三脚 & 雲台システムを一新!!~ いつかはGITZO… (-。-)y-゜゜゜ ~(GT4533LS 三脚編)
こんにちわ。
前回のブログで雲台について熱く書き綴りましたが…
今日はその続きで、新雲台システムの相棒に選んだ「GITZO GT4533LS システマティック」の三脚について振り返ってみたいと思います。
その時のブログはこちら ↓ ↓ ↓
目 次
- 1・GITZO(ジッツオ)にした理由
- 2・「システマティック」にした理由
- 3・システマティック「4型」にした理由
- 4・システマティック 4型 「3段」にした理由
- 5・ついに完成!!雲台&三脚の新システム
- 6・まとめ
1・GITZO(ジッツオ)にした理由
GITZO GT4533LS システマティック
RRSの雲台は最初から決めていましたが、その雲台の相棒にどの三脚を合わせようか迷いました。
数ある三脚の中から絞りに絞った候補は…
「RRS TVC34L」
「GITZO GT4533LS」
のベタすぎる?二択です (笑)
これはあくまでも個人的なイメージで恐縮ですが、RRSの三脚は「新進気鋭のナイスガイ」ってイメージがあり、対するGITZOは「安定感抜群の憧れの絶対王者!!」ってイメージがあります(笑)
「GITZO 一強」と言われたぐらいGITZOの三脚は有名ですが、最近ではRRS(Really Right Stuf)の三脚もGITZOと性能が互角と言われるまでになっています。
どちらも素晴らしい三脚ですが自分なりに時間を掛けてリサーチしてみた結果…
最終的には「GITZO」の三脚の購入に至りました。
その理由は…
リサーチしていてRRSの三脚は購入を検討していたシリーズではなかったですが、他のシリーズで不具合が頻発しているようでメーカーの対応も後手後手に回ってしまっているような報告がされていました。
↑オイオイどうしたRRS?一体なにがあったんだぁー (ーー;)
これまでのRRSはそんな事が無かったので未だに信じらませんが事実のようです。
対するGITZOの三脚はこれといった不具合の情報が出てこなかったので(ただのリサーチ不足で知らないだけかも知れませんが…)これなら安心できるかなぁ…って思いました。
なんと言っても初めての本格的な高級三脚なので、後々嫌な気分にさせられるのだけは避けたかったです。
それにいかに素晴らしい製品を作っても不具合だらけで安定した供給が出来なければ、その製品はユーザーからダメな製品として烙印を押されてしまいます。下手をすれば会社そのものがダメ会社の烙印を押されてしまう場合だってあるのです。
仕事柄、モノづくりに携わっている者としては品質管理は特に重要だと骨身にしみて理解しているつもりです。
予期せぬ不具合が起きるのは仕方がないとしても、その後の対応は誠実でなければなりません。
不具合を起こしているのが検討しているRRSの三脚シリーズではなかったにしろ、メーカー対応の甘さが報告されていたので、今はRRSの三脚はちょっと避けるべきかなぁ…っと判断しました。
三脚以外の製品は一切そんな事がないのに、ホントどうしちゃったんでしょうね (^^;)
RRSはお気に入りのメーカーだけに逆に心配になってきます。
とにかく値段が値段だけにやはりリスクは少ない方がいいです。
って事で、創業70年の老舗中の老舗であるGITZOさんならまず間違いないでしょう!!っと若干の期待も込めて購入に踏み切りました (^^♪
そんな期待に応えてくれるかのように、撮影現場ではGITZOの三脚はよく見かけます。
安定した高品質の三脚を長年供給し続けているからこそ、こうして多くのカメラマンの方に愛用されているのでしょう。
それはGITZOの三脚が高品質だという何よりの証拠だと思っています(^^)/
ひと昔?いや、ふた昔?前に、TOYOTAの高級車クラウンのCMで「いつかはクラウン…♪」なんてCMがありましたが…(^ ^)
三脚の世界で言えば「いつかはGITZO…(^^♪」に言い換えてもいいぐらい誰もが憧れる三脚ですねっ (笑)
2・「システマティック」にした理由
GITZO GT4533LS システマティック
GITZOには3種類のカテゴリーが用意されています。
トラベラー
折りたためて非常にコンパクトになりその名の通り旅行などに向いている。
マウンテニア
トラベラーとシステマティックの中間に位置し、堅牢性もあり尚且つ軽量で可搬性もある万能タイプの三脚。多くのカメラマンが愛用している。
システマティック
GITZO三脚シリーズの中で最も堅牢性と安定性がありプロ御用達のハイエンドモデルのガチ三脚。また、拡張性も重視されレベリングベースやセンターポール、ビデオアダプターなど用途に合わせたカスタマイズが可能。
ざっとGITZOの三脚のカテゴリーはこんな感じですが、ここは全く悩まずに堅牢性のガチ三脚「システマティック」にしました (^^)/
なぜならば、単純に最初の1台目は本格的なガチ三脚が欲しかったからです。
これまではマンフロットの055シリーズを普段使いのガチ三脚、190シリーズを旅行&登山用として使い分けてきました。他にもBe freeシリーズなど数台所持していますが主に使用しているのはこの2台です。
年に数回の旅行や登山に必要な三脚よりも、普段使いしている三脚の方が優先順位が断然上です!!
なので普段使いに使用していたマンフロットの055シリーズの後釜は堅牢性に優れたガチ三脚のシステマティックの一択でした。
GITZO GT4533LS システマティック
そしてシステマティックの拡張性も惚れ込んだ理由の一つです。
上記はアッパーディスクを外した画像ですが工具を使わずに外せます。
ここにレベリングベースを付けたり、他にもセンターポールやビデオアダプターなど自分の撮影スタイルに合わせてカスタマイズができるのがイイですね。
早速レベリングベースをつけてパノラマ撮影でもしたいと思っています。
また、ローアングルで撮影したい場合はセンターポールがない分かなり低い位置からの撮影だって出来ちゃうので撮影の幅も広がりますね。
これはいずれやってみたいと思っているのですが、堅牢性があるシステマティックなら一台の三脚に二つのカメラを設置するような事だって可能ではないでしょうか (^。^)
アレもコレもとやりたいことが出てくるので、システマティックはとてもワクワクさせてくれる三脚ですね (^^♪
3・システマティック「4型」にした理由
GITZO GT4533LS システマティック & Nikon D850 AF-S80-400f4.5-5.6G ED VR 高ボッチ高原にて
GITZOの三脚にはそれぞれのカテゴリー別に0型~5型までシリーズ化されています。
って言っても全てのカテゴリーに0型~5型まであるのではなく、カテゴリーによっては存在しない型もあります。
型の違いは三脚のパイプ径の違いによるものです。
0型から5型まで数字が大きくなるにつれてパイプ径がどんどん太くなっていき堅牢性や安定性が出てきますが、その代わりに三脚の大きさや重量もどんどん大きくなっていきます。
システマティックに用意されているシリーズは3型・4型・5型の3シリーズです。
5型までなってくると流石に大きすぎるので、今の撮影スタイルなら3型か4型のどちらかです。
人気があるのは3型みたいですが散々悩んだ挙句「4型」を選びました。
3型も4型も耐荷重は同じで他のスペックもそれほど変わりません。強いて言うなら3型の方が若干軽く(約300gぐらい)値段も1万円くらい安いです。
それなら3型でもイイじゃん!!って思いましたが、最終的には焦点距離で「4型」を選びました。
GITZOの三脚の型を選ぶポイントの一つとして、あくまでも目安ですがシリーズ別に対応している焦点距離がこのようになります。
0型 75㎜
1型 135㎜
2型 200㎜
3型 300㎜
4型 400㎜
5型 500㎜
さらにGITZOについてリサーチしていてたら、下記の「オールジッツオ店長」 様のブログに辿り着き大変参考にさせてもらいました。
迷いを振り払ってもらいありがとうございました (^^)/
参考にした「オールジッツオ店長 」様のブログを見て頂ければ分かると思いますが、メーカー推奨の3型(GT3533LS)の焦点距離は400㎜クラスまでのレンズならどうやらイケそうです。
スペック一覧表を見ると焦点距離が300㎜~400㎜と記載されています。
一方、4型(GT4533LS)は400㎜~600㎜と記載されていました。
現在所持しているNikon AF-S 80-400f4.5-5.6G ED VRはテレ端になると鏡筒がかなり伸びて来るので不安定になります。
それに望遠になればなるほど「ブレとの戦い」となるので三脚の堅牢性や安定性はより重要性を増してきます。
3型も4型もパッと見ただけではスペックはあまり変わりませんが、こうして改めて見直すと違いが出てくるものですね (^^;)
少しでも安定性を良くしてブレを抑えたかったので、余裕を持たせたスペックで運用して行くのが無難と判断しました。
そうなると、もう「4型」しかありません!!
600mmクラスの望遠レンズまで対応できるのなら心強い限りです (^^)/
ちなみに三脚が対応している焦点距離を公表しているメーカーはGITZOだけみたいです。
焦点距離で三脚を選ばせるGITZOの考えは大いに賛同できますねっ。
4・システマティック 4型 「3段」にした理由
GITZO GT4533LS システマティック
カテゴリー(システマティック)、シリーズ(4型)と決まれば最後は段数(脚を何段伸ばすか)を決めます。
ここは迷わず「3段」にしました。
単純に段数が少なければそれだけ安定性は増します。
4段では最後の脚のパイプ径が細くなるのが気になるところです。
また、4段は3段よりコンパクトになるので可搬性がよくなりますが、元々可搬性は全く重視していなかったので3段で問題ないです。
それに可搬性を求めるならシステマティックではなくマウンテニアかトラベラーを選びます。
また、ブレの原因にもなるセンターポールを付ける予定は全くないので、その代用にロングタイプのモノを選んでみました。
購入した型番のGT4533LSの「L」はロングって意味です。
D850をRRSの雲台に付けて平坦な場所で三脚の脚を全開に伸ばしてみたら、身長177㎝の自分ではアイレベルがちょうど液晶画面くらいです。背伸びをすれば何とかファインダーをギリで覗けるくらいでした。
もちろんそんな不安定な状態でファインダーを覗きながら構図を決めるような作業は出来ません。
ただ少し傾斜があるようなところでレベルを出すとバッチリとファインダーを覗きながら構図が決められます。
マンフロットの055シリーズは平地ではちょうどアイレベルがファインダーでしたが、GITZOの方が平地ならアイレベルが少し高くなってしまいます。
しかし、ファインダーを覗けなくてもカメラの液晶画面を見ながらバッチリとピン合わせが出来たのでそんなに問題ではなさそうです。
5・ついに完成!!雲台&三脚の新システム
GITZO GT4533LS システマティック & RRS BH-55LR
RRSの新雲台システムの相棒がついに「GITZO GT4533LS」に決まりました (^^)/
見て下さいこのシブさを…。
よだれが出てきそうになるぐらいカッコイイです!!
GITZO GT4533LS システマティック & RRS BH-55LR
上記の画像のようにGITZO GT4533LSの三脚の上にはRRSのB2-LR-Ⅱの60㎜クランプレバーを装着してRRSのBH-55LRの雲台をクイックリリース化してあります。
もうこれで何も言う事がないですねっ笑 (^^)/
個人的にはパーフェクトのシステムと言っても過言ではありません。
ここまでたどり着くのに構想から約2年を要しました。←貯金のしがいがあったなぁ…(笑)
ずっと欲しいな…って思い描いていましたが、念願叶って新システムの完成です (^^ゞ
6・まとめ
いかがでしたか?
始めは三脚なんてあまり興味を持たず、レンズやカメラの事ばかり追いかけていましたが、その内、増え続けた撮影機材に対応できる三脚の重要性を知れば知るほどもっと早く手を打っておけば良かったかも…って思うようになりました。
これまで色んな泥沼にハマったお陰で金銭感覚がかなりマヒ?しているせいか、大三元レンズに比べれば三脚はまだ安いもんです(笑)
コツコツと貯金をして次は旅行や登山に使えそうな三脚が買えたらっと思っています。
GITZO GT4533LS システマティック & RRS BH-55LR 高ボッチ高原にて
ちなみに…この三脚を発注してから待つこと1週間…。
発注した店舗から連絡をもらい早速引き取りに行った時のことです。
レジで検品しようと思って箱からこの三脚を取り出した時、思わず「うわぁ軽い!!」っと言ってしまいました。
店員さんが「これはカーボンだからねぇー軽いですよ」って上から目線で反応してくれましたが…。
そんなのモン百も承知!!
知っています (ー_ー)!!
って言い返しそうになったところをグッと抑えました (^^;)
店員さんも悪気があって言ったわけではないと思いますが、そんなことも知らずにGITZOの三脚を買う人はいませんよね(笑)
そんなやり取りはどうでもいいとして…
自分が軽いって思ったのは、システマティックの4型にもなってくると三脚を格納した状態でもお世辞にもコンパクトって言える見た目ではなく…
どうしても「ごっつくて大きな三脚」に見えてしまいます。
しかもパイプ径もかなり太く見た目から「ヘビー級」さがヒシヒシと伝わってきます (^^;
しかし、それが持ち上げると拍子抜けするぐらいにホントに軽く感じるのです。
これだけのモノをこんなに軽量化して製作できるGITZOの技術の高さには、業種こそ違いますが同じモノづくりをしている技術者として感服しました。
やはり創業70年の老舗メーカーってのは伊達ではないですね (^^)/
だから多くのカメラマンに長く愛され続けてきたのでしょう。
そんなGITZOの三脚をこれからも大切に使っていきたいと思います。
それではまた次回のブログでお会いしましょう。
三脚&雲台システムを一新 !! ~海を渡ってやってきたRRS(Really Right Stuf)の製品たち~ (雲台編)
こんばんわ (^^)/
今日はRRS(Really Right Stuf)の雲台関連の製品についてのお話です。
前回のブログで初めての個人輸入でRRSの製品をゲットしたことを書き綴りましたが…
そのRRSから購入した雲台関連の製品について振り返ってみたいと思います (^^)/
その時のブログはこちら ↓ ↓ ↓
目 次
1・個人輸入したRRS(Really Right Stuf)製品ラインナップ
1. BH-55 LR BH-55 Ballhead with full-saizu Lever-release clap
2. TH-55 DVTL-55 Davetail Plate
3. LB-55 CorduraⓇPouch
4. B2-LR-Ⅱ Lever-release style quick-release clamp,60㎜
5. BD850 Base Plate
6. BD850-L Ultralight L-Plate Ultralight L-Plate for Nikon D850
7. BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
8. LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
9. LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
2・雲 台
超広角レンズからバズーカーと呼ばれる超望遠レンズまで、世の中のカメラマン達を魔性の魅力で誘惑し、まるで底なし沼のような泥沼にどんどん引きずり込んでいく深い闇の世界…これが世間で言う「レンズ沼」ってヤツです(笑)
そのレンズ沼にハマりにハマったお陰で?広角から望遠まで一通りレンズは揃える事が出来ました。
特に望遠レンズは自分が撮影する被写体では焦点距離が400㎜のライトバズーカーさえあれば全然足りているので現状は大変満足しています。
↑ いずれは500㎜、600㎜クラスのレンズにも手を出すかも (>_<) いや、 絶対に手を出す… (T_T)
Manfrotto MT 055CXPRO3 / MH XPRO-3W
しかし、フルサイズ(Nikon D850)のボディーにそのようなレンズの組み合わせとなってくると、これまで愛用してきたマンフロット の三脚 & 雲台のシステムでは少し貧弱で、ブレの原因となって泣かされることもしばしば… (>_<)
それを解消する為に雲台と三脚のシステムの見直しが必要となってきたのです。
BH-55 LR BH-55 Ballhead with full-saizu Lever-release clap
そんな新システムに必要な雲台としてRRS(Really Right Stuf)のBH-55に白羽の矢を立てました。
くぅ~~MADE IN THE USAのタグが眩しすぎるぜ!!デザインがシブすぎてニヤニヤしてしまう (ᵔᴥᵔ)
RRSはアメリカのメーカーですが、製品の質の良さから日本でも多くのカメラマンに愛用されていますね。
その恩恵なのか海外のメーカーにも関わらず、皆さん熱心に情報を発信してくれるのでSNSで欲しい情報が入手できリサーチしやすいです。
自分の場合は撮影機材マニアの写友のO君が、実際に使用してみた感じのプラスα情報も得ることが出来たので購入に向けてよく検討ができました。
結論から言うとRRSのBH-55は使い勝手がいいので大変満足をしています (^^♪
ロックノブ、パンノブ、フリクションコントロールのいずれも操作性が凄くいいです。
グローブをはめたまま操作ができましたが、山に籠って撮影する時も多々あるのでこれはありがたいです。
BH-55は重さは890g、耐荷重は23Kgもあり、これまで使用してきたマンフロットの3way雲台よりも軽くて耐荷重は約3倍もあります。
また、ボール径は55㎜と大きく、高さは94㎜、ベース径は73㎜です。
低い重心が見た目でも分かりますが、この低重心構造はブレを防いでくれるのに必要な構造です。
自由雲台は初めて使うのでどんな感じなの?って思っていましたが、フリクションコントロールでボールの動きの滑らかさが好みに調整できるので思っていた以上に微調整がしやすいです。
また、雲台のクランプにはアルカスイス互換のクランププレートが最初から付いてます。
クランプ方式はレバー式かスクリュー(ねじ)式のいずれかを購入時に選べます。
ここで、ちょっと話がそれますが先程「アルカスイス互換のクランププレート」が出てきたので雲台のアルカスイス化についてザックリと説明しておきますね。
もうアルカスイスについてご存知の方はスルーして次項のクランプレバーに進んで下さい (^^;;
よく、雲台のシステムで「アルカスイス」って見たり聞いたりすることがあるかと思います。
雲台のアルカスイス化は個人的には必須項目ですが、「アルカスイス」とは高級雲台を製作している会社の名前です。
詳細は検索して頂ければすぐに分かると思うので省略させてもらいますが、アルカスイスの雲台システムは固定力や安定性など世界最高峰と呼ぶにふさわしい製品です。
その雲台システムをRRSやKirkそれにマンフロット等々…いまや世界中の数多くのメーカーが真似をするようになっています。
つまり、世界が認めた雲台システムに互換性を持たせるように各メーカーが製造をしているって訳です。
これだけ見てもアルカスイスの雲台システムがかなり優秀だと言う事がお分かりになると思います。
なので、今回の場合は…
RRSの製品でアルカスイスの雲台システムに互換性を持たせていますよぉーって事になります (^^;)
これが世間で言う「アルカスイス互換」ってやつです。
実はこのアルカスイス互換については、後で説明しておきますが落とし穴があるので注意して下さい ( ^^;)
もうすでに主流となりつつあるアルカスイスの雲台システムですが、自分みたいにワンランク上の雲台や三脚が欲しいなぁ…って時には必ずその名前が出てきます。
特に雲台のお話にはアルカスイスはついて回るモノなので、ほんの少しだけ触れておきました。
BH-55 LR BH-55 Ballhead with full-saizu Lever-release clap
さて、話しを戻しますがBH55-LRのクランプはレバー式を選んでおきました。
ここにカメラを設置してクランプでガッチリ固定します。
スクリュー(ねじ)式と好みが分かれるところですが、スクリュー式の場合はねじの締め忘れや締めが甘くなってることに気付かない可能性があります。
実際に雲台のねじを締め忘れて三脚を持ち上げようとした写友が、カメラごと雲台から落としているのを目撃したことがあります。
結構そそっかしい所が自分にはあるので、少しでも危険なリスクを回避したいこともあって目で見てパッとクランプしているのが分かるレバー式にしてみました。
またワンタッチで脱着できる利便性もあります。
ちなみにレバーの動きは、固定→半開き→開放の三つの操作があります。
しかし、レバー式クランプにもデメリットはあります。先ほどのアルカスイスのお話に出てきた落とし穴がコレです。
それは、それぞれが違うメーカで製造されたアルカスイス互換の製品同士では、レバー式クランプだと締め付けた時に若干ガタつきが出たりして対応できないことが多々あるので注意が必要です。
つまり、クランプ式だと一定のクランプ幅で締めているので、寸法の違いがあるとガタになったり締め付けられなかったりします。
反対にねじ式クランプだと、多少の寸法の違いはネジの締め付けで吸収できるので、他のメーカー製品どうしでもしっかりと対応できる事が多いようです。
色んなメーカーを組み合わせた雲台システムをやりたい場合はねじ式クランプの方がいいかも知れません。
どちらにしても、目的に合わせてしっかりとリサーチして検討された方がいいでしょう。
アルカスイス互換はあくまで「互換」なので、世界で共通された規格ではありません。
悪く言ってしまえば、各メーカーごとにアルカスイス社の規格を真似して製作しているだけなので若干の寸法の狂いがあっても仕方がないことですね (^^;)
LB-55 CorduraⓇPouch
これはBH-55LR用の雲台ポーチです。
雲台はクイックリリース化にして持ち運ぶようにしたいのでこのポーチを購入しておきました。
これはRRSに確認した訳ではないですが、LB-55 CorduraⓇPouchと記載されていたので、Cordura(コーデュラ)の材質で出来てる製品では?って思っています。
コーデュラ®とは、ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、インビスタ社の登録商標。 高機能の衣服、用具、ワークウェアに使われる「丈夫な素材」。現在ではさらに耐久性が必要とされる衣服や用具から日常着にいたるまで様々な製品に使用されている。
出典:コーデュラ : CORDURA 意味・用語解説 – ファッションプレス
たまたまコーデュラ製品について仕事で少し携わる事があったのでその時初めて知った素材ですが、ポーチ自体もしっかりとした作りなので安心して雲台を入れておけます。
しかし…まったく同じものが雲台の付属品としてありました (>_<)
これは痛恨のミスでしたね (T_T)
まさか付属品で同じモノが入ってるなんて思ってもいなかったのでわざわざ購入してしまいましたっ (>_<)
リサーチ不足でしたがよくよく考えてみればお値段がお値段だけに付属されて当たり前だったかも…。
まぁ、出来がいいポーチなので他に使い道はいくらでもあるので全く問題ないです!!
3・雲台のクイックリリース化
BH-55 LR & B2-LR-Ⅱ
これはBH-55LRの雲台をB2-LR-Ⅱのレバー式クランプに装着した画像です。
本来なら雲台は三脚に固定するのがまだまだ一般的です。
クイックシューが付いているカメラを雲台からワンタッチで脱着するのは皆さんやられていますが、最近は雲台そのものを簡単に取り外せるようにした「雲台のクイックリリース化」をしている人が増えてきました。
利点としては、移動の際にどこかにぶつけて壊したりすることもないですし雲台を外せば軽くなって三脚の持ち運びにも便利です。
登山をして撮影する機会もありますが三脚をリュックに背負っていては全く見えていないので注意していても岩や木などに雲台をぶつけてしまう事が多々ありました。
また、トラベル系からガッチリ系まで複数の三脚を持ていますが、必要に応じていちいち雲台を取り付けたりするのが面倒なので現状は全ての三脚に雲台を付けています。
しかし、B2-LR-Ⅱのレバー式クランプだけ付けておけば高性能の雲台をそのまま運用できるのです。
このように雲台のクイックリリース化することで無駄が省け効率よく三脚を運用できます。
それに高級雲台の部類に入るのでちゃんと管理はしたいですよね (^^;)
B2-LR-Ⅱ Lever-release style quick-release clamp,60㎜
雲台のクイックリリース化をする為に、このB2-LR-Ⅱクランプレバーを三脚に直付けします。
これもスクリュー(ねじ)式とレバー式を選べますが…
ワンタッチで脱着できるのと、ねじの締め忘れが嫌なのでレバー式を選びました。
クランプの長さも色々と選べますが60㎜もあれば十分です。
ちなみに左右にU字の溝が加工されていますが、これは落下防止用のねじがこのU字の底の部分に当たってそれ以上滑り落ちないような構造になっています。
クランプの中央の穴は3/8のタップが、左右には1/4のタップがそれぞれ切ってありますが、これがドリルで穴をあけたモノだけのクランプもあるので発注する時は十分注意して下さい。
TH-55 DVTL-55 Davetail Plate
上記の画像はBH-55LRの雲台にTH-55 DVTL-55 Davetail Plate(ダブテール プレート)を取り付けたものです。
このダブテールプレートが先ほどの60㎜幅のレバー式クランプ(B2-LR-Ⅱ)のアリ溝に入り雲台を固定します。
ダブテールの固定は中央に3/8、左右に1/4の皿ねじを締め込んで固定します。
両端の小さな六角穴付きボルトは落下防止用のねじです。
※ねじ類やL型レンチはすべて付属品でついてきます!!
BH-55 LR & B2-LR-Ⅱ
雲台のクイックリリース化は個人的には超オススメです。
一度は検討してみてはいかがでしょうか (^^)/
病みつきになりますよぉ~ (^^♪
4・L型プレート
BD850-L Ultralight L-Plate Ultralight L-Plate for Nikon D850
風景撮影をするにあたってL型プレートは必要不可欠な存在です。
今さら言う事でもないですが、L型プレートは縦構図・横構図の構図変換を素早くできるので前から欲しかったアイテムです。
余談ですが、D850にAF-S 24-70 f2.8E ED VRのレンズをつけてマンフロットの3way雲台(MH XPRO-3W)で縦構図にすると、カメラに付けたクイックシューを親の仇のようにこれでもかって締めて置かないと、クイックシューがカメラの重みに耐えきれずカメラがおじきしちゃうことも度々ありました。要はクイックシューの締め付けに問題があるのです。
重さに耐えられるように、もう少し根性が欲しいところですねっ ^^;
また、縦構図にして天の川の撮影をしている時、構図に天の川をもう少し入れたくてカメラを上に振ろうとすると雲台のクランプレバーに当たってしまいます。
その時はクイックシューを逆に付け替えて撮影するのですが手間が掛かってかなりイライラします。
これはマンフロットの3way雲台の最大の弱点だと思っています。
はぁ…マンフロットはデザインはカッコいいのに勿体ないなぁ (-_-;)
星撮影は大好きでよく行くので早くからL型プレートの導入を考えていましたが、この事が雲台システムそのものを見直すキッカケにもなりました (^^;
話を戻しますが、今回はD850用とD500用の2機種のL型プレートを購入しました。
実はこのL型プレートが中々の曲者なのです…
カメラの機種によってL型プレートが分割するタイプと分割しないタイプのモノがあります。
BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
D500のL型プレート(BD500-L)は分割式のみ販売されています。
中央の1/4ねじはL型プレートをカメラに固定するねじです。画像の右側に同じ1/4ねじがありますがこれを緩めると縦方向のプレートを必要に応じてスライドさせることが出来ます。
スライドさせる目的は、カメラを後ろから見て左側にあるヘッドホン、USBなどの各ケーブルを通す隙間を作ることぐらいなので必要がなければスライドさせることはありません。
BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
スライドをさせるねじを完全に抜いてしまえばアルカスイス互換のベースプレート(画面右側)になります。
簡単に言ってしまえばアルカスイス互換のクイックシューみたいなもんですね(笑)
BD500-L L-Piate Set for Nikon D500
D500用のL型プレートはカメラを固定したりり、プレートをスライドさせたりする時にネジを締めたり緩めたりしますが、その時に必要な工具であるL型レンチが収納できるようになっています。
マグネットで吸い付かせてレンチが外れないように工夫されていました。
これだと現場で必要に応じて分割できますね。
BD850-L Ultralight L-Plate Ultralight L-Plate for Nikon D850
問題はD850です。
D850は分割するタイプと分割しないタイプの両方があるのですが…
敢えて分割しないタイプのモノを購入しました。
理由はストラップの問題です。
上記の画像のストラップの部分をよぉーーく見て下さい。
縦方向のプレート部分がギリギリ干渉していないのが分かると思います。
これが分割するタイプだとストラップを通す部分のねじを外してからそこにプレートの縦方向を固定します。
これだとストラップが使えなくなってしまうのです (>_<)
手持ち撮影もすることが多いので、そそっかしい自分は首からカメラをぶら下げてないといつかカメラを落としてしまうかもしれません。
いや絶対に落としてしまう事でしょう (>_<)
なので、ストラップがないと困るのです。
その対策をされている方もおられるようですが、ここはシンプルにストラップがあったほうが良いって判断です。
D850用の分割プレートは機能的にはD500用と全く同じです。
D500用のL型プレートでも説明しましたが、D850用も分割式ではヘッドホン、USBなどの各ケーブルを通す隙間を作ることが出来ます。
自分の場合はそのような機能は一切使わないのでスライドさせる必要は全くありません。
しかし、最初から分割式のL型プレートにしておけばD500用のように分割した後にアルカスイス互換のベースプレートとしても使用できる利点があります。
それでもストラップに拘りました (^^;
無駄になるかもしれませんが分割できないL型プレートが壊れた時のことを想定して、アルカスイス互換のD850用ベースプレート(BD850 Base Plate)が単体で販売されていたので念のために購入しておきました。
ちなみに、分割しないタイプには、L型レンチは収納できません。
BH-55 LR & BD850-L Ultralight L-Plate
ここで少しまとめておきましょう。D500用は分割タイプのL型プレートしか販売されていませんが、ストラップには干渉しないので全く問題ないです!!
しかしD850用にはストラップ問題があります。
分割タイプも分割しないタイプも自分の撮影スタイルに合わせて検討された方がイイでしょう。
5・レンズプレート
LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
雲台をアルカスイス互換化にするってことは、望遠レンズのレンズプレート(台座)も当然変えなければなりません。
Nikonのレンズプレートは正直言ってあまり好きではありませんでした。
現在所有している望遠レンズは下記の2本です。
AF-S 70-200㎜ f/2.8G ED VRⅡ
AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
二本とも値段の割にはレンズプレートのチープ感が満載で少し頼りなく思えてしまいます。
LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
まずは、この画像を見て下さい。
AF-S 70-200㎜ f/2.8G ED VRⅡ のレンズプレートです。
左側がRRS製品で右側がNikon純正です。
RRSの方が全体的に大きくて作りがしっかりしていますね。
中央にあるレバーはプレートをレンズから外す時に使うレバーですが、RRSの方がレバーが少しで出ている分、操作がとてもしやすいです。
またレンズとプレートを固定するノブもRRSの方が大きいので回しやすく純正よりしっかりと固定することできます。
仮にも大三元と呼ばれその望遠を担うレンズなので、純正のレンズプレートはもう少し何とかならなかったのかなぁ…?って思っています。
LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
RRSのAF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8 のレンズプレートをひっくり返した画像です。
雲台に付けたダブテールプレートのように落下防止の小さな六角穴付きボルトが両端についています。
LCF-10 Foot Nikon AF-S VR & VRⅡ 70-200㎜ f/2.8
クランプレバーを半開き状態にした時の画像です。
この状態ではクランプはされていません。
画像のレンズプレートをスライドさせるとクランプレバーの左右それぞれに加工されたU字の溝に落下防止用のねじが当たりレンズプレートが滑り落ちない構造になっています。
これで落下防止用のボルトがなければスライドさせた時に何も止めるモノがないので、そのまま勢い余ってカメラが落下してしまうことも十分に考えられるのでありがたい機能ですね (^^)/
(3・雲台のクイックリリース化参照)
LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR用のレンズカラーとレンズプレートです。
左がRRS、右がNikon純正品です。
こちらの方が大三元の70-200よりさらにチープ感がありました。
いい値段がするレンズの割にはこのお粗末なレンズプレートについて、購入されたユーザーさんからは結構不満を漏らしている声が多く聞かれます。
これを見れば一目瞭然ですね。圧倒的にRRSの方がしっかりと作らています。
LC-A13 Collar & Foot Package Nikon AF-S 80-400㎜ f/4.5-5.6G ED VR
RRSのレンズカラーはこのように割れる構造です。
Nikon純正品は板バネがカラー内に入っていて、そのバネを広げるようにしてレンズに通して取り付けます。
バラす必要がなければどうでもいい話ですが、純正のバネ式は結構力を入れて広げてレンズに通すのでバラしたり組み立てをするにはちょっとやりずらいです。
RRSの方はただ挟み込むだけなのでとても簡単です。
ただ購入する際に注意が必要です。
これはレンズカラーとプレートをセットで購入したモノですが、レンズカラーのみで販売されてもいます。レンズカラーだけではレンズに装着できないので間違えないで下さい。
6・まとめ
いかがでしたが?
現在撮影に行くのに最低限必要とする装備を今回はRRSから購入しました。
他にもこれいいなぁ…って製品もありましたが、新しく三脚も更新しなくてはならないので予算内のギリギリってところで打ち止めしておきました(笑)
RRS製品をこれからも揃えてくつもりですが、インチサイズのL型レンチぐらいは持っていた方がいいかも知れません。
TRUSCO(トラスコ) ボールポイント六角棒レンチセット 13本組(インチタイプ) TBRI-13S
- 出版社/メーカー: トラスコ中山(TRUSCO)
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
仕事柄、こうした工具は持っていますが付属されているレンチがちょっと頼りなく思えたので自分の工具を使いました。
そんなに高価なものではないので合わせて購入されることをお勧めします。
それにしても、最初の頃あまり気にならなかった事でも、撮影機材が増えるにつれて色々問題が起きてくるようになりました。
そこで道具も自分の撮影スタイルに合わせってステップアップをしていくわけですが、雲台一つをとっても最初は…
アルカスイスって何?なんで互換って付くの??
落下防止ってなによ?意味がわかんない。
雲台のクイックリリース?なんで三脚から外さなきゃならないのよっ!!
ってな感じで、右も左も全く分からない状態から写友に教えてもらったり自分で調べたりとちょっとだけ勉強しました (^^;)
それらの疑問が解決すると、それじゃRRSの製品は一体何から揃えればいいのさ??ってことで随分悩みました。
なので、自分みたいに雲台システムをアルカスイス化したい方でRRS製品で揃えたいけど何から揃えなければいいのか分からない!!って方の参考になれば幸いです。
また、未だにこれは何に使うの?ってRRS製品もあります。もっと研鑽に研鑽を重ねて勉強していきたいと思っています。
今後もRRSの製品をボチボチ揃えて行こうと思っているので、その時はまた紹介させてもらいます (^^)/
次回も三脚について大いに?語ります(笑)
乞うご期待!!
何とかなった初めての個人輸入!!憧れのRRS(Really Right Stuf)製品をGET!!
ご無沙汰してます。
前回の更新からもう1年以上もブログの更新をしていませんでした (^^;
そして、その前回の更新も1年ぐらいほったらかした後に一回だけ更新した始末です。
って言うのも友人からインスタグラム(以下インスタ)を一緒にやろうと誘われてやり始めたのはいいですが、インスタをほぼ毎日更新していたらこちらのブログまで手が回らずそのままになってしまっていたのです (>_<)
しかし、3年ぐらいやってきたインスタでしたが、世間で言うインスタ疲れってヤツになってしまったので数か月前に辞めちゃいました。
ちょうど公私ともに忙しくなってきた時期と重なったのでいいタイミングだったかもしれませんね (^^;)
やっと生活が少し落ち着いてきたので「心機一転」またブログを再開したいと思いますので改めて宜しくお願いします!!
さて、今日は自分の中では絶対にあり得ないと思っていた個人輸入で憧れのRRS(Really Right Stuf)製品をゲットしちゃったお話です!!
今回はRRSの製品をゲットするまでの道のりを振り返ってみたいと思います。
目 次
- 1・なぜ個人輸入にしたのか?
- 2・RRS(Really Right Stuf)を選んだ理由
- 3・RRS製品の選び方
- 4・RRSの会員登録をする
- 5・いよいよ製品の発注
- 6・個人情報の入力の仕方
- 7・消費税
- 8・まとめ
海外から個人輸入を頻繁にしている方はどうってことがないかも知れませんが…
自分の中では言葉も分からないし文化も違う、そんな異国の製品をネットで買い物をするなんて絶対にあり得ないことでした (>_<)
しかも、相手の素性も何も分からないネット通販はたとえ日本国内でも現金主義の自分にとってはちょっとなぁ…っていつも思っています (^^;)
ネット通販はAmazonや楽天でちょこちょこって買い物するぐらいしかやったことがない自分なので、海外から個人輸入なんて敷居が高いってもんでは済まされないぐらいの感覚でした。
1・なぜ個人輸入にしたのか?
本当は国内の代理店さんから購入すれば済む話なのですが…
RRS製品はちょいとお値段がお高いです。
例えばこの雲台。
人気のBH-55の自由雲台で今回自分も購入した製品ですが、RRSのホームページで確認するとお値段は$489します。
購入当時のレートがアメリカドルで1ドル=110円だったので日本円で53,790円。
これに航空便の送料と個人輸入の消費税(詳細は後述)を支払っても、どんなに高くても約65,000円ぐらいで購入できると思います。
これが国内のRRS代理店さんだと90,000円~100,000くらいしちゃうのです。
単品で個人輸入すると航空便の送料がもろに掛かってしまいますが、それでも個人輸入をした方が安いです。
逆に、比較的お値段が安い小物を単品で購入したり、数点まとめて購入してもお値段がそれほど高くならない場合などは、アメリカからの送料などを考えると国内で購入するより高くつく場合があるので注意が必要です。
なので、ある程度金額が大きくなるようにまとめて購入されるか、三脚や雲台のような単品でも高価なモノを購入する場合などは個人輸入をした方が断然お得になります。
どちらがお得かよく検討してケースバイケースで購入された方がイイですね。
しかし、お値段のことよりも海外製品なので不良品や修理など後々の事を考えると不安だらけです (>_<)
本音は「安心料」として少々値段が高くてもいいから国内の代理店さんで購入したい所でしたが…
個人輸入と国内の代理店で購入するとでは、あまりにも許容範囲を大きく超える差額だったので泣く泣く個人輸入を決断した訳です。
「背に腹は変えられない!!」とはまさにこのこと。
覚悟を決めて禁断の聖域に足を踏み入れてみることにしました。
2・RRS(Really Right Stuf)を選んだ理由
色んな泥沼にハマってしまうのがカメラの世界の恐ろしさ…
これまでレンズ沼や三脚沼、地味ですがカメラ用リュック沼なるものもありました… (>_<)
気付けば他にも様々な泥沼にどっぷりとハマってしまい撮影機材がどんどん増えていく有様。
特にレンズ沼は底なし沼?っていうぐらいハマってしまったので、それに対応する雲台や三脚のシステムの再構築が必要となってきました。
皆さんもご承知の通りRRSは「正確なモノづくり」が売りのアメリカのメーカーです。
仕事柄、旋盤やフライス等の工作機械で精密加工をしたりするのでプロの機械屋の職人としては製品の品質は特に気になる所です。
その点、RRSの評判は事前に調べ尽くした限りでは噂通り素晴らしいようです。
元々RRSの製品についてはずっと前から憧れを抱いていたって事もありましたが、実際手にしてみて購入してホントに良かったと確信しています。
また、親しくお付き合いしている写友がこの手の超がつくマニアでもありまして、製品については色々とアドバイスも頂けました。
さらに、日本国内ではRRS製品を愛用しているカメラマンさんが多いのも心強いです。
皆さん熱心にRRSの製品情報をSNS等で発信して頂けるので、海外製品でありながらも情報量が豊富なのも嬉しいですね。
そして何よりもRRS製品のデザインがかっこよすぎる!!
RRSのシンプルなデザインにはホント魅了されます。
3・RRS製品の選び方
次は製品の選び方です。
RRSのホームページから製品を選びます。
↑ ↑ ↑ RRSのサイトはこちら
トップページのCARBON FIBER TRIPODSと書かれた所をクリックすれば人気の三脚シリーズが、BALL HEADSをクリックすればこれまた人気の雲台シリーズがそれぞれ閲覧できます。
また、RRSのロゴの隣にある「SHOP」をクリックすると上記の画面になり製品のインデックスが出てくるので細々した物はこちらの方が選びやすいでしょう。
例えば…
CAMERA MODEL
各メーカーのカメラの機種ごとのL型プレートが選べます。
CLAMP TYPE
レバークランプやねじ式のクランプの選択をして好みのクランプを選べます。
LENS MODEL
各メーカーごとのレンズからそのレンズに必要な製品を選べます。
JAW LENGHT
クランプの長さからレバークランプやねじ式クランプが選べます。
等々、製品が細分化されて記載されているのでお目当ての製品を見つけてはSPECなどを確認します。
※インデックス からでなくてもページ下の数字の部分をクリックすれば次々と製品を見ることができます。
SPECを確認するって言っても、当たり前ですが全て英語で書かれています (>_<)
もうすでにここでギブアップしそうになりますが…
しかし、大丈夫です!!
この魔法のアイテムを使えば長い英文でも70〜80%ぐらいは理解できます。
じゃーーーん!!
Google翻訳アプリ版です (^^♪
こちらはiPhone版ですが、もちろんAndroid版もあります。
って言ってもご存じの方は多いですよね (^-^;
このアプリをスマホにダウンロードしてアプリを起動させ、翻訳したい英語の部分をスマホのカメラでかざせば…
なんとそれだけで英語を日本語に翻訳してくれるのです。
とても便利すぎるアイテムですが、時々訳が分からない文脈で英語から日本語に翻訳される時もありますが、無料アプリなのでそれは愛嬌ってことで (^^;)
長い文章を翻訳してもだいたい意味は通じるレベルなので問題ないです。
製品のSPECなどで分からない文章や単語があればこのアプリを使ってもいいし、PC版の「Google翻訳」で単語や文章をコピペして翻訳しても問題ないレベルです。
最初は少し面倒かも知れませんが、そのうちすぐに慣れてきますので根気よくやってみて下さい。
また、RRSの製品は色んなオプションが選択できます。
英語が読めなくても製品のオプションをクリックすると製品の画像がそのオプションを付けた状態に変化してくれるのでとっても見やすいです。
例えば雲台ならレバークランプ式にするか?それともねじ式にするか?みたいに自分の好みに応じてオプション選択ができ、その内容によって画像や金額が変動していきますので確認がしやすいです。
4・RRSの会員登録をする
購入する前に、先にRRSのアカウント作成(会員登録)を済ませておいた方が良いでしょう。
RRS製品は品質がとてもよいのでまた欲しくなる製品が必ず出てきます。
一度会員登録をしておけば、次に購入する際に面倒な個人情報の入力など省略できます!!
RRSのホームページのトップページ右上にあるLOGIN/REGISTERをクリックします。
すると上記の画面になります。
画面右側のNEW CUSTOMERと表記されている所で名前やメールアドレスを入力して下にある赤枠のCREATE ACCOUNTをクリックすれば完了です。
※ 注 意!!
ひょっとしたらこの時点で名前や住所、カード情報などの個人情報の入力画面に行くかも知れません。
その場合はそれぞれの入力をして下さい。
うる覚えですいません… (^-^;
個人情報の入力については、「6・個人情報の入力の仕方」の項目を参考にして下さい。
会員登録が済めばアカウントを作成した画面左側のRETURNING CUSTOMEERと表記されている所からメールアドレスとパスワードを打ち込んでログインして下さい。
ログインができていると先ほどのトップページのLOGIN/REGISTEの部分が「WELCOME 〇〇〇」の表示に変わります。
〇〇〇が自分の名前になっているはずです。
5・いよいよ製品の発注
※ここから先はこの方法で買い物をしたとして、何かしらのトラブルが起きても当方は一切責任を負えませんのであくまでも自己責任でお願いします!!
欲しい製品を選択しオプション等を入力します。
製品の画像の隣に緑字でIN STOCKと表記されていれば在庫ありってことです。
入力が完了したら赤枠の「ADD TO CART」をクリックします。
「ADD TO CART」をクリックすると上記の画面が出てきます。
製品を一つしか購入しないのなら「VIEW CART&CHECKOUT」をクリックします。
製品を複数買うなら「CONTINUE SHOPPING」をクリックして次の製品へと継続して買い物をして下さい。
「CONTINUE SHOPPING」はAmazonとかで言う【カートに入れる】ってやつです。
製品をカートに入れる度に上記トップページの右上にあるカートマークの所の金額がUS$で加算されていくので現在の金額が確認ができます。
購入したい製品を全てカートに入れたらトップページのカートマークをクリックします。
(上記画面の右上部分を拡大しました ↓ ↓ ↓)
「VIEW CART」をクリックすると、これまでカートに入れた製品の一覧が見れます。
「CHECK OUT」はすぐに購入の手続きに入るみたいですが、再確認の意味で「VIEW CART」で製品やオプション等の確認をしてから購入することをお勧めします。
「VIEW CART」をクリックしたら上記の画面になります。
購入する製品に間違いがなければ、「PROCEED CHECKOUT」をクリックして後は購入に必要な個人情報を入力するだけです。
もし、キャンセルしたい製品があった場合は金額表示の下にある「REMOVE」をクリックすればキャンセルされカート内から削除されます。
6・個人情報の入力の仕方
アカウント(会員登録)を作成した時に住所や電話番号などの個人情報を入力していなければ、「PROCEED CHECKOUT」をクリックした後に住所や連絡先等の個人情報を入力する画面が出てくるので入力して下さい。
日本のネット通販で購入する際に記載するような個人情報の内容なので特に難しく考えることはありませんが下記の内容を参考にして入力して下さい。
First Name:名前
Last Name:姓
Street Address:住所の市町村名の後を番地から入力
City:市長村名
Country:JAPANを選択
State:都道府県 ※JAPANを選択すると日本の都道府県が選択出来るようになります。
Zip Coad:郵便番号 123-456でも123456でもどちらでもOK
Phone No:電話番号
市外局番の0を外しその前に日本国番号+81を付けて記入します。
例1:(東京の場合)03-1234-5678 → +81-3-1234-5678といった具合です。
携帯番号も同じやり方です。
例2 :090-1234-5678 → +81-90-1234-5678
後はクレジットカード情報の入力もありますが、カード番号、カードの期限、セキュリティーコードを入力します。
この他には請求書の住所と送り先の住所などを書き込む欄もあります。
個人輸入だと殆どの人が一緒だと思いますが、もし違う場合は下記を参考にして入力をして下さい。
Billing address:請求書の送り先を入力
A6・ddress type:Residential(自宅)か、Business(勤務先)を選びます
Company Name:会社名 ※請求書の送り先が自宅の場合は入力する必要はありません。
個人情報の入力はこんな感じだと思いますが、文章や単語が分からなけばGoogle翻訳でこまめに調べて下さい。
あと入力ミスにも気を付けて下さい!!
間違いがあると後々面倒です (^^;) ← 実は間違えた経験者です(>_<) …詳細は後述
ちなみにこれらの情報はネット購入が苦手な自分でもすんなりと入力できたので問題ないと思います。
入力が進むと最後の方で配送方法の選択をしなければなりません。
基本は「UPS SAVER」か「UPS Worldwide Express Plus」の二択ですが、荷物の量によって送料も変わってくると思います。
今回はRRSの雲台のほかにプレートなど小物を8点ばかり発注しましたが段ボールの小箱一つで送られてきました。
ちなみに「UPS SAVER」と「UPS Worldwide Express Plus」はともにアメリカの運送会社ですが、日本国内の配送はクロネコヤマトが提携しているようです (^^;)
そして気になる送料のお値段は…
「UPS SAVER」$91
「UPS Worldwide Express Plus」$81
今回購入した分の送料は日本円で約9,000円~10,,000円ぐらいでしょうか。
どちらとも航空便なのでお高いですがアメリカから配送されるので仕方ないですね。
見比べると$10の差額がありますがこれは納期の違いが値段に反映されています。
ちなみに送料の金額は運送会社を選択する画面にちゃんと記されているので確認して選択して下さい。
運送会社を選択すると購入した製品の金額に送料が加算されます。
発送されると荷がいまどこにあるか?日本国内の運送屋さんみたいに追跡も出来ます。
今回はUPS SAVERを選んでみましたが、金曜日の夜中に発注して日曜日の午前中には自宅に届くというアメリカからとんでもない速さで送られてきました (^^;)
3日もあれば届いてしまうのでこれには正直驚きです。
ちなみにUPS Worldwide Express Plusは納期に1週間程度掛かるみたいです。
お急ぎでない方はこちらでも十分ですね (^^)/
7・消費税
さて無事にアメリカから発送された荷物は日本国内を流通して届けられます。
はるばる海を渡ってやってきた待望のRRS製品を受け取る際に税金を納入しなければなりません (T_T)
これは世間で言う消費税ってヤツですね (^-^;
これは単純に購入した金額の10%って訳ではありません。
ちょっとした計算をして算出します。
それでは今回購入した例で計算してみましょう。
RRSの製品の購入金額は$1486でした。
まずここから送料の$91を引きます。
1486-91=1395
$1395になりましたが、個人輸入の場合はその金額の60%を算出してその内の10%が消費税となります。
つまり…
1395×0.6=837
837×0.1=83.7
$83.7が消費税となる訳です。
これを日本円に換算すると今回は8800円の消費税でした。
ちなみにこの消費税は日本国の消費税のことです。
先ほど個人輸入の場合は購入金額の60%からさらに10%にしたものが消費税と書きましたが、どこからその60%なんて数字が出てきたの?って疑問がどんどん湧いてきて抑えきれずに思わずUPS JAPANに問合せしてみました。
簡単に言ってしまえばこの60%ってのはお店の仕入れ価格みたいなモンです。
例えば500円で仕入れたものを500円で売っては商売になりません。
500円で仕入れて1000円で販売するから利益が出ます。
なので個人輸入の場合は自分が1000円で買うお客の立場ではなく、500で仕入れるお店の立場でいいからその金額で税金を納めて下さいってことらしいです。
つまり、この品物を販売するときに販売店の業者さんは販売価格に対してだいたい60%ぐらいで仕入れている事が多いようだから、消費税は販売価格の6掛けで全然オッケーだよっ(^_^)v ってことなので、日本国の税金はある意味優しいですよね (^-^;
海外から個人輸入しても、通常の消費税みたいに販売価格に対して10%が消費税の対象となっても不思議ではないですが、個人的にこの個人輸入の消費税の事を「消費税の6掛け」っと名付けてやりました(笑) ←そのまんまじゃん (^^;)
また、輸入する品目によっては関税なども掛かるようですが、基本的には個人で使用する目的で個人輸入される場合は関税などは掛からないことが多いようです。
なので今回は関税は0円でした。
ちなみにこの消費税の納税は輸入する際に本来なら自分で手続きをしてやらなければいけないらしいのですが、現実的にはそんな事までやっていられません。
これは、ありがたい事にUPSが代行して手続きをやってくれています。
その支払いが荷物を受け取るときに支払う「消費税」なのです。
例えが悪くてよく理解できなかったかも知れませんが、とにかく上記の計算をしておけばだいたい消費税の見当はつきますので参考にして下さい。
8・まとめ
いかがでしたか?
RRSの個人輸入に限っては思っていたよりもハードルは高くなかったです。
やってしまえばどうってことなかったなぁ…ってのが正直な感想です。
今回の買い物をまとめてみると…
製品の購入に$1486(送料込み)でした。
日本円で支払った金額は16万円ちょっと。
それに消費税8800円が加算されるので…
合計 約17万円ぐらいでした。
こうして改めて金額を見ると大きな買い物でしたね… ^_^;
しかし、日本国内でこれだけのモノを揃えるとなると諭吉さんがあと10人いても足りないかも…です。
そうまでして買ったのはいいけど、やはり海外メーカーなので不具合が起きた時の対応などには不安がありました。
国内の代理店で購入していればお店任せで安心ですが、個人輸入だと自分でやり取りする事になります。
果たしてそんな事が本当に自分にできるのか?そんな不安を払拭するようなちょっとしたアクシデントが購入した際にありました。
そのアクシデントとは、注文が確定した後すぐに確認メールがあるみたいな記述があったのでワクワクしながら待っていたら…
待てども待てども一向にRRSからメールが来ません (?_?)
1時間以上待ってもメールが届かず…
あれ?って思って自分のアカウント(会員情報)を確認したら、なんとメールアドレスが一文字間違っているではありませんかぁーーー (/ _ ; )
すぐにアカウントの編集画面から変更をしようと試みたのですが、電話番号や住所は変更出来てもなぜかメールアドレスだけは変更できません。
たちまちに焦りと不安がよぎり途方に暮れてしまいました (T_T)
そこで一か八か思い切ってRRSにメールを出してみることにしたのです。
もちろん英文の作成は頼みのGoogle翻訳です。
すると15分ほどでRRSから返信があり、メールアドレスをこちらで変更しておいたから仮パスワードを発行するのでそれでログインをして、すぐにパスワードをオリジナルのモノと変更して下さいっと指示がありこの件は無事に解決しました。
その後調子に乗って他にも質問したいことがあったので、続けて何度かメールの交換をしましたが問題なくできました (^^♪
ちなみにメールを最初に送った時、「英語は初心者なので宜しくお願いします…」
っと一文を入れてから本文に入りました。
RRSからの返信は冒頭に
「あなたの英語はパーフェクトです!!」
って書かれてきたのにはウケました(笑)
中々ユーモアがある返信でしたが、こんなこともあってか、もしRRSの製品が不具合を起こしても修理等のアフターも問題なく自分で対応できそうだな…って妙な自信がついています。まさに「怪我の功名」ってヤツですね (^^)/
それにしてもRRSの対応の速さには好感が持てると同時に今は信頼できるメーカーだと思っています。
自分みたいにRRSが欲しくても個人輸入がネックで前に進めない人がいましたら、何かの参考になってくれれば幸いです。
最後に…
Google翻訳は偉大な文明です (-。-)y-゜゜゜
祝 Kumamon’s diary 開設3周年記念
こんばんわ!!
超・超・超久しぶりのブログ更新です・・・。
2017年4月以来の更新なので約1年半ぶりですね (^^;)
そして、今日9月1日はブログを開設した日にもなります。
今日で丸3年になりました!!
って言っても、その半分は更新していませんが・・・ (>_<)
さて、前置きはそれぐらいにして・・・
ブログをさぼってる間は写真を全然撮っていなかった訳ではありません。
その逆で暇さえあれば撮影には出掛けていました。
機材も色々増えたりして、相変わらずカメラライフを満喫しています (^^♪
またボチボチこのブログを更新していきますので改めて宜しくお願いします!!
うーーーん・・・
そうは言っても、あまりにも久しぶりすぎて何を書いて良いのか分からない状態ですが、とりあえず最近撮影したしたモノからにしましょう。
まずはこの一枚から!!
CAMERA:Nikon D850 LENS: AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
焦点距離 24mm F2.5 SS 13 露出 0 ISO 1000
先日、山中湖へ写友のI君と撮影に行ってきました。
狙いはもちろん天の川です。
現地に到着した時は空が雲に覆われていて撃沈を匂わすような雰囲気でしたが、粘り強く待機していたら雲の切れ間から天の川が見えてきました。
雲のナイスアシストのお陰で少し荒々しさが出てイイ感じで撮影出来たと思います (^^♪
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
焦点距離 24mm F1.8 SS 13 露出 0 ISO 1000
こちらは雲がなくなり天の川がクッキリ見えてきた頃です。
しかし、少し右に寄ってしまいましたね (^^;)
天の川の移動速度は意外に速いので、中々自分が思った通りには撮らせてもらえないモンですね (T_T)
それでもこれを撮れたならOKっとしましょう。
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm F2.8 SS 20 露出 0.3 ISO 1600
今度は横構図で撮影しています。
天の川を撮影する時は基本縦構図で撮る事が多いですが・・・
最近は数カットは横構図でも撮るようにしています。
って言っても、この日はカメラを2台体制で撮影していたので、縦構図と横構図をそれぞれ撮影していました (^^;)
右側にひと際明るく光って見えている星は火星ですね (^^)/
ちょうど薄い雲が掛かって天然のソフトフィルターになってくれてラッキーでした。
ボヤっと滲んでくれてイイ感じになってくれましたね (^^)v
天の川の派手さはないですが、横構図はいつも見慣れた構図なので落ち着きます (^^♪
今回の星撮りは広角の単焦点レンズですべて撮影していますが、星撮影にはもうなくてはならい相棒です!!
このあと、山中湖から移動して撮影を続けましたが、その時の様子はまた後日更新します (^^♪
ちなみに撮影日は2018年8月18日です。
世間では真夏の盛りですが、この日の山中湖の夜の気温は11度でぶるぶる震えながら撮影していました (>_<)
残暑が厳しいですが秋はすぐそばまで来ていますね (^^;)
それではまたお会いしましょう (^^♪
春の季節に冬山登山 (^^;) 雪をかき分け絶景を拝んできましたぁ!!
久しぶりのブログ更新です…。
例年にない年度末の忙しさをようやく脱したと思いきや、次なる受注を受け今月も忙しい時間を過ごすことになりそうです (^^;)
とは言っても、今月の初めに登山をしてきました (^^)/
中々の過酷な登山となりましたが、苦労した甲斐があって絶景を拝むことが出来ましたよぉーーー (^^♪
今回のブログは、その時の模様をレポートしたいと思います。
それではサクッと行ってみましょう!!
2017年4月2日
日付が変わったばかりの午前0時に写友二人と山梨県の某登山道の駐車場に待ち合わせをしました。
天候は・・・この時点では曇り。少し霧っぽくもなっています。
前日と前々日の二日にわたり季節外れの雪がこの付近では降ったみたいで、お山は夜中でも真っ白になっているのがハッキリと分かります (^^;)
登山靴に軽アイゼンを装着して三人でいざ出陣します。
登山道に入ると早速雪が道を覆ています…。
いきなりキツイ斜度からのスタートです(>_<)
12kgのザックを背負い、足を滑らさないようにゆっくりと登山道を歩きます。
山を登れば登って行くほど雪は段々深くなっているようです。
トーレス(足跡)もすっかり新雪で消され、山の動物達の足跡しかありません。
道なき道を自力で作って行きます。
ここの登山道は斜度がキツく雪道の登山ってこともあり体力の消耗も激しいです (T_T)
顎から汗が滴り落ちてきます。
途中何ヶ所か木々の枝が春の重たい雪で倒され登山道を塞いでいました。
それらをどかしたり、潜ったりしながら歩いていたら全身雪まみれになってびしょ濡れになってしまいました。
そんな過酷な登山をすること1時間半…。
ついに山の頂に到着しました!!
って喜んでもいられない状況が…。
目の前に見えている景色が、霧状のガスで覆われていて何も見えません (>_<)
とりあえず三脚だけでも立て、天気の回復を待つことに…。
GPVの気象予報だと、雲はかなり多いものの夜明け前ぐらいに一瞬のチャンスがありそうです。
かなり希望的観測が強い部分もありますが、ここまできたらそのワンチャンスに掛けるしかありません。
午前4時すぎ・・・
相変わらずのガスが掛かっているものの、上空は星が見え始めてきました!!
これには写友と共に思わずニヤリ (^o^)
その星の数が時間を追うごとにどんどん増えてきて、天の川まで肉眼で見える程度に回復してきています (^^)v
すると地上でもガスが段々晴れてきて、ようやく待望の絶景が見え始めてきました (^O^)v
すぐにカメラをリュックから出して、撮影開始です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm F1.8 SS 15 露出 0 ISO 1000
時刻は4:25頃です。
一度、山からの雪景色を撮ってみたいと思っていたので季節はずれの雪はかえって良かったですね (^^)v
ひたすらこの瞬間だけ待っていたので、この景色が見れてとても幸せでした (^^)/
レンズは20mmの単焦点を使っていますが、画角的にはちょうどよい感じですね!!
それにしても、このニコンの20㎜の単焦点レンズはホント頼りになるレンズです (^^)/
風景撮影には必須のアイテムとなっています(^^)v
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm F1.8 SS 15 露出 0 ISO 800
時刻は4:35頃です。
だいぶ明るくなってきて雪もはっきり見えていますね!!
雲の動きもあり、地上の灯りがその雲に掛かって幻想的な世界を作りあげています (^^ゞ
いやぁ…この景色…マジ最高ですねぇーーー (*^。^*)
こんな景色を撮りたくて苦労して山を登ってきたのです!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm F1.8 SS 10 露出 0 ISO 200
時刻は4:45頃です。
さきほどの画と10分しか変わらないのですが、雲の動きに違いがあるのが分かるでしょうか??
この日は雲の動きがとても激しく、全体的に覆ってみたり、富士山だけ覆ってみたりと…
撮影条件としてはあまり良いとは言えませんでしたが、これだけ見えていれば贅沢は言えませんね… (^_^.)
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm F13 SS 1/30 露出 0 ISO 100
時刻は5:45頃です
日の出を迎えた後になります。
相変わらず雲の動きが激しいです…(>o<)
このあと数分後にはこの絶景が雲に全部覆われてしまいます (>_<)
結構この日は朝焼けが綺麗だったみたいですね (^_^.)
富士山周辺の色を見ればそんな感じが読み取れます(^^;)
でも、いかにも「自然」って感じの一枚になったように思えます。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F11 SS 1/500 露出 0 ISO 100
時刻は7:00ちょうどです。
太陽もかなり登ってきていますね。
そのお蔭で、暖かさって言う恩恵を受けていますがっ (^^)v
この後また雲が全体的に覆ってしまったので、そろそろ下山の準備を始めます。
準備が終わったトコで下山開始です。
登りより下りの方が滑りやすくより慎重になります (;^_^A
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F11 SS 1/250 露出 0 ISO 100
登って来るときは暗くてよく分からなかったですが、こうして明るいところで改めて登山道をみるとこれも絶景ですねぇー (^.^)
世間では桜の開花情報が飛び交っていましたが、ここではまだ冬のままです(^-^;
恐らくこれが今シーズン最後に見る雪景色ですねっ!!
思う存分堪能させてもらいました (^_^)ゞ
この後1時間かけて無事下山して撮影終了です。
いかがでしたか?
季節外れの大雪が降った後の登山でしたが、幻想的な雪景色も見れて良かったです (^^)v
最近は登山をしながら富士山撮影をするスタイルになってきています。
登山グッズも登るたびに必要性があるものが分かってきて、徐々に揃えてきています。
今後はこのような撮影が増える事でしょう。
って言っても、だいたい1時間コースで登って行ける程度の山ばかりですが…。
地上から見る富士山とはまた違って、これはこれで面白いですね (^^)/
桜の季節が終わると、すぐに新緑の季節を迎えます。
ゴールデンウイーク辺りは、ハイキング程度の低山は雪もなく気持ちよく登ることが出来ると思いますので、一日ぐらいはそんな時間を作ってもイイかも知れませんね (^.^)
それでは次回のブログでまたお会いしましょう(^^)/
どうでもいいけど…
地元でもようやく桜が咲き始めてきました。
恐らく今週末辺りが満開になると思いますが…。
こうも天気が悪いと中々撮りに行けません。
神様、お願いだから今度の日曜日は一日中すっきりした晴天にしてやって下さい…ポコペン (T_T)
Nikon D500レンズキットを購入した理由
正月気分も段々に抜けてきて、もうすっかり社畜モードになっています (^^;)
製造業は年末から年度末にかけて多くの受注を抱えます。
2月や3月が決算って会社も製造業は多いですから尚更ですね (^^;)
我が社も、紅葉の頃くらいからボチボチ仕事が増えてきて、年末を迎える頃にはかなりの受注量となっていました。
これを3月の年度末に向けて一気に片付けていかなくてはなりません。
って言っても、今が一番の稼ぎ時なのでちょっと頑張って仕事をこなしたいと思います。
さて、今日のお話はニコンDX機のフラッグシップモデルD500を購入した経緯についてのお話しになります。
現在所有しているボディーはD750とD5300、そして今回新たに購入したD500を合わせて三機種となりました。
前回のブログでも少し触れましたが、これまでメインとして使用していたD750のシャッター幕が破損してしまい長期離脱となってしまう有様。
D750のシャッター回数は、これまでおよそ48,000回程度。
15万回までメーカーで動作保証しているなら、まだ1/3程度しかシャッターは切っていません (>_<)
うーん…何で壊れちゃうかなぁ… (T_T)
ってな訳で、まずはD750が破損したことで急遽D500の購入へと一気に流れが向かっていったのは事実です (^^;)
そこで、何故D500だったのか…?って所に行きます。
同じフルサイズならD810でも良かったかも知れません。
はたまたD750をもう一台!!ってのもアリでしたね (^^;)
もしくは現在所有しているD5300ではダメなの?ってのもあります。
でも、購入したのは「D500」でした。
D5300で撮影
D810の購入は最初から頭にはなかったです。
高画質の素晴らしいカメラなのは十分すぎるほど理解していますが、D750に比べ高感度に少し弱いってのとカメラの重量も気になる所です。
大三元レンズを装着した重いD810で丸一日撮影をする…ってなると、ちょっと、いやかなりキツいモンがありますねっ (^^;)
それに、まだD810を所有するほどの腕も全くないですし。。。
高画質がゆえに、ちょっとした手振れも拾ってしまうので、D810を扱うにはまだまだ修行が足りないですね (;^_^A
なのでD810はパスしました (;^_^A
D500なら、同じDX機のD5300じゃダメなの?って聞かれたこともあります。
これはダメって訳ではないですが、ある程度経験を積み大三元レンズとフルサイズ機の描写を見てしまうとD5300の画では少し役不足かなぁ…ってとこも正直あります。
それに入門機でありながら高感度には確かにそこそこ強い方ですが、それにも限界があります。
自分の撮影スタイルはどうしても暗い所が多いのでD5300では荷が重いです(^^;)
いま、D5300はこれからカメラを始めたいって人に貸し出して一緒に撮影に行ったりしています。
エントリー機なので初めての一眼レフの人でも扱いやすいようで、貸出した後何人かは一眼レフカメラを購入して自分の写友として撮影も一緒に行っています(^^)/
って事で、D5300は新たな役目もあるのでここもパスです(;^_^A
D5300で撮影
そして最終的に候補として悩んだのは、フルサイズならD750をもう一台。
APS-CならD7200かD500。
まずはD750です。
賛否両論に分かれる評価のD750ですが、万能カメラとしてかなり優秀だと思います。
風景よし、ポートレートよし、動きモノもよし、高感度もよしって具合で何を撮っても、どんなシーンでも、そつなくこなしてしまう秀逸なカメラだと思います。
しかし、なんでもそつなくこなしてしまう反面、それは取り柄がない!!って事かも知れません… (^^;)
D810みたいに高画質とかD500のように連写速度が速いとか…
そういった取り柄はないですが、どんなケースでもこのカメラはよく働いてくれます。
自分みたいなタイプにはこの手のカメラが一番合っているのかも知れませんね (^^♪
D750は発売から2年を経過して、そろそろ後継機の噂も出てきています(^^;)
DFとかD810の後継機の方が先に発表されると予想していますが、D750の後継機も1~2年後には発売される事でしょう。
その時に魅力を感じるボディーならば購入しようと思っているので、ここは敢えて同じ機種を買う必要もなくD750もパスです (;^_^A
そうなると、D7200かD500のAPS-C機の二択になります。
フルサイズを使い込んでいると、APS-Cにはすこし躊躇してしまうところが正直ありました。
レンズも殆どがフルサイズ用で揃えてあるのもネックです。
ここで、もう一度おさらいしておきますが、D750のサブカメラの購入なのか、それともD750とはまったく使用目的が違うカメラの購入なのか…。
実はD750が壊れる前から、もう1台カメラが欲しいとは思っていました。
それは今回のようにD750が故障した時の為のサブ機としてです。
しかし、最初は単純にD750のサブ機としてのカメラの購入を検討していたのですが、自分の撮影スタイルの幅が少し広がり風景以外の被写体も撮影をする機会が多くなってきたのです。
ただ、風景撮影だけのサブカメラならD750をもう1台購入していたことでしょう。
レンズも揃っていますし、やっぱりセンサーの大きいフルサイズは風景撮影には向いています (^^)/
しかし、前回のブログでも少し触れましたが、体育館での空手やバレーボール等の動きモノの撮影機会も増えてきたのも事実です。
そうなってくると、APS-Cの望遠効果も捨てがたいものがあります。
現在所有している望遠レンズは大三元の70-200 f2.8 VRⅡのみです。
これ以上の焦点距離の望遠レンズとなると値段が高すぎて手が届きません (>_<)
サンニッパなんて憧れますが、一度使ってみたいモンです… (^^;)
しかし、大三元の70-200の焦点距離があれば、APS-Cのカメラならば105-300の焦点距離まで稼げることになります。
f2.8通しの明るいレンズでもあるので、暗い体育館での動きモノの撮影も問題なくできますし、さらに望遠効果も期待できます。
フルサイズの描写とまでいかないまでも、そこそこ風景撮影も出来るのであれば、APS-Cのカメラでもいいかなぁ…って思えてきました。
でも、APS-Cカメラは望遠効果は良いのですが広角側はどうしても不足がちになります…。
自分の所持しているレンズは先程も書きましたが、ほとんどがフルサイズ用のレンズばかりです。
っとなると、今度は風景を撮影している時に少々問題がありそうです。
あくまでも自分の場合ですが、風景の撮影はどうしても広角で撮りたくなる時が多々あります。
そこを解消するには、やはり最低でもAPS-Cの標準レンズは欲しい所です。
D5300で撮影
D7200にしろD500にしろ、レンズはAF-S DX16-80㎜ f2.8-4E ED VRのレンズを選定しました。
D500ならばこれがキットレンズになります。
D7200でこのレンズを装着している友人がいます。
何度か撮影に一緒に行っていますが、このレンズの性能と描写の素晴らしさはこの目で見て確認済みなので、ここは一択です。
しかも、ニコンDXレンズの中では唯一のナノクリ付きのレンズでもあります。
さて、レンズは決まったので肝心のボディーを決断しなければなりません。
金額的な魅力は断然D7200です。
最近値段も下がってきてかなりお買い得な価格になってきました。
あれだけのカメラが8万円台で購入できてしまうのは嬉しいですね (^^)v
画素数もD500より上です。
操作性はD750に近い感じで好感が持てます。
もし風景撮影だけならば、D7200にしていた事でしょう。
対するD500はニコンのフラッグシップモデルって言われるだけあって、最新鋭の機種でもあります。
ニコンの技術陣の意欲作っていう記事も見かけた事がありましたが、発売前からかなり騒がれていましたね (^^;)
とりわけ高感度の強さと、連写速度、そして153点AFシステムの広いAFエリアは目を引くものがあります。
センサーもD5と同じモノが使用されていて、なんだかD5のDX版って感じですよね。
他にも言い出せば霧がないほど、最新の技術が盛り込まれています。
誰が見てもD500の方が性能は明らかに上です。
D7200とD500…
それぞれの良さもあり、かなり悩みましたが、結局D500を購入することにしました。
D500は最新の技術が盛り込まれているのもありますが、決してそれだけで決めた訳ではありません。
自分の場合はあくまでもD750での風景撮影がメインです。
持ち出しはD500よりD750の方が断然多いと思います。
D500は持ち出しが少ない分、より長く運用していきたいと考えているのです。
持ち出しが多いフルサイズのD750は、3~4年で撮り潰すくらいの勢いでシャッターを切っています。
僅か1年3ヶ月の運用で48,000回のシャッターを切っているくらいなので、結構過酷な使用頻度ですね (^^;)
ですから、よく使う機種はそれなりの買い替えは進めて行きますが、あまり運用しないカメラだからこそ性能が良くて5年先10年先までも十分使えるカメラにしたいと思っているのです。
5年後10年後って言ったら、想像もつかないような技術の進歩したカメラが登場している事でしょう。
それはフルサイズのメインカメラで補えばいいと思います。
人それぞれ考え方の違いはあると思いますが、5年後10年後にD7200を使うのとD500を使うのでは全く意味が違ってきます。
今のD500が長く運用できる十分な性能を持ったカメラであるならば、それなりの価値があると判断しました。
まぁ、そんな訳でD500を購入しましたが、D750のサブ機でありつつも、動きモノ専用カメラとしてこれから運用していきたいと思っています。
最後になりますが、まだ試写程度しか撮影をしていませんので富士山の写真しかありませんが作例として紹介させてもらいます。
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
焦点距離 20mm(35mm換算 30mm) F8 SS 1/250 露出 0 ISO 100
山中湖の夕焼けを撮影してみました。
ちょうどこの辺りが夕焼けのピークだったでしょうか (^^♪
湖面まで写り込んだ夕焼けがとても綺麗でした。
D500で撮影しているとD750との撮影の感覚の違いみたいのが出てきます。
久しぶりのDX機での撮影だったので、少々戸惑ってしまいました (^^;)
D750なら16-35 f4 VRの超広角レンズで間違いなく撮影をしていましたね (;^_^A
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
焦点距離 16mm(35mm換算 24mm) F8 SS 1/100 露出 -0.7 ISO 100
こちらは、夕焼けが終わろうとしている所です。
もう少し撮影をしておかないと、まだ画角等、慣れない部分が多々ありますね (>_<)
APS-Cとフルサイズとの違いってこんなにあるんだなぁ…って感じながら撮影をしていました。
操作性はD750と違う部分も多いですが、ニコンユーザーなら問題なくすぐに慣れると思います… (^^;)
かえってD750よりD500の方が操作性は良いかも知れませんね (^^♪
今後も風景撮影以外のD500で撮影したものをどんどん紹介させてもらいたいと思います。
いかがでしたか?
D500を購入するにあたっての経緯を書き綴ってきましたが、風景撮影なら断然フルサイズのが良いと思います。
レンズの種類も豊富ですし、センサーの大きさの違いって結構あるように感じました。
しかし、APS-Cでも決して悪くはありません。
D500でもD7200でも風景撮影は十分にイケます。
今回はD750のサブカメラと言うより、D750の欠点を補うためにD500を購入した!!
って表現の方がひょっとしたら正しいかも知れませんね… (^^;)
例えば、暗所でのAFの食い付きは凄いモンがありました。
D750も高感度にはかなり強いカメラですが、D500はそれを遥かに超えています。
D750では食い付かなかった暗所でのAFが、D500ではキッチリと正確に捉えてきますからこれは頼もしい限りです (^^♪
連写速度も10コマ/秒は伊達ではありません!!
この連写速度であればどれだけ激しく動いている被写体でも、キッチリ捉えてくれることでしょう (^^ゞ
その分、枚数がいってしまいそうですが (笑)
あと、便利機能もかなり充実しています (^^)v
AF微調節の自動設定機能があり、レンズとの微差調整が簡単に出来てしまいます。
要はピント調整みたいなモンですがこの機能は凄く使える機能だと思いました。
ある決めた任意の焦点距離でこの機能を使いピン合わせをしておけば、置きピンとかの撮影には威力を発揮しそうです。
あと気になる機能としてはフリッカーの低減機能です。
D750にもこの機能はありましたが、それほど優秀な機能ではありませんでした(^^;)
D750でこの機能を使う時は液晶モニターからの撮影しか出来ませんでした。
これは静止画でも動画でも同じです。
対するD500はフリッカー低減機能がファインダー越しからの撮影が可能です!!
やはりスポーツなどの激しい動きモノの撮影はファインダーから撮影をしたいモノです。
まだ実戦では試していない機能なので何とも言えませんが、ネットの口コミなんかを見ているとかなり使えそうな機能みたいですね。
これまで体育館や室内での撮影に散々悩まされ泣かされ続けてきたフリッカー現象がどれだけ抑えられるかホント楽しみです。
東京の代々木第2体育館ですらフリッカーが出たので近所の公民館や体育館なんかは、フリッカー祭りとなって出まくりです (^^;)
他にもまだまだ沢山便利機能がありますが、使いこなせないぐらいですねっ (^^;)
当分はD750が入院中なので、その間はD500で撮影をしていきますが、早くこのカメラの特性を掴んでおきたいと思っています (^^♪
今後、D500やD750などの購入で悩んでいる方々の何かの参考になってくれれぱ幸いです (;^_^A
ニコンのキャッシュバックキャンペーンも延長されたようなので、ひょっとしたら今がチャンスかも知れませんよぉ (^^ゞ
それではまた次回のブログでお会いしましょう!!
謹賀新年!!2017年の初富士山撮影はニコンD500で行ってきました (^^♪
新年あけましておめでとうございます (^^)/
本年も宜しくお願い致します!!
さて、いきなりですが…まずはこの一枚から!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 70mm F11 SS 30.0 露出 0 ISO 100
この画は今年の年賀状で使用したものです。
カメラを始めてからその年で一番のお気に入りの画を年賀状にしていますが、2016年のNo.1って言ったら自分の中ではこれです (^^♪
昨年の11月に甘利山で撮ったモノですが、日の出前の静寂な街の灯りが雲海の下で薄っすらと輝いていて、とっても幻想的な世界に引きずり込まれた一枚でした。
今年はこれを超える一枚を撮影したいところですが…
そう簡単にはいかないとは思いますが、そんな一枚が撮れたらイイですね (^^;)
そんなことより、いよいよ2017年始まりました。
きっと皆さん素敵なお正月をお過ごしになられたことでしょう (^^)/
自分は、家族で沖縄県の宮古島に年末年始で滞在していましたが、ちょっとした…いやかなり激しい?アクシデントがありました (>_<)
そのアクシデントとは…
なっなんと、D750が元旦早々シャッター幕が破損してしまい、撮影が出来なくなってしまったのです (>_<)
せっかく南国の綺麗な景色を撮る気満々で行ったのにぃぃいーーー (T_T)
残念とかそんな言葉を通り越してしまうような超ショックな事件でしたね…。
よりによって、ここで壊れる???って感じで失意のまま過ごしていたら、翌日には体調までもが悪くなってしまい…
宮古島の県立病院に入院する羽目となり、しばらくお世話になってしまいました (>_<)
写真は撮れず観光も出来ず体調を崩して病院送りにもなり… (ToT)/~~~
そんな最悪な年明けだったとこの時点では思っていました… (T_T)
体調が戻り、予定より二日遅れで無事に帰宅すると早速D750を地元のキタムラに持って行きました。
メーカー保証は切れていましたが、キタムラの5年保証に入っていたので助かりました。
D750の修理の手続きを済ませ帰ろうとした時に、店員さんにD500のレンズキットの在庫ってあるんですか?って聞いてみました。
前からD750のサブ機があった方がいいと思っていて、APS-Cの機種をどれか購入しようかと思っていたのです。
今回、宮古島でD750が破損したので尚更そう思うようになっていました。
地元の店舗には在庫はなかったのですが、お店の人が全国各地のキタムラに電話しまくって僅か5分で確保してくれちゃいました (^^;)
まぁ、地元のキタムラはなじみの常連客となっているのでレンズとかの在庫を聞いただけでも、すぐにいつもここまでしてくれるのですが…(^^;)
後は買うか買わないかの決断のみです。
金額が金額だけに少々悩みましたが、事前に鬼嫁からの許可はもらっています。
少しだけですが金銭的援助も確約してくれています。
まぁ、あと禁煙する条件は付けられていますが、宮古島の病院に入れられてからと言うもの、まだ禁煙は続いています (^^;)
購入条件はバッチリ揃ってしまいました(^^;)
まだD500を購入する予定はまったく無かったですが、いずれは購入しようと思っていたので、それならばこのキャッシュバックキャンペーン中に購入した方がいいとの判断で勢いで注文してしまいました。
ちなみにD500レンズキットの場合は3万円のキャッシュバックとなります (;^_^A
翌日、キタムラから荷が届いたとの連絡があり、ここに念願のD500をゲットです!!
なぜ、D500だったの?って疑問を持たれる方もおられると思いますが、その辺に関しては改めてこのブログで書き綴りたいと思います(^-^;
それでは前置きがかなり長くなりましたが、新アイテムD500で2017年の初富士山撮りにサクッと行ってみる事にしましょう (^^)/
2017年1月7日
キタムラで購入したばかりのD500を早速弄ってみます。
D750と操作性が少々違いますが、同じニコンの機種なので少し弄っていれば何となくすぐに理解できました。
一通り取扱説明書を見ながら自分がよく使う機能だけを学習してから、早速試写を兼ねて初富士山撮りに出陣です!!
まずは山中湖から星の撮影をしてみます。
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
焦点距離 16mm(35mm換算 24mm) F2.8 SS 13.0 露出 0 ISO 1600
D500のキットレンズ16-80F2.8-4のレンズで撮影しています。
このレンズはD7200で友人が使用していて、その描写性能は個人的にはかなり高い合格点を与えていたほど高評価をしていたレンズです。
D7200との相性はバッチリでしたが、D500ではどうでしょう…。
う~ん…星撮影に関してはやっぱり単焦点レンズには敵わないですね (^^;)
この後、20mm f1.8の単焦点で撮影してみましたが、やはり描写に関しては単焦点に断然軍配が上がります。。。
まぁ、全然当たり前のことですけど… (^^;)
D750では大三元の24-70 f2.8 VRでも星を撮るときもありますが、単焦点までの描写まではいかないとしても、それなりに満足をする画を得られました (^^)/
このD500のキットレンズではそこまでもイッてないかなぁ…って気もします。
比べる相手が単焦点と大三元ですから、それはちょっと酷ですね (^^;)
それでもこのレンズが全くダメって訳ではないですよっ (^^♪
十分撮った画が作品レベルになるレンズである!!って事には変わりありません。
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm(35mm換算 30mm) F8 SS 900.0 露出 0 ISO 400
久しぶりに本栖湖に来ました(^^)/
三連休の初日ってこともあり、大勢のカメラマンの方が来てました。
今度はD500に20mm f1.8の単焦点レンズを装着しています。
15分シャッターを開けて星の軌道を撮ってみました。
さすがは愛用の単焦点レンズです (^^♪
描写がイイですねぇーーー!!
どうやらD500との相性もバッチリみたいです (^^)/
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm(35mm換算 30mm) F1.8 SS 10.0 露出 0 ISO 1250
今度は普通に星を撮ってみました。
富士山の稜線の左側に光って見えるのはスキー場の灯りです。
ちょっとした光害ですね… (^^;)
冬のこの時期にはいつも出てくる灯りなので、カメラマン泣かせの灯りです (>_<)
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
焦点距離 20mm(35mm換算 30mm) F8 SS 1500.0 露出 0 ISO 1250
ブルアワーを迎えた本栖湖です。
シャッターを25分開けて撮影していますが、綺麗に色を出せたように思えます。
D500は風景撮影用って感じで購入した訳ではありませんが…
これなら十分すぎる画ですねっ (^^♪
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
焦点距離 16mm(35mm換算 24mm) F9 SS 1/8 露出 0 ISO 400
ここからはD500のキットレンズである16-80 f2.8-4 VRで撮影をしています。
ブルーアワーが終わり、周囲がだいぶ明るくなってきました。
本栖湖のこうした雰囲気って凄く好きなんですよねぇ (^^♪
湖面の色が日の出に合わせてどんどん変化して行きます。
くぅーーーたまらないですっ (^^)/(^^)/(^^)/
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
焦点距離 19mm(35mm換算 28mm) F9 SS 1/50 露出 0 ISO 100
イイ感じで湖が染まってきています (^^♪
日の出はもう少しですね…。
寒い中の撮影ですが、寒さなんて吹き飛ばしてくれる絶景です!!
ちなみに、気温は氷点下7~8度ぐらいの寒さです (>_<)
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
焦点距離 18mm(35mm換算 27mm) F9 SS 1/200 露出 0 ISO 100
日の出をまだかっ!まだかっ!!と待ちわびているところです。
富士山の稜線に太陽の光も見えてきました (^^)/
クッキリではないですが逆さ富士も少し出ています。
本栖湖は逆さ富士にはあまりなってくれない湖なので、これだけでもなっていたら個人的には全然OKですね (^^♪
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
焦点距離 16mm(35mm換算 24mm) F22 SS 1/100 露出 0 ISO 100
ついに出たぁーーー!!日の出です (^^)/
神秘的な太陽の光を感じます。
D500の設定を太陽の動きに合わせて色々と変えながら、夢中になって撮影をしていました (^^;)
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
焦点距離 16mm(35mm換算 24mm) F22 SS 1/60 露出 0 ISO 100
このレンズの光芒って今回初めて見ましたが、意外に派手な光芒を出すような…
って言うか、派手って言うより力強い光芒を出すように感じました。
シグマの24-105 f4に近い感じですね。
当たり前ですが…レンズの特性によって光芒って変わってきますね。
16-35 f4の広角レンズはもっと細い光芒を出しますし、大三元の24-70 f2.8 VRは繊細な光芒を出します。
20mmの単焦点レンズなんかは、とてもシャープな光芒を出しますね (^^)/
それぞれのレンズによって光芒が変わってくるところは面白い所ですね。
CAMERA:Nikon D500 LENS: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
焦点距離 16mm(35mm換算 24mm) F22 SS 1/60 露出 0 ISO 100
この辺りで太陽が富士山から出きった!!って感じですかね。
いつもなら太陽から暖かさの恩恵を感じるところですが、一晩中この氷点下の極寒の中で撮影をしていたらそれほど暖かさを感じなくなっているぐらい体の芯から冷え切ってしまったようです (>_<)
風邪をひく前に、ここいらで撮影を終了し撤収です。。。
いかがでした?
正月らしく「日の出」の話題で今年のブログを始めてみました。
本栖湖で日の出を撮るのは、ひょっとしたら2015年の1月以来かも知れません (^^;)
そうなると2年ぶりの撮影となりましたが、本栖湖の日の出はやっぱりイイですね!!
冬のこの時期しか富士山の稜線からの日の出を拝めないので、寒さに耐えただけの事はありました (^^♪
精進湖の日の出もイイですが、本栖湖は精進湖とは違った雰囲気を持っているので、ぜひ足を運んでみて下さい。
精進湖と言えば、その年によっても違いますが例年だとそろそろ湖が凍る頃ですね。
凍らない年もありますが、今年はどうなんでしょう… ???
凍る前に一度日の出の撮影に行っておかなければイケませんねっ (^^;)
それではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)/
どうでもいいけど…
D750が正月早々に壊れてしまったけど、そのお陰でD500を前倒しで購入できたし…。
煙草も禁煙しようとずっと思っていたけど、正月早々体調を崩したお陰でせっかくの宮古島旅行は楽しむ事はそれほど出来なかったけど結局は禁煙中だし…。
D500も手に入れて禁煙も今のところ出来てるってことは、まさに「怪我の功名」ってヤツかな (^^;)
普通に何事もなく楽しい旅行として過ごしていたら、D500も禁煙も夢のまた夢で終わっていたかも知れません。
そう考えれば、まんざら悪い正月ではなっかたようです…ポコペン!!