三脚&雲台システムを一新 !! ~海を渡ってやってきたRRS(Really Right Stuf)の製品たち~ (雲台編)
こんばんわ (^^)/
今日はRRS(Really Right Stuf)の雲台関連の製品についてのお話です。
前回のブログで初めての個人輸入でRRSの製品をゲットしたことを書き綴りましたが…
そのRRSから購入した雲台関連の製品について振り返ってみたいと思います (^^)/
その時のブログはこちら ↓ ↓ ↓
目 次
1・個人輸入したRRS(Really Right Stuf)製品ラインナップ
1. BH-55 LR BH-55 Ballhead with full-saizu Lever-release clap
2. TH-55 DVTL-55 Davetail Plate
3. LB-55 CorduraⓇPouch
4. B2-LR-Ⅱ Lever-release style quick-release clamp,60㎜
5. BD850 Base Plate
6. BD850-L Ultralight L-Plate Ultralight L-Plate for Nikon D850
7. BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
8. LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
9. LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
2・雲 台
超広角レンズからバズーカーと呼ばれる超望遠レンズまで、世の中のカメラマン達を魔性の魅力で誘惑し、まるで底なし沼のような泥沼にどんどん引きずり込んでいく深い闇の世界…これが世間で言う「レンズ沼」ってヤツです(笑)
そのレンズ沼にハマりにハマったお陰で?広角から望遠まで一通りレンズは揃える事が出来ました。
特に望遠レンズは自分が撮影する被写体では焦点距離が400㎜のライトバズーカーさえあれば全然足りているので現状は大変満足しています。
↑ いずれは500㎜、600㎜クラスのレンズにも手を出すかも (>_<) いや、 絶対に手を出す… (T_T)
Manfrotto MT 055CXPRO3 / MH XPRO-3W
しかし、フルサイズ(Nikon D850)のボディーにそのようなレンズの組み合わせとなってくると、これまで愛用してきたマンフロット の三脚 & 雲台のシステムでは少し貧弱で、ブレの原因となって泣かされることもしばしば… (>_<)
それを解消する為に雲台と三脚のシステムの見直しが必要となってきたのです。
BH-55 LR BH-55 Ballhead with full-saizu Lever-release clap
そんな新システムに必要な雲台としてRRS(Really Right Stuf)のBH-55に白羽の矢を立てました。
くぅ~~MADE IN THE USAのタグが眩しすぎるぜ!!デザインがシブすぎてニヤニヤしてしまう (ᵔᴥᵔ)
RRSはアメリカのメーカーですが、製品の質の良さから日本でも多くのカメラマンに愛用されていますね。
その恩恵なのか海外のメーカーにも関わらず、皆さん熱心に情報を発信してくれるのでSNSで欲しい情報が入手できリサーチしやすいです。
自分の場合は撮影機材マニアの写友のO君が、実際に使用してみた感じのプラスα情報も得ることが出来たので購入に向けてよく検討ができました。
結論から言うとRRSのBH-55は使い勝手がいいので大変満足をしています (^^♪
ロックノブ、パンノブ、フリクションコントロールのいずれも操作性が凄くいいです。
グローブをはめたまま操作ができましたが、山に籠って撮影する時も多々あるのでこれはありがたいです。
BH-55は重さは890g、耐荷重は23Kgもあり、これまで使用してきたマンフロットの3way雲台よりも軽くて耐荷重は約3倍もあります。
また、ボール径は55㎜と大きく、高さは94㎜、ベース径は73㎜です。
低い重心が見た目でも分かりますが、この低重心構造はブレを防いでくれるのに必要な構造です。
自由雲台は初めて使うのでどんな感じなの?って思っていましたが、フリクションコントロールでボールの動きの滑らかさが好みに調整できるので思っていた以上に微調整がしやすいです。
また、雲台のクランプにはアルカスイス互換のクランププレートが最初から付いてます。
クランプ方式はレバー式かスクリュー(ねじ)式のいずれかを購入時に選べます。
ここで、ちょっと話がそれますが先程「アルカスイス互換のクランププレート」が出てきたので雲台のアルカスイス化についてザックリと説明しておきますね。
もうアルカスイスについてご存知の方はスルーして次項のクランプレバーに進んで下さい (^^;;
よく、雲台のシステムで「アルカスイス」って見たり聞いたりすることがあるかと思います。
雲台のアルカスイス化は個人的には必須項目ですが、「アルカスイス」とは高級雲台を製作している会社の名前です。
詳細は検索して頂ければすぐに分かると思うので省略させてもらいますが、アルカスイスの雲台システムは固定力や安定性など世界最高峰と呼ぶにふさわしい製品です。
その雲台システムをRRSやKirkそれにマンフロット等々…いまや世界中の数多くのメーカーが真似をするようになっています。
つまり、世界が認めた雲台システムに互換性を持たせるように各メーカーが製造をしているって訳です。
これだけ見てもアルカスイスの雲台システムがかなり優秀だと言う事がお分かりになると思います。
なので、今回の場合は…
RRSの製品でアルカスイスの雲台システムに互換性を持たせていますよぉーって事になります (^^;)
これが世間で言う「アルカスイス互換」ってやつです。
実はこのアルカスイス互換については、後で説明しておきますが落とし穴があるので注意して下さい ( ^^;)
もうすでに主流となりつつあるアルカスイスの雲台システムですが、自分みたいにワンランク上の雲台や三脚が欲しいなぁ…って時には必ずその名前が出てきます。
特に雲台のお話にはアルカスイスはついて回るモノなので、ほんの少しだけ触れておきました。
BH-55 LR BH-55 Ballhead with full-saizu Lever-release clap
さて、話しを戻しますがBH55-LRのクランプはレバー式を選んでおきました。
ここにカメラを設置してクランプでガッチリ固定します。
スクリュー(ねじ)式と好みが分かれるところですが、スクリュー式の場合はねじの締め忘れや締めが甘くなってることに気付かない可能性があります。
実際に雲台のねじを締め忘れて三脚を持ち上げようとした写友が、カメラごと雲台から落としているのを目撃したことがあります。
結構そそっかしい所が自分にはあるので、少しでも危険なリスクを回避したいこともあって目で見てパッとクランプしているのが分かるレバー式にしてみました。
またワンタッチで脱着できる利便性もあります。
ちなみにレバーの動きは、固定→半開き→開放の三つの操作があります。
しかし、レバー式クランプにもデメリットはあります。先ほどのアルカスイスのお話に出てきた落とし穴がコレです。
それは、それぞれが違うメーカで製造されたアルカスイス互換の製品同士では、レバー式クランプだと締め付けた時に若干ガタつきが出たりして対応できないことが多々あるので注意が必要です。
つまり、クランプ式だと一定のクランプ幅で締めているので、寸法の違いがあるとガタになったり締め付けられなかったりします。
反対にねじ式クランプだと、多少の寸法の違いはネジの締め付けで吸収できるので、他のメーカー製品どうしでもしっかりと対応できる事が多いようです。
色んなメーカーを組み合わせた雲台システムをやりたい場合はねじ式クランプの方がいいかも知れません。
どちらにしても、目的に合わせてしっかりとリサーチして検討された方がいいでしょう。
アルカスイス互換はあくまで「互換」なので、世界で共通された規格ではありません。
悪く言ってしまえば、各メーカーごとにアルカスイス社の規格を真似して製作しているだけなので若干の寸法の狂いがあっても仕方がないことですね (^^;)
LB-55 CorduraⓇPouch
これはBH-55LR用の雲台ポーチです。
雲台はクイックリリース化にして持ち運ぶようにしたいのでこのポーチを購入しておきました。
これはRRSに確認した訳ではないですが、LB-55 CorduraⓇPouchと記載されていたので、Cordura(コーデュラ)の材質で出来てる製品では?って思っています。
コーデュラ®とは、ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、インビスタ社の登録商標。 高機能の衣服、用具、ワークウェアに使われる「丈夫な素材」。現在ではさらに耐久性が必要とされる衣服や用具から日常着にいたるまで様々な製品に使用されている。
出典:コーデュラ : CORDURA 意味・用語解説 – ファッションプレス
たまたまコーデュラ製品について仕事で少し携わる事があったのでその時初めて知った素材ですが、ポーチ自体もしっかりとした作りなので安心して雲台を入れておけます。
しかし…まったく同じものが雲台の付属品としてありました (>_<)
これは痛恨のミスでしたね (T_T)
まさか付属品で同じモノが入ってるなんて思ってもいなかったのでわざわざ購入してしまいましたっ (>_<)
リサーチ不足でしたがよくよく考えてみればお値段がお値段だけに付属されて当たり前だったかも…。
まぁ、出来がいいポーチなので他に使い道はいくらでもあるので全く問題ないです!!
3・雲台のクイックリリース化
BH-55 LR & B2-LR-Ⅱ
これはBH-55LRの雲台をB2-LR-Ⅱのレバー式クランプに装着した画像です。
本来なら雲台は三脚に固定するのがまだまだ一般的です。
クイックシューが付いているカメラを雲台からワンタッチで脱着するのは皆さんやられていますが、最近は雲台そのものを簡単に取り外せるようにした「雲台のクイックリリース化」をしている人が増えてきました。
利点としては、移動の際にどこかにぶつけて壊したりすることもないですし雲台を外せば軽くなって三脚の持ち運びにも便利です。
登山をして撮影する機会もありますが三脚をリュックに背負っていては全く見えていないので注意していても岩や木などに雲台をぶつけてしまう事が多々ありました。
また、トラベル系からガッチリ系まで複数の三脚を持ていますが、必要に応じていちいち雲台を取り付けたりするのが面倒なので現状は全ての三脚に雲台を付けています。
しかし、B2-LR-Ⅱのレバー式クランプだけ付けておけば高性能の雲台をそのまま運用できるのです。
このように雲台のクイックリリース化することで無駄が省け効率よく三脚を運用できます。
それに高級雲台の部類に入るのでちゃんと管理はしたいですよね (^^;)
B2-LR-Ⅱ Lever-release style quick-release clamp,60㎜
雲台のクイックリリース化をする為に、このB2-LR-Ⅱクランプレバーを三脚に直付けします。
これもスクリュー(ねじ)式とレバー式を選べますが…
ワンタッチで脱着できるのと、ねじの締め忘れが嫌なのでレバー式を選びました。
クランプの長さも色々と選べますが60㎜もあれば十分です。
ちなみに左右にU字の溝が加工されていますが、これは落下防止用のねじがこのU字の底の部分に当たってそれ以上滑り落ちないような構造になっています。
クランプの中央の穴は3/8のタップが、左右には1/4のタップがそれぞれ切ってありますが、これがドリルで穴をあけたモノだけのクランプもあるので発注する時は十分注意して下さい。
TH-55 DVTL-55 Davetail Plate
上記の画像はBH-55LRの雲台にTH-55 DVTL-55 Davetail Plate(ダブテール プレート)を取り付けたものです。
このダブテールプレートが先ほどの60㎜幅のレバー式クランプ(B2-LR-Ⅱ)のアリ溝に入り雲台を固定します。
ダブテールの固定は中央に3/8、左右に1/4の皿ねじを締め込んで固定します。
両端の小さな六角穴付きボルトは落下防止用のねじです。
※ねじ類やL型レンチはすべて付属品でついてきます!!
BH-55 LR & B2-LR-Ⅱ
雲台のクイックリリース化は個人的には超オススメです。
一度は検討してみてはいかがでしょうか (^^)/
病みつきになりますよぉ~ (^^♪
4・L型プレート
BD850-L Ultralight L-Plate Ultralight L-Plate for Nikon D850
風景撮影をするにあたってL型プレートは必要不可欠な存在です。
今さら言う事でもないですが、L型プレートは縦構図・横構図の構図変換を素早くできるので前から欲しかったアイテムです。
余談ですが、D850にAF-S 24-70 f2.8E ED VRのレンズをつけてマンフロットの3way雲台(MH XPRO-3W)で縦構図にすると、カメラに付けたクイックシューを親の仇のようにこれでもかって締めて置かないと、クイックシューがカメラの重みに耐えきれずカメラがおじきしちゃうことも度々ありました。要はクイックシューの締め付けに問題があるのです。
重さに耐えられるように、もう少し根性が欲しいところですねっ ^^;
また、縦構図にして天の川の撮影をしている時、構図に天の川をもう少し入れたくてカメラを上に振ろうとすると雲台のクランプレバーに当たってしまいます。
その時はクイックシューを逆に付け替えて撮影するのですが手間が掛かってかなりイライラします。
これはマンフロットの3way雲台の最大の弱点だと思っています。
はぁ…マンフロットはデザインはカッコいいのに勿体ないなぁ (-_-;)
星撮影は大好きでよく行くので早くからL型プレートの導入を考えていましたが、この事が雲台システムそのものを見直すキッカケにもなりました (^^;
話を戻しますが、今回はD850用とD500用の2機種のL型プレートを購入しました。
実はこのL型プレートが中々の曲者なのです…
カメラの機種によってL型プレートが分割するタイプと分割しないタイプのモノがあります。
BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
D500のL型プレート(BD500-L)は分割式のみ販売されています。
中央の1/4ねじはL型プレートをカメラに固定するねじです。画像の右側に同じ1/4ねじがありますがこれを緩めると縦方向のプレートを必要に応じてスライドさせることが出来ます。
スライドさせる目的は、カメラを後ろから見て左側にあるヘッドホン、USBなどの各ケーブルを通す隙間を作ることぐらいなので必要がなければスライドさせることはありません。
BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
スライドをさせるねじを完全に抜いてしまえばアルカスイス互換のベースプレート(画面右側)になります。
簡単に言ってしまえばアルカスイス互換のクイックシューみたいなもんですね(笑)
BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
D500用のL型プレートはカメラを固定したりり、プレートをスライドさせたりする時にネジを締めたり緩めたりしますが、その時に必要な工具であるL型レンチが収納できるようになっています。
マグネットで吸い付かせてレンチが外れないように工夫されていました。
これだと現場で必要に応じて分割できますね。
BD850-L Ultralight L-Plate Ultralight L-Plate for Nikon D850
問題はD850です。
D850は分割するタイプと分割しないタイプの両方があるのですが…
敢えて分割しないタイプのモノを購入しました。
理由はストラップの問題です。
上記の画像のストラップの部分をよぉーーく見て下さい。
縦方向のプレート部分がギリギリ干渉していないのが分かると思います。
これが分割するタイプだとストラップを通す部分のねじを外してからそこにプレートの縦方向を固定します。
これだとストラップが使えなくなってしまうのです (>_<)
手持ち撮影もすることが多いので、そそっかしい自分は首からカメラをぶら下げてないといつかカメラを落としてしまうかもしれません。
いや絶対に落としてしまう事でしょう (>_<)
なので、ストラップがないと困るのです。
その対策をされている方もおられるようですが、ここはシンプルにストラップがあったほうが良いって判断です。
D850用の分割プレートは機能的にはD500用と全く同じです。
D500用のL型プレートでも説明しましたが、D850用も分割式ではヘッドホン、USBなどの各ケーブルを通す隙間を作ることが出来ます。
自分の場合はそのような機能は一切使わないのでスライドさせる必要は全くありません。
しかし、最初から分割式のL型プレートにしておけばD500用のように分割した後にアルカスイス互換のベースプレートとしても使用できる利点があります。
それでもストラップに拘りました (^^;
無駄になるかもしれませんが分割できないL型プレートが壊れた時のことを想定して、アルカスイス互換のD850用ベースプレート(BD850 Base Plate)が単体で販売されていたので念のために購入しておきました。
ちなみに、分割しないタイプには、L型レンチは収納できません。
BH-55 LR & BD850-L Ultralight L-Plate
ここで少しまとめておきましょう。D500用は分割タイプのL型プレートしか販売されていませんが、ストラップには干渉しないので全く問題ないです!!
しかしD850用にはストラップ問題があります。
分割タイプも分割しないタイプも自分の撮影スタイルに合わせて検討された方がイイでしょう。
5・レンズプレート
LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
雲台をアルカスイス互換化にするってことは、望遠レンズのレンズプレート(台座)も当然変えなければなりません。
Nikonのレンズプレートは正直言ってあまり好きではありませんでした。
現在所有している望遠レンズは下記の2本です。
AF-S 70-200㎜ f/2.8G ED VRⅡ
AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
二本とも値段の割にはレンズプレートのチープ感が満載で少し頼りなく思えてしまいます。
LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
まずは、この画像を見て下さい。
AF-S 70-200㎜ f/2.8G ED VRⅡ のレンズプレートです。
左側がRRS製品で右側がNikon純正です。
RRSの方が全体的に大きくて作りがしっかりしていますね。
中央にあるレバーはプレートをレンズから外す時に使うレバーですが、RRSの方がレバーが少しで出ている分、操作がとてもしやすいです。
またレンズとプレートを固定するノブもRRSの方が大きいので回しやすく純正よりしっかりと固定することできます。
仮にも大三元と呼ばれその望遠を担うレンズなので、純正のレンズプレートはもう少し何とかならなかったのかなぁ…?って思っています。
LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
RRSのAF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8 のレンズプレートをひっくり返した画像です。
雲台に付けたダブテールプレートのように落下防止の小さな六角穴付きボルトが両端についています。
LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
クランプレバーを半開き状態にした時の画像です。
この状態ではクランプはされていません。
画像のレンズプレートをスライドさせるとクランプレバーの左右それぞれに加工されたU字の溝に落下防止用のねじが当たりレンズプレートが滑り落ちない構造になっています。
これで落下防止用のボルトがなければスライドさせた時に何も止めるモノがないので、そのまま勢い余ってカメラが落下してしまうことも十分に考えられるのでありがたい機能ですね (^^)/
(3・雲台のクイックリリース化参照)
LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR用のレンズカラーとレンズプレートです。
左がRRS、右がNikon純正品です。
こちらの方が大三元の70-200よりさらにチープ感がありました。
いい値段がするレンズの割にはこのお粗末なレンズプレートについて、購入されたユーザーさんからは結構不満を漏らしている声が多く聞かれます。
これを見れば一目瞭然ですね。圧倒的にRRSの方がしっかりと作らています。
LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
RRSのレンズカラーはこのように割れる構造です。
Nikon純正品は板バネがカラー内に入っていて、そのバネを広げるようにしてレンズに通して取り付けます。
バラす必要がなければどうでもいい話ですが、純正のバネ式は結構力を入れて広げてレンズに通すのでバラしたり組み立てをするにはちょっとやりずらいです。
RRSの方はただ挟み込むだけなのでとても簡単です。
ただ購入する際に注意が必要です。
これはレンズカラーとプレートをセットで購入したモノですが、レンズカラーのみで販売されてもいます。レンズカラーだけではレンズに装着できないので間違えないで下さい。
6・まとめ
いかがでしたが?
現在撮影に行くのに最低限必要とする装備を今回はRRSから購入しました。
他にもこれいいなぁ…って製品もありましたが、新しく三脚も更新しなくてはならないので予算内のギリギリってところで打ち止めしておきました(笑)
RRS製品をこれからも揃えてくつもりですが、インチサイズのL型レンチぐらいは持っていた方がいいかも知れません。
TRUSCO(トラスコ) ボールポイント六角棒レンチセット 13本組(インチタイプ) TBRI-13S
- 出版社/メーカー: トラスコ中山(TRUSCO)
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仕事柄、こうした工具は持っていますが付属されているレンチがちょっと頼りなく思えたので自分の工具を使いました。
そんなに高価なものではないので合わせて購入されることをお勧めします。
それにしても、最初の頃あまり気にならなかった事でも、撮影機材が増えるにつれて色々問題が起きてくるようになりました。
そこで道具も自分の撮影スタイルに合わせってステップアップをしていくわけですが、雲台一つをとっても最初は…
アルカスイスって何?なんで互換って付くの??
落下防止ってなによ?意味がわかんない。
雲台のクイックリリース?なんで三脚から外さなきゃならないのよっ!!
ってな感じで、右も左も全く分からない状態から写友に教えてもらったり自分で調べたりとちょっとだけ勉強しました (^^;)
それらの疑問が解決すると、それじゃRRSの製品は一体何から揃えればいいのさ??ってことで随分悩みました。
なので、自分みたいに雲台システムをアルカスイス化したい方でRRS製品で揃えたいけど何から揃えなければいいのか分からない!!って方の参考になれば幸いです。
また、未だにこれは何に使うの?ってRRS製品もあります。もっと研鑽に研鑽を重ねて勉強していきたいと思っています。
今後もRRSの製品をボチボチ揃えて行こうと思っているので、その時はまた紹介させてもらいます (^^)/
次回も三脚について大いに?語ります(笑)
乞うご期待!!