D5300で「Rising Sun」撮っちゃいました。本栖湖の日の出は素晴らしい!!
今日から10月ですね。いよいよ、これから秋本番を迎えます。
紅葉の季節にはまだ少し早いですが、気が早いもみじは少し色づき始めていますね (^.^)
また、しばらくは写真三昧の日々を送れそうです。
さて、今日のお話は、富士五湖の一つ本栖湖で日の出の初撮影に行ったお話です。
厳冬の中、本栖湖の寒さはハンパなかったです (>_<)
お初の日の出撮影は果たしてうまくいったのでしょうか?
今回は度々このブログで紹介させて頂いてる、弟子のY君(12歳)とK君(8歳)兄弟も強制?参加しています。↓↓↓ 参照
D5300 富士山冬の陣 ~ 日本一の頂を切り撮らさせてもらいます!! ~ - Kumamon's diary
それでは、今日もサクッとお付きあい下さいませ!!
2015年1月25日
愛車の後部座席で弟子達が爆睡している中、小生は富士五湖の一つである本栖湖へと向かっている。今回は本栖湖の日の出が狙いである。
この時期の本栖湖は、富士山の稜線から朝日が昇り幻想的な世界を作ってくれると聞きおよぶ・・・。
まさしくこれが狙い。いつかはダイヤモンド富士!!っと思っている小生にはこの経験が必ず生きてくるはずだ。
河口湖まで東富士五湖有料道路を使い、そこから一般道に入る。
さすがに真冬の早朝の4時ともなると、車も人もほとんど見かけることはない。
だからと言って飛ばすのは危険だ。このエリアは路面凍結がしやすいエリアなので、慎重に運転しなければならない・・・。
助手席に座る写友のSさんも、そのことを知ってか眠い目をこすりながらも集中して運転する小生の邪魔にならないよう気を使ってくれてるようだ。← 本当はSさん超眠たかったオーラ出てましたよっ (>_<)
どうやら、無事にたどり着けそうだ。
しかし、辺りは暗すぎて肝心な富士山が目視できない。ひょっとしたら雲に覆われているかも・・・っと少し不安がよぎる。
国道から本栖湖に入る交差点を曲がると、湖畔を走り抜け撮影ポイントに近づいてきたその時、巨大な富士山が姿を現した。しかも湖面には逆さ富士まで確認できる。
これを見たら、誰もが興奮するであろう。先ほどまでウトウトしていたSさんも歓喜の声を上げて小生と共にテンションがMAXとなっている。
愛車の中で大騒ぎをしていたら、後部座席の弟子たちも目が覚めたらしく、すげぇーを連発している (^_^.)
この弟子どもと雪遊びに連れてく約束をついついしてしまったのだが・・・。
空手家はウソをつかないのが、小生の指導方針。
条件としてこの撮影に参加することを義務づけておいたのだ。
楽しいことや楽なことばかりを覚えてしまうと人の心は腐ってしまう。
自分にとって嫌な事やキツイこと、それに苦しい事ををするならば、まず自分が率先してやりなさい!!っと普段から指導している。
ただ、自分が遊びたい!雪遊びをして楽しく過ごしたい!だけでは小生の弟子としては、ちょっとモノ足りない。
この寒さの中での・・・ってオイっ!!
お前ら聞いてるのか?っと言いたくなるぐらい、富士の威風堂々とした姿を見て後部座席で弟子どもがはしゃいでいる (>_<)
どうやら、修行を兼ねてここまで連れてきたのはいいが、弟子達は楽しいらしい >_<
くそっ!!フジヤマめ!!小生の弟子を懐柔しやがって (-_-#) ピクッ
後できっちり成敗してくれる (-_-メ) っと心に誓うのであった。 ← もしかして師範、それってジェラシー???
撮影ポイントに到着すると、すでにカメラマンが10人以上スタンバイしていた。
愛車から降りると、すぐさま三脚をセッティングし愛機D5300で狙いを定める。
あまりにも興奮しすぎて慌てていたせいか、車に忘れ物をするたび、弟子どもが走って何度も取りに行ってくれた。
これも空手家の修行である。← 師範、もしかしてそれって虐待って言うんじゃ・・・
弟子達の活躍?のおかげで、猛将D5300の戦闘態勢が整った。
フジヤマよ、いざ勝負!!
Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRⅡ 焦点距離24mm F7.1 SS1/3 ISO200 WB白色蛍光灯 露出-0.3 画像加工なし
日の出前の本栖湖です (^.^) このグラデーションはマジいいっす!!
日の出前の幻想的な本栖湖に浮かぶ富士山を切り撮る。
夜明け前の空のグラデーションが実に美しい・・・。
湖面には、まるで鏡で写したような逆さ富士がさらに小生達のテンションを上げる。
初めてみる光景に、D5300のシャッター音が静かな湖にこだまする。
Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRⅡ 焦点距離32mm F9 SS1/25 ISO200 WB白色蛍光灯 露出-0.7 画像加工なし
奇跡?の一枚です。マジどうやって撮ったかまったく思い出せませんが、幻想的な富士山のショットに満足しています (^^)/
日の出前に色々な設定で切り撮ってみることにした。そして、撮った一枚がこれ。
より幻想的な一枚となったと言いたいが、あまりにも弄りすぎて実はどうしてこのようなショットになったかは原因不明である (>_<)
恐らくもう二度とこんなショットは撮れないと思うが、奇跡?のお気に入りの一枚となった。
Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRⅡ 焦点距離32mm F9 SS1/25 ISO200 WB白色蛍光灯 露出-0.7 画像加工なし
日の出直前のショット。期待感がハンパなかったです!!ちなみに、本栖湖で逆さ富士が出るのは珍しいそうです (^.^)
そうこうしている内に、富士山の稜線がかなり明るくなり始めた。
いよいよ日の出の瞬間が近い。弟子達も初めて見る日の出に目を輝かせている。
写友のSさんは少し離れている場所で陣取っているが、隣のベテランカメラマンのオジサンから色々アドバイスをもらっているようだ。
Sさんは、カメラ歴2年近くあるのだが、そのほとんどがまったく撮影をしていない。
カメラ歴2年というより、カメラ保有歴2年と言ったところか・・・。
ぶっちゃけ小生と同レベルの超初心者レベルのカメラマンなのだ。
小生がカメラを始めたことを知って、再ブレークし今は色々と情報交換をしている戦友でもある。
小生もSさんに負けじと今一度設定を見直し待ちかまえる。
そして、いよいよその時を迎えた・・・
Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRⅡ 焦点距離32mm F11 SS1/400 ISO100 WB白色蛍光灯 露出-1.0 画像加工なし
ホント、でたぁぁぁーーって感じでした!納得の一枚であったはずなのに (>_<)
太陽の光伸びてなぁーい(泣)あっ光芒でしたねっ (^_^.)
おぉぉーーー!!!! ついにでたぁぁぁぁぁーーー!! 日の出である。
富士の稜線から放たれる強烈な日差しに一斉に同志達のシャッター音が鳴り響く。
無我夢中で撮影する小生とD5300。この時ばかりは寒さもぶっ飛び、ひたすらシャッターを切りまくった。
あっという間に日が昇り、ここで日の出撮影が終了 (^^)/
ん~なんて満足な一枚が撮れたんだろう・・・と感無量の小生 (-。-)y-゜゜゜
それにしても、なんて美しい本栖湖の日の出だったのであろう。
液晶モニターで勝ち誇ったように本日の収穫を再生しニヤニヤしていた。
そこにSさん登場。
見て見てっと興奮した様子で小生のところにやってきた。
「やけにご機嫌じゃんSさん 。いいの撮れたの?」
「これ見てよ先生!!」← Sさんは弟子でもないのに小生のことを先生と言います (^_^.)
「どれどれ俺のD5300には敵わないと思うけど見て進ぜよう (^.^)」← 師範、余裕じゃん
ゲっ・・・
「いいでしょっ先生!!超よくない?」
「・・・」
「先生のも見せてよっ」
「・・・」
「何これ?先生の太陽の光が伸びてないじゃん(笑)」← Sさんそれは光芒と言うのです(T_T)
無言となった小生に追い打ちをかけるSさん。Sさんは腹黒いとよく言われています(泣)
Sさんの液晶モニターに映しだされた日の出は、しっかりと光芒が出ていた。
しかも、より幻想的になっているSさんの画に絶句してしまう小生・・・。
先生のよりSさんの写真のがすげーっと弟子達からも絶賛の雨嵐 (>_<)
くそぉぉぉーーーー!!てめーら破門だぁぁぁ(怒)
どうやらSさんは、隣にいたベテランカメラマンのオジサン達から完璧な設定を教えてもらっていたらしい・・・。
悔しいが、ここは認めざるおえない。
小生の完璧な一本負けであったが、ここは次回に生かさなければならない (>_<)
得意げな?Sさんから光芒を出す設定方法の伝授を受け、裏切者?の弟子達と共に本栖湖を後にした。
河口湖湖畔で雪遊びをする予定であったので、そのまま向かう。
河口湖に入ると、朝日を浴びて美しい姿の富士山に出会ってしまった。
先ほどはきれいな一本負けをしてしまったが、この景色に出会ってしまった以上、素通りは出来ない。
気を取り直して、さっそくD5300と共に撮影に入る。
Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRⅡ 焦点距離26mm F13 SS1/250 ISO100 WB白色蛍光灯 露出-0.3 画像加工なし
どうです?この逆さ富士♡ またまた富士山の魅力にやられちゃいました (>_<)
湖畔まで足を運ぶと、見事な逆さ富士も現れた。
冬の朝に見るこの景色は、ますます写欲を増してくれる。
ほんの少しの時間だったが、心が癒されるひと時を過ごした・・・。
雪遊びの会場に着くと、待ってましたと言わんばかりに弟子達が遊び出す。
朝早くから付き合わせてしまったが、この子たちが大人になっても自然を愛せる心が綺麗な大人になってもらいたいと節に願う。
弟子たちの今日の頑張りに、雪遊び会場にあった吉田のうどんを褒美にとらせた(笑)
さて、弟子どもよ、それを食べたら今日は稽古日!!
これからシゴキまくってやるから覚悟するがよいっ!!っと先ほどの本栖湖での恨み?をこめて、雪遊び会場を後にして帰路についた。← 師範のが腹黒いかも (>_<)
どうでもいいけど・・・
太陽の光が伸びるヤツ撮りたかったなぁ(泣)← だから師範、それを光芒って言うんです!!
また来たいけど、超寒いしぃぃぃ ← 師範ガンバっ!!
とにかく稽古行こうっと・・・ポコペン (T_T)