引っ張ってやればいいのです。
ちなみに、テント用の細引きロープでも同じことをやってみましたがナイトアイズのカムジャムを使わなくても代用品として使えそうでした。
これらは簡単にセッティングが出来るのでブレの対策としてぜひ試してみて下さい。
いかがでしたか?
三脚の重要性もかなり大事ですが、今回は他にもなるべくブレを起こさせないような工夫を色々としてみました。
まぁ、「備えあれば憂いなし」ってやつですかね。
今回の検証で使用したレンズは「70-200㎜ f/2.8」と「80-400㎜ f/4.5-5.6」のいずれもニコン純正レンズです。
重さはほぼ同じなので条件的にはあまり変わりません。
望遠レンズの撮影はブレとの勝負なので三脚の重要性はホント大きくなってきます。
三脚一つでこれほど劇的に変わってくるとは思ってもいなかったので、この結果はちょっと衝撃的でした。
特にD850みたいな高画素機ともなると、ほんの少しのブレも拾ってしまうので画像にも影響が出てきてしまいます。
もっと早くから三脚のシステムを見直すべきでした。
まだ色んな条件で撮影をしていないので、これだけでアレコレ決めつけるのは早計ですが…
パッと見でブレが分からなくても作品のクオリティーとなると影響してくる問題でもあると思います。
精魂込めて撮影したものなので、やるからにはとことん拘ってみたいですよね。
クオリティーの高い作品作りには三脚のブレ問題は自分のように避けては通れない事かも知れません。
これからも望遠レンズを使っての撮影はとてもシビアな撮影が続くと思いますが、新たな三脚システムはどうやら「頼れる相棒」って事は確かのようです。
これからも大切に使っていきたいと思っています。
機材も揃ってくるとワンランク上の三脚を購入しようかどうか悩んでいる方も多いと思います。そんな方々の参考になって頂ければ幸いです。
それではまた次のブログでお会いしましょう。
神レンズと呼ばれた名玉 (^^)/ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED の世界
こんばんわ。
今日のお話は超お気に入りの広角レンズ
「Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」
について紹介したいと思います (^^)/
目 次
- 1・AF-S NIKKOR 14-24㎜ f/2.8G EDを購入した理由
- 2・AF-S NIKKOR 14-24㎜ f/2.8G EDの世界
- 3・AF-S NIKKOR 14-24㎜ f/2.8G ED の取り扱い注意点
- 4・まとめ
1・AF-S NIKKOR 14-24㎜ f/2.8G EDを購入した理由
このレンズは言わずと知れた「Nikon大三元」の広角を担う超広角レンズです。
2007年11月に発売されているので、もう12年にもなるんですねぇ (^^;)
Nikonの「神レンズ」と称された名玉ですが、近頃では設計が古いと言われながらも、まだまだ現役バリバリで活躍してくれるので手放せないレンズです。
自分が購入したのは2018年3月なのでもうすぐ丸2年になります。
あの時はシグマの最新鋭レンズ「SIGUMA 14-24㎜ F2.8 DG HSM|ART」とどちらにしようか迷いましたが、最終的には「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」 にしました。
その理由は、ちょうどシグマのレンズと当該レンズで撮影をする機会に恵まれた時があって、全く同じ設定にしてD850で撮り比べをしてみた時のことです。
その時の当該レンズで試写した画像をカメラの液晶画面で見た瞬間に「コレだ!!」って直感的に感じるものがあり「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」の画像にグッと引き寄せられたのです。
決してシグマがダメだとかそう言う事ではなく、最新鋭の技術が盛り込まれたレンズなのでこちらも素晴らしい描写を見せてくれました。
シグマ独特のシャープなキレ味もあり、描写で言えばひょっとしたら当該レンズより上だったかもしれません。
しかし、当該レンズほど何かを引き寄せるモノが感じられなかったのです。
ただ単純に好みの問題だけの話かも知れませんが、24-70や70-200のような大三元レンズの時には感じられなかった衝撃が走ったことだけは未だに忘れられません。
液晶画面の画像にグッと引き寄せられた経験はこれまでなかったので、それだけインパクトが強烈だったのかもしれませんね。
購入当時で発売から10年が経過していたのにもかかわらず、こうして見た瞬間に衝撃を与えられるレンズは早々出逢えるわけではありません。
迷わず当該レンズの購入を即決し、馴染みのキタムラへ速攻で走り発注をしました (笑)
そして2019年現在、発売から12年が経過していますがそれほど値崩もしていません。
底値って言ったらそれまでかも知れませんが、少なくとも2年前の購入価格と殆ど変わらないです。
それだけメーカーが強気で販売できる逸品ってことかも知れませんね。
2・AF-S NIKKOR 14-24㎜ f/2.8G EDの世界
これは、昨年の夏に大阪に旅行に行った時に「あべのハルカス」の展望台で撮影したモノです。
人間の目では決して見ることが出来ない超広角の世界はたまらないですね (^^♪
このレンズの特徴はなんと言ってもワイド端の「14㎜」の超広角の世界に尽きると思います。
上記の画像は14㎜で撮影していますがこの画角のスケール感には圧倒されますね。
「広角の1㎜は血の1㎜」と言われるぐらいの代物です。
例えば14㎜と15㎜ではたった1㎜しか変わりませんが全然見え方が変わってきます。
やはり14㎜の画角には敵いません。
「どこまでも天にそびえ立つ天の川を切り撮りたい!!」そんな欲望?をずっと抱いていましたが、それを十分に満たしてくれたのが当該レンズでもあります(笑)
ちなみに、この天の川の写真は今年の5月に撮影したモノですが、超お気に入りなのでスマホの待ち受け画面にしています (^。^)
星撮影は自分が一番好きな撮影です。
以前、このブログでも紹介させてもらいましたが星景専用レンズとして「AF-S NIKKOR 20㎜ f/1.8G ED」の単焦点レンズでこれまで数多くの星景写真を撮影してきました。
↑写真が溜まってきたのでそろそろ続編を書かないと(^^;
その時のブログはこちら ↓ ↓ ↓
その、20㎜ f/1.8の単玉に比べて当該レンズはF値が2.8とやや暗いので、ピン合わせが最初の頃は少しだけ手こずりましたが今はだいぶ慣れてきて早くセッティングできるようになりました (^^;)
最近では縦構図の天の川撮影には当該レンズをよく使うようになりましたが、もう星景には欠かせないレンズです。
描写の方は、20㎜ f/1.8の単玉に軍配が上がりますがそれでも僅差です。
いや、考えようによってはズームレンズでこれだけの描写が出せるのなら、ある意味当該レンズのほうが色んな焦点距離で撮影できる分、性能が上かも知れませんね (^^;)
また星景の場合、同じWB (色温度 : 4000K程度) で設定していても色合いが20mm f/1.8の単玉と比較して当該レンズは少し青味が掛かった感じの独特なモノがありますが、それが個人的にはたまりません (ᵔᴥᵔ)
高画素機のD850とは相性も良いようです。
14㎜の焦点距離だけで撮るなら別にこのレンズではなく、シグマの14㎜の単焦点レンズでも良かったかも知れません。
しかし、すべてが14㎜で収まる訳でもなく構図によっては20㎜や24㎜など色んな焦点距離で撮影したりもします。
14㎜~24㎜までのどの焦点距離で撮影しても安定感抜群の描写を見せてくれるのは、このレンズの特徴でもあります。
たまに手持ち撮影で撮る事もありますが、VRが付いていなくても手振れはあまり起きません。
元々広角域のレンズに手振れ補正は不要かな…って思っていたのでその辺はあまり問題ではありませんでした。
3・AF-S NIKKOR 14-24㎜ f/2.8G ED の取り扱い注意点
もし問題があるとすれば、出目金レンズと言われるこのレンズの形状でしょう。
御覧のようにテレ端の24mmともなると、グッとかなりレンズが前に飛び出してくるような感じになります。
なので、撮影中はレンズに傷がつかないよう少々気を使います。
これではレンズを保護したくても保護フィルターはつきませんし、もちろんNDフィルターなど作品作りに必要なフィルター類も一切使えません。
しかし、保護フィルターだけはどうにもなりませんが、PLフィルターやNDフィルターなどを使いたい場合は角型ホルダーを装着すればそれらのフィルターは使えます (^^;)
ちなみに自分の場合は「NISIの角型ホルダー」に、メーカーは異なりますが「KANIの角型フィルター」を使用しています。
NISIのホルダーはNikon 14-24 f/2.8専用のホルダーになります。
このホルダーはとても使い勝手がよく、ネジ2本で簡単にセッティングできるので個人的にはオススメです。
しかし、ホルダーも角型フィルターもかなり高価なモノになってしまうのがネックです。
特にKANIのフィルターは結構いい値段します。
でも、製品そのものは高品質で信頼が置けるモノなので使用価値は大いにあります。
フィルター類を使用した作品作りはLightroomなどの現像で補正したものとは一味も二味も違ってきますので、ぜひ使ってみて下さい。
持っていて損は絶対にないと思います (^^)v
また別売りでレンズ口径が77㎜と82㎜のアダプターリングも販売されています。
当該レンズ専用のボルダーですが、このアダプターリングを付ける事により他のレンズにも角形フィルターが対応できるようになります。
あと、当該レンズで角型フィルターを使用する場合は、フィルターの大きさが150×170㎜のものでないとこのレンズではケラれてしまうのでフィルターの購入には注意が必要です。
4・まとめ
いかがでしたか?
作例ってほどのものではないですが、当該レンズで撮影した作品を交えながら紹介させてもらいました。
ちなみに上記の画は今年の夏に広島県の尾道市に旅行へ行った時に撮影した「尾道市街の夕景」です。
中央に川のようなものがありますが、これは尾道水道と呼ばれる海です。
遠くには瀬戸内海を越えて四国の山々まで見渡すことができます。
初めて訪れた所でしたが、とても美しい夕焼けと出会えました。
眼下に広がるこの絶景を、隅から隅まで余す事なく全てを伝えたい!!って思いながらひたすらシャッターを切っていました。
これは広角レンズでなくては切り撮る事が出来ない世界です。
このように風景を撮影する人は、広角レンズが好きな人は多いと思います。
12年前に発売された古いレンズですが、されど12年前にこれほどのレンズを開発し発売までに至ったニコンの技術力には感服します。
2019年現在では、10年以上たってやっと他のメーカがこの領域に追いついてきたって感じです。
購入前は新型の14-24 f/2.8が出るのを待ってから…って思っていましたが、これは夢物語で終わりそうですね (^^;)
世間のミラーレス化の流れには逆らえないと思います。
あの時にこのレンズを手にしていなければ…
こんなに素晴らしい世界を堪能することはできなかった事でしょう。
どこに行くにしてもこのレンズだけは必ずカメラリュックの中に入っています。
「神レンズ」と呼ばれた名玉ですが、令和の時代になってもその威光には何一つ陰りはありません。
また、お出かけした際は、神と呼ばれたこの名玉で撮影を楽しませてもらいます。
それでは次回のブログでまたお会いしましょう。
三脚 & 雲台システムを一新!!~ いつかはGITZO… (-。-)y-゜゜゜ ~(GT4533LS 三脚編)
こんにちわ。
前回のブログで雲台について熱く書き綴りましたが…
今日はその続きで、新雲台システムの相棒に選んだ「GITZO GT4533LS システマティック」の三脚について振り返ってみたいと思います。
その時のブログはこちら ↓ ↓ ↓
目 次
- 1・GITZO(ジッツオ)にした理由
- 2・「システマティック」にした理由
- 3・システマティック「4型」にした理由
- 4・システマティック 4型 「3段」にした理由
- 5・ついに完成!!雲台&三脚の新システム
- 6・まとめ
1・GITZO(ジッツオ)にした理由
GITZO GT4533LS システマティック
RRSの雲台は最初から決めていましたが、その雲台の相棒にどの三脚を合わせようか迷いました。
数ある三脚の中から絞りに絞った候補は…
「RRS TVC34L」
「GITZO GT4533LS」
のベタすぎる?二択です (笑)
これはあくまでも個人的なイメージで恐縮ですが、RRSの三脚は「新進気鋭のナイスガイ」ってイメージがあり、対するGITZOは「安定感抜群の憧れの絶対王者!!」ってイメージがあります(笑)
「GITZO 一強」と言われたぐらいGITZOの三脚は有名ですが、最近ではRRS(Really Right Stuf)の三脚もGITZOと性能が互角と言われるまでになっています。
どちらも素晴らしい三脚ですが自分なりに時間を掛けてリサーチしてみた結果…
最終的には「GITZO」の三脚の購入に至りました。
その理由は…
リサーチしていてRRSの三脚は購入を検討していたシリーズではなかったですが、他のシリーズで不具合が頻発しているようでメーカーの対応も後手後手に回ってしまっているような報告がされていました。
↑オイオイどうしたRRS?一体なにがあったんだぁー (ーー;)
これまでのRRSはそんな事が無かったので未だに信じらませんが事実のようです。
対するGITZOの三脚はこれといった不具合の情報が出てこなかったので(ただのリサーチ不足で知らないだけかも知れませんが…)これなら安心できるかなぁ…って思いました。
なんと言っても初めての本格的な高級三脚なので、後々嫌な気分にさせられるのだけは避けたかったです。
それにいかに素晴らしい製品を作っても不具合だらけで安定した供給が出来なければ、その製品はユーザーからダメな製品として烙印を押されてしまいます。下手をすれば会社そのものがダメ会社の烙印を押されてしまう場合だってあるのです。
仕事柄、モノづくりに携わっている者としては品質管理は特に重要だと骨身にしみて理解しているつもりです。
予期せぬ不具合が起きるのは仕方がないとしても、その後の対応は誠実でなければなりません。
不具合を起こしているのが検討しているRRSの三脚シリーズではなかったにしろ、メーカー対応の甘さが報告されていたので、今はRRSの三脚はちょっと避けるべきかなぁ…っと判断しました。
三脚以外の製品は一切そんな事がないのに、ホントどうしちゃったんでしょうね (^^;)
RRSはお気に入りのメーカーだけに逆に心配になってきます。
とにかく値段が値段だけにやはりリスクは少ない方がいいです。
って事で、創業70年の老舗中の老舗であるGITZOさんならまず間違いないでしょう!!っと若干の期待も込めて購入に踏み切りました (^^♪
そんな期待に応えてくれるかのように、撮影現場ではGITZOの三脚はよく見かけます。
安定した高品質の三脚を長年供給し続けているからこそ、こうして多くのカメラマンの方に愛用されているのでしょう。
それはGITZOの三脚が高品質だという何よりの証拠だと思っています(^^)/
ひと昔?いや、ふた昔?前に、TOYOTAの高級車クラウンのCMで「いつかはクラウン…♪」なんてCMがありましたが…(^ ^)
三脚の世界で言えば「いつかはGITZO…(^^♪」に言い換えてもいいぐらい誰もが憧れる三脚ですねっ (笑)
2・「システマティック」にした理由
GITZO GT4533LS システマティック
GITZOには3種類のカテゴリーが用意されています。
トラベラー
折りたためて非常にコンパクトになりその名の通り旅行などに向いている。
マウンテニア
トラベラーとシステマティックの中間に位置し、堅牢性もあり尚且つ軽量で可搬性もある万能タイプの三脚。多くのカメラマンが愛用している。
システマティック
GITZO三脚シリーズの中で最も堅牢性と安定性がありプロ御用達のハイエンドモデルのガチ三脚。また、拡張性も重視されレベリングベースやセンターポール、ビデオアダプターなど用途に合わせたカスタマイズが可能。
ざっとGITZOの三脚のカテゴリーはこんな感じですが、ここは全く悩まずに堅牢性のガチ三脚「システマティック」にしました (^^)/
なぜならば、単純に最初の1台目は本格的なガチ三脚が欲しかったからです。
これまではマンフロットの055シリーズを普段使いのガチ三脚、190シリーズを旅行&登山用として使い分けてきました。他にもBe freeシリーズなど数台所持していますが主に使用しているのはこの2台です。
年に数回の旅行や登山に必要な三脚よりも、普段使いしている三脚の方が優先順位が断然上です!!
なので普段使いに使用していたマンフロットの055シリーズの後釜は堅牢性に優れたガチ三脚のシステマティックの一択でした。
GITZO GT4533LS システマティック
そしてシステマティックの拡張性も惚れ込んだ理由の一つです。
上記はアッパーディスクを外した画像ですが工具を使わずに外せます。
ここにレベリングベースを付けたり、他にもセンターポールやビデオアダプターなど自分の撮影スタイルに合わせてカスタマイズができるのがイイですね。
早速レベリングベースをつけてパノラマ撮影でもしたいと思っています。
また、ローアングルで撮影したい場合はセンターポールがない分かなり低い位置からの撮影だって出来ちゃうので撮影の幅も広がりますね。
これはいずれやってみたいと思っているのですが、堅牢性があるシステマティックなら一台の三脚に二つのカメラを設置するような事だって可能ではないでしょうか (^。^)
アレもコレもとやりたいことが出てくるので、システマティックはとてもワクワクさせてくれる三脚ですね (^^♪
3・システマティック「4型」にした理由
GITZO GT4533LS システマティック & Nikon D850 AF-S80-400f4.5-5.6G ED VR 高ボッチ高原にて
GITZOの三脚にはそれぞれのカテゴリー別に0型~5型までシリーズ化されています。
って言っても全てのカテゴリーに0型~5型まであるのではなく、カテゴリーによっては存在しない型もあります。
型の違いは三脚のパイプ径の違いによるものです。
0型から5型まで数字が大きくなるにつれてパイプ径がどんどん太くなっていき堅牢性や安定性が出てきますが、その代わりに三脚の大きさや重量もどんどん大きくなっていきます。
システマティックに用意されているシリーズは3型・4型・5型の3シリーズです。
5型までなってくると流石に大きすぎるので、今の撮影スタイルなら3型か4型のどちらかです。
人気があるのは3型みたいですが散々悩んだ挙句「4型」を選びました。
3型も4型も耐荷重は同じで他のスペックもそれほど変わりません。強いて言うなら3型の方が若干軽く(約300gぐらい)値段も1万円くらい安いです。
それなら3型でもイイじゃん!!って思いましたが、最終的には焦点距離で「4型」を選びました。
GITZOの三脚の型を選ぶポイントの一つとして、あくまでも目安ですがシリーズ別に対応している焦点距離がこのようになります。
0型 75㎜
1型 135㎜
2型 200㎜
3型 300㎜
4型 400㎜
5型 500㎜
さらにGITZOについてリサーチしていてたら、下記の「オールジッツオ店長」 様のブログに辿り着き大変参考にさせてもらいました。
迷いを振り払ってもらいありがとうございました (^^)/
参考にした「オールジッツオ店長 」様のブログを見て頂ければ分かると思いますが、メーカー推奨の3型(GT3533LS)の焦点距離は400㎜クラスまでのレンズならどうやらイケそうです。
スペック一覧表を見ると焦点距離が300㎜~400㎜と記載されています。
一方、4型(GT4533LS)は400㎜~600㎜と記載されていました。
現在所持しているNikon AF-S 80-400f4.5-5.6G ED VRはテレ端になると鏡筒がかなり伸びて来るので不安定になります。
それに望遠になればなるほど「ブレとの戦い」となるので三脚の堅牢性や安定性はより重要性を増してきます。
3型も4型もパッと見ただけではスペックはあまり変わりませんが、こうして改めて見直すと違いが出てくるものですね (^^;)
少しでも安定性を良くしてブレを抑えたかったので、余裕を持たせたスペックで運用して行くのが無難と判断しました。
そうなると、もう「4型」しかありません!!
600mmクラスの望遠レンズまで対応できるのなら心強い限りです (^^)/
ちなみに三脚が対応している焦点距離を公表しているメーカーはGITZOだけみたいです。
焦点距離で三脚を選ばせるGITZOの考えは大いに賛同できますねっ。
4・システマティック 4型 「3段」にした理由
GITZO GT4533LS システマティック
カテゴリー(システマティック)、シリーズ(4型)と決まれば最後は段数(脚を何段伸ばすか)を決めます。
ここは迷わず「3段」にしました。
単純に段数が少なければそれだけ安定性は増します。
4段では最後の脚のパイプ径が細くなるのが気になるところです。
また、4段は3段よりコンパクトになるので可搬性がよくなりますが、元々可搬性は全く重視していなかったので3段で問題ないです。
それに可搬性を求めるならシステマティックではなくマウンテニアかトラベラーを選びます。
また、ブレの原因にもなるセンターポールを付ける予定は全くないので、その代用にロングタイプのモノを選んでみました。
購入した型番のGT4533LSの「L」はロングって意味です。
D850をRRSの雲台に付けて平坦な場所で三脚の脚を全開に伸ばしてみたら、身長177㎝の自分ではアイレベルがちょうど液晶画面くらいです。背伸びをすれば何とかファインダーをギリで覗けるくらいでした。
もちろんそんな不安定な状態でファインダーを覗きながら構図を決めるような作業は出来ません。
ただ少し傾斜があるようなところでレベルを出すとバッチリとファインダーを覗きながら構図が決められます。
マンフロットの055シリーズは平地ではちょうどアイレベルがファインダーでしたが、GITZOの方が平地ならアイレベルが少し高くなってしまいます。
しかし、ファインダーを覗けなくてもカメラの液晶画面を見ながらバッチリとピン合わせが出来たのでそんなに問題ではなさそうです。
5・ついに完成!!雲台&三脚の新システム
GITZO GT4533LS システマティック & RRS BH-55LR
RRSの新雲台システムの相棒がついに「GITZO GT4533LS」に決まりました (^^)/
見て下さいこのシブさを…。
よだれが出てきそうになるぐらいカッコイイです!!
GITZO GT4533LS システマティック & RRS BH-55LR
上記の画像のようにGITZO GT4533LSの三脚の上にはRRSのB2-LR-Ⅱの60㎜クランプレバーを装着してRRSのBH-55LRの雲台をクイックリリース化してあります。
もうこれで何も言う事がないですねっ笑 (^^)/
個人的にはパーフェクトのシステムと言っても過言ではありません。
ここまでたどり着くのに構想から約2年を要しました。←貯金のしがいがあったなぁ…(笑)
ずっと欲しいな…って思い描いていましたが、念願叶って新システムの完成です (^^ゞ
6・まとめ
いかがでしたか?
始めは三脚なんてあまり興味を持たず、レンズやカメラの事ばかり追いかけていましたが、その内、増え続けた撮影機材に対応できる三脚の重要性を知れば知るほどもっと早く手を打っておけば良かったかも…って思うようになりました。
これまで色んな泥沼にハマったお陰で金銭感覚がかなりマヒ?しているせいか、大三元レンズに比べれば三脚はまだ安いもんです(笑)
コツコツと貯金をして次は旅行や登山に使えそうな三脚が買えたらっと思っています。
GITZO GT4533LS システマティック & RRS BH-55LR 高ボッチ高原にて
ちなみに…この三脚を発注してから待つこと1週間…。
発注した店舗から連絡をもらい早速引き取りに行った時のことです。
レジで検品しようと思って箱からこの三脚を取り出した時、思わず「うわぁ軽い!!」っと言ってしまいました。
店員さんが「これはカーボンだからねぇー軽いですよ」って上から目線で反応してくれましたが…。
そんなのモン百も承知!!
知っています (ー_ー)!!
って言い返しそうになったところをグッと抑えました (^^;)
店員さんも悪気があって言ったわけではないと思いますが、そんなことも知らずにGITZOの三脚を買う人はいませんよね(笑)
そんなやり取りはどうでもいいとして…
自分が軽いって思ったのは、システマティックの4型にもなってくると三脚を格納した状態でもお世辞にもコンパクトって言える見た目ではなく…
どうしても「ごっつくて大きな三脚」に見えてしまいます。
しかもパイプ径もかなり太く見た目から「ヘビー級」さがヒシヒシと伝わってきます (^^;
しかし、それが持ち上げると拍子抜けするぐらいにホントに軽く感じるのです。
これだけのモノをこんなに軽量化して製作できるGITZOの技術の高さには、業種こそ違いますが同じモノづくりをしている技術者として感服しました。
やはり創業70年の老舗メーカーってのは伊達ではないですね (^^)/
だから多くのカメラマンに長く愛され続けてきたのでしょう。
そんなGITZOの三脚をこれからも大切に使っていきたいと思います。
それではまた次回のブログでお会いしましょう。
三脚&雲台システムを一新 !! ~海を渡ってやってきたRRS(Really Right Stuf)の製品たち~ (雲台編)
こんばんわ (^^)/
今日はRRS(Really Right Stuf)の雲台関連の製品についてのお話です。
前回のブログで初めての個人輸入でRRSの製品をゲットしたことを書き綴りましたが…
そのRRSから購入した雲台関連の製品について振り返ってみたいと思います (^^)/
その時のブログはこちら ↓ ↓ ↓
目 次
1・個人輸入したRRS(Really Right Stuf)製品ラインナップ
1. BH-55 LR BH-55 Ballhead with full-saizu Lever-release clap
2. TH-55 DVTL-55 Davetail Plate
3. LB-55 CorduraⓇPouch
4. B2-LR-Ⅱ Lever-release style quick-release clamp,60㎜
5. BD850 Base Plate
6. BD850-L Ultralight L-Plate Ultralight L-Plate for Nikon D850
7. BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
8. LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
9. LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
2・雲 台
超広角レンズからバズーカーと呼ばれる超望遠レンズまで、世の中のカメラマン達を魔性の魅力で誘惑し、まるで底なし沼のような泥沼にどんどん引きずり込んでいく深い闇の世界…これが世間で言う「レンズ沼」ってヤツです(笑)
そのレンズ沼にハマりにハマったお陰で?広角から望遠まで一通りレンズは揃える事が出来ました。
特に望遠レンズは自分が撮影する被写体では焦点距離が400㎜のライトバズーカーさえあれば全然足りているので現状は大変満足しています。
↑ いずれは500㎜、600㎜クラスのレンズにも手を出すかも (>_<) いや、 絶対に手を出す… (T_T)
Manfrotto MT 055CXPRO3 / MH XPRO-3W
しかし、フルサイズ(Nikon D850)のボディーにそのようなレンズの組み合わせとなってくると、これまで愛用してきたマンフロット の三脚 & 雲台のシステムでは少し貧弱で、ブレの原因となって泣かされることもしばしば… (>_<)
それを解消する為に雲台と三脚のシステムの見直しが必要となってきたのです。
BH-55 LR BH-55 Ballhead with full-saizu Lever-release clap
そんな新システムに必要な雲台としてRRS(Really Right Stuf)のBH-55に白羽の矢を立てました。
くぅ~~MADE IN THE USAのタグが眩しすぎるぜ!!デザインがシブすぎてニヤニヤしてしまう (ᵔᴥᵔ)
RRSはアメリカのメーカーですが、製品の質の良さから日本でも多くのカメラマンに愛用されていますね。
その恩恵なのか海外のメーカーにも関わらず、皆さん熱心に情報を発信してくれるのでSNSで欲しい情報が入手できリサーチしやすいです。
自分の場合は撮影機材マニアの写友のO君が、実際に使用してみた感じのプラスα情報も得ることが出来たので購入に向けてよく検討ができました。
結論から言うとRRSのBH-55は使い勝手がいいので大変満足をしています (^^♪
ロックノブ、パンノブ、フリクションコントロールのいずれも操作性が凄くいいです。
グローブをはめたまま操作ができましたが、山に籠って撮影する時も多々あるのでこれはありがたいです。
BH-55は重さは890g、耐荷重は23Kgもあり、これまで使用してきたマンフロットの3way雲台よりも軽くて耐荷重は約3倍もあります。
また、ボール径は55㎜と大きく、高さは94㎜、ベース径は73㎜です。
低い重心が見た目でも分かりますが、この低重心構造はブレを防いでくれるのに必要な構造です。
自由雲台は初めて使うのでどんな感じなの?って思っていましたが、フリクションコントロールでボールの動きの滑らかさが好みに調整できるので思っていた以上に微調整がしやすいです。
また、雲台のクランプにはアルカスイス互換のクランププレートが最初から付いてます。
クランプ方式はレバー式かスクリュー(ねじ)式のいずれかを購入時に選べます。
ここで、ちょっと話がそれますが先程「アルカスイス互換のクランププレート」が出てきたので雲台のアルカスイス化についてザックリと説明しておきますね。
もうアルカスイスについてご存知の方はスルーして次項のクランプレバーに進んで下さい (^^;;
よく、雲台のシステムで「アルカスイス」って見たり聞いたりすることがあるかと思います。
雲台のアルカスイス化は個人的には必須項目ですが、「アルカスイス」とは高級雲台を製作している会社の名前です。
詳細は検索して頂ければすぐに分かると思うので省略させてもらいますが、アルカスイスの雲台システムは固定力や安定性など世界最高峰と呼ぶにふさわしい製品です。
その雲台システムをRRSやKirkそれにマンフロット等々…いまや世界中の数多くのメーカーが真似をするようになっています。
つまり、世界が認めた雲台システムに互換性を持たせるように各メーカーが製造をしているって訳です。
これだけ見てもアルカスイスの雲台システムがかなり優秀だと言う事がお分かりになると思います。
なので、今回の場合は…
RRSの製品でアルカスイスの雲台システムに互換性を持たせていますよぉーって事になります (^^;)
これが世間で言う「アルカスイス互換」ってやつです。
実はこのアルカスイス互換については、後で説明しておきますが落とし穴があるので注意して下さい ( ^^;)
もうすでに主流となりつつあるアルカスイスの雲台システムですが、自分みたいにワンランク上の雲台や三脚が欲しいなぁ…って時には必ずその名前が出てきます。
特に雲台のお話にはアルカスイスはついて回るモノなので、ほんの少しだけ触れておきました。
BH-55 LR BH-55 Ballhead with full-saizu Lever-release clap
さて、話しを戻しますがBH55-LRのクランプはレバー式を選んでおきました。
ここにカメラを設置してクランプでガッチリ固定します。
スクリュー(ねじ)式と好みが分かれるところですが、スクリュー式の場合はねじの締め忘れや締めが甘くなってることに気付かない可能性があります。
実際に雲台のねじを締め忘れて三脚を持ち上げようとした写友が、カメラごと雲台から落としているのを目撃したことがあります。
結構そそっかしい所が自分にはあるので、少しでも危険なリスクを回避したいこともあって目で見てパッとクランプしているのが分かるレバー式にしてみました。
またワンタッチで脱着できる利便性もあります。
ちなみにレバーの動きは、固定→半開き→開放の三つの操作があります。
しかし、レバー式クランプにもデメリットはあります。先ほどのアルカスイスのお話に出てきた落とし穴がコレです。
それは、それぞれが違うメーカで製造されたアルカスイス互換の製品同士では、レバー式クランプだと締め付けた時に若干ガタつきが出たりして対応できないことが多々あるので注意が必要です。
つまり、クランプ式だと一定のクランプ幅で締めているので、寸法の違いがあるとガタになったり締め付けられなかったりします。
反対にねじ式クランプだと、多少の寸法の違いはネジの締め付けで吸収できるので、他のメーカー製品どうしでもしっかりと対応できる事が多いようです。
色んなメーカーを組み合わせた雲台システムをやりたい場合はねじ式クランプの方がいいかも知れません。
どちらにしても、目的に合わせてしっかりとリサーチして検討された方がいいでしょう。
アルカスイス互換はあくまで「互換」なので、世界で共通された規格ではありません。
悪く言ってしまえば、各メーカーごとにアルカスイス社の規格を真似して製作しているだけなので若干の寸法の狂いがあっても仕方がないことですね (^^;)
LB-55 CorduraⓇPouch
これはBH-55LR用の雲台ポーチです。
雲台はクイックリリース化にして持ち運ぶようにしたいのでこのポーチを購入しておきました。
これはRRSに確認した訳ではないですが、LB-55 CorduraⓇPouchと記載されていたので、Cordura(コーデュラ)の材質で出来てる製品では?って思っています。
コーデュラ®とは、ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、インビスタ社の登録商標。 高機能の衣服、用具、ワークウェアに使われる「丈夫な素材」。現在ではさらに耐久性が必要とされる衣服や用具から日常着にいたるまで様々な製品に使用されている。
出典:コーデュラ : CORDURA 意味・用語解説 – ファッションプレス
たまたまコーデュラ製品について仕事で少し携わる事があったのでその時初めて知った素材ですが、ポーチ自体もしっかりとした作りなので安心して雲台を入れておけます。
しかし…まったく同じものが雲台の付属品としてありました (>_<)
これは痛恨のミスでしたね (T_T)
まさか付属品で同じモノが入ってるなんて思ってもいなかったのでわざわざ購入してしまいましたっ (>_<)
リサーチ不足でしたがよくよく考えてみればお値段がお値段だけに付属されて当たり前だったかも…。
まぁ、出来がいいポーチなので他に使い道はいくらでもあるので全く問題ないです!!
3・雲台のクイックリリース化
BH-55 LR & B2-LR-Ⅱ
これはBH-55LRの雲台をB2-LR-Ⅱのレバー式クランプに装着した画像です。
本来なら雲台は三脚に固定するのがまだまだ一般的です。
クイックシューが付いているカメラを雲台からワンタッチで脱着するのは皆さんやられていますが、最近は雲台そのものを簡単に取り外せるようにした「雲台のクイックリリース化」をしている人が増えてきました。
利点としては、移動の際にどこかにぶつけて壊したりすることもないですし雲台を外せば軽くなって三脚の持ち運びにも便利です。
登山をして撮影する機会もありますが三脚をリュックに背負っていては全く見えていないので注意していても岩や木などに雲台をぶつけてしまう事が多々ありました。
また、トラベル系からガッチリ系まで複数の三脚を持ていますが、必要に応じていちいち雲台を取り付けたりするのが面倒なので現状は全ての三脚に雲台を付けています。
しかし、B2-LR-Ⅱのレバー式クランプだけ付けておけば高性能の雲台をそのまま運用できるのです。
このように雲台のクイックリリース化することで無駄が省け効率よく三脚を運用できます。
それに高級雲台の部類に入るのでちゃんと管理はしたいですよね (^^;)
B2-LR-Ⅱ Lever-release style quick-release clamp,60㎜
雲台のクイックリリース化をする為に、このB2-LR-Ⅱクランプレバーを三脚に直付けします。
これもスクリュー(ねじ)式とレバー式を選べますが…
ワンタッチで脱着できるのと、ねじの締め忘れが嫌なのでレバー式を選びました。
クランプの長さも色々と選べますが60㎜もあれば十分です。
ちなみに左右にU字の溝が加工されていますが、これは落下防止用のねじがこのU字の底の部分に当たってそれ以上滑り落ちないような構造になっています。
クランプの中央の穴は3/8のタップが、左右には1/4のタップがそれぞれ切ってありますが、これがドリルで穴をあけたモノだけのクランプもあるので発注する時は十分注意して下さい。
TH-55 DVTL-55 Davetail Plate
上記の画像はBH-55LRの雲台にTH-55 DVTL-55 Davetail Plate(ダブテール プレート)を取り付けたものです。
このダブテールプレートが先ほどの60㎜幅のレバー式クランプ(B2-LR-Ⅱ)のアリ溝に入り雲台を固定します。
ダブテールの固定は中央に3/8、左右に1/4の皿ねじを締め込んで固定します。
両端の小さな六角穴付きボルトは落下防止用のねじです。
※ねじ類やL型レンチはすべて付属品でついてきます!!
BH-55 LR & B2-LR-Ⅱ
雲台のクイックリリース化は個人的には超オススメです。
一度は検討してみてはいかがでしょうか (^^)/
病みつきになりますよぉ~ (^^♪
4・L型プレート
BD850-L Ultralight L-Plate Ultralight L-Plate for Nikon D850
風景撮影をするにあたってL型プレートは必要不可欠な存在です。
今さら言う事でもないですが、L型プレートは縦構図・横構図の構図変換を素早くできるので前から欲しかったアイテムです。
余談ですが、D850にAF-S 24-70 f2.8E ED VRのレンズをつけてマンフロットの3way雲台(MH XPRO-3W)で縦構図にすると、カメラに付けたクイックシューを親の仇のようにこれでもかって締めて置かないと、クイックシューがカメラの重みに耐えきれずカメラがおじきしちゃうことも度々ありました。要はクイックシューの締め付けに問題があるのです。
重さに耐えられるように、もう少し根性が欲しいところですねっ ^^;
また、縦構図にして天の川の撮影をしている時、構図に天の川をもう少し入れたくてカメラを上に振ろうとすると雲台のクランプレバーに当たってしまいます。
その時はクイックシューを逆に付け替えて撮影するのですが手間が掛かってかなりイライラします。
これはマンフロットの3way雲台の最大の弱点だと思っています。
はぁ…マンフロットはデザインはカッコいいのに勿体ないなぁ (-_-;)
星撮影は大好きでよく行くので早くからL型プレートの導入を考えていましたが、この事が雲台システムそのものを見直すキッカケにもなりました (^^;
話を戻しますが、今回はD850用とD500用の2機種のL型プレートを購入しました。
実はこのL型プレートが中々の曲者なのです…
カメラの機種によってL型プレートが分割するタイプと分割しないタイプのモノがあります。
BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
D500のL型プレート(BD500-L)は分割式のみ販売されています。
中央の1/4ねじはL型プレートをカメラに固定するねじです。画像の右側に同じ1/4ねじがありますがこれを緩めると縦方向のプレートを必要に応じてスライドさせることが出来ます。
スライドさせる目的は、カメラを後ろから見て左側にあるヘッドホン、USBなどの各ケーブルを通す隙間を作ることぐらいなので必要がなければスライドさせることはありません。
BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
スライドをさせるねじを完全に抜いてしまえばアルカスイス互換のベースプレート(画面右側)になります。
簡単に言ってしまえばアルカスイス互換のクイックシューみたいなもんですね(笑)
BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
D500用のL型プレートはカメラを固定したりり、プレートをスライドさせたりする時にネジを締めたり緩めたりしますが、その時に必要な工具であるL型レンチが収納できるようになっています。
マグネットで吸い付かせてレンチが外れないように工夫されていました。
これだと現場で必要に応じて分割できますね。
BD850-L Ultralight L-Plate Ultralight L-Plate for Nikon D850
問題はD850です。
D850は分割するタイプと分割しないタイプの両方があるのですが…
敢えて分割しないタイプのモノを購入しました。
理由はストラップの問題です。
上記の画像のストラップの部分をよぉーーく見て下さい。
縦方向のプレート部分がギリギリ干渉していないのが分かると思います。
これが分割するタイプだとストラップを通す部分のねじを外してからそこにプレートの縦方向を固定します。
これだとストラップが使えなくなってしまうのです (>_<)
手持ち撮影もすることが多いので、そそっかしい自分は首からカメラをぶら下げてないといつかカメラを落としてしまうかもしれません。
いや絶対に落としてしまう事でしょう (>_<)
なので、ストラップがないと困るのです。
その対策をされている方もおられるようですが、ここはシンプルにストラップがあったほうが良いって判断です。
D850用の分割プレートは機能的にはD500用と全く同じです。
D500用のL型プレートでも説明しましたが、D850用も分割式ではヘッドホン、USBなどの各ケーブルを通す隙間を作ることが出来ます。
自分の場合はそのような機能は一切使わないのでスライドさせる必要は全くありません。
しかし、最初から分割式のL型プレートにしておけばD500用のように分割した後にアルカスイス互換のベースプレートとしても使用できる利点があります。
それでもストラップに拘りました (^^;
無駄になるかもしれませんが分割できないL型プレートが壊れた時のことを想定して、アルカスイス互換のD850用ベースプレート(BD850 Base Plate)が単体で販売されていたので念のために購入しておきました。
ちなみに、分割しないタイプには、L型レンチは収納できません。
BH-55 LR & BD850-L Ultralight L-Plate
ここで少しまとめておきましょう。D500用は分割タイプのL型プレートしか販売されていませんが、ストラップには干渉しないので全く問題ないです!!
しかしD850用にはストラップ問題があります。
分割タイプも分割しないタイプも自分の撮影スタイルに合わせて検討された方がイイでしょう。
5・レンズプレート
LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
雲台をアルカスイス互換化にするってことは、望遠レンズのレンズプレート(台座)も当然変えなければなりません。
Nikonのレンズプレートは正直言ってあまり好きではありませんでした。
現在所有している望遠レンズは下記の2本です。
AF-S 70-200㎜ f/2.8G ED VRⅡ
AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
二本とも値段の割にはレンズプレートのチープ感が満載で少し頼りなく思えてしまいます。
LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
まずは、この画像を見て下さい。
AF-S 70-200㎜ f/2.8G ED VRⅡ のレンズプレートです。
左側がRRS製品で右側がNikon純正です。
RRSの方が全体的に大きくて作りがしっかりしていますね。
中央にあるレバーはプレートをレンズから外す時に使うレバーですが、RRSの方がレバーが少しで出ている分、操作がとてもしやすいです。
またレンズとプレートを固定するノブもRRSの方が大きいので回しやすく純正よりしっかりと固定することできます。
仮にも大三元と呼ばれその望遠を担うレンズなので、純正のレンズプレートはもう少し何とかならなかったのかなぁ…?って思っています。
LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
RRSのAF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8 のレンズプレートをひっくり返した画像です。
雲台に付けたダブテールプレートのように落下防止の小さな六角穴付きボルトが両端についています。
LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
クランプレバーを半開き状態にした時の画像です。
この状態ではクランプはされていません。
画像のレンズプレートをスライドさせるとクランプレバーの左右それぞれに加工されたU字の溝に落下防止用のねじが当たりレンズプレートが滑り落ちない構造になっています。
これで落下防止用のボルトがなければスライドさせた時に何も止めるモノがないので、そのまま勢い余ってカメラが落下してしまうことも十分に考えられるのでありがたい機能ですね (^^)/
(3・雲台のクイックリリース化参照)
LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR用のレンズカラーとレンズプレートです。
左がRRS、右がNikon純正品です。
こちらの方が大三元の70-200よりさらにチープ感がありました。
いい値段がするレンズの割にはこのお粗末なレンズプレートについて、購入されたユーザーさんからは結構不満を漏らしている声が多く聞かれます。
これを見れば一目瞭然ですね。圧倒的にRRSの方がしっかりと作らています。
LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
RRSのレンズカラーはこのように割れる構造です。
Nikon純正品は板バネがカラー内に入っていて、そのバネを広げるようにしてレンズに通して取り付けます。
バラす必要がなければどうでもいい話ですが、純正のバネ式は結構力を入れて広げてレンズに通すのでバラしたり組み立てをするにはちょっとやりずらいです。
RRSの方はただ挟み込むだけなのでとても簡単です。
ただ購入する際に注意が必要です。
これはレンズカラーとプレートをセットで購入したモノですが、レンズカラーのみで販売されてもいます。レンズカラーだけではレンズに装着できないので間違えないで下さい。
6・まとめ
いかがでしたが?
現在撮影に行くのに最低限必要とする装備を今回はRRSから購入しました。
他にもこれいいなぁ…って製品もありましたが、新しく三脚も更新しなくてはならないので予算内のギリギリってところで打ち止めしておきました(笑)
RRS製品をこれからも揃えてくつもりですが、インチサイズのL型レンチぐらいは持っていた方がいいかも知れません。
TRUSCO(トラスコ) ボールポイント六角棒レンチセット 13本組(インチタイプ) TBRI-13S
- 出版社/メーカー: トラスコ中山(TRUSCO)
- メディア: Tools & Hardware
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仕事柄、こうした工具は持っていますが付属されているレンチがちょっと頼りなく思えたので自分の工具を使いました。
そんなに高価なものではないので合わせて購入されることをお勧めします。
それにしても、最初の頃あまり気にならなかった事でも、撮影機材が増えるにつれて色々問題が起きてくるようになりました。
そこで道具も自分の撮影スタイルに合わせってステップアップをしていくわけですが、雲台一つをとっても最初は…
アルカスイスって何?なんで互換って付くの??
落下防止ってなによ?意味がわかんない。
雲台のクイックリリース?なんで三脚から外さなきゃならないのよっ!!
ってな感じで、右も左も全く分からない状態から写友に教えてもらったり自分で調べたりとちょっとだけ勉強しました (^^;)
それらの疑問が解決すると、それじゃRRSの製品は一体何から揃えればいいのさ??ってことで随分悩みました。
なので、自分みたいに雲台システムをアルカスイス化したい方でRRS製品で揃えたいけど何から揃えなければいいのか分からない!!って方の参考になれば幸いです。
また、未だにこれは何に使うの?ってRRS製品もあります。もっと研鑽に研鑽を重ねて勉強していきたいと思っています。
今後もRRSの製品をボチボチ揃えて行こうと思っているので、その時はまた紹介させてもらいます (^^)/
次回も三脚について大いに?語ります(笑)
乞うご期待!!
何とかなった初めての個人輸入!!憧れのRRS(Really Right Stuf)製品をGET!!
ご無沙汰してます。
前回の更新からもう1年以上もブログの更新をしていませんでした (^^;
そして、その前回の更新も1年ぐらいほったらかした後に一回だけ更新した始末です。
って言うのも友人からインスタグラム(以下インスタ)を一緒にやろうと誘われてやり始めたのはいいですが、インスタをほぼ毎日更新していたらこちらのブログまで手が回らずそのままになってしまっていたのです (>_<)
しかし、3年ぐらいやってきたインスタでしたが、世間で言うインスタ疲れってヤツになってしまったので数か月前に辞めちゃいました。
ちょうど公私ともに忙しくなってきた時期と重なったのでいいタイミングだったかもしれませんね (^^;)
やっと生活が少し落ち着いてきたので「心機一転」またブログを再開したいと思いますので改めて宜しくお願いします!!
さて、今日は自分の中では絶対にあり得ないと思っていた個人輸入で憧れのRRS(Really Right Stuf)製品をゲットしちゃったお話です!!
今回はRRSの製品をゲットするまでの道のりを振り返ってみたいと思います。
目 次
- 1・なぜ個人輸入にしたのか?
- 2・RRS(Really Right Stuf)を選んだ理由
- 3・RRS製品の選び方
- 4・RRSの会員登録をする
- 5・いよいよ製品の発注
- 6・個人情報の入力の仕方
- 7・消費税
- 8・まとめ
海外から個人輸入を頻繁にしている方はどうってことがないかも知れませんが…
自分の中では言葉も分からないし文化も違う、そんな異国の製品をネットで買い物をするなんて絶対にあり得ないことでした (>_<)
しかも、相手の素性も何も分からないネット通販はたとえ日本国内でも現金主義の自分にとってはちょっとなぁ…っていつも思っています (^^;)
ネット通販はAmazonや楽天でちょこちょこって買い物するぐらいしかやったことがない自分なので、海外から個人輸入なんて敷居が高いってもんでは済まされないぐらいの感覚でした。
1・なぜ個人輸入にしたのか?
本当は国内の代理店さんから購入すれば済む話なのですが…
RRS製品はちょいとお値段がお高いです。
例えばこの雲台。
人気のBH-55の自由雲台で今回自分も購入した製品ですが、RRSのホームページで確認するとお値段は$489します。
購入当時のレートがアメリカドルで1ドル=110円だったので日本円で53,790円。
これに航空便の送料と個人輸入の消費税(詳細は後述)を支払っても、どんなに高くても約65,000円ぐらいで購入できると思います。
これが国内のRRS代理店さんだと90,000円~100,000くらいしちゃうのです。
単品で個人輸入すると航空便の送料がもろに掛かってしまいますが、それでも個人輸入をした方が安いです。
逆に、比較的お値段が安い小物を単品で購入したり、数点まとめて購入してもお値段がそれほど高くならない場合などは、アメリカからの送料などを考えると国内で購入するより高くつく場合があるので注意が必要です。
なので、ある程度金額が大きくなるようにまとめて購入されるか、三脚や雲台のような単品でも高価なモノを購入する場合などは個人輸入をした方が断然お得になります。
どちらがお得かよく検討してケースバイケースで購入された方がイイですね。
しかし、お値段のことよりも海外製品なので不良品や修理など後々の事を考えると不安だらけです (>_<)
本音は「安心料」として少々値段が高くてもいいから国内の代理店さんで購入したい所でしたが…
個人輸入と国内の代理店で購入するとでは、あまりにも許容範囲を大きく超える差額だったので泣く泣く個人輸入を決断した訳です。
「背に腹は変えられない!!」とはまさにこのこと。
覚悟を決めて禁断の聖域に足を踏み入れてみることにしました。
2・RRS(Really Right Stuf)を選んだ理由
色んな泥沼にハマってしまうのがカメラの世界の恐ろしさ…
これまでレンズ沼や三脚沼、地味ですがカメラ用リュック沼なるものもありました… (>_<)
気付けば他にも様々な泥沼にどっぷりとハマってしまい撮影機材がどんどん増えていく有様。
特にレンズ沼は底なし沼?っていうぐらいハマってしまったので、それに対応する雲台や三脚のシステムの再構築が必要となってきました。
皆さんもご承知の通りRRSは「正確なモノづくり」が売りのアメリカのメーカーです。
仕事柄、旋盤やフライス等の工作機械で精密加工をしたりするのでプロの機械屋の職人としては製品の品質は特に気になる所です。
その点、RRSの評判は事前に調べ尽くした限りでは噂通り素晴らしいようです。
元々RRSの製品についてはずっと前から憧れを抱いていたって事もありましたが、実際手にしてみて購入してホントに良かったと確信しています。
また、親しくお付き合いしている写友がこの手の超がつくマニアでもありまして、製品については色々とアドバイスも頂けました。
さらに、日本国内ではRRS製品を愛用しているカメラマンさんが多いのも心強いです。
皆さん熱心にRRSの製品情報をSNS等で発信して頂けるので、海外製品でありながらも情報量が豊富なのも嬉しいですね。
そして何よりもRRS製品のデザインがかっこよすぎる!!
RRSのシンプルなデザインにはホント魅了されます。
3・RRS製品の選び方
次は製品の選び方です。
RRSのホームページから製品を選びます。
↑ ↑ ↑ RRSのサイトはこちら
トップページのCARBON FIBER TRIPODSと書かれた所をクリックすれば人気の三脚シリーズが、BALL HEADSをクリックすればこれまた人気の雲台シリーズがそれぞれ閲覧できます。
また、RRSのロゴの隣にある「SHOP」をクリックすると上記の画面になり製品のインデックスが出てくるので細々した物はこちらの方が選びやすいでしょう。
例えば…
CAMERA MODEL
各メーカーのカメラの機種ごとのL型プレートが選べます。
CLAMP TYPE
レバークランプやねじ式のクランプの選択をして好みのクランプを選べます。
LENS MODEL
各メーカーごとのレンズからそのレンズに必要な製品を選べます。
JAW LENGHT
クランプの長さからレバークランプやねじ式クランプが選べます。
等々、製品が細分化されて記載されているのでお目当ての製品を見つけてはSPECなどを確認します。
※インデックス からでなくてもページ下の数字の部分をクリックすれば次々と製品を見ることができます。
SPECを確認するって言っても、当たり前ですが全て英語で書かれています (>_<)
もうすでにここでギブアップしそうになりますが…
しかし、大丈夫です!!
この魔法のアイテムを使えば長い英文でも70〜80%ぐらいは理解できます。
じゃーーーん!!
Google翻訳アプリ版です (^^♪
こちらはiPhone版ですが、もちろんAndroid版もあります。
って言ってもご存じの方は多いですよね (^-^;
このアプリをスマホにダウンロードしてアプリを起動させ、翻訳したい英語の部分をスマホのカメラでかざせば…
なんとそれだけで英語を日本語に翻訳してくれるのです。
とても便利すぎるアイテムですが、時々訳が分からない文脈で英語から日本語に翻訳される時もありますが、無料アプリなのでそれは愛嬌ってことで (^^;)
長い文章を翻訳してもだいたい意味は通じるレベルなので問題ないです。
製品のSPECなどで分からない文章や単語があればこのアプリを使ってもいいし、PC版の「Google翻訳」で単語や文章をコピペして翻訳しても問題ないレベルです。
最初は少し面倒かも知れませんが、そのうちすぐに慣れてきますので根気よくやってみて下さい。
また、RRSの製品は色んなオプションが選択できます。
英語が読めなくても製品のオプションをクリックすると製品の画像がそのオプションを付けた状態に変化してくれるのでとっても見やすいです。
例えば雲台ならレバークランプ式にするか?それともねじ式にするか?みたいに自分の好みに応じてオプション選択ができ、その内容によって画像や金額が変動していきますので確認がしやすいです。
4・RRSの会員登録をする
購入する前に、先にRRSのアカウント作成(会員登録)を済ませておいた方が良いでしょう。
RRS製品は品質がとてもよいのでまた欲しくなる製品が必ず出てきます。
一度会員登録をしておけば、次に購入する際に面倒な個人情報の入力など省略できます!!
RRSのホームページのトップページ右上にあるLOGIN/REGISTERをクリックします。
すると上記の画面になります。
画面右側のNEW CUSTOMERと表記されている所で名前やメールアドレスを入力して下にある赤枠のCREATE ACCOUNTをクリックすれば完了です。
※ 注 意!!
ひょっとしたらこの時点で名前や住所、カード情報などの個人情報の入力画面に行くかも知れません。
その場合はそれぞれの入力をして下さい。
うる覚えですいません… (^-^;
個人情報の入力については、「6・個人情報の入力の仕方」の項目を参考にして下さい。
会員登録が済めばアカウントを作成した画面左側のRETURNING CUSTOMEERと表記されている所からメールアドレスとパスワードを打ち込んでログインして下さい。
ログインができていると先ほどのトップページのLOGIN/REGISTEの部分が「WELCOME 〇〇〇」の表示に変わります。
〇〇〇が自分の名前になっているはずです。
5・いよいよ製品の発注
※ここから先はこの方法で買い物をしたとして、何かしらのトラブルが起きても当方は一切責任を負えませんのであくまでも自己責任でお願いします!!
欲しい製品を選択しオプション等を入力します。
製品の画像の隣に緑字でIN STOCKと表記されていれば在庫ありってことです。
入力が完了したら赤枠の「ADD TO CART」をクリックします。
「ADD TO CART」をクリックすると上記の画面が出てきます。
製品を一つしか購入しないのなら「VIEW CART&CHECKOUT」をクリックします。
製品を複数買うなら「CONTINUE SHOPPING」をクリックして次の製品へと継続して買い物をして下さい。
「CONTINUE SHOPPING」はAmazonとかで言う【カートに入れる】ってやつです。
製品をカートに入れる度に上記トップページの右上にあるカートマークの所の金額がUS$で加算されていくので現在の金額が確認ができます。
購入したい製品を全てカートに入れたらトップページのカートマークをクリックします。
(上記画面の右上部分を拡大しました ↓ ↓ ↓)
「VIEW CART」をクリックすると、これまでカートに入れた製品の一覧が見れます。
「CHECK OUT」はすぐに購入の手続きに入るみたいですが、再確認の意味で「VIEW CART」で製品やオプション等の確認をしてから購入することをお勧めします。
「VIEW CART」をクリックしたら上記の画面になります。
購入する製品に間違いがなければ、「PROCEED CHECKOUT」をクリックして後は購入に必要な個人情報を入力するだけです。
もし、キャンセルしたい製品があった場合は金額表示の下にある「REMOVE」をクリックすればキャンセルされカート内から削除されます。
6・個人情報の入力の仕方
アカウント(会員登録)を作成した時に住所や電話番号などの個人情報を入力していなければ、「PROCEED CHECKOUT」をクリックした後に住所や連絡先等の個人情報を入力する画面が出てくるので入力して下さい。
日本のネット通販で購入する際に記載するような個人情報の内容なので特に難しく考えることはありませんが下記の内容を参考にして入力して下さい。
First Name:名前
Last Name:姓
Street Address:住所の市町村名の後を番地から入力
City:市長村名
Country:JAPANを選択
State:都道府県 ※JAPANを選択すると日本の都道府県が選択出来るようになります。
Zip Coad:郵便番号 123-456でも123456でもどちらでもOK
Phone No:電話番号
市外局番の0を外しその前に日本国番号+81を付けて記入します。
例1:(東京の場合)03-1234-5678 → +81-3-1234-5678といった具合です。
携帯番号も同じやり方です。
例2 :090-1234-5678 → +81-90-1234-5678
後はクレジットカード情報の入力もありますが、カード番号、カードの期限、セキュリティーコードを入力します。
この他には請求書の住所と送り先の住所などを書き込む欄もあります。
個人輸入だと殆どの人が一緒だと思いますが、もし違う場合は下記を参考にして入力をして下さい。
Billing address:請求書の送り先を入力
A6・ddress type:Residential(自宅)か、Business(勤務先)を選びます
Company Name:会社名 ※請求書の送り先が自宅の場合は入力する必要はありません。
個人情報の入力はこんな感じだと思いますが、文章や単語が分からなけばGoogle翻訳でこまめに調べて下さい。
あと入力ミスにも気を付けて下さい!!
間違いがあると後々面倒です (^^;) ← 実は間違えた経験者です(>_<) …詳細は後述
ちなみにこれらの情報はネット購入が苦手な自分でもすんなりと入力できたので問題ないと思います。
入力が進むと最後の方で配送方法の選択をしなければなりません。
基本は「UPS SAVER」か「UPS Worldwide Express Plus」の二択ですが、荷物の量によって送料も変わってくると思います。
今回はRRSの雲台のほかにプレートなど小物を8点ばかり発注しましたが段ボールの小箱一つで送られてきました。
ちなみに「UPS SAVER」と「UPS Worldwide Express Plus」はともにアメリカの運送会社ですが、日本国内の配送はクロネコヤマトが提携しているようです (^^;)
そして気になる送料のお値段は…
「UPS SAVER」$91
「UPS Worldwide Express Plus」$81
今回購入した分の送料は日本円で約9,000円~10,,000円ぐらいでしょうか。
どちらとも航空便なのでお高いですがアメリカから配送されるので仕方ないですね。
見比べると$10の差額がありますがこれは納期の違いが値段に反映されています。
ちなみに送料の金額は運送会社を選択する画面にちゃんと記されているので確認して選択して下さい。
運送会社を選択すると購入した製品の金額に送料が加算されます。
発送されると荷がいまどこにあるか?日本国内の運送屋さんみたいに追跡も出来ます。
今回はUPS SAVERを選んでみましたが、金曜日の夜中に発注して日曜日の午前中には自宅に届くというアメリカからとんでもない速さで送られてきました (^^;)
3日もあれば届いてしまうのでこれには正直驚きです。
ちなみにUPS Worldwide Express Plusは納期に1週間程度掛かるみたいです。
お急ぎでない方はこちらでも十分ですね (^^)/
7・消費税
さて無事にアメリカから発送された荷物は日本国内を流通して届けられます。
はるばる海を渡ってやってきた待望のRRS製品を受け取る際に税金を納入しなければなりません (T_T)
これは世間で言う消費税ってヤツですね (^-^;
これは単純に購入した金額の10%って訳ではありません。
ちょっとした計算をして算出します。
それでは今回購入した例で計算してみましょう。
RRSの製品の購入金額は$1486でした。
まずここから送料の$91を引きます。
1486-91=1395
$1395になりましたが、個人輸入の場合はその金額の60%を算出してその内の10%が消費税となります。
つまり…
1395×0.6=837
837×0.1=83.7
$83.7が消費税となる訳です。
これを日本円に換算すると今回は8800円の消費税でした。
ちなみにこの消費税は日本国の消費税のことです。
先ほど個人輸入の場合は購入金額の60%からさらに10%にしたものが消費税と書きましたが、どこからその60%なんて数字が出てきたの?って疑問がどんどん湧いてきて抑えきれずに思わずUPS JAPANに問合せしてみました。
簡単に言ってしまえばこの60%ってのはお店の仕入れ価格みたいなモンです。
例えば500円で仕入れたものを500円で売っては商売になりません。
500円で仕入れて1000円で販売するから利益が出ます。
なので個人輸入の場合は自分が1000円で買うお客の立場ではなく、500で仕入れるお店の立場でいいからその金額で税金を納めて下さいってことらしいです。
つまり、この品物を販売するときに販売店の業者さんは販売価格に対してだいたい60%ぐらいで仕入れている事が多いようだから、消費税は販売価格の6掛けで全然オッケーだよっ(^_^)v ってことなので、日本国の税金はある意味優しいですよね (^-^;
海外から個人輸入しても、通常の消費税みたいに販売価格に対して10%が消費税の対象となっても不思議ではないですが、個人的にこの個人輸入の消費税の事を「消費税の6掛け」っと名付けてやりました(笑) ←そのまんまじゃん (^^;)
また、輸入する品目によっては関税なども掛かるようですが、基本的には個人で使用する目的で個人輸入される場合は関税などは掛からないことが多いようです。
なので今回は関税は0円でした。
ちなみにこの消費税の納税は輸入する際に本来なら自分で手続きをしてやらなければいけないらしいのですが、現実的にはそんな事までやっていられません。
これは、ありがたい事にUPSが代行して手続きをやってくれています。
その支払いが荷物を受け取るときに支払う「消費税」なのです。
例えが悪くてよく理解できなかったかも知れませんが、とにかく上記の計算をしておけばだいたい消費税の見当はつきますので参考にして下さい。
8・まとめ
いかがでしたか?
RRSの個人輸入に限っては思っていたよりもハードルは高くなかったです。
やってしまえばどうってことなかったなぁ…ってのが正直な感想です。
今回の買い物をまとめてみると…
製品の購入に$1486(送料込み)でした。
日本円で支払った金額は16万円ちょっと。
それに消費税8800円が加算されるので…
合計 約17万円ぐらいでした。
こうして改めて金額を見ると大きな買い物でしたね… ^_^;
しかし、日本国内でこれだけのモノを揃えるとなると諭吉さんがあと10人いても足りないかも…です。
そうまでして買ったのはいいけど、やはり海外メーカーなので不具合が起きた時の対応などには不安がありました。
国内の代理店で購入していればお店任せで安心ですが、個人輸入だと自分でやり取りする事になります。
果たしてそんな事が本当に自分にできるのか?そんな不安を払拭するようなちょっとしたアクシデントが購入した際にありました。
そのアクシデントとは、注文が確定した後すぐに確認メールがあるみたいな記述があったのでワクワクしながら待っていたら…
待てども待てども一向にRRSからメールが来ません (?_?)
1時間以上待ってもメールが届かず…
あれ?って思って自分のアカウント(会員情報)を確認したら、なんとメールアドレスが一文字間違っているではありませんかぁーーー (/ _ ; )
すぐにアカウントの編集画面から変更をしようと試みたのですが、電話番号や住所は変更出来てもなぜかメールアドレスだけは変更できません。
たちまちに焦りと不安がよぎり途方に暮れてしまいました (T_T)
そこで一か八か思い切ってRRSにメールを出してみることにしたのです。
もちろん英文の作成は頼みのGoogle翻訳です。
すると15分ほどでRRSから返信があり、メールアドレスをこちらで変更しておいたから仮パスワードを発行するのでそれでログインをして、すぐにパスワードをオリジナルのモノと変更して下さいっと指示がありこの件は無事に解決しました。
その後調子に乗って他にも質問したいことがあったので、続けて何度かメールの交換をしましたが問題なくできました (^^♪
ちなみにメールを最初に送った時、「英語は初心者なので宜しくお願いします…」
っと一文を入れてから本文に入りました。
RRSからの返信は冒頭に
「あなたの英語はパーフェクトです!!」
って書かれてきたのにはウケました(笑)
中々ユーモアがある返信でしたが、こんなこともあってか、もしRRSの製品が不具合を起こしても修理等のアフターも問題なく自分で対応できそうだな…って妙な自信がついています。まさに「怪我の功名」ってヤツですね (^^)/
それにしてもRRSの対応の速さには好感が持てると同時に今は信頼できるメーカーだと思っています。
自分みたいにRRSが欲しくても個人輸入がネックで前に進めない人がいましたら、何かの参考になってくれれば幸いです。
最後に…
Google翻訳は偉大な文明です (-。-)y-゜゜゜
祝 Kumamon’s diary 開設3周年記念
こんばんわ!!
超・超・超久しぶりのブログ更新です・・・。
2017年4月以来の更新なので約1年半ぶりですね (^^;)
そして、今日9月1日はブログを開設した日にもなります。
今日で丸3年になりました!!
って言っても、その半分は更新していませんが・・・ (>_<)
さて、前置きはそれぐらいにして・・・
ブログをさぼってる間は写真を全然撮っていなかった訳ではありません。
その逆で暇さえあれば撮影には出掛けていました。
機材も色々増えたりして、相変わらずカメラライフを満喫しています (^^♪
またボチボチこのブログを更新していきますので改めて宜しくお願いします!!
うーーーん・・・
そうは言っても、あまりにも久しぶりすぎて何を書いて良いのか分からない状態ですが、とりあえず最近撮影したしたモノからにしましょう。
まずはこの一枚から!!
CAMERA:Nikon D850 LENS: AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
焦点距離 24mm F2.5 SS 13 露出 0 ISO 1000
先日、山中湖へ写友のI君と撮影に行ってきました。
狙いはもちろん天の川です。
現地に到着した時は空が雲に覆われていて撃沈を匂わすような雰囲気でしたが、粘り強く待機していたら雲の切れ間から天の川が見えてきました。
雲のナイスアシストのお陰で少し荒々しさが出てイイ感じで撮影出来たと思います (^^♪
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
焦点距離 24mm F1.8 SS 13 露出 0 ISO 1000
こちらは雲がなくなり天の川がクッキリ見えてきた頃です。
しかし、少し右に寄ってしまいましたね (^^;)
天の川の移動速度は意外に速いので、中々自分が思った通りには撮らせてもらえないモンですね (T_T)
それでもこれを撮れたならOKっとしましょう。
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm F2.8 SS 20 露出 0.3 ISO 1600
今度は横構図で撮影しています。
天の川を撮影する時は基本縦構図で撮る事が多いですが・・・
最近は数カットは横構図でも撮るようにしています。
って言っても、この日はカメラを2台体制で撮影していたので、縦構図と横構図をそれぞれ撮影していました (^^;)
右側にひと際明るく光って見えている星は火星ですね (^^)/
ちょうど薄い雲が掛かって天然のソフトフィルターになってくれてラッキーでした。
ボヤっと滲んでくれてイイ感じになってくれましたね (^^)v
天の川の派手さはないですが、横構図はいつも見慣れた構図なので落ち着きます (^^♪
今回の星撮りは広角の単焦点レンズですべて撮影していますが、星撮影にはもうなくてはならい相棒です!!
このあと、山中湖から移動して撮影を続けましたが、その時の様子はまた後日更新します (^^♪
ちなみに撮影日は2018年8月18日です。
世間では真夏の盛りですが、この日の山中湖の夜の気温は11度でぶるぶる震えながら撮影していました (>_<)
残暑が厳しいですが秋はすぐそばまで来ていますね (^^;)
それではまたお会いしましょう (^^♪