D750でダブルダイヤモンド富士を切り撮る!!真冬の山中湖へいざ勝負!!
週末は荒れ模様の天気でしたね。
特に、土曜日の夜中から日曜日の朝方にかけては、春一番が吹き荒れ、風の音で何度か目が覚めてしまいました (>_<)
それにしても、台風並みの凄まじい暴風雨でしたね (>o<)
さて、この週末にはダイヤモンド富士の撮影に行きたかったのですが、山中湖のライブカメラを見る限りでは、富士山に雲が掛かり撮影は出来なかったようですね。
これも週間天気予報では予想されていたことなので、想定内ってところですが・・・。
その代りと言ってはなんですが、2月11日の建国記念日にダイヤモンド富士の撮影に行ってきました (^_^)v
この週末は荒れ模様の天気予報が出ていたせいか、ここぞとばかりにたくさんのカメラマンが来て撮影をしていましたね (^_^.)
そこで、今日のお話は山中湖のダイヤモンド富士の撮影レポートになります。
それでは、サクッと行ってみましょう (^^)/
2016年2月11日
午前5時起床。
前日に空手の稽古をしすぎたせいか、重い体を無理やり起こしていざ出陣。
今日の狙いはダイヤモンド富士の撮影なのですが、その前に下見を兼ねて撮影現場に行ってみることにしました。
山中湖のいつものポイントには大勢のカメラマンがいましたが、今日はそこから少し外れたポイントへ向かいます。
まずは、駐車場の確保からです。
ここのポイントにはちょくちょく撮影に来るので、ある程度は分かっているつもりですが、ダイヤモンド富士ともなると、撮影に来るカメラマンの数がハンパではないので、今一度しっかり確認をしておかなければなりません。
どうやら、湖畔沿いの道に駐車スペースがありそうです。
しかし出遅れると、ここの駐車スペースはすぐに埋まってしまいそう・・・。
まだ、早朝なので誰もカメラマンはいませんが、お昼ぐらいには来ておかないとちょっと厳しいかもしれません (>_<)
とりあえず車を停め、湖畔に下りてみます。
まだ、薄暗いですがさっそく撮影開始です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
焦点距離 30mm F11 SS 1/2 露出 0 ISO 100
綺麗な逆さ富士が出ていました (^^)/
いつもの撮影ポイントでは、もう湖面が氷ついて逆さ富士が見れないかもしれません。
この時の気温は-9℃でしたが、風がなかったおかげでそれほど寒さは感じませんでした (^o^;
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
焦点距離 35mm F11 SS 1/5 露出 0 ISO 100
紅富士が始まりました (^.^)
これまで、何度か紅富士の撮影はしてきましたが、ここのポイントで撮るのは初めてですね。
同じ山中湖でも、撮影ポイントが変わっただけで新鮮な気持ちになれます (^^)/
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
焦点距離 30mm F11 SS 1/13 露出 0 ISO 100
この辺りがベストのタイミングでしょうか。
綺麗に富士山が染まっていますね (^^)/
湖面の逆さ富士もバッチリです!!
今回は、AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRの広角レンズを使用していますが、やっぱりこのレンズはイイですね (^_^)v
風景しか撮影したことがありませんが、描写が素晴らしいです。
何度かこのブログでも似たようなことを書いてますが、とにかく頼りになる相棒であることは間違いありません (^_-)
もはや、勝負レンズと言っても過言ではないですね (*^_^*)
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
焦点距離 30mm F11 SS 1/13 露出 0 ISO 100
紅富士が終わって、そろそろ撤収しようかなぁ・・・っと思っていたところに、白鳥がやってきました。
それにしても、富士山と白鳥のツーショットはホントよく合いますね (^.^)
今は誰もいませんが、夕方になるとここのポイントはカメラマンで溢れ返っている事でしょう。
下見もできたので、夕方に備えて一時撤収します・・・。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
焦点距離 20mm F11 SS 1/200 露出 0 ISO 100
帰り際に、パノラマ台に行ってみました。
前回ここに来た時は、富士山に雲が掛かってしまい残念な結果で終わっていたのが少し気になっていましたっ (>_<)
このままでは、消化不良をおこすのでリベンジ撮影です (;^_^A
って言うか、ここの眺めはいつ来ても癒されます。
ここで、紅富士の撮影をしたことがないのですが、一度は挑戦してみたいですね!!
しかし、山の上なので超寒そぉーーー (>_<)
リベンジ撮影も無事終わったので、ここで帰路につきます。
一度帰宅し、休息をとりました。
正確に言うなら、朝寝?ん?・・・昼寝??です。
2時間ほど仮眠をとると、午後12時すぎに改めてダイヤモンド富士の撮影向け、いざ出陣!!
山中湖に入ると、昼食をまだ済ませていなかったので、撮影ポイントの近くにあるラーメン屋さんで腹ごしらえをしました。
そこで、たまたま撮影にきていたハーフの外人さんと意気投合してしまい、ポイントまで一緒に行くことに・・・。
聞けば、ダイヤモンド富士が今日撮影できることなどまったく知らずに来ていたらしく、もちろん、撮影も初めてとのことでした。
これまでの作例を見せてもらいましたが、なかなか凄腕のカメラマンでしたね (^^*)
ポイントに到着した時は、すでに数十人のカメラマンがいたものの、まだ駐車スペースも確保できる状態で、とりあえず一安心です (^.^)
さっそく湖畔に下りて、三脚を立てます。
事前に調べに調べ尽くしたピンポイントの場所を確保できました。
それから、続々とカメラマンがやってきます。
自分のいたポイントには、1時間もたたないうちに100人ぐらいのカメラマンが三脚を並べていました。
まだ、時間は十分あるので、湖畔を散策してみることに・・・。
歩いて10分ぐらいの所に、大勢のカメラマンがスタンバイしていました。
ざっと見て、200人近くは居たかもしれません (^_^;)
あれ?ひょっとしたらこっちのポイント?っと少し自信がなくなってきましたが、いまさら移動はできません。
実は、自分のいたポイントで後から来た何人ものカメラマンの方に、ダイヤモンドはここかな?っと聞かれ・・・
間違いなく100%ここです!!っと答えてしまっていたのもあります・・・(T_T)
ダイヤモンド富士の撮影は、ポイントが少しずれただけで太陽が富士山の中心に来ないので、ポイントの設定は重要なのです (>o<)
しかし、ここまで来たら後は自分を信じるしかなく、とりあえず自陣に戻りカメラの設定を煮詰めることにしました (;^_^A
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
焦点距離 30mm F20 SS 1/320 露出 0 ISO 100
自陣に戻ると、さらにカメラマンが増えていました。
こちらも、パッと見て200人近く居たかもしれません・・・。
すでに、ほとんど三脚を立てるスペースがない状態です (>_<)
どのカメラマンも、決戦に備えてカメラの設定を煮詰めているようですね。
自分も負けじと設定を煮詰めていきます。
あちらこちらから、シャッター音が聞こえてきます。
そんなピリピリムードが漂う中、白鳥がのんびりカメラの前を横切っていきました。
朝の白鳥かな?って一瞬思いましたが、そんな長閑な白鳥を見ていると緊張がほぐれるようでしたね (;^_^A
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 38mm F22 SS 1/250 露出 0 ISO100
いよいよダイヤモンド富士決戦が始まりました!!
まだ、太陽が富士山の左側に寄っていますね。
レンズは悩んだ挙句、直前になってシグマの24-105 f4 Art に変えてみました (^o^;
先ほどの白鳥の画と見比べてもらえれば分かりますが・・・
あくまでも好みの問題ですが、AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRの繊細な光芒も良かったのですが、シグマのレンズのようなぶっとい光芒の方が、この場の雰囲気には合ってるような気がして・・・。
さて、レンズも定まりいよいよ本番です。
ここから、一気に太陽が沈んで行きます!!
神様、どうか富士山の中央に太陽が沈んでくれますように・・・(>_<)
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 38mm F22 SS 1/200 露出 0 ISO100
どうやら、太陽は富士山の中央に沈んでくれたみたいです (^^)/
撮影をしてて、ホッとしました (^-^;)
ドンピシャのポイントでしたね!!
しかも、今回はダブルダイヤ(逆さ富士にも太陽が写ってる)のおまけ付です (^.^)
撮影してて、かなり興奮してしまいました (*^。^*)
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 42mm F22 SS 1/200 露出 0 ISO100
この辺りがベストのタイミングではないでしょうか。
先ほどの画と比べると、少し太陽が落ち気味のダイヤですが・・・
個人的には真冬のダイヤモンド富士は、冬らしく少し寂しさが漂うような感じが残っている画の方が好きなので・・・。
真夏ならギラギラ太陽らしく、先ほどの画でもいのですが (^-^;)
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 42mm F22 SS 1/160 露出 0 ISO100
ダイヤモンド富士の終わりです。
この画をみても分かるように、富士山のど真ん中に太陽がいますね (^^)/
まぁ、腕の方はともかく、研鑽に研鑽を重ねたベストポイントでの撮影が出来た事に大満足でした!!
それにしても、今回初めてダブルダイヤを撮影する機会に恵まれましたが・・・。
撮影が終わったあと、隣にいたベテランカメラマンの方と話す機会がありました。
そのベテランカメラマンさん曰く、ダブルダイヤを撮影する時は、湖面のダイヤの光芒に気を付けて撮るべきだ!!っと教えられました・・・。
言われてみれば、富士山の山頂の太陽ばかりに気を取られ、湖面の方までは注意して撮影をしていなかったですね・・・ (T_T)
次回はこれを教訓に湖面の方のダイヤもしっかり撮りたいと思います。
大変いい勉強になりました (^.^)
CAMERA:Nikon D5300 LENS:SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離 26mm F22 SS 1/250 露出 0 ISO100
って思いきや、帰宅後PCで撮影をしたものをチェックしていると・・・。
あるではないですかぁーーー!!湖面に光芒が入っている画が!!
こう見ると、やっばり湖面にも光芒が出ている方がイイですね (^_^)v
って言うか、この画・・・D5300のものなのです (;^_^A
実は、D5300でも撮影をしていたので、そちらの方にありました (^^)/
今回は、D750とD5300の二台体制で撮影をしていたわけですが、ダイヤモンド富士を一人で二台のカメラで撮影するのは、かなり至難の業なのです。
とにかく、太陽の沈んでいく速度が速いので撮影が慌ただしくなります (>.<)
なので、D750メインで撮影をして、D5300の方はと言うと・・・
最初の設定の時にファインダーを見ただけで、いざ撮影が始まると後は何も見ないで、適当にレリーズを押していただけの撮影でした (>o<)
マニュアル撮影をしていた為、さすがに途中でシャッター速度ぐらいは1~2回ほど変えてみましたが、それも勘で変えた程度・・・
撮影された画などチェックもせずに、って言うかする暇もなく、だいたいこんなもんだろうと変えてみただけです (^-^;)
そんな中での一枚です。
これは、偶然って言うか奇跡に近い一枚でしたね (;^_^A
しかし、D5300は、ここぞって時に、マジいい仕事をしてくれる事が多いのです。
今回のように、なにげに撮ってあとから気付く奇跡の一枚ってのが、これまで何回もありました (;^_^A
それにしても、このカメラは何か持ってますね (^_^;)
とにかく、よくやった!!愛機D5300!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 42mm F11 SS 1/160 露出 0 ISO100
ダイヤモンド富士が終わると、拍手が沸き起こっていました。
大勢のカメラマンさん達も、今回の撮影条件なら、きっと満足な撮影ができた事でしょう・・・。
自分も、ここで本日の撮影を終わりにして、撤収です。
いかがでしたか?
山中湖のダイヤモンド富士は今月いっぱいまでは見れると思います。
自分は週末限定なので、チャンスはあと1回か2回しかありませんが・・・。
冬のダイヤは、天気が安定しているので撮影には向いていると思います。
ぜひ、一度足を運んでみて下さい。
ただし、ポイントは事前にしっかり調べて行くか、現地のベテランカメラマンに聞いたりしてみて下さいね (^_^.)
どうでもいいけど・・・
今日はどうしても撮影に行きたかったなぁ・・・ポコペン