秋の甘利山で雲海撮影に挑戦 (^^)/ 甘利山・・・最高っス!! 前編
秋もだいぶ深まってきましたね。
今週はスーパームーンの話題もありましたが、撮る気満々で準備をしていましたが生憎の天気で拝めませんでした (>_<)
ちょっと残念でしたね。
さて、今日のお話は今シーズン最後の甘利山の撮影に行ってきたレポートになります。
先週の週末は土・日休みになったので、冬季閉鎖になる前に二日とも甘利山に行って撮影をしてきました。
二日間の撮影ってことなので、前編と後編の二部構成でレポートさせてもらいます (^^)/
まずは前編からご紹介しましょう。
っとその前に・・・
甘利山って言ったら言わずと知れた雲海撮影の名所ですよね (^_-)-☆
他にも富士山と雲海の撮影が出来るポイントとして、長野県の高ボッチ高原、山梨県の新道峠、そしてこの甘利山の三ヶ所は超有名どころです。
個人的には「富士山三大雲海」って勝手に命名していますが・・・ (^^;)
中でも甘利山は自分が一番好きなポイントなのです。
特にあそこで見る朝日が昇ってくる瞬間がたまらなく好きですねぇ。。。
この三つのポイントでは、そんな絶景を甘利山だけが見ることが出来るのです。
前回撮影に行った時が初撮影でしたが、その時は残念ながら雲海は出ませんでした。
その時のブログはこちら↓↓↓
でも、甘利山で初撮影をした前日に高ボッチ高原で雲海撮影が出来ていたので、この時は雲海が出ないことを承知であいさつ代わりに撮影をさせてもらいました。
さてさて、今回は念願の雲海撮影ができたのでしょうか・・・ (^^;)
それではサクッと甘利山に行ってみましょう!!
2016年11月12日
今週は土・日が休みとなったので、花の金曜日に仕事を終えて帰宅すると急いで身支度を整え甘利山に向かいます。
前回撮影に行った時は雲海と富士山のコラボは撮れませんでしたが、今回は気象情報やこれまでの経験をフルに駆使して、雲海発生確率は60%と弾き出しました (^^)/
ちなみに新道峠は90%、高ボッチ高原は70%と雲海発生率を予想しています。
あえて確率が一番低い甘利山に行くわけですが、どうしてもここの雲海と富士山のコラボを撮影したかったのです。
って言うのも新道峠も高ボッチ高原もすでに雲海の撮影はこれまでに経験をしています。
個人的に「富士山三大雲海」っと勝手に命名しておきながら、残りの一つを制覇しておかない訳にはいきません。
それに、ここの雲海を撮影しておかないと2016年の年を越せないのです (;^_^A
ってな訳で、悲願達成に向けていざ出陣です!!
安全運転で走行し、日付が変わった午前1時に甘利山に到着しました。
すでに10台ほど駐車場には車が停まっています。
ここでの自分の撮影ポイントは、ほとんど人が来ないので場所取りをする必要がありません。
そんなにガツガツ慌てる必要がなく、ゆっくりできます (^-^)
とりあえず仕事疲れもあったので仮眠を取ることにしました。
午前3時、いよいよ甘利山に向けて出陣します。
嫌なことを思い出したくはないですが、高ボッチ高原で三脚の盗難被害にあったので今回から新しい三脚を持参しています。
その時のブログはこちら↓↓↓
新三脚は前の三脚よりバージョンアップをしていて、お初のカーボン三脚を購入してみました。
っていうか嫁さんに頼み込んで買ってもらったのが現実ですが・・・ (^-^;)
あの、忌々しい三脚盗難事件のあと、かなり凹んで帰宅して免停になったことや大事にしていた三脚が盗まれたことを嫁さんに話したのですが・・・ (^^;)
新しい三脚をすぐに買ってもいいかなぁ?
っと、恐る恐る聞いてみたところ、あまりにも度重なる不幸が続いたので可哀想に思ってくれたのか、購入にあたりいくつかの条件を出されましたが、最後は買ってもいいよっと言ってくれました。
ダメ元で頼んでみたので、ついつい嬉しくてこれまでのアルミ製の三脚から調子に乗ってカーボン三脚をすぐさまAmazonでポチってしまったのです (^^;)
翌日、待ちに待った三脚が届いて喜んでいたところ、これいくらしたの?って嫁さんに聞かれたので正直に答えたところ・・・。
なにレベルアップしてんだよ (; ・`д・´)
っと、ブチ切れたご様子でさらに購入条件を増やされてしまいました (T_T)
はぁ…こらから毎日のお風呂の清掃と可燃物に加え不燃物のゴミ捨てまで追加されてしまいました (T_T)
しかし、さすがは空手家の妻であります。。。
かつて全日本を三度制した空手家を一瞬にしてビビらすとは・・・ (>o<)
ここぞという時の凄みは、大変恐ろしいモノがありました (^^;)
おぉーコワっ・・・ 鬼嫁やん(>_<)
とにかく紆余曲折はありましたが、なにわともあれ新三脚のデビュー戦です (>_<)ゞ
これでバッチリと雲海と富士山をカメラに収めて帰らないと、また何を言われるか分かりません (>_<)
気合を入れまくって甘利山の登山道に入っていきます。
息を切らせながらせっせと登山道を登り、撮影ポイントに到着。
真新しいカーボン三脚を広げて、いざ撮影開始です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F5.6 SS 25.0 露出 -0.7 ISO 1600
なんちゃって雲海らしきものが出ていますねぇーーー (^^♪
このまま広がってくれればいいのですが・・・。
メインの撮影ポイントはかなり人が居たみたいですが、ここのポイントには自分以外は誰も居ません!!
お陰様でゆっくり撮影が出来ました (*^^)v
おうし座流星群?の影響でしょうか・・・(^^;)
すごく小さいですが、流れ星もゲットできましたぁ!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 30mm F4 SS 13.0 露出 0 ISO 1600
時刻は午前4時30分ぐらいにです。
またもや流れ星をゲットしました (^^♪
インターバル撮影をしていた訳ではないので、たまたまシャッターを切った時の偶然の一枚です。
雲海が少し広がってきていますね (^^)/
これだと期待が持てそうです。
って言うか、鬼嫁に怒られるから頼むよぉぉぉーーー (>_<)
雲海でてくれぇぇぇーーー!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F5.6 SS 25.0 露出 -0.7 ISO 1600
時刻は午前4時40分です。
またまた流れ星をゲットしましたぁーーー (^^♪
それにしてもすごい確率でゲット出来ています。
結局この日は約2時間の間に7個の流れ星の撮影をしています。
インターバル撮影ではなく、適当にシャッターを切ってこれだけの流れ星に恵まれた事は初めての経験ですね・・・。
ところでカーボン三脚はイイですね (^^)/
これまでのアルミ製の三脚は、カメラの液晶画面を拡大してピンをマニュアルで合わせるのにピントリングを回しただけでしばらくユラユラと合わせたピンが微妙に揺れていました。
特に望遠レンズを装着した時には、その傾向が強く感じられましたね。
揺れが収まってからシャッターを切っていたので歩留まりが目立ち少し煩わしく感じることも多々ありましたが・・・。
しかし、カーボン三脚は揺れの吸収が素早く、ピントリングを回してピン調整をしたあとはほんの少しだけ微妙に揺れはしますが、ほとんど揺れはなく、すぐにピタッと止まってくれます。
カーボン三脚とアルミ三脚の振動に対する吸収率の違いは知識として少しだけ知っていましたが・・・。
そんなに言うほど変わらないだろう…
っと、ぶっちゃけそう思っていました。
ところがいざ実践で使ってみるとこんなに変わるモンなんだなぁ・・・
って実感させられましたね (^^;)
もちろんこれまでの三脚とはパイプ径も違いますが、それを差し引いてもカーボン三脚の良さが分かります。
鬼嫁?に怒られながら買いましたが・・・。
正解でしたね (^O^)v
カーボン三脚は少し値が張りますが、超お勧めです。
値段相応の仕事はキッチリとしてくれますよ(^_^)ゞ
それに、 三脚は長く使う道具の一つなのでこれこら購入の検討をされている方は、カーボン三脚もぜひ前向きに検討してみて下さい!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 48mm F6.3 SS 10.0 露出 0 ISO 2000
時刻は午前5時になります。
うっすら赤くなってきましたね。。。
それにしても、なんだか撮影をしていて違和感を感じます。
言葉ではうまく表現できませんが、いつもと違うように感じるのです・・・。
どうやら先に心の中に雲海が発生しているようで、モヤってしている感覚があって気持ちよく撮影ができません (>_<)
なんか変だなぁ・・・。
この辺りから自分以外は誰も居なかった現場ですが、ポツポツとカメラマンがやってくるようになりました。
どうやらメインのポイントはカメラマンで溢れかえっているようです。。。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 55mm F11 SS 2.0 露出 0 ISO 400
時刻は午前5時40分になります。
もうすぐ夜明けを迎えますね。
見て下さい!!雲海が出てきました (*^^)v
雲海予想は見事に的中したみたいです。
また、焼けてきた空がイイ感じですねぇーーー!!
うひょ~甘利山「最高」っス!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 29mm F11 SS 1.0 露出 0 ISO 200
時刻は5時50分となります。
今度は少し引いて撮ってみました。
これが甘利山から見る雲海です。
一面を覆う大雲海って訳ではありませんが、個人的にはこれぐらいの雲海が好きです。
雲海の下にある街並みも少し入っていた方が、雲海雲海しているよりも面白みがあるような気がします。
一面を覆う大雲海ももちろん好きですが、それで撮っても他所で撮った雲海の画と似たような画になってしまうような気がしてしまいます。
それにしても空が綺麗に焼けてきましたね。。。
これこそが・・・甘利山だからこそ見ることが出来る「絶景」なのです!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 70mm F11 SS 1/2 露出 -0.7 ISO 100
上の画と同時刻で、今度は富士山をメインに切り撮ってみました。
この日は、富士山のアップが凄く良かったです。
まさしく望遠レンズの出番でしたが、大三元の望遠は重いので車に置きっぱなしにしていました (>_<)
広角レンズは持ってきたのですが、まさかここで望遠レンズを使いたくなるとは・・・。
隣で撮影していたオジさんは、望遠と標準レンズの二台体制で撮影していましたが、望遠で撮影をしたモノをカメラの液晶画面で見せてもらいましたが、かなりイイ感じなのです (^^;)
後からトリミングすればいい話ですが、画質を落としたくないのであえてしませんでした。
次に来る時は望遠レンズを持参しなければ。。。
でも、あのレンズ超重いんだよなぁ・・・ (T_T)
さて、愚痴はこれぐらいにして・・・ (;^_^A
間もなく夜明けを迎えます。
朝日が出た時にゴーストやフレアーを極力抑えて撮影したいので、保護フィルターを外し・・・
え?
マジかよ・・・。
ここでとんでもないアクシデントが発生!!
うわぁーーーやっちゃったぁ・・・ (>_<)
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 50mm F18 SS 1/20 露出 -0.3 ISO 100
夜明けを迎えました (^^♪
富士山もきれいに赤く染まっていますね (^^)/
太陽の光芒もきっちり出ています!!
もう、最高ぉぉぉぉーーーー!!
って、手放しに喜びたいところですが・・・。
先ほどのアクシデントって言うのは、なんとPLフィルターを付けっぱなしでこれまで撮影をしていたのです (T_T)
前回、山中湖で紅葉の撮影をしてから保護フィルターと交換するのをすっかり忘れていました・・・。
なんというミスでしょう (>_<)
どうりで夜景を撮影している時に違和感がある訳です。
早く気付けばよかったのですが、まさかPLフィルターがついているとは・・・
全く考えもしなかったことです。
せっかく雲海が出たと言うのに・・・ポコペン(T_T)
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 35mm F16 SS 1/125 露出 -0.3 ISO 100
太陽が当たると一気に暖かくなってきます。
甘利山は標高が1700m近くあるので、とってもに寒い所なのです (>_<)
いつもこういう場所に来ては、太陽の恵みを肌で感じさせてもらっています。
太陽ってマジあったけぇ・・・。ポカポカ
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 46mm F1/160 SS -0.3 露出 0 ISO 100
時刻は午前6時30分になりました。
甘利山も紅葉がすっかり色づき、秋の本番を迎えていますね。
今回はアクシデントもありましたが、雲海の撮影も出来て良かったです。
っていうか、PLフィルターが付けっぱなしで撮影をしていた事が分かった時点で、明日のリベンジ撮影を決断しましたが・・・ (^^;)
ここで写友の歯科医のO君に連絡を取ってみました。
また高ボッチに撮影に行くと言っていましたが、念願の雲海撮影が叶ったのか気になっていたのです。
すると、大雲海の撮影が出来た様子でした (^^)/
O君曰く・・・富士山に雲が掛かったり掛からなかったりして、合間合間の撮影に苦労はしたみたいですが、なんとか切り撮れたと報告を受けました。
ついにやったね!!O君 (^^)/
O君の嬉しい報告も聞けたので、ここで山を下りることにします。
登山道にはビッシリと霜が降りていて、足元が滑りやすくなっているので慎重に下山します。
駐車場に着くと、一休みして帰路につきました。
中央高速の韮崎インターから一宮御坂インターまで行き、そこから一般道路で御坂峠を走って河口湖を抜けます。
その御坂峠からみた富士山がとってもきれいでした。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 60mm F1/320 SS -0.3 露出 0 ISO 100
富士山の下にある雲のあたりが河口湖になります。
新道峠から見ると、この雲が雲海として見えるわけです。
これだけの雲の量だと、新道峠はきっと大雲海が発生していた事は想像がつきます。
それにしても一面雲だらけですね。
すげぇー雲海だったんだろうなぁ・・・ (^^;)
ここで何枚か手持ちで撮影をして、本日の撮影は終了です。
いかかがでしたか?
甘利山は今月の11月25日から冬季通行規制となり、春までは登山道の入り口までの林道が通行止めとなってしまいます。
もう今シーズンは残り僅かな日数しか撮影に行く事ができません。
今回はアクシデントもあった中での撮影でしたが、明日の甘利山の雲海予想は70%だと個人的には予測しているので、もちろん撮影には行きます。
続編では、二日目の甘利山の雲海撮影の模様をレポートしたいと思います (^^)/
高確率の雲海予想をしてみましたが、果たして結果はいかに・・・。
乞う期待!!
それでは次回のブログでまたお会いしましょう (^^♪
どうでもいいけど・・・
PLフィルターなんで付けっ放しにしておくかなぁ (>_<)
穴があったら入りたいぐらい恥ずかしいです・・・ポコペン(T_T)