「2016年 黄金週間撮影紀行 -2- 」 夏も近づく八十八夜・・・♪ 初夏の代名詞と言えば・・・これです!!
ここ最近は暑かったですねぇーーー (>_<)
初夏真っ盛りってとこでしょうか・・・。
さて、前回のブログでは、ゴールデンウィークに見頃を迎える「芝桜と富士山」の撮影レポートをさせてもらいました。
その時のブログはこちら↓↓↓
「2016年 黄金週間撮影紀行 -1- 」 富士山と芝桜のリベンジ撮影!!果たして結果は・・・ - Kumamon's diary
今回の第2弾では、やっぱりこのゴールデンウィークで旬を迎える「お茶畑と富士山」の撮影レポートをしてみたいと思います。
「夏も近づく八十八夜・・・♪」の歌いだしで知られる『茶摘(ちゃつみ)』は、1912年(明治45年)に発表された日本の童謡です。
そんなお茶と言ったら・・・
地元である静岡県は、日本有数の茶処として全国にその名を轟かせています。
静岡県民としては富士山同様、お茶はお国自慢の一つでもあるのです (^^)/
八十八夜とは雑節の一つで、立春から数えて88日目の日を指し、毎年5月2日頃がこの日にあたります。
本格的な新茶のシーズンをこの辺りから迎える訳ですが、やはり静岡県民としてはお国自慢の一つをカメラに納めておかなければいけない光景ですよねっ (^.^)
無論、富士山と共に・・・。
それでは、静岡県の初夏の代名詞ともいえる「富士山とお茶畑」へ、サクッと行って見ましょう (^^)/
2016年5月2日
午前1時、またもや睡眠を一切とらず出陣!!
最近ずっと狙っている静岡県の某所のポイントへと向かいました。
実は・・・
前日の5月1日の早朝にこのポイントへ来る予定でしたが、なんと寝坊という大失態を犯してしまい、あえなく断念・・・(泣)
起床時に、ここのポイントにあるライブカメラをネットで確認したら、キレイに富士山が見えているではありませんか・・・ (-_-;)
かなりのショックを受けましたが、その日の夕方に今度こそ!!っと思って来てみましたが、富士山が霞んでよく見えませんでした (T_T)
よっぽど運がないみたいです (>_<)
そして日付が変わり、また改めて早朝より来てみた訳ですが・・・ (^^;)
日の出を迎えた時は富士山に雲が掛かり、またもや撮影拒否される始末です (>_<)
もう本当に泣きたくなりましたが、ここまで来たら空手家としての意地もあります。
この連休中は撮影が出来るまで通い詰める覚悟を決め、泣く泣く撤収・・・(T.T)
この後は予定通り、静岡県の富士市にあるお茶畑の撮影に向かいます。
ちょうど八十八夜に当たるこの日、現地に到着すると大勢のカメラマンの方々がすでに待機していました。
駐車場に入ると軽自動車1台分の駐車スペースがありましたが、これでは狭くて愛車を入れるのを断念しようかと思ったところに・・・
見るからにベテランカメラマンって感じのオジサン達がわざわざ自分達の車を寄せてくれて、駐車スペースを確保させてくれました。
優しいオジサンカメラマンの皆さんに感謝です!!
本当にありがとうございました (*^_^*)
暫く車内で仮眠&休憩をした後、三脚を担いでいざ出陣です (^^)/
まずはこの一枚から!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 52mm F13 SS 1/100 露出 0 ISO100
静岡県富士市の大渕地区にあるお茶畑です。
どうですかっ (^^)/
この眺めは・・・ (*^_^*)
静岡県民のお国自慢である一枚ですよっ!!
ここは、お茶畑でよく見かける霜よけ用の扇風機や電柱等など人工物が一切ないので、富士山とお茶畑がバッチリ撮影できる超人気撮影スポットなのです (^^)/
毎年5月3日には、「おおぶちお茶祭り」が開催されていますが、昨年はたまたま初めてここに撮影に来た時がお祭りの開催日だったのです。
CAMERA:Nikon D5300 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art (撮影日:2015年5月3日)
お祭りのイベントとして、茶娘に扮した地元の中・高校生ぐらいの女の子達が、茶摘みのパフォーマンスをしてくれます (^.^)
この画は、昨年のその時の様子をD5300で撮影したものですが、可愛らしくてとっても絵になりますねっ (^^)/
この時はカメラマンが200人以上いて、一斉にシャッターを切り始めたのでちょっとしたアイドル並みの撮影会でした (^_^.)
今年はお祭りの前日に撮影に来ましたが、明日は大勢のカメラマン達がここへやって来てとっても賑やかな一日となることでしょう・・・。
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 38mm F13 SS 1/100 露出 0 ISO100
ポイントを変えて、奥行が出るようなイメージで撮影してみました。
いかにも「新緑」って感じがしますね (^.^)
ここのお茶畑は、色んな角度から撮影ができるのでシャッターを切るのがホント楽しくなってきます!!
青空と富士山と新緑・・・いい組み合わせですねっ (*^_^*)
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 95mm F13 SS 1/100 露出 0 ISO100
今度は少し富士山を大きく切り撮ってみました (^.^)
ん???
撮影をしててちょっと気付いたのですが・・・
中央にある一本の木ですが、この木はここで撮影する時には欠かせない大事なワンポイントにもなっています (^_^.)
昨年は、枝打ちでもされていたのかまったく葉っぱがなかったような記憶が・・・
CAMERA:Nikon D5300 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art (撮影日:2015年5月3日)
やっぱりそうでした!!
これは昨年D5300で撮影したモノですが、中央の一本の木にやっぱり葉っぱがないですねっ (^_^.)
しかも枝も結構切られてるようにも見えます(^^;)
それにしても、たった一年でこんなに立派に育つとは・・・。
ちょっと驚きですねっ (;゚д゚)
そう言えば、昨年はこの木に葉っぱがないって、ベテランカメラマンのオジサン達から不満の声が続出していたのを思い出しました (^_^.)
まぁそれだけ、この一本の木に存在感があるってことでしょうか・・・。
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 75mm F13 SS 1/125 露出 0 ISO100
大渕の茶畑って言ったら・・・
このような画は皆さんよく撮られるのではないでしょうか (^.^)
超ベタなポイントから撮影してみました。
段々畑になっている茶畑と富士山のコラボに迫力を感じます!!
ベタな画になるのが分かっていても、ついついシャッターを切ってしまう・・・
そんな好きな一枚です (^.^)
ちなみに、皆さんご存知かと思いますが・・・
この画で言うと、富士山の稜線の右側にボコッと尖っているような部分があるのが分かるでしょうか?
これは江戸時代に、富士山の噴火史上もっとも激しい噴火のひとつであった宝永噴火(1707年)の際にできた宝永山と呼ばれる小山です。
静岡県側から富士山を見ると、この宝永山があるのですぐに静岡県から見た富士山だと分かります。
静岡県の御殿場市付近から見る富士山は、この宝永山の火口までがよく見えますよ。
最近は富士山の噴火が騒がれていますが、自然の驚異を改めて感じますね・・・。
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 75mm F13 SS 1/125 露出 0 ISO100
今度は少し小高い丘から撮影してみました。
昨年はこのポイントから撮影をしなかったのですが・・・
って言うか、正確に言うと知らなかったのですが、現場に到着したときにふっと見ると沢山の三脚が並べてあったので、気になって行ってみると・・・
おぉーーー、中々イイ感じではありませんか (^.^)
一発でここからの景色が気に入ってしまいました!!
もちろん三脚を置けるスペースなどはすでにないので、手持ちで撮影しています。
それにしても、どこで撮れば良いのかを皆さん本当によく知っていますよね (;^_^A
もちろん、この画はお気に入りの一枚となりました (^^)/
大渕地区で2時間ほど撮影を楽しんだ後、なんだか少し雲が出てきそうな予感がしてきました (;^_^A
これはあくまでも勘みたいなものなのですが・・・
この後、ずっと撮影をしてみたいと思っていたポイントへも行く予定なので、ひとまずここは撤収することに・・・。
嫌な予感が当たる前に、次の目的地へと急ぎ向かいます。
車で少し走ると、次の目的地に到着しました。
駐車場はすでに埋まっています・・・。
どうにか愛車を駐車場に押し込んで、早速ポイントへ向かいます!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 58mm F13 SS 1/100 露出 0 ISO100
じゃーん!!
どうですか?このお茶畑と富士山は!!
ここは富士市の今宮地区にあるお茶畑です (^^)/
大渕地区のお茶畑とは違いこじんまりとして派手さはないポイントですが、個人的には大好きな撮影ポイントです (^.^)
こうして見ると、なぜか北海道の広大な台地をイメージしてしまうのは自分だけでしょうかね ・・・(;^_^A
実は、昨年もここに来たのですが、駐車場とお茶畑の位置がよく分からず、面倒になってそのまま撤収してしまった苦い経験があります (>_<)
昨年のリベンジも兼ねて、前日から意気込んであらかじめロケハンをしておいたので、今年は迷うことなく行けました!!
前日に来た時は、富士山の山頂付近に雲が掛かってしまっていましたが、今日はバッチリ見えていますねっ (^.^)
この今宮地区のお茶畑と、先ほどの大渕地区のお茶畑は意外に近い距離にあります。
車で15分程度も見ておけば行けるような距離なので、大渕と今宮のお茶畑はセットで撮影される人も多いようです (^.^)
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 58mm F13 SS 1/125 露出 0 ISO100
最後になりますが、ポイントを変えて撮影してみました (^^)/
今回撮影した中では一番のお気に入りとなった一枚です!!
まるで緑の絨毯みたいになっているお茶畑と、富士山のコラボは見事ですねっ (^^)/
それに、この奥行きが出ている感じも好きでイイ感じで撮影できました (*^_^*)
個人的には納得の一枚です (^^)v
この今宮地区のお茶畑は撮影するところが狭くて少し傾斜もあるので、三脚が立てづらいかも知れませんので要注意です。
この日は連休中だったので大勢のカメラマンの方がいましたが、ここは撮影するポイントが限られてきます。
たとえ混雑していてもカメラマンの回転も速く、少し待てばゆっくり撮影ができると思います。
自分が行った時も、混雑しつつも割とあっさり撮影が出来ましたよ!!
1時間ほど撮影に没頭しましたが、満足がいく撮影ができたので本日はここで撤収します。
いかがでしたか?
今回は、静岡県民のお国自慢である「お茶畑と富士山」を紹介させてもらいました。
新茶の季節も迎え、初夏の雰囲気が少しでも伝わってもらえたら幸いです (^.^)
ここでしか見れない景色なので、ぜひ一度足を運んでみて下さい。
今回は新緑のシーズンに合わせて撮影をしましたが、冬は富士山には雪があるので、それはそれできっと絵になる画となることでしょう。
自分も、今度は冬に撮影したいと思っています!!
次回のブログでは度々このブログでも紹介させてもらっている、新道峠で撮影してきたお話しになります。
今シーズンお初で撮影をしてきた様子をレポートさせてもらいますね (^^ゞ
それでは、「2016年 黄金週間撮影紀行 -3- 」でまたお会いしましょう・・・ (^^)/