「RRS(Really Right Stuf)」の雲台を再び個人輸入!! ~使い勝手が良さそうな BH-40 LRⅡを買ってみました (^^♪ ~
こんばんわ!!
夏休みも終わり社会復帰をしましたが…
連日のこの酷暑の中での仕事はかなりきついモンがありますね (>_<)
今年は梅雨が長かったので真夏の暑さに慣れる前に夏休みになってしまい…
休み中はクーラーをガンガンにかけながら過ごしていたので、まだ体の方が暑さに対応していないようです (^^;)
この暑さを何とか乗り切るには、こまめに水分補給をしながら無理をせずに過ごしたいと思います (*_*)
さて、今日のお話は…
RRS(Really Right Stuf)の雲台&クランプを再び個人輸入したお話になります。
個人的には大変満足できる買い物が出来たと思っていますが、購入に至るまでの道のりを振り返ってみたいと思います。
前回、個人輸入した時のブログはこちら ↓ ↓ ↓
目 次
1・今回RRSから個人輸入した製品のラインナップ
・BH-40 LRⅡ: BH-40 Ballhead with full-saize lever-release clamp
・TH-DVTL-40:Round DovetaiⅬ plate,for base diameters less than2.0-inch / 50㎜
・B2-LR-Ⅱ:Lever-release style quick-releaseclamp,60mm
・B2-Pro Ⅱ:Screw-knob style quick-releaseclamp with 1/4"-20 &M6mounting screw,60㎜
2・RRS製「BH-40 LRⅡ」の雲台にした理由
今回、新たに購入する雲台の使用目的は、旅行や登山などに持って行ける軽量かつコンパクトで使い勝手の良い雲台です。
もちろんそれに合わせた三脚も必要になってきますが、三脚については後日レビューしますね (^^;)
現在、所有しているRRSの雲台は「BH-55 LR」になりますが、これはジッツオの大型三脚であるGT4533LS(システマティック4型)に合わせた雲台です。
堅牢性と安定感が抜群なこの三脚に相応しい雲台としてチョイスしたつもりです。
BH-55 LRはRRSの自由雲台の中でも一番ハイスペックなモデルでもあり、耐荷重は驚愕の23kgもあります。
まさに王道の雲台と言ってもいいでしょう。
使い勝手もよく雲台としての機能に不満など全くありませんが…
しかし、それだけのハイスペックが故に弊害として雲台の重量がどうしてもネックになってしまいます (^^;)
BH-55 LRの重量は890gもあって、Nikon大三元レンズ達の重量に迫る重さでもあります。
昨年の夏に広島へ旅行に行った時…
ジッツオの三脚「GT4533LS」
RRSの雲台「BH-55 LR」
この二つの組み合わせで行ってきましたが、新幹線移動やレンタカー移動であったにも関わらず、ヘビー級同士の組み合わせの持ち運びには少々堪えました (-_-;)
短い距離ですがこれらを担いでちょっとした山登りもしたので尚更そう思ったのかも知れません。
今年はGo To Travel を利用して岡山へ旅行を計画していたので(全国的な新型コロナウイルスの感染拡大で旅行を断念)、もうちょっと軽量でコンパクトな三脚や雲台を購入してから行こうと考えていました。
そこで雲台は同じRRS製品の「BH-40 LRⅡ」を購入する事にしたのです。
BH-40 LRⅡ: BH-40 Ballhead with full-saize lever-release clamp
BH-40 LRⅡにした理由は、現在使用しているBH-55 LRの雲台がとっても素晴らしい雲台であったのが影響しています。
この雲台の素晴らしさにRRS製品への信頼感は揺るぎないモノになったと言ってもいいぐらいです。
BH-55 LR関連のブログはこちら ↓ ↓ ↓
そのRRSが製作する雲台ならまず問題はなさそうです。
BH-40 LRⅡは、RRSの雲台ラインナップの中で最上位モデルBH-55 LRの1つ下に位置するモデルです。
耐荷重は8kg、重量は448gとかなり軽量です。
BH-55 LRの半分くらいの重量はかなり好感が持てますね。
操作性はBH-55 LRと全く同じで、フリクションコントロールがついているので自分好みの動きで雲台を操ることが出来ます。
左:BH-55LR 右: LRBH-40 LRⅡ
上記の画はBH-55LRとBH-40 LRⅡの大きさを比較してみました。
BH-40 LRⅡの雲台の直径は約50㎜程度なので、御覧の通りBH-55 LRよりも一回り?いや二回り?ぐらい小さくコンパクトにまとまっていてとてもイイ感じです (^^♪
BH-40 LRⅡのロックレバーはレバーを手前に引っ張ると好きな位置でロックが掛けられるようにレバーの向きの調整ができます。
これならどこにも干渉することなく快適にロックが掛けられますね。
また、耐荷重は8kgですがこれは十分すぎるくらいのスペックなので全く問題はありません。
ちなみに雲台のクランプはレバー式にしてあります。
同じRRSのⅬ型プレートをカメラに付けてあるのでスクリュー式のクランプにはしませんでした。
これが他メーカーのⅬ型プレートであれば汎用性が高いスクリュー式のクランプにしていたと思います。
TH-DVTL-40:Round DovetaiⅬ plate,for base diameters less than2.0-inch / 50㎜
今回も雲台のクイックリリース化をするために、 BH-40 LRⅡ用のダブテールを購入してあります。
ダブテールは付属のネジで雲台に固定するだけです。(L型レンチは付属しています)
三脚に雲台を直付けするならこのアイテムは不要ですが、雲台をクイックリリース化してあると、自分みたいに数本の三脚を所有している場合は雲台の使いまわしがワンタッチで出来るのでこのシステムはとてもオススメです。
それに三脚に雲台がないだけでだいぶ持ち運びも軽くなりますし、雲台を三脚に付けて移動していると雲台をどこかにぶつけてキズ等を付ける心配もないので安心ですね。
ちなみに、この雲台には専用の収納ケースが付属品としてついてきます。
しっかりとした作りなので、雲台を入れても問題はなさそうです。
LRBH-40 LRⅡ + TH-DVTL-40
雲台にダブテールを固定してみました。
これが付くだけでちょっとカッコいですね!!
RRSの商品はとても質感もいいので満足度が高まります (^^)/
B2-LR-Ⅱ:Lever-release style quick-releaseclamp,60mm
こちらは三脚側に付けるクランプになります。
60㎜ 幅のレバー式クランプですが、ジッツオの三脚「GT4533LS」にも付けています。
レバー式はホント使い勝手がいいです。
やっぱりワンタッチで固定できるのがとても楽チンですね (^_-)-☆
B2-Pro Ⅱ:Screw-knob style quick-releaseclamp with 1/4"-20 &M6mounting screw,60㎜
せっかく個人輸入したので、スクリュー式のクランプもついでに買っておきました。
今のところRRS製品でアルカスイス化していますが、この先、他メーカの雲台等を購入するかも知れません。
そこで他メーカのモノでも取り付けの融通が利くスクリュー式のクランプもあった方がいいと思い先行投資で購入しておきました。
国内で同じモノを買うより個人輸入した方が断然安いってのもありましたが…。
しかし、このクランプだけを個人輸入すると運賃や消費税などが加算されるのでかえって高くついてしまう事もあるので物によっては注意が必要です。
3・購入時の注意事項
昨年、RRSの会員登録をして商品を購入していたので今回の個人輸入は面倒な個人情報を打ち込まなくて済みましたが、一つだけ「ん???」って思った事がありました。
これはRRSのホームページ上で商品を選択してから最後の支払い(カード決済)する画面です。
ココまでは全く悩まずに進んでこれたのですが、赤丸で囲ってあるところは前回購入したときにはなかった情報入力画面でした。
「Name of lssuing Bank」は発行銀行名
「Bank Phone Number」は銀行の電話番号
どうやら決済するカードの発行銀行名と電話番号の二つの情報を入力しなくてはならないようでした。
あまり日本のカード決済では馴染みがないので最初は面を食らいましたが、調べてみると海外のサイトではよくあるみたいです。
って言っても、カード会社の発行銀行なんてどうやったら分かるの?って悩みましたが、とあるサイトで発見した記述の中にこんなモノがありました。
カードの裏の上に書いてある「カードを拾得された方は〇〇〇まで連絡下さい」っとかなり小さい字で書いてあるところがあります。
どうやら落ちていたカードを拾った人がカード会社へ連絡できるように社名と電話番号が記載されているようですが、そこに書かれてある社名と電話番号を入力すればOKみたいです。
もちろん社名はネットで調べて英語表記で入力してみましたが…
こんなんでホントに大丈夫かな?って半信半疑で入力してやってみると問題なくカード決済が出来ました (^^;)
一つ勉強になりましたが、虫眼鏡で見ないとちょっと見ずらいくらいの小さな字で書いてあるので分かりずらいかも知れません。
位置的にはカードの磁気の上あたりなので確認してみて下さい。
4・まとめ
今回はUS$748の買い物でした。
ちなみにその内のUS$72が運賃です。
これは航空便ですが木曜日の深夜に(日付が変わって金曜日の午前0時すぎ)発注して日曜日の午前中に自宅まで届いています。
相変わらずアメリカから驚異的なスピードで荷が届きますね(笑)
ところで気になる日本円でのお値段はと言うと…
US$748は現在のレートでUS$1=105円で計算してみると日本円で78,540円になります。
荷物が届いてから消費税を支払いましたがこれが4,200円でした。関税は0円です。
それで総合計が82,740円となります。
国内のRRSの代理店さんでこれらの商品を購入したら3割~4割増しとなるので、やはり断然個人輸入の方が安くてお得です。
ちなみ国内で雲台だけ購入した場合、代理店さんからだいたい65,000円くらいで販売されています (^^;)
アメリカではUS$415で販売されているので、日本円では約43,500円(US$1=105円で計算)くらいです。
これに送料がUS$72なので同じ計算でいくと日本円で約7500円ぐらいになります。
それに消費税が約2500円程度になるのでそれらを合計しても53,500円です。
消費税の計算については冒頭に貼ってあるリンク「前回、個人購入した時のブログ」を参考にして下さい。
国内の代理店さんで購入した場合と比較して、雲台だけでも約1万円ぐらいの差額がすでに発生してしています。
値段だけ見れば圧倒的に個人輸入した方がお得ですが、もし送られてきた製品に不具合等があった場合は自分で対応しなければなりません。
しかし、これまでにRRSと何度かやり取りをしてみた感じでは、これはこれで何とかなると思っているので個人的には問題ないかと思っています。
そうした煩わしさを危惧するなら少々お高くなっても保険料と思って国内の代理店さんでご購入されてもいいでしょう。
しかし、物にもよりますが個人輸入した場合と値段の差額がかなり出てしまう可能性がありますので、一度調べてから購入された方がいいと思います。
ところでこの雲台を購入する際にちょっとしたハプニングがありました。
実は購入した雲台のクランプレバータイプのものが「Out of Stock」と最初なっていたのです。
つまり在庫切れです。
少々落胆しましたが、どうしても早く欲しかったのでつたない英語でRRSへメールをしてみました。
英文はもちろんGoogle翻訳を利用しています。
「他のモノと一緒に購入したいので雲台の納期を教えて下さい」っとRRSに問い合わせをしてみた結果…
その日は深夜だったのでそのまま就寝して翌朝すぐにメールを確認するとRRSからの返信はありませんでした。
何気にRRSのホームページを見てみると、なんと在庫切れだった雲台が「IN STOCK」に代わっているではありませんかっ (≧◇≦)
つまり一晩で在庫あり!!になっていたのです。
自分のメールをスタッフが読んでくれたのかは分かりませんが「在庫あり」に代わっていたのはありがたいことです。
これからも、もし在庫切れであってもRRSに問い合わせをしてみる価値は大いにありそうですね。
さて、お値段のお話はこれぐらいにして…
ここからは実際この雲台を使ってみた感想を書き綴ってみたいと思います。
まだ数回しか撮影には行ってませんが、思っていた通り使い勝手も良くしかも軽量なので持ち運びも苦になりません。
いつもレンズやら色んなモノがパンパンに入っているカメラリュックのスペースも、このコンパクトさならかなり助かります。
これだけのコンパクトさでありながら十分すぎるスペックを持ちあわせているので、BH-55LRの雲台よりも使用頻度が高くなるかもしれませんね。
また、D850に70-200f2.8のNikon大三元レンズを装着してみて使用してみましたが…。
雲台がコンパンクトなので安定感はどうかな?って少し不安がありましたが、これはどうやら取越し苦労のようでした。
これぐらいのレンズを装備してもびくともせず、全く問題はありません。
そもそも、この雲台では広角レンズから200mmまでの望遠レンズが使用できれば良いと想定しているので自分の使い方なら全く問題なし!!ですねっ (^ ^)
あと、ロックレバーもムキになってガッチリ締めなくても、ちょっと締めただけでもよくホールドされている感じです。
緩める際も、少し緩めただけで雲台の操作ができるので構図決めにも素早く対応できるかと思います。
何度も言うようですが、軽量かつコンパクトなので普段使いにはもってこいの雲台かも知れませんね。
これをもって "いざ岡山へ!!” っと行きたかったのですが…
せっかく岡山旅行に合わせてアメリカからわざわざ取り寄せたのに、新型コロナウイルスの感染拡大で行けずにとても残念でした (>_<)
まぁ、楽しみは後に取っておくことにしましょう (^^;)
でも、いい買い物ができたのでホントに満足しています(^^♪
次回はこの雲台と組み合わせた三脚のレビューをしたいと思います。
それでは次のブログでまたお会いしましょう (^.^)/~~~