PCシステムを一新!!Lighroom6がやっとサクサク動いてくれました!!
※このブログには一部訂正箇所がありますのでご了承下さい。
三連休は皆さんいかがお過ごしでしたか?
台風や秋雨前線の影響で、どこにも行けなかったって人の方が多いかも知れませんね。
自分も休日なのに仕事をしたり、部屋の片付をしたりで・・・
結局、どこにも行きませんでした (>_<)
しかし・・・
しかし、です!!
そんな中、この三連休でついに念願のPCシステムを一新!!
Windows10搭載のデスクトップのパソコンを思い切って買っちゃいましたぁー (^^♪
これまでは同じくデスクトップでNECのVALUESTAR VN770/CというタイプのPCを使用していました。(2011年2月に購入)
普通に使う分にはまったく問題はないPCでしたが、LighroomでのRAW編集や、他のソフトで動画編集をやる自分にとっては、このPCのスペックはギリギリで・・・
いや、ギリギリどころか、だいぶ物足りない処理能力の遅さに随分とイライラしながら作業を繰り返す日々に、ブチ切れることもしばしばあって・・・ (-_-#) ピクッ
もう、本当にウンザリしていました (>_<)
ちなみに、自分がネットの口コミ等で調べてみたところ、Lighroomを起動するだけでメモリが1GBぐらい消費され、あれこれ編集を重ねて行くにつれてメモリの消費量はどんどん上がり、4GBぐらいまでは・・・あるいはそれ以上を平気で消費してしまうみたいです。
さらに、RAWデーターはJPEGのデーターに比べてかなり重いデーターになります。
Lighroomで気合いを入れて現像したら30MBくらいはすぐにいってしまいます。
普通の一眼レフで撮影したJPEGデーターは撮影したものにもよりますが、だいたい10MBちょっとぐらい。
RAW画像は、その約2~3倍のデーター処理をするわけですから、その分、やはりPCには負担を掛け続けることにもなってきますね。
これまで使用していたPCのメモリは、4GBまでしかありませんでした。
PCの設定等で動作環境をよくするように散々試みましたが、やはりメモリ不足はどうすることも出来ません・・・。
これでは、イライラしながらブチ切れて、ウンザリもしてくる訳です・・・ (;^_^A
そこで、そのイライラから精神が崩壊?する前に、清水の舞台からカラオケを唄う・・・
いやいや、清水の舞台から飛び降りるつもりで貯金をはたいて今回のPCの購入に至った訳です !(^^)!
購入にあたっては、事前に自分なりに色々と調べてみました。
調べると簡単に言っても、パソコンのことはそんなに詳しい訳でもありません。
ド素人に少し毛が生えた程度の知識しかないので、かなり苦労しました (>_<)
とにかく専門用語が多すぎて・・・ (T_T)
ネットや、地元のマニアックなPC店のお店の人に聞いたりして調べていくうちに、ある程度の欲しいスぺックがザックリ見えてきました。
下記は素人なりに調べ上げた、LighroomでRAW画像の編集(たまに他ソフトで動画編集もあり)に必要と思われるスペックです。
OS・・・windows10 64ビット
解像度・・・2K以上。
コントラスト比・・・最低でも1000:1(できたら3000:1が欲しいところ)
メモリ・・・8GB以上(16GBは絶対に欲しいところ)
ビデオカード・・・GeForce GTX980M または、GeForce GTX750T
ストレージ・・・SSD
PCに詳しい人から見れば、物足りなく思えるか、それともオーバースペックに思えるのかは分かりませんが、これらのスペックが必要だと自分なりの結論に至りました。
とにかく、Lighroomさえ快適に作業できるスペックであれば問題ないのです!!
そこで今回購入したPCがこちら!!
D750で撮影
じゃーん!!
「mous」のパソコンです (^^)/
アキバなんかに行かない人にはあまり聞きなれないメーカーかも知れませんが、これもちゃんとした日本のメーカーなのです (*^^)v
自分も今回調べるまでは知らなかったのですが、調べていく内にmouseの名前はよく聞くようになりました。
mouseのパソコンは日本国内で生産されています。
国内の大手家電メーカーが人件費が安い海外で生産しているのに対し、日本人の手によって生産され、そして日本の国内工場特有の徹底した生産管理もされているので、これだけでも安心して使うことができますね (^^♪
まさに、本物のMEDE IN JAPANなのです。
D750で撮影
今回、購入したこのmouseのPC本体の機種は、地元のマニアックなPC屋さんのお店とmouse社がコラボして製作した機種のようです。
これでも、まだスペック的に物足りなかったので、少し値は張りましたがオプションであれこれと付けてみました (^^;)
ザックリとPC本体のスペックを紹介しておきます。
PCのタイプ・・・ZA-D167W1H16D
OS・・・windows10 64ビット
CPU・・・Intel core i7 6700 3.40GHz
メモリ・・・16GB(8GB増設)
ストレージ・・・SSD(256GB Cドライブに新設)
内蔵HD・・・ 1TB
光学ドライブ・・・ブルーレイディスクドライブ(BDXL™書込み対応)
D750で撮影
ちなみに、NECやFUJITSUなどの国内大手家電メーカーのPCを調べていましたが、さすがにここまでのスペックのPCはオプションなどを付けても市販されておらず、残念ながらありませんでした・・・。
さて、肝心なLighroomの動作状況ですが、こんなに劇的に変わるのぉぉぉーーー!!
って思わず驚いてしまうぐらいです (+o+)
編集画面で拡大や縮小してもサクサク動いてくれるし、書き込みや読み込み速度も超速いです (*^^)v
カタログはSSDに入れてあるので、その恩恵を受けまくっています!!
HDと比べてこんなにも違いが出てくるモンなのですね (>_<)
噂では聞いていましたが、ここまでこんなに違うなんて・・・。
これまで、普段のLighroomの編集作業では露出の補正と、場合によっては色味を少し整る程度の編集作業しかしませんでしたが、それでも動作が超重くて一つ一つを弄る度にPCが考え込んでしまう有様でした。
本当に時間ばかりが掛かってしょうがなかったので、こんなに快適にLighroomが動いてくれるなんて・・・
ホントまるで夢のようですね・・・(T_T)
今回のスペックについては、購入した地元のマニアックなPC屋さんの店長さんにも色々とアドバイスをもらいながら、納得して選定したものでした。
お陰様でストレスがなく快適に編集作業ができるようになりましたよっ!!
店長さん、あざーす(^^)/
続いて液晶モニターです。
D750で撮影
液晶モニターは、PHILIPS社のモニターにしてみました!!
まず、PHILIPSと聞いて思い出すのが電気シェーバーですよね・・・。
これなんかは、日本でも有名です。
自分もてっきりそちらが本職かと思っていましたが・・・(^-^;
オランダに本社を置くこの会社は、ヨーロッパではパナソニックみたいな超大手の電気製品のメーカーなのです!!
ところで、気になるこのモニターのスペックはと言うと・・・
これが凄くいいんです!!
超お勧めです (^_-)-☆
こちらが、液晶モニターのスペックになります (*^^)v
液晶モニタータイプ・・・272P4APJKEB/11
解像度・・・2560 x 1440 ピクセル
パネルサイズ・・・27 インチ
コントラスト比・・・1000:1
そして、このモニターの最大の特徴がこれです!!
プロカラー標準 99% AdobeRGB、100% sRGB
完璧なカラー。一目瞭然。この新型モニターは高品質の鮮明なパネルを搭載し、あらゆる角度から正確で豊かな色を実現します。プロ向けの業界標準を満たし、99% Adobe RGB、100% sRGB を達成しています。工場出荷時設定で正確なカラーが実現しており、工場出荷時設定レポートも付属しています。6 軸カスタムカラー調整を使用して微調整できます。PerfectKolor テクノロジー搭載のフィリップスモニターを購入すれば、時間とお金を節約できます。
(メーカーのホームページより抜粋)
これですよこれ!!
写真編集で欠かせないのが、見ている物(編集画面)と、印刷して出てくるものの違いだと思います。
これで悩んでいる方も多いのではないでしょうか・・・。
これが大きな決め手となって、このモニターを購入した理由です。
自分もカメラを始めた当初は、安価なホーム用プリンターで印刷してみて、その違いにすごく驚かされた事がありました。
まったく違う色合いの写真が印刷されて出てくるのですから・・・。
これじゃ、いささかまずいと思ってすぐにCanonの高品質のプリンターに買え換えたぐらいです。
D750で撮影
見ている物(編集画面)と、印刷して出てくるものの違いを解消するにはカラーマッチングが必要不可欠です。
自分も過去にカラーマッチングについて、少しだけ独学で勉強してみた事がありました。
しかし、やればやるほど訳が分からなくなってきて、あっという間に撃沈されてやめてしまった経緯があります。
その時、思い知らされたのですが、カラーマッチングの世界は専門的な機械も必要になってきますし、何よりも相当な専門的知識が求められます。
独学でどうにかなる問題ではないレペルと感じました・・・。
厳密に言えば、カラーマッチングの設定を誰かに教わりながら、手間暇掛けてすればいいのでしょうが・・・。
先にお話した通り、知識も経験もなく少し初めてみましたが、あえなく見事に撃沈されてからは、自分の中ではまったくそこまでやる気は毛頭ありません。
しかし、このモニターのようにすでに工場出荷時で、カラーマッチングされている状態
であればどうでしょう・・・?
こんなにも嬉しいことはありませんよね!!
実際、印刷をしてみましたが、納得の・・・いや、それ以上に満足な出来でした (*^^)v
それでも完璧ではないと思いますが、ここから先は一握りの見る人が見なければ分からない!!ってレベルかもしれませんね。
これで、今まで悩まされてきたカラーマッチングが解決できて本当に良かったです。
僅かな金額差で4Kのモニターも買えましたが、本来の目的はあくまでも写真編集一本なので、2Kのモニターでもカラーマッチングの手間さえ省ければ、断然こっちの方がいいです!!
って言っても、キタムラとかで印刷すればプリンターやカラーマッチングなんかで悩まなくてもいいのでしょうが、自分のスタイルは最後の印刷までやりたい方なので、仕方ないですね。
※ お詫び(2016.10.3)
「モニターとプリンターのカラーマネージメントについて」
これまでの記述には間違いがありましたので訂正をしてあります。
下記のブログを参照して下さい。
このモニターについては、他にも細かい設定も出来ますし、まったく使わない機能かもしれませんが、なんとモニターが90度反転して縦長の方向で見る事まで出来ちゃいます。
写真で言えば、縦構図って言ったところでしょうか (^_^)ゞ
それにしても、これだけの高スペックであるのにも関わらず、金額はだいたい3~4万円ぐらいで購入できると思います。
気になる使い勝手も本当にいいです。
Lighroomを起動してRAWで撮影された写真を取り込みます。
取り込みが終わると、今度はライブラリー画面にいきます。
この画面ではまだRAW現像をしていないので、生データーのままです。
ここから現像したい写真を選んで現像していく訳ですが・・・
これまでのPCでは、この現像画面で写真を見ると、生のRAWデーターはとても暗くて非常に見えにくかったので、現像がやりにくかったです。
ここから現像するにも拡大や縮小を繰り返しながらデイテールのチェックをしたり、色合いのチェックをしていましたが、ある程度、現像が終わりに近づいてこないと、そう言った細かいチェックも出来ないでいたのは確かです。
しかし、PHILIPSのこのモニターは、最初から鮮やかな色合いで現像できます。
RAWデーターを取り込んでいるのに、これってJPEG?って思ってしまうほどの解像度です。
RAW現像される前の生データーだけでも、これだけの差がでているので、現像作業がはかどるのは言うまでもありません!!
RAW現像がだいたい終わって、拡大したときの写りの解像度なんかは鳥肌モンです (^^)v
地元の山から街の夜景を撮影したものを、RAW現像してこの液晶モニターで見てみると、なんど、自宅まで確認することが出来ました(^_^)ゞ
今まで使用していたPCのモニターで同じことをしてみましたが、拡大するとさすがに色が潰れてしまっていて、そこまでは至らなかったです。
まぁ、それなりのレンズで撮影をしたものとはいえ、ここまで液晶モニターの解像度が高いと、ニコンの大三元レンズや描写がいい単焦点レンズなんかの現像も、そのレンズの描写に見合う作業ができますよね (^^)/
同じデーターで見比べてみて、こんなにも違うのか・・・っと、ただ驚くばかりです。
本当にこの液晶モニターを購入して良かったですっ (^^♪
最後にプリンターの話もしたので、ついでに紹介しておきます。
D750で撮影
プリンターは昨年の8月に購入した、キャノンのPIXUS PRO-10Sです。
顔料のインクを使用していてインクは10色です。
同じシリーズでPIXUS PRO-100Sってのもありますが、こちらは染料のインクを使用し、8色となります。
一般的なプリンターは染料のインクを使用する方が多いようですね。
そちらの方のが印刷速度が断然速いってのもありますが・・・。
それに対して、顔料のインクジェットのプリンターは印刷が遅いです。
普通にマジ遅いです・・・ (>_<)
少々イライラするときもありますが、印刷されてくるモノは重厚感があってとても気に入っています。
ちなみに、染料のプリンターは、どちらかと言えば鮮やかな色合いになりますね。
これはあくまでも好みの問題なので、自分には重厚感がある顔料の色合いの方のが好みです。
主な被写体が富士山なので、個人的にはこっちの方が合うような気がしますね (^_-)-☆
そして、このプリンターのカラーマッチング機能はかなり優秀です。
それに設定も簡単!!
これまでの古いPCのモニターでRAW編集をして印刷をしてきましたが、それなりのレベルで印刷が出来ていました。
少しだけ色あいが変わることもありましたが、これはモニターの影響でもあるので許容範囲内でしたね。
プリンター自体はかなり頑張ってくれていたと思います (^^♪
こいつは、超お勧めのプリンターですよ!!
いかがでしたか?
色々と悩んだあげく、今回のPCシステムを一新しました。
多少、予算を超えてしまいましたが、それでも市販されている大手家電メーカーのハイスペックのPCよりスペックが断然良くて、それでいて同額か、それより僅かな金額だけ上乗せされたぐらいで済みました。
自分の場合、Lighroomの編集作業は暇さえあればやっています。
やはり快適な環境でやらないと、それも段々と面倒になってきて最後にはやらなくなってしまうのが人って言うもの (>_<)
これも楽しい一眼ライフの一つと思えば、今回のPC購入は大正解だったと思います。
古いPCも仕事で使う資料の作成等があるので、まだまだ現役で使いますが一度こちらのモニターを見てしまうと、もう古いPCでは写真の編集はできませんね (>_<)
その変わり新しいPCは、あくまでも写真編集用なので、ワードやエクセル等の余計なソフトは一切入れていませんが・・・。
Lighroomの編集作業でお困りになられている方がおられれば、PCの更新を断然お勧めます!!
今回、紹介させてもらったPCのスペックでNECとか国内の大手家電メーカーが製作すれば、恐らくびっくりするような金額になってしまい誰も買わないPCとなってしまうことになるでしょう・・・。(たぶん30~40万ぐらい)
今回はmouse社のPC本体と、PHILIPS社の液晶モニターの組み合わせで購入しましたが、こうして自分の趣味に合わせてこのようなメーカーが比較的に安い金額で高スペックな物を出しています。
本当に色々と調べてみるものですね・・・
自分の目的に合わせたモノを、購入することが出来てとても満足しています。
国内の大手家電メーカーにこだわって購入を最初は考えていましたが、その必要なんて全くないです。
最後に・・・
これから、自分のようにLighroomの編集目的でPCの購入を考えている方への参考になれば幸いです (^^)/
どうでもいいけど・・・
自分の書斎にPCが二台並べて置いてありますが、隣の古いPCで家族がゲームをしたりして大騒ぎして遊んでいます (>_<)
今までは一台しかなかったので、一人でゆっくりと写真編集できたのに・・・。
気が散ってしょうがないです (-_-;)
これは唯一の誤算だぁぁぁーーーポコペン(T_T)