あぁ…高ボッチの悲劇 (>_<) 星降る最高の夜なのに・・・こんなにツイてない事って初めてです (T_T)
この間の週末は天候にも恵まれて、写真日和でしたねっ (^^)/
久しぶりに土・日休みとなったので、カメラリュックを背負って思いっきり撮りに撮りまくってきましたぁーーー!!
その時の模様は後日改めてレポートさせてもらいますね (^_^)ゞ
これから、まだまだ紅葉の季節は続くので週末限定のカメラマンの自分にとっては、週末ごとに天気が良くなってもらう事を祈るばかりです (^^;)
さて、今日のお話はあまり思い出したくはないのですが・・・ (T_T)
高ボッチ高原に今年二度目の撮影に行ったお話しになります。
前回はバッチリ雲海をカメラに収める事ができたのですが、満月の夜だった為、雲海だけの撮影で終わってしまいました・・・。
その時のブログはこちら↓↓↓
今回は雲海と富士山狙いはもちろんですが、その他にどうしても高ボッチ高原で星の撮影をしてみたかったのです (;^_^A
それではサクッと行ってみましょう!!
って、いつものように言いたい所ですが・・・。
タイトルにもある通り、聞くも涙?語るも涙?って思うほどの最悪な事態が起こってしまいました (>_<)
まぁ、自分の反省の意味も込めて嫌々行ってみることにしましょう・・・ (T_T)
2016年11月5日~6日
週末の土曜日。
仕事を終えて帰宅し前日に準備を万端に済ませておいたので、すぐに高ボッチ高原へと向かうことにしました。
愛車の燃料がちょっと心細い感じなので、近くのスタンドによってガスを満タンにしたら、いざ出陣です!!
今日は写友の歯科医のO君と一緒に、高ボッチ高原で撮影をする事になっています (^^)/
初夏の新道峠以来となるので、数ヶ月ぶりにO君との撮影会です。
O君は、土・日休みなので一足先に高ボッチ高原へ行っています。
自宅を出るときにO君に電話をしてみたら、すでに高ボッチ高原で待機中との事。
これから向かう事を告げるとO君は「今日は警察に捕まらないで下さいね!!」っと声を掛けてくれました。
そうです・・・二日前に山中湖で撮影を終えて帰る途中、一時停止違反でキップをきられたばかりなのです (>_<)
その時のブログはこちら↓↓↓
しかし、O君にそうは言われても・・・
「今夜はクレイジーナイトだぜ!!」
などと訳の分からない事を叫びながら、O君との久しぶりの撮影会にウキウキしながら愛車を飛ばしちゃいますっ (^^)/
順調に高ボッチ高原に向かって走行をしていましたが、河口湖から御坂峠に入るところでいきなりお巡りさんが道路に出てきて車を停めます。
自分の前を走っていた2台の車と、すぐ後ろを走っていた1台の車、そして自分の車とで合わせて4台の車が道路脇の空地に誘導されました。
飲酒運転の検問かな?・・・って思いながら空地に車を停めます。
「ちょっとスピード出しすぎちゃったねぇ。免許証出してもらえます?」
っと、妙に優しく?話し掛けてきた山梨県警のお巡りさんに対して ・・・(>_<)
「えっ??? マジ・・・(~_~メ)」
って思わず言ってしまいまうほど、かなり動揺している自分がいました (>_<)
これは、飲酒運転の検問ではなくスピード違反の取り締まりであった事は言うまでもありません。
空地に入れられた車4台が皆同じ違反をした車でした (>_<)
結局、法定速度の20kmオーバーってことで、またもや違反金を納める羽目になってしまいました。。。(T_T)
昨日、一時停止違反の違反金を払ったばかりなのにいぃぃーーー (>o<)
しかし、それだけならまだ立ち直れますが前科もあるのでこれで違反点数の合計が6点となってしまいました。
なので・・・
ついに免停確定です・・・ (T_T)(T_T)(T_T)
O君の忠告をちゃんと聞いておけば良かったです・・・ ポコペン (>_<)
さすがにしばらく凹みましたが、それでも最高の写真を撮れば復活できると信じ、安全運転で高ボッチへと向かいます。
一宮御坂インターから中央高速に乗り長野自動車道の岡谷インターまでは、これでもかってぐらい気を抜かず運転に集中します。
岡谷インターで降りると、O君に電話を入れてみました。
また捕まってしまったことを告げると、O君も「えっ?」って絶句していました・・・。
岡谷インターから塩尻峠に向かい、途中から高ボッチスカイラインに入りここを抜ければようやく到着です。
すっかり元気をなくしてた自分でしたが、久しぶりの相棒との再会に少しづつ心が癒されてきました (^^;)
高ボッチ高原ではいくつかの撮影ポイントがありますが、O君が選んだポイントに早速行ってみることにします (^_^)ゞ
O君は遅れて到着してくる自分の為に、わざわざ三脚を置くスペースまで確保してくれていたので助かりました。
そんなO君ですが、まだ若いのにこうして細かい気づかいが出来るナイスガイな若者なのです (^^)/
星の撮影をしたかったのでO君が確保してくれた場所に三脚を置き、サブの三脚を持ち出してO君と移動します。
ついでに自分がいつも雲海を撮影する現場にも行ってみました。
ここは、O君が確保してくれていた現場よりも少しだけ見渡しが良いのですが、駐車場から少々歩いてこなければなりません。
逆にO君が確保してくれた現場は、多少見渡しは劣るものの車からの移動距離がほとんどありません。
どうしようか?っと二人で相談した結果、自分がよく撮影している現場で雲海を撮ることになりました。
しかし・・・
後にこの判断が大きな不幸を招くとになるとは、この時は知る由もありませんでした・・・。
再びO君が確保してくれた場所に三脚を取りに戻って移動させます。
時間がまだ早かったので、いつも自分が雲海撮影をしているこの現場にはカメラマンは数人しかいません。
しかも、この現場の特等席と呼べる場所を確保することができたのです (^^)/
いつも愛用しているマンフロットの190シリーズの三脚を置き三脚にして、サブの三脚を持ってさらに徒歩で移動します。
感じのイイ場所を見つけたので、早速撮影開始です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
焦点距離 24mm F1.8 SS 8.0 露出 0 ISO 1600
※画像はスマホよりもPCでご覧になることをお勧めします。
満天の星空って、きっとこの事を言うんですね ☆彡
高ボッチ高原は標高が1600mもあるので、星の美しさはハンパないです!!
夜空いっぱいに広がる無数の星は最高ですね (^^♪
雲海がでる諏訪湖側は街明かりが光害となって星撮影にはあまり向きませんが、ここは広い高原なのでほんの少し歩けば星の撮影には困りません (^^♪
この画は、富士五湖で星を撮影するために夏に購入していたニコンの24mm f1.8Gの単焦点レンズで撮影をしていますが、ほとんど使用していないので使ってみました。
一年ぐらい前にニコンが出した最新の単焦点レンズですが、なぜかあまり人気がないみたいです。
24mmの単焦点はf1.4のF値を持った評判が高いレンズがあるせいでしょうかね (^^;)
f1.8でも十分に描写が素晴らしいと個人的には思いますが・・・。
しかもf1.4に比べて値段もかなり安く描写もイイので、コスパは最高なんですよ!!
開放値からガンガン使えるレンズですしねっ (*^^)v
これから迎える冬のシーズンでは、富士五湖での星撮影に本格的に導入させます。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm F1.8 SS 8.0 露出 0 ISO 1600
※画像はスマホよりもPCでご覧になることをお勧めします。
今度は新道峠で大活躍している愛用の20mmの単焦点レンズで撮ってみました。
さらに広角で星を捉えてくれるので、こんな星空にはピッタリですね。
それにしても本当にきれいな星空です。。。
24mmより20mmの焦点距離の方が高ボッチの星撮影には向いているみたいです。
ちなみに富士五湖で、湖と富士山と星を撮るなら24mmの方が個人的には好みの焦点距離ですねぇー (^^;)
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm F8 SS 1206 露出 0 ISO 250
※画像はスマホよりもPCでご覧になることをお勧めします。
長時間露光で星を流して撮影してみました。
シャッター速度は20分です。
本当はもっと長くシャッターを開けておきたかったのですが・・・。
人が通る場所でもあったので、バルブ中に懐中電灯やヘッドライトの光害にあうのを避けました。
星って肉眼では見えませんが、円を描くように回ります。
僅か20分でも随分と動くモンですね (^^;)
カメラを始めていなければ、まったく知らない世界でした・・・。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm F2.8 SS 15.0 露出 0 ISO 1600
※画像はスマホよりもPCでご覧になることをお勧めします。
奥に少し灯りが見えますが、その灯りが諏訪湖の街の灯りになります。
実際はけっこうな灯りの強さなんです。
この画にある一本道を歩いて行けば、諏訪湖の夜景が楽しめます。
この一本道をアクセントに、うっすらと光る街の灯りと満天の星が輝く夜空のグラデーションがとても幻想的でした (*^^)v
自分のイメージ通りにイイ感じで撮れたって気がしていますが・・・。
もちろんお気に入りの一枚ですねっ (^^♪
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm F2.8 SS 15.0 露出 0 ISO 1600
※画像はスマホよりもPCでご覧になることをお勧めします。
オリオン座が見えているのがわかりますか?
木の右上あたりです。
街で見上げる夜空より、星の見える数がハンパじゃないので少し分かりずらいかもしれませんね・・・ (^^;)
それほど、ここ高ボッチ高原は星の観測には最適な場所なのです。。。
これまで数回ここに撮影に来ましたが、満月だったり山がガスったりしてまともに星撮影が出来ないでいました (>_<)
しかし、ようやく念願の星撮影が出来ました。
超大満足です!!
数時間星撮影に没頭していましたが、かなり冷え込んできましたね・・・ (>_<)
雲海と富士山の撮影をするにはまだ時間があるので、ここで一度車に撤収して仮眠を取ることにしました (^^;)
午前3時、今度は雲海撮影に向けて、相棒のO君と共に出陣です。
星撮影に大満足したのか、免停になってかなり凹んでいたことから完全復活しています!!
って言うか、すっかりそんな事は忘れていました (^^;)
意気揚々として二人で現場に向かいます。
今日の個人的な雲海出現確率予想は、20~30%程度を予想しています。
雲海が出る可能性はかなり低いですが、すでに星撮影を終えているので目的はほぼ達成している状態で満足感は大いにあります。
それに10月に来た時、すでに雲海撮影済みって事もありますが・・・。
現場に到着すると、大勢のカメラマンがすでにスタンバイしていました。
先ほど三脚を置いて確保した特等席に向かいます。
高ボッチの雲海撮影用に、D750には70-200 f2.8VRⅡのレンズを装着してあります。
特等席に着き、いざ撮影!!ってところで・・・
人生最悪のアクシデントが発生するのです。
カメラを三脚に取り付けようとしたところ・・・
ん?
んん??
んんん???
アレ?
ない・・・
えっ?
ないじゃん (>_<)
なんと置き三脚をした愛用のマンフロット190の三脚が無いではないですか (T_T)
ここでやっと現実を少しづつ理解してきました。
そうです・・・。
三脚を盗難されたみたいです。。。
自分が置いてあった場所には他の三脚がすでに置かれています。
周辺のカメラマンの方に聞いても・・・無駄でした。
人様の三脚を注意深く見ている人なんて、そんなにいないですよね・・・。
すると、自分が置いてあった場所に新たに置いてあった三脚の持ち主の方がやってきました。
その方に聞いたところ、ここだけスペースが空いていたそうです。
その方も、周辺にいるカメラマンさんにスぺースがちょうど空いてるので、この場所に三脚を置いても良いか確認を取って置いたそうです。
実は一度、相棒のO君が星の撮影をしている時に雲海の状況をこの現場まで見に来ています。
その時は自分とO君の二つの三脚があった事を確認してくれています。
その後一時間ほど経って先ほどの方が三脚を置いたみたいなのですが、その一時間の間にどうやら三脚がなくなったようです。
それにしても何十脚も置き三脚をしている中で、大した三脚でもない自分の三脚を狙うなんて・・・。
周りを見渡せば、自分のよりもっと高価な三脚が置き三脚されています。
って言うか、高ボッチでは置き三脚が暗黙の了解みたいなところがあるので油断していましたね。
周りのカメラマンさん達も、三脚を盗むなんてありえねぇって言っていましたが、自分もそう思っていました。
しかし、そこに油断があった訳です。
置き三脚するなら、盗まれても文句の一つも言えない・・・って言われたら何も言い返せないですが (>_<)
あとは誰かが間違って持っていった可能性もなくはないですが・・・
状況から見て可能性としてはかなり低いです。
もちろん現場のすべての三脚を見て回りましたが、あるはずもありません (>_<)
それにしてもこの件に関しては、免停になった以上にショックを受けました (T_T)
O君も、もうこれで帰りましょう・・・っと気を使ってくれています。
同じカメラマンとして、すっかり意気消沈している自分の姿を見てO君もこれ以上の掛ける言葉も出てこなかったと思います。
せっかく盛り上がっていた撮影ムードをこんな事でぶち壊してしまうなんて (T_T)
しかもO君は、高ボッチの雲海と富士山を撮りたくて毎週ここに4時間以上も掛けて何度も通っているのです。
三脚を盗まれたことよりも、そんなO君に申し訳ない気持ちで一杯になりました・・・。
しかし、ないものはないのでジタバタしてもしょうがないです。
気を使ってくれているO君にも本当に申し訳ないので、急ぎサブの三脚を取りに行って気合の撮影続行です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 102mm F11 SS 20.0 露出 0 ISO 800
やはり予想通り雲海は出ませんでした。
富士山は見えましたが、この日は雲の流れが速く夜明けを待たずに見えなくなってしまいました。
サブの三脚はマンフロットのBe freeですが、さすがにD750と大三元の望遠のセットではこの三脚では安定しませんでした。
液晶モニターで拡大してはマニュアルでピン合わせをしていましたが、ピントリングを回すたびに揺れが発生して収まるのに時間が掛かります。
風も少し強く吹いていたので、尚更、安定感に掛けますね・・・。
風が出てきた影響なのか、かなり寒いです (>_<)
富士山が見えなくなってしまった所で、高ボッチでの撮影は終了しました。
あまりにも寒かったので、帰りに風呂でも入って行きたい所でしたが諏訪湖SAの温泉は9時からの営業です。
まだ6時すぎなので、時間が全然合いません。
そんな事を言いながら嘆いていると、O君が「5時半からやってる温泉が近くにありますよ!!」っと教えてくれました。
どうやらO君はここで撮影をするたびに、その温泉に行ってるそうです。
もう悩むことなどありません。
すぐさま撤収して、O君ご用達の温泉にニトロダッシュで向かいます (>_<)
スマホで撮影
スマホで撮影
下諏訪にある旦過湯にやってきました。
地元の町内会で管理されている温泉みたいです。
ですから、利用客はもっぱら地元の人達が多いようですね。
風情ある建屋ですが、最近リニューアルオープンしたようで快適な空間でした。
お風呂はそれほど広くはありませんが、内風呂が二つに露天まであって最高です (^^)/
冷えに冷え切った体と心?を天然温泉で癒してもらいます (T_T)
しかも源泉かけ流しってところもイイですね。
相棒のO君と裸の付き合いを堪能させてもらいました (*^^)v
O君、いい温泉に連れてきてもらって、あざーす!!
ここでO君とはお別れです。
帰り際にO君が、御射鹿池ってのが近くにあるから寄ってみたら?って勧めてくれました。
O君自身もここで撮影をしてきたそうです。
この御射鹿池はAQUOSのCMに採用されてから一気に有名になった池だそうです。
自分が帰る方向でもあった為、O君と別れたあとに一人で行ってみました。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 38mm F11 SS 1/125 露出 0 ISO 100
御射鹿池に到着しました (^^)/
下諏訪の温泉からだと45分ぐらい掛かります。
ここでも大勢のカメラマンが熱心に撮影をしていました。
以前は池のほとりまで降りれて撮影できたそうですが、今はダメになってしまったようです (^^;)
道路から撮影しているので、余計なモノまで写ってしまいます。
確かにイイ感じの池ですねぇー (^^♪
相棒がお勧めするだけの事はあります。。。
しかし、撮影の時間帯を完全に間違えましたね。
逆光気味になって撮影がやりにくかったです(>_<)
ここで撮影するなら、早朝か夕方が良いと思われます。
来年は、ここに来て本気撮りをしてみたいと思います!!
ここで本日の撮影は終了です。。。
いかがでしたか?
あまり思い出したくない撮影レポートでしたが、自分のようなカメラマンを現場で見たくはないので、頑張ってレポートしてみました。
置き三脚については、やはり盗まれても文句は言えません。
人様のモノを盗むことは許されない犯罪ですが、盗まれる方にも問題はあります。
腹は立ちますが、それが嫌なら置き三脚はするなって言われても仕方がないことです。
これを苦い経験として、今後は十分な対策をして行かなければなりませんね。
もうそろそろ、高ボッチスカイラインが冬季閉鎖されてしまいます。
今週末辺りが最後かも知れませんね。
今年はもう行くことはありませんが、嫌な出来事もありましたが来年も撮影には行ってみたいと思います。
それにしても高ボッチ高原の星空は綺麗でした。
星が降り注ぐって言っても過言ではないでしょう (^^♪
夜景と雲海のイメージが強い高ボッチ高原でもありますが、星の撮影は絶対にお勧めです。
ぜひ、一度足を運んでみて下さい。
その際には、防寒対策は過剰なぐらいやっておかないと本当に寒さでやられてしまいます・・・。
また、置き三脚には要注意が必要です!!
どうでもいいけど・・・
免停になるは、三脚が盗まれるはでツイていませんでした (>_<)
負け惜しみではありませんが、実は盗まれた三脚・・・
ちょっと壊れている所があるのです。
そんな三脚を持ってくなぁぁぁーーー(怒)!! ポコペン (T_T)