D5300で極寒の紅富士撮影から始まった撮影紀行!!シグマのレンズはイイですね (^^)/
久しぶりのブログの更新になりましたっ (>_<)
今日のお話は、シグマのレンズ、17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMと、17-50mm F2.8 EX DC OS HSM を引き連れて撮影に行ったお話です。
って言っても、D5300はこの二本のレンズをメインにいつも撮影に行っているので、具体性に欠けますね (^_^.)
どこに撮影に行ったかと言うと・・・
まずは、極寒の山中湖の紅富士撮影から始まって、芦川渓谷、精進湖、西湖、五竜の滝、箱根スカイラインと、朝から晩まで撮影三昧だったお話です。
ここ最近はレポートが多かったので、久しぶりに物語風のブログとなりますっ (^.^)
さて、それでは超・超・超寒かった山中湖へとサクッと行ってみましょう (^^)/
2015年2月28日
早朝の4時に目覚ましの音で目が覚める。
目は覚めるが、あまりにも寒くて布団から脱出できない・・・。
繰り返し目覚ましが鳴るものの、この布団の温もりを手放せないでいる。
30分も布団の中で葛藤しながら、意を決してようやく脱出できた。
ブルブル震えながら身支度を整えると、愛機D5300とシグマのレンズをバックに詰めていざ出陣。
極寒の山中湖へと向かう。
気温は氷点下である。路面の凍結に注意しながら、愛車を飛ばした。
山中湖のいつもの撮影ポイントに到着した時は、すでに大勢のカメラマン達が待機していた。
久しぶりに来た山中湖であったが、湖面を見て驚いた。
なんと凍結しているのだ・・・。
小生が子供の頃に、冬は山中湖でスケートが出来たって話は聞いた事があるが、実際、湖面が凍結しているのを見たのは初めてである。
カメラさえ始めていなければ、間違いなく湖面が凍るような寒いところには絶対に近寄らなかったであろう。
完全防寒対策で来てみたが、想像以上の寒さである (>_<)
溺れかけた子犬のようにブルブル震えながら三脚を立て、カメラをセッティングする。
まずは、シグマ17-70 F2.8-4のレンズを装着。
夜が明けるのを待つ。
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離17mm F7.1 SS 1/1.3 露出 0 ISO 400
この凍てつくような寒さの中で狙うは「紅富士」である。
それにしても、カメラマンの皆さんの根性には感服するところである。
暑かろうと寒かろうと、目的の為なら挫折することが決してない。
空手の修行も多々厳しいモノはあるが、カメラ道の修行もそれに匹敵するぐらい厳しいと思う・・・。
そうつくづく思いながら待つこと1時間余り。
富士の頂が少し色づいてきた。待ちに待った夜明けだ!!
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離31mm F7.1 SS 1/60 露出 -0.7 ISO 200
周りのカメラマンのシャッター音が一斉に鳴り響く。
ここからは時間との勝負!!
猛将D5300が、紅富士を切り撮るべく襲い掛かる。カシャッ カシャッ
どんどん紅色に染まって行く富士の姿はまさに神秘的・・・。
古人曰く「早起きは三文の得」と言うが、まさにその言葉通り。
その一部始終をおさめるべく、D5300のシャッターを切りまくった。
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離31mm F7.1 SS 1/80 露出 -0.7 ISO 200
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離31mm F9 SS 1/60 露出 -0.7 ISO 200
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離34mm F9 SS 1/50 露出 -0.7 ISO 200
富士全体が紅色に染まりきるまで、5~6分程度だったかもしれない。
この瞬間だけは寒さを忘れさせてくれる時間である。
が・・・それにしても、寒い (>_<) 寒すぎる (T_T)
ポケットに入れたカイロを握りしめても、悴んだ手はぜんぜん温まらない。
気持ちよく写真は撮らせて貰えたが、いかせんこの寒さはこたえる。。。
これも、宿敵「フジヤマ」の逆襲かっ (>_<)
ただでは、切り撮らせてもらえないようだ・・・(T_T)
ちくしょーーーー!!って言うかマジ寒い。。。。。
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離31mm F9 SS 1/40 露出 -0.3 ISO 200
ほとんどのカメラマンは、紅富士が終わると撤収していった。
小生もそれに倣い、三脚をたたみ撤収準備に入り極寒の山中湖を後にした。
次なる目的地は、芦川渓谷。
新レンズであるシグマ17-50 F2.8で、ぜひ試してみたい事があるのだ。
愛車の暖房をガンガンに効かせて、目的地へと急いだ。
精進湖から甲府市内へ抜ける国道358号線、通称、精進ブルーラインと呼ばれる国道を甲府市内に向けて走る。
途中、県道36号線に入りここからポイント探しが始まった。
今回ここに来た目的は、渓流の水の流れを絹糸のように撮りたい為に来てみたのだ。
もちろん、そんな撮影など一回もしたことがなく、初めてのチャレンジである。
ここには、よくツーリングで走った小生のお気に入りの場所。
って言うか、ぶっちゃけ渓流と聞いて思いつく所がここしかなかっただけなのだが・・・(^_^.)
道路に路駐しては、ポイントを探しまくった。
ここは道路より、さらに低い位置に川が流れているため、良さそうなポイントを見つけても、断崖絶壁で川まで降りれなかったりして、なかなかポイントがない。
だいぶ下流まできたところに、ようやく川まで降りれそうでいい感じのポイントを探しあてた。
とは言っても、結構、無茶をすれば・・・の話である。← まさか師範・・・
まずは、カメラ機材を持たずに川へ降りてみた。← おーいっ師範!!危ないよぉーーー
なんとか、崖みたいなところを慎重に降りて、そこから渓流沿いの道なき道をポイントまで行ってみる。
想像以上に中々いいポイントであった。
とは言うものの、初心者なのでぶっちゃけ・・・どこがいいポイント?と聞かれても、正直よく分かってないが・・・。素人目でいいポイントだと判断したのだった。
とりあえず来た道を戻り、崖をよじ登って今度は最小限の撮影機材を持って、再び崖を降りた。← えっ?行っちゃうのぉ???
所々に雪があるので滑って落ちないように、空手で培った集中力で慎重に降りる。
背中に背負っているD5300が、兄弟大丈夫か?っと不安そうにしている。
なんとか崖を無事に降りると、今度は渓流沿いの道なき道を歩く。
滑って落ちれば、この真冬の川に転落してしまう・・・。← 師範死んじゃうよっ(>_<)
何度かバランスを崩しかけたが、そこは元全日本王者。
なんとか気合で踏ん張り、無事ポイントに到着した。← よかったぁぁぁーーー
早速、三脚を立て撮影を開始する。
ちなみに、今度は新規購入したレンズ、シグマ17-50 F2.8を装着している。
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離32mm F20 SS 1/3 露出 -0.7 ISO 100
撮影しては、液晶モニターで確認してみる。
うおぉぉーーー!!いい感じじゃん !!
絹糸になってるじゃん (^^)/
っと、ご機嫌の小生。
愛機D5300も、兄弟まだまだ行くぜ!!っとやる気満々のご様子。
そんな愛機が、格別なショットを切り撮ってくれた。
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離50mm F20 SS 1/2.5 露出 -0.7 ISO 100
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離22mm F20 SS 1/4 露出 -0.7 ISO 100
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離50mm F20 SS 1/3 露出 -0.7 ISO 100
このポイントには、かなり長い時間を掛けて撮影を行った。
今日の成果を、写友のSさんにメールで送ろうと(D5300のWi-Fi機能は超便利っす)スマホを取り出してみたら・・・。
なっなんと圏外 (>_<) ← マジかよ・・・
ゲっ・・・ ← 師範、大ピンチってやつっすか?
ひょっとして、この状況は・・・・
もしも、ここで不測の事態にあっても、誰とも連絡取れないじゃん (T_T) 危険!危険!!
そう思うと、急に心細くなってきたので、急いで撤収することにした。。。
撤収時に最後の崖で、すってんコロリンと転んでしまったが、無事に生還することができた。 ホッ・・・下手すると、もう二度とSさんとも喧嘩もできなくなっちゃうよ (T_T)
芦川渓谷から無事に生還?できてホッとしたのか、自販機で買ったコーヒーがとても美味く感じた・・・。
国道358号線を今度は精進湖方面へ向かって愛車を走らせる。
精進湖に到着すると、レンズをシグマ17-70 F2.8-4に変えて撮影を開始!!
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離34mm F11 SS 1/250 露出 0 ISO 100
少し前に来た時は湖面が凍っていたのだが、春の声を聞く頃になると湖面の凍結もおさまっていた。
釣り人が、のんびりと釣り糸を垂らして楽しんでいる・・・。
このような、のどかな風景に心が浄化されていくかのような時間を過ごせた。
それにしても、逆さ富士が美しい。。。
精進湖は、元々、逆さ富士が出やすい湖なのだが、ここまで綺麗な逆さ富士を見ていると気分が良く、とっても癒される。
精進湖で癒された後は、西湖に向かうことにした。
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離34mm F11 SS 1/400 露出 0 ISO 100
西湖でも、綺麗な逆さ富士を見ることができた (^.^)
ここは、初めて逆さ富士を切り撮った思い出の地。。。
その時の様子はこちら↓↓↓
D5300 富士山冬の陣 ~ 覚悟しいや富士山!! リベンジさせて貰います ~ - Kumamon's diary
しばらく留まりボォーっと眺めていると、まだ10代と思われる二人組の少年達がやってきた。
おぉぉぉーーーすげぇーーー!!
ギャク富士じゃん!!っと連呼して感動しているようだった。
なにっ?ギャク富士だと・・・? (ー_ー)!! ピクッ
小生が癒されている所を、ギャク富士と連呼しているのにカチンときたが、まぁギリ間違いではない。
今度は少年達が小生の元に来て、話しかけてきた。
※注意・・・ここからの会話はすべてマジ会話です。信じるも信じないもあなた次第です (^_^.)
「ねぇ、オジサン、ギャク富士撮ってるの?」
「はぁっ?おいっ!!オジサンって誰よ?」 ← 師範抑えて・・・
少し眼光が鋭くなってる小生。
「えっ?」
「えっじゃねーよ。オジサンって誰に言ってるのよ?」 ← マジ師範抑えて!!
益々、眼光が鋭くなる小生。
「すっすいません。お兄さんでした・・・」
「そうだろう。そんな歳じゃねーし」
「あのぉ、それで、ギャク富士を撮ってるんですか?」
「ギャク富士じゃねーよ。さかさ富士って言うんだよっ」 ← キレそうな師範 (>_<)
かなり鼻息が荒くなってきている小生。
「え?ギャク富士って言うんじゃないんですか?」
「だから、さかさ富士って言うんだ。覚えとけよ (ー_ー)!!」 ← 師範キレなくて偉いぞ!!
「はっはい。あーざーっす」
そう少年達は言うと、ダッシュで車に戻って行った。
うーん・・・
あのような少年達は一度うちの道場で鍛え直した方が良いなっ・・・
と、しみじみ思いながら小生も西湖を後にした。
西湖から、次は静岡県の裾野市にある五竜の滝へと向かう。
まだまだ、小生とD5300の写欲は一向に衰えない。
目的はただ一つ。
ここでも、滝の流れを絹糸のように撮ってみたいのだ。
西湖からだと、車で1時間ちょっとで現場に到着。
今度は、シグマ17-50 F2.8のレンズに交換して、いざ勝負!!
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離27mm F18 SS 1/1.6 露出 0 ISO 100
ごぉーーーっと爆音を立てながら、滝の水が勢いよく流れ落ちてくる。
レンズに水しぶきが飛んでくる。
ここは街中にある滝ではあるが、豪快な水の流れは見ていて圧倒された。
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離40mm F16 SS 1/1.6 露出 0 ISO 100
もう少しで日没になるので、段々と寒くなってきた。
誰も居ないと思っていたら、撮影していた近くで画家の方が熱心に筆を走らせていたのを発見した。
気になったので、画家の方に話しかけて絵を見せてもらった。
中々いい感じで描かれている。
構図の取り方とかを聞いてみたが、参考になるようなお話をしてくれた。
しばらく雑談をしてから、丁重にお礼を言って五竜の滝を後にした。
日没まであとわずか・・・。
最後の目的地である箱根スカイラインに急がなければ!!
五竜の滝から箱根スカイラインまで裏道を使えば30分も掛からずに行けた。
急いでポイントを探して、そく撮影開始。
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離17mm F11 SS 1/250 露出 -0.7 ISO 100
なんとかギリギリ間に合ったようだ。
一度、ここからの夕焼けを撮ってみたいと思っていたのだ。
ここもツーリングで来た時、夕焼けが綺麗だなぁ・・・っといつも感じていた場所。
その光景をぜひ愛機D5300で切り撮って見たかったのだ。
刻一刻と沈んでいく太陽が美しく思える。
カメラを始めていなければ、ここまでそうは思わなかったであろう。。。
日が完全に沈みきるまで撮影を楽しんだ後、帰路についた。
箱根スカイラインから長尾峠を走ると、眼下に御殿場市内の夜景が飛び込んできた。
このまま帰るつもりだったが、これを見てしまったら、切り撮らなければなるまい。
今度は、夜景の名所でもある乙女峠まで足を延ばしてみた。
ここからの眼下に広がる夜景は、いつ来ても美しく思える。
早速、撮影を開始してみた。
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離50mm F5.6 SS 1/1.6 露出 -0.7 ISO 100
雄大な富士をバックに輝く夜景は、言う事なし!!
ここの景色はいつ見ても、素晴らしく思える。
小生が撮影していたら、カメラマンが何人か来ては撮影をしていった。
スマホで撮影しているカップル達もいた。
やはりここの夜景は、人気スポットのようだ。
今日は早朝からずっと撮影三昧であったが、実に有意義な、そして充実した一日を過ごせた。
明日からは、もう3月・・・。
今度は、待ちに待った春を相棒のD5300で切り撮らなければならない。
まだまだ、小生のカメラ道の修行は続くのである・・・。
どうでもいいけど・・・
はぁぁぁーーー。。。(超特大ため息・・・)
明日はなんで日曜出勤なんだよぉぉぉーーー (>_<) ポコペン(T_T)