秋晴れの撮影紀行 2016 後編 甘利山で初撮影 (^^♪ 大三元レンズでまたもや勝負!!
最近、朝晩は冷え込みますねっ (^_^.)
まだ、日中は暖かいですがようやく秋の気配を感じるようになりました。
寒暖差が激しくなってきたので、風邪とか引きそうですよね・・・ (>_<)
さて、お待たせしました!!
今日のお話は、秋晴れの撮影紀行 2016 後編になります。
高ボッチ高原に行った翌日に山梨県の甘利山に行ってきました。
ここも標高が高い山からの撮影だったので、超寒かったですねぇー (T_T)
ってな訳で、今日は甘利山での撮影レポートになります!!
それでは、極寒の甘利山へとサクッと行ってみましょう(^^)/
2016年10月15日~16日
高ボッチ高原からの帰り道、久しぶりに写友の歯科医のO君と連絡を取ってみました。
O君には高ボッチ高原での雲海の様子を直に伝えておきたかったのです (^^)/
高ボッチ高原での雲海の話に興味を示してくれたO君でしたが、その後も短い時間でしたが色々とお話が出来ました。
O君曰く、どうやら先週の週末に新道峠に行ったようでしたが、残念ながら不発で終わったようです・・・ (>_<)
今年のゴールデンウィークにO君と新道峠で一緒に撮影した時に、自分が新道峠専用レンズとして愛用しているニコン20mmf1.8の単焦点レンズを強くお勧めしたのですが・・・。
その時のブログはこちら↓↓↓
O君はなんと「新道峠用に20mmの単焦点を買いましたよぉーーー!!」って報告もしてくれましたっ (^^)/
また、このブログも欠かさず見て頂いているようです。
そんなナイスガイのO君ですが、ぜひまた一緒に撮影に行きたいものですね。
O君、忙しい診療の合間に話をしてくれて、あざーすっ !(^^)!
さて、そんなO君との会話を楽しみながらの高ボッチからの帰路でしたが、順調に高速を飛ばし昼前には無事帰宅しました。
帰宅したとたん強烈な睡魔に襲われたのは言うまでもありません・・・。
夕方まで爆睡して体力の回復に努めます。
午後8時、身支度を整えると改めて出陣!!
目指すは山梨県の甘利山です。
中央高速を一気に飛ばし韮崎インターを降りて甘利山を目指します。
韮崎市内を抜けると、甘利山へ向かう林道に入ります。
ただ、この林道・・・結構くせ者の林道なのです。
ダラダラと長く続く林道で、しかも道幅が狭いですね。。。
恐らく10㎞ぐらいは不気味な道を走ると思います。
高ボッチや新道峠に向かう林道も中々のモンですが、それより個人的には甘利山の方が不気味な感じはします (>_<)
慎重に運転しながら、午後11時にやっと甘利山の登山道の入口がある駐車場に辿りつくことが出来ました。
ここへ来る途中、プライベートの用事を済ませて来たので予定よりやや到着が遅れてしまいました (^_^.)
駐車場に入ると車がまだ数台しか停まっていません。
この様子だと、メインの撮影場所では撮影が出来そうです。
ちょうど自分が到着したぐらいに、千葉からきたカメラマンの方も来られました。
そのカメラマンさんと駐車場で少し話す機会がありましたが、どうやら初めて甘利山に来られたそうです。
朝までどうしようか?などと話をしていましたが、昨日の高ボッチ同様、満月の夜なので星の撮影には向かない夜です。
それに、高ボッチよりも風が少しある分、寒さが厳しく感じられます。
二人で相談した結果、3時前に山に登ることにしてそれまで車の中で仮眠を取ることにしました。
午前2時前に目が覚め、車の中でボォーっとしていると突然大きなエンジン音がしました。
ビックリして車から出ると、なんとマイクロバスが駐車場に入って来るではありませんかっ (>_<)
駐車場の奥にバスが停まると、十数人のカメラマンが続々と降りてきます。
これはマズイ!!っと思い、すぐに支度をしましたが間に合わず・・・ (T_T)
マイクロバスから降りたカメラマン達を呆然としながら甘利山の山中に消えて行く姿を見送ってしまいました (>_<)
余裕でいたのが仇となり、完全に出遅れてしまいましたね・・・。
これだけの人数で撮影となるとメインの撮影場所は絶望的です。。。
とりあえず支度を整え、千葉のカメラマンさんの車に行ってみます。
まだ車内で爆睡中だったみたいでしたが声を掛けてみたところ、マイクロバスの一件を話したらすぐに一緒に山に入ることになりました。
気を取り直して甘利山の登山道に入ります (^_^.)
登山道を5~6分ほど登れば東屋が見えてきます。
ここの奥がメインの撮影場所となるのですが、それほど広くはありません。
恐らく10人程度くらいしか撮影場所がないかと思われます。
案の定、行ってみると三脚が立てれそうにもないぐらい混み合っています (>_<)
仕方がないので、さらに登山道を登って次なる撮影場所へ向かいました。
ここ甘利山はレンゲツツジでも有名なところです。
実は今回が甘利山では初撮影でしたが、6月のレンゲツツジの季節に日中ここまで来てロケハンをしておいたのです。
その時にメインの撮影場所から10分近く登ったところに少し開けた場所があるのを確認済みです。
今度はそちらに向かって、千葉のカメラマンさんと一緒に山を登っていきます。
満月の夜だったので辺りは意外に明るく、足元も暗くはなかったので歩きやすかったです (^^)/
息を切らせながらもせっせと登って、やっと撮影場所に到着。
さすがに、ここでは誰も撮影をしている人はいません!!
早速、三脚を広げて撮影開始です !(^^)!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 38mm F8 SS 10.0 露出 0 ISO 400
時刻は午前3時になります。
甲府市内の夜景と富士山です。
甘利山は雲海でも有名ですが、実は夜景の美しさでも知られた存在なのです。
本当に綺麗な夜景ですねぇ (^^)/
自分的にはとっても大好きな夜景です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 28mm F11 SS 184.0 露出 0 ISO 100
時刻は午前3時20分です。
満月で星の撮影ができない代わりに、面白い雲が湧いてきたので長時間露光で撮ってみましたが・・・。
雲のイイ感じの動きが撮れたように思います。
今回はD750と24-70f2.8 VRのレンズだけで撮影をしましたが、さすがは大三元の新型レンズです。
描写がイイですねぇーーー (^.^)
購入して良かったぁ・・・ってつくづく思います。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F13 SS 181.0 露出 0 ISO 100
時刻は午前3時55分です。
24-70f2.8 VRのワイド端で撮ってみました。
この画も長時間露光で撮っています。
この流れるような雲の動きがとっても気に入っている一枚です!!
今日の甘利山からの雲海予想は、確率的に30%程度と自分なりに予想してきましたが・・・。
でも、雲海が出なくてもこうした写真が撮れれば満足ですねっ !(^^)!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 29mm F13 SS 165.0 露出 0 ISO 100
時刻は午前4時15分になります。
この雲の動きもイイ感じで好きな一枚です (^^)/
星も画の右端の方で少し写っていますが、ちょこっとだけ流れていますね。
(スマホの人は見えずらいかな?拡大して下さいね)
そろそろ夜が明けます。
これから段々と辺りが明るくなってきますね・・・。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F2.8 SS 6.0 露出 0 ISO 100
時刻は午前4時40分になります。
ようやく月が沈みました。
夜が明ける前に、オリオン座が出ていたので撮ってみました。
この感じがたまらないですねぇーーー♡
イイ感じだと思いません?
って思っているのは自分だけですかね???
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 36mm F9 SS 10.0 露出 0 ISO 640
時刻は午前5時になろうとしているところです。
夜景が残りつつも、朝焼けが始まりましたね (^^)/
マジ、すごく綺麗でした。。。
今日は自分の予想通り雲海は出そうもありませんが、代わりに綺麗な朝焼けを拝めそうです。
テンションがググッと上がってきます (^^)/
さぁ、これからショータイムの始まりです!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 36mm F11 SS 2.5 露出 0 ISO 250
時刻は午前5時10分になります。
先の画から10分程度しか時間は経っていませんが、夜景がそろそろ終わりですね。
だいぶ街の灯りが暗くなってきました。
ここからは、早いテンポで景色がどんどん変化していきます。
シャッターチャンスを逃さないようにしなくてはなりませんね・・・。
富士山のシルエットが段々くっきりしてきました (^.^)
くぅーーー最高!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 55mm F13 SS 1.6 露出 0 ISO 100
時刻は午前5時20分です。
今度は富士山だけを撮ってみました。
この富士山のシルエット感が好きな一枚です。
威風堂々としている富士山!!って感じがしました。
やっぱり富士山ってイイですねぇーーー (^^)/
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F13 SS 1/6 露出 -0.7 ISO 100
時刻は午前5時35分です。
綺麗な朝焼けになってきました (^^)/
撮影していて、「うわぁー綺麗・・・」って言ってしまったほどです。
雲海が見えなくても、これだけの朝焼けが拝めれば十分です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 50mm F13 SS 1/10 露出 -0.7 ISO 100
さきほどの画と同時刻で、今度は富士山をアップで撮ってみました。
なかなかイイ感じで撮れたのでお気に入りの一枚です。
雲の色や朝焼けの色合いが、富士山のシルエットをより際立たせていますね。
言葉では表現できない一枚かもしれません。。。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F13 SS 1/20 露出 -0.7 ISO 100
時刻は午前5時40分です。
どうやらこの辺りが朝焼けのピークのようです。
だいぶ明るくなってきましたね。
この画は今回の撮影した中では一番気に入っているモノです。
実は、もっと雲が広範囲に広がって焼けていたのですが、生憎レンズは標準レンズ一本だけしか持たずに山に入ってしまいました (>_<)
愛用の超広角レンズ16-35f4 VRを持ってくれば・・・って少し後悔もしました。
一瞬下山して車へ取りに行こうか・・・って頭の中をよぎりましたが、戻っていたら夜がすっかり明けてしまっていましたね (^_^.)
この朝焼けの素晴らしい景色を、超広角の世界で切り撮れたら満点だったのですが、次回の反省点としておきます・・・ (^_^.)
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 48mm F13 SS 1/15 露出 -0.7 ISO 100
先ほどの画と同時刻に撮影したものです。
夜明け直前の富士山です。
この時間帯は「朝焼けと富士山」を撮ったり、「富士山のみ」を撮ったりで・・・
かなり慌ただしく撮影していました。
ここ甘利山は見て分かる通り、どうしても富士山が右端の方に寄ってしまう構図となります。
そのため、甲府盆地を入れた構図ではズームを効かせただけでは富士山のアップを撮ることができないのです (>_<)
富士山のアップを撮るには一度カメラを富士山の方向に向かって振ってやらないと撮れません。
なので、大忙しで撮影をしていました!!
まぁ、それだけ撮るものがあるってことは嬉しい悲鳴ってヤツですかね (^_^.)
いよいよ、これから日の出を迎えます。。。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 32mm F14 SS 1/80 露出 -0.7 ISO 100
時刻は午前5時48分です。
ついに夜明けを迎えました (^^)/
いかにも、ご来光って感じがする夜明けでしたね。
それにしても日の出と富士山って定番すぎますが本当に絵になりますね!!
手を合わせて拝みたくなる風景です。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 32mm F13 SS 1/100 露出 -0.7 ISO 100
時刻は午前5時50分です。
完全に太陽が顔を出しました。
何とも言えない美しさですね・・・超感動です。
この景色を見れば誰でも「うっとり」と、してしまいますよね。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 50mm F11 SS 1/50 露出 -0.7 ISO 100
先ほどの画と同時刻で撮影した富士山です。
赤富士になっていますねぇ (^^)/
赤富士は山中湖でしか見たことがなかったので、新鮮な気持ちで撮影していました。
甘利山から見る赤富士は格別です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 36mm F20 SS 1/50 露出 -0.7 ISO 100
時刻は午前5時53分です。
今度は絞りを絞ってダイヤモンド富士風に撮ってみました。
て言っても、ただ光芒を出したかっただけですが・・・。
綺麗な光芒が出たと思います。
さすがはニコン自慢のナノクリです。。。
フレアーやゴーストがちゃんと抑えられていますね!!
うーーん・・・素晴らしい (^.^)
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 50mm F11 SS 1/125 露出 0 ISO 100
時刻は午前6時ちょうどです。
雲海ってほどのモノではないですが、少しモヤ程度のモンがでていますね。
太陽が昇るにつれて、赤焼けから段々と黄金色に変化してきます。
富士山のちょうど半分が雲に覆われていたので撮影してみました。
これはこれでイイ感じじゃありませんかぁ (^^)/
お気に入りの一枚です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F11 SS 1/200 露出 0 ISO 100
時刻は6時6分になります。
イイ感じの雲が湧いてきたので、撮ってみました。
雲の動きがイイですねぇーーー。
でも、もっとイイ感じで雲が出ていたので悔やまれます・・・
やっぱり広角レンズをもってくるべきでしたねぇ (>_<)
くそぉぉぉーーー。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F20 SS 1/125 露出 0 ISO 100
時刻は午前6時16分です。
だいぶ太陽が昇ってきました。
甲府盆地が黄金色に染まっていますねぇ・・・。
超イイ感じです (^.^)
それにしても今回の撮影は雲海こそ出なかったものの、大満足でした (^^)/
ここで、ボチボチ撤収準備に入って山を下ります。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 56mm F11 SS 1/320 露出 0 ISO 100
撤収準備を終えて、下山途中で目に留まった風景だったので手持ちで撮影してみました。
少し幻想的な富士山ですね。
このモヤっとして霞んでいる感じが好きです。
くっきりはっきりの富士山もいいですが、こんな富士山もまたいいモンです!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F20 SS 1/125 露出 0 ISO 100
調子にのって、手持ちでまた一枚撮ってみました。
抜けのよい青空になっています。
これこそ、秋晴れって言うのに相応しい空ですねっ (^^)/
それにしても、今回はかなり気分よくシャッターを切ることが出来ました。
しばらくは甘利山にハマりそうです・・・。
ここで本日の撮影は終了です。
いかがでしたか?
天候に恵まれた週末に、高ボッチ高原と甘利山の二ヵ所で満足がいく撮影をすることが出来ました。
甘利山は夜景や雲海撮影に来るカメラマンさんも多いですが、来る価値がある撮影場所だと思います。
ぜひ一度足を運んでみて下さい。
但し、これからの季節は高ボッチ同様、万全な防寒対策が必要となりますので暖かい恰好で行って下さいね。
今回は星の撮影が満月だったため出来ませんでしたが、次回はちゃんと撮ってみたいものです。
ここならきっと綺麗な星空が拝めることでしょう (^.^)
また、甘利山に向かう不気味な林道は12月に入ると冬期通行止めとなってしまい春までは通行できません。
撮影に行くなら、今しかありませんよ (;^_^A
撮影が終わり駐車場に戻ってきたのが午前7時ぐらいでした。
荷物を車に載せると帰路につきましたが、林道の所々でたくさん野生の猿を見かけました ・・・(^^;)
中には子連れの猿もいましたが、とても可愛らしい姿ではありましたが突然道路を平気で横断してくるので車の運転には少し注意をした方がいいみたいです。
また、熊出没注意の看板も林道沿いに多く設置されていました。
スマホで撮影
今年は何かと熊に襲われる話題が多いですから、甘利山に入る時は念のため熊よけの鈴を用意した方がいいかもしれません。
新道峠でも熊の目撃情報があったそうですから、念には念を入れた方がイイですね。
いよいよ秋の写旬到来です。
これから紅葉撮影をされる方も多いと思いますが、野生の動物達には十分気を付けて下さい。
それでは次回のブログでまたお会いしましょう!!
どうでもいいけど・・・
今日は寒かったぁ (>_<)
やっぱり風邪を引いたみたいです・・・ポコペン (T_T)
秋晴れの撮影紀行 2016 前編 高ボッチ高原で遠征撮影 (^^♪ 大三元レンズでいざ勝負!!
この間の週末はやっと秋晴れになってくれましたね (^^♪
待望の秋晴れに、久しぶりに写真三昧の週末を過ごせました!!
これで天気が安定してくれれば、いよいよ秋の写旬到来ですねっ !(^^)!
さて、今回はそんな秋晴れの週末に気持ち良く撮影紀行をしてきましたが、ちょっと長くなるので前編・後編の二部構成でお伝えしようと思います。
まずは前編になりますが、長野県の高ボッチ高原での撮影レポートになります。
写友の歯科医のO君お待たせぇ~ (^^♪ やっとブログにアップしますよっ!!
高ボッチ高原って言ったら、やはり雲海と富士山ですよねっ (^^)/
ちょうど一年前に高ボッチ高原に行った時は、かろうじて富士山の頭がちょこっと見れたぐらいで残念ながら雲海は拝めませんでした (>_<)
その時のブログはこちら↓↓↓
あれから一年・・・
さてさて、今回は念願である「雲海と富士山」の撮影ができたのでしょうか・・・ (^^;)
それでは、2016年秋の高ボッチ高原へサクッと行ってみましょう!!
2016年10月14日~15日
これから秋が深まるにつれて、高ボッチ高原は雲海の季節を迎えます。
近くに住んでいれば、いつでも行けるのですが、もう長野県ともなれば遠征の域になってしまいます。
遠征となれば、しっかり雲海の発生条件も考えて行かなければなりません (;^_^A
また、雲海が出ても肝心な富士山が見えていなければ高ボッチ高原まで行く意味もありません (^^;)
なんたって富士山から直線距離で100kmも離れている訳ですから、富士五湖のようにしょっちゅう見れるとは限らないのです (;^_^A
前回の失敗をしっかりと踏まえて、高ボッチまで行くなら慎重に見極めたいところです。
まずは天候の確認からです。
どうやら翌日の土曜日の天気予報は晴れの予報が出ています。
GPV気象予報で確認しても、夜中からは高ボッチ高原から富士山までの区間では雲ひとつない快晴のようですね。
これだとバッチリ富士山を拝むことができそうです (^^)/
次は雲海の出現率の予想を自分なりに立ててみます。
諏訪湖周辺の天気予報などを3日前ぐらいから繰り返し見ては雲海予想を立てていきます。
そして、これまでの経験から70%ぐらいの確率で雲海が出る!!っと判断しました。
そんな訳で仕事を終えて帰宅すると、すぐに高ボッチ高原に向けての準備を始めます。
今回の遠征には、ある超秘密兵器を用意してあるのです!!
その超秘密兵器とは・・・
AF-S 24-70f2.8E ED VRとAF-S 70-200f2.8G ED VRⅡの二本のレンズのことです。
この二本のレンズは、言わずと知れたニコンの大三元レンズの標準と望遠を担う最高のレンズです!!
って言うか、超秘密兵器はちょっとおおげさでしたね (;^_^A
実は7月に70-200を、9月に24-70のレンズを立て続けに購入をしていましたが・・・。
今年の夏は体調不良が続いていたので撮影には思うように行けず・・・(T.T)
やっと体調が戻って元気になってきたと思ったら、今度は秋雨前線の影響で撮影機会に恵まれず・・・(>_<)
やっと待ちに待った本格的な撮影機会が訪れてきたので、気合いが入ります!!
待望の大三元レンズでの撮影となれば、高ボッチまでの足取りは超軽かったですねっ (*^^)v
この二本のレンズの購入の経緯については、改めて紹介させてもらいます (^^)/
午後8時、万全な準備を終えると満を持して出陣します!!
ウキウキする気持ちでハンドルを握り、順調に中央高速を愛車で飛ばします。
何も食べずに出陣してきたので、双葉SAでガッツリご飯を食べて秋の夜長に備えます。
岡谷SAを降りると国道20号線で塩尻方面へ向かい、途中で高ボッチ高原へ向かう高ボッチスカイラインに入ります。
高ボッチスカイラインって言っても、ここはぶっちゃけ細い道が続く林道です (^^;)
相変わらず不気味な林道でしたが、新道峠や二十曲峠など富士山を拝められる道は大体こんな道ばかりですね (>_<)
ダラダラと林道を上がって行くと、急に視界が開けた所にでます。
ここが高ボッチ高原です。
第1駐車場からではかなり歩くので、さらにその奥にある第2駐車場まで行きます。
第2駐車場まで行く間にも撮影場所は何ヶ所かありますが、そこにはすでに車がズラリと並んでいました・・・ (^^;)
さすがはカメラマンに大人気の高ボッチ高原です。。。
第2駐車場に入った時は、日付が変わる少し前の午後11時30分でした。
本来なら星撮影を楽しみながら朝まで時間を潰したいところですが、この日は生憎の満月です。
月明かりが明るすぎて、星撮影は出来そうもありません (>_<)
どうしようか悩んでいたところに、隣に停めてあった車の人が走って戻ってきました。
二台目のカメラを取りに来たという若いお兄さんに撮影現場の状況を聞いてみました。
お兄さん曰く・・・
まだカメラマンは数人程度で夜景を見ているカップルの方が多いとの情報をもたらしてくれました。
待ってますね!!っと言いながら爽やかに立ち去ったお兄さんに触発されて、自分もこうしていられないと思い立ちD750とD5300を持ってすぐに後を追います。
駐車場から7~8分ほど歩いて現場に到着。
先程のお兄さんの情報通り、カメラマンは数人いるだけです。
昨年来た時と同じような位置取りの場所を確保できました。
早速、三脚を広げて撮影開始です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離 24mm F5 SS 6.0 露出 0 ISO 640
やはり満月だったので、星はあまり見えませんでしたね・・・(^^;)
オリオン座がちょうど見えていたので、撮ってみました。
(スマホの人は見えるかな? 拡大して見て下さいねっ)
レンズは24-70 f2.8で撮影しています。
雲海はまだ発生していませんが、出るとしたら夜明け前でしょう・・・。
それより、諏訪湖の夜景の奥に富士山がちゃんと見えていますね (^^)/
これだけでもテンションが上がります!!
1時間ほど撮影をしていましたが、だいぶ寒くなってきました。ぶるぶる
山のてっぺんにいるから仕方がないことですが・・・(>_<)
そんな時、ちょうど周りにいるカメラマンさん達と話す機会が持てました。
どうやら皆さんこの寒さに堪えているようです。
他のカメラマンさんと色々と話し合った挙句、満月なので星撮影もろくにできないので皆さんと一緒に一旦車に撤収する事にしました。
三脚だけ置いて引き上げます。
車で仮眠を取った後、午前3時すぎに現場に戻ってみました。
すると、さっきまでは数人だったカメラマンが、一気に増えていて三脚がズラリと並んで皆さん撮影をしています。
恐らく50人近くはいたかも知れません。
やはりここは超人気のスポットですね (^^;)
再びカメラをセットして、レンズヒーターを装着したら撮影再開です!!
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離 17mm(25㎜) F2.8 SS 10.0 露出 0 ISO 1000
時刻は午前4時30分ぐらいです。
D5300で撮影したものですが、いよいよ雲海が出始めてきましたねぇーーー (^^)/
富士山もバッチリ姿を確認することが出来ます!!
雲海といい、富士山といい・・・
まさに自分の読み通りの展開に、超興奮しました !(^^)!
シャッターを夢中になって切りまくります。
月がようやく沈み、無数の星が姿を現してきました (^^♪
ヤッパリここから見る星は綺麗ですねぇー。
くぅ~最高ーーーー!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 70mm F7.1 SS 8.0 露出 0 ISO 1600
今度は雲海と夜景を少し寄せて撮ってみました。
ここから先は、D750と70-200f2.8の組み合わせで撮影をしています。
街明かりが綺麗ですね (^^)/
夜が明けるちょっと前なのに、意外にいっぱい電気って点いてるモンですね・・・ (^^;)
CAMERA:Nikon D5300 LENS: SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
焦点距離 22mm(33㎜)F4 SS 5.0 露出 0 ISO 800
時刻は午前5時ちょうどになります。
雲海に街明かりが色づき超イイ感じです (^^)/
段々と雲海が広がっていく様を撮影していましたが、自然の神秘を感じることが出来ましたね (*^^)v
もうすぐ夜明けですが、これから夜明けまでがゴールデンタイムになります!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 70mm F4 SS 8.0 露出 0 ISO 1000
70-200f2.8のレンズのワイド端で撮っています。
富士山のシルエットがくっきりと見えています!!
広角で撮るのもいいですが、ここ高ボッチではどちらかと言うと望遠系のレンズの方がいいようです。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 122mm F6.3 SS 10.0 露出 0 ISO 1000
実は昨年ここへ来たときに感じたことですが・・・。
当時はD750とシグマの24-105f4 Artのレンズの組み合わせで撮影をしていました。
その時に、テレ端が105㎜では全然足りないことを実感したのです。
って言っても、写す富士山の大きさの問題なのですが・・・。
次にここへ来るときは必ず70-200 f2.8のレンズで来るぞ!!って心に秘めた想いもありましたが、こうやって撮影をしてみるとそれは間違いではなっかたことを改めて実感しました。
実際、望遠系のレンズで撮影をしている人を結構見掛けました。
それにしても、さすがは大三元・・・描写はイイですね!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 102mm F11 SS 1.6 露出 0 ISO 250
時刻は午前5時30分になりました。
まもなく夜明けを迎えます。
富士山周辺が徐々に赤くなってきましたね (^^)/
雲海がモクモクと湧きあがり、諏訪湖を含め街全体を覆っています。
もう興奮しっぱなしです!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 130mm F11 SS 1/20 露出 0 ISO 200
時刻は午前5時50分です。
富士山がだいぶはっきり見えてきました (^^)/
雲海の切れ目から下にある街も少し見えていますね。
これだけ寄せてくると、雲海も迫力が出てきます。
撮影をしていて、カメラの液晶画面で撮影をした画を確認するたびに思わずニヤニヤしてしまい顔が緩みまくってしまいました (^^;)
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 155mm F11 SS 1/30 露出 0 ISO 200
もう少し寄せてみた画です。
実際はもっと遠くに富士山が見えるのですが、望遠レンズだと楽しみながら撮影が出来ますね。
何だか異次元の世界に吸い込まれて行くような感じがしてきます。
飛行機の窓から富士山を見ているように思えたのは自分だけでしょうかね・・・ (^^;)
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 85mm F13 SS 1/125 露出 0 ISO 200
時刻は午前6時ちょうどです。
夜明け直前の画になります。
ぼちぼちゴールデンタイムは終わりを告げようとしています。
富士山が綺麗に染まっていますね・・・。
あまりにも富士山が美しく見えたので久しぶりに感動しました (>_<)
くぅ~~~たまんねぇーーーー!!
幸せです・・・。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 92mm F13 SS 1/100 露出 0 ISO 100
時刻は午前6時10分です。
高ボッチ高原の夜が明けました (^^)/
雲海に太陽の光が当たり、小金色に染まっていきます。
太陽の温もりが身に染みてきます・・・。
とにかくここは相変わらず寒かったなぁ。。。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 145mm F13 SS 1/100 露出 0 ISO 100
すっかり望遠レンズにハマってしまいましたね (^^;)
寄せた時の迫力がある画がたまらなく好きです。
普段は富士山麓周辺で撮影をしているので、望遠系は画角的に合わないと思っていましたが・・・。
ちょっと工夫をしながら、これからこのレンズでも撮影をしてみようと思います。
何だか面白い画が撮れそうな気がしてきましたね!!
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 70mm F13 SS 1/160 露出 0 ISO 100
時刻は午前6時20分になります。
どうやらショータイムは終わりを告げたようです。
皆さん続々と撤収していきます・・・。
まだまだ雲海は消える気配はないですね (^^;)
自分も撤収しようかと思いましたが、もうしばらく留まり撮影を続ける事にしました。
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 200mm F11 SS 1/400 露出 0 ISO 100
時刻は午前6時50分になりました。
200㎜のテレ端で撮影してみました。
雲海に動きがあってイイ感じじゃありません???
望遠レンズ最高っすね!!
ところで・・・
辺りを見渡せば、あれだけ大勢いたカメラマン達は皆さん撤収してしまいました。
残ったのは名古屋から来た若いお兄さんと自分だけです。
このお兄さんは湖を撮るのが好きらしく、諏訪湖の夜を撮影に来たついでにネットで調べてここへ初めて来たそうです。
それまで高ボッチの雲海のことすら知らなかったと言うから、なんてラッキーな人なんでしょう (^^;)
写友の歯科医のO君は、何度も新道峠に雲海を撮りに行ってもダメなのにぃ・・・ (>_<)
世間では、運も実力の内とも言いますが・・・
このお兄さんは、ひょっとしたら将来大物になっているかも知れませんね (^^)/
CAMERA:Nikon D750 LENS: AF-S NIKKOR70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
焦点距離 70mm F11 SS 1/500 露出 0 ISO 100
時刻は午前7:30になろうとしています。
雲ひとつない「秋晴れ」になりましたねっ (^^♪
これが、本日最後の雲海の画になります。
いやぁーーーもう気分は最高っす (*^^)v
高ボッチ万歳!!
どうでもいいけど・・・
太陽ってマジ暖っけぇーーー (>_<) ポカポカ
D5300で撮影
今回、大活躍してくれたD750とAF-S 70-200f2.8G ED VRⅡの雄姿です (^^♪
シブイ・・・シブすぎる (>_<)
この組み合わせなくして、今回の撮影の満足度はあり得ませんでしたねぇ。。。
さて、先ほどのラッキーだったお兄さんも撤収してしまい一人ぼっちになってしまったので、自分もそろそろ撤収準備に掛かります。
D5300で撮影
高ボッチスカイラインが冬季閉鎖される前に、もう一度撮影に来てみたいですね (^^)/
って言うか、次に来る時はもっと寒くなってるんだろうなぁ・・・(-"-)
D5300で撮影
ススキが生い茂る道を大荷物を持ってトコトコ歩きます。
だいぶ暖かくなってきましたが、日陰では霜がまだ残っていましたよ (^^;)
ここは山と言っても登山をするような道ではないので、あえて防寒靴に履き替えて撮影に向かいましたが、お陰様で足元だけはポカポカでしたね。
これも前回来た時の経験からです (^^;)
いやぁ、防寒靴買っておいてマジ良かったぁ・・・。
D5300で撮影
暖かくなってきたとはいえ、一番寒さがキツくなる時間帯で撮影をしていたので体の芯まで冷えきっています。
車に戻るととりあえずヒーターを全開にして暖を取りました (^^;)
次回来る時は、もう少し防寒着を見直した方が良さそうです・・・。
スマホで撮影
少し落ち着いたところで、一服します (-。-)y-゜゜゜
自分の場合は撮影が終わると必ずこのコーヒーを飲みながら写真のチェックをするのが好きなのです。
「至福の微糖」ってネーミングが気に入っているのですが・・・ (^^;)
まさに、撮影が終わるといつもそんな気持ちになっていますね (*^^)v
友人にこのコーヒーの写メを送ったら、ニコンからコーヒー出してんだぁっと感心していましたが・・・。
そんなことはありませんよ!!
ただ、ニコンのシールを張っただけです (^^;)
でも、発売されたらマジで売れそう・・・。
スマホで撮影
しばらく車でゆっくりしてから、帰路につきました。
途中、お腹が空いたので諏訪湖SAで朝食です。
冷え切った体を温めるのは、やはり辛いもんでしょう (^^)/
野沢菜のピリ辛醤油ラーメンをチョイスしてみました!!
中々の美味でしたよっ (*^^)v
あっという間に完食です。。。
スマホで撮影
ついでに、SA内にある温泉まで入ってきました (^_-)-☆
それほど広くはない温泉ですが、ぜいたくな朝風呂は気持ちがイイです。
これで完璧に体は寒さから解放され元に戻りましたねっ (*^^)v
高ボッチまで来たら、ぜひ入浴してみて下さい!!
風呂から出て、さっぱりした所で家路につきます。
本日の撮影はここで終了です・・・。
いかがでしたか?
これからの高ボッチ高原は雲海と富士山が楽しめる季節となります。
少し距離はありますが、行かなければ撮影はできません。
だいたい11月いっぱいまで、高ボッチ高原へは行けます。
12月に入ってしまうと冬季通行止めになってしまうので、チャンスはそれほどありませんね・・・。
もし行かれるなら、防寒対策はしっかりして行かないと寒さで撮影どころではなくなってしまいます。
また、雲海は雨の日の翌日に出る確率が高いと言われていますが、高ボッチ高原は標高が1600mもあるので寒くなればなるほど雪の心配も出てきます。
天気予報なのでしっかりチェックして行かれた方がよいでしょう (^^;)
また、これからの季節はレンズヒーターが必要となってきます。
自分も昨年ここに来たときは、わざわざレンズヒーターを購入してから行きました。
冬の山中湖とかでよくありましたが、レンズが寒さで曇ってしまい(霜が付着するのかなぁ・・・?) 、撮影に集中できなかった苦い経験もあります。
今回は10月の中旬だと言うのに、高ボッチ高原では気温は0度近くまで下がっていました・・・。
レンズヒーターがなければ、カイロなどで代用してもいいかも知れません。
ネットなどで検索すれば、レンズの寒さ対策の記述はすぐに見つかると思うので何かしらの対策をした方がいいと思います。
寒さは厳しいですが、高ボッチ高原の雲海と富士山のコラボは、この世のモノとは思えないぐらい美しい景色です (^^♪
ぜひ、一度足を運んでみて下さい。
それでは「秋晴れの撮影紀行 2016 後編」で、またお会いしましょう (^^)/
どうでもいいけど・・・
ニコン大三元の70-200の新型が11月11日に発売されるようです。
以前から噂はありましたが、まさかこんなに早く発売されるとは (>_<)
今回は軽量化もされ、強力なVRも搭載されるとか・・・。
7月に新品で買ったばかりで、もう旧型じゃん・・・ポコペン (T_T)
作品集 「Photo Road 2016」!!初めての作品集の制作をしてみました (^^♪
10月も、もうすぐ半ばを迎えるというのに・・・
相変わらずの天気の悪さには参りますね (>_<)
カラーマネージメントも済ませ、早速、撮影してきた写真を印刷!!って、いきたいところなのですが・・・(T_T)
せめて、この三連休の一日ぐらいはスカッとした秋晴れを期待したいものです!!
さて、今日のお話はタイトルにもあるように、自分で初めて制作編集してみた作品集「Photo Road 2016」のお話になります。
「Photo Road」→ 直訳すると「写真道」って言ったところですか・・・(;^_^A
空手家らしく、最初はマジで「写真道」ってタイトルにしようかと思っていましたが、相談した友人の勧めで「Photo Road」に改めました。
その友人曰く・・・
写真道より、それを英語にした方が柔らかい感じで親しみやすいよ!!って言われてしました (;^_^A
確かにそう言われてみれば「写真道」だと、見る前からちょっと気合を入れながら身構えてしまいそうな感じですよね・・・ (>_<)
うーん・・・どうも空手家ってヤツは、どんな道でも極めたくなるものなので、ついつい気難しい名前を付けたがる習性?があるようです。
って言うか、それは自分だけっスね (;゚д゚)
カメラを2014年12月に始めて以来、かなりの頻度で写真は撮ってきました。
腕はまったくないものの、写真の枚数だけはやたらとあります・・・ (^^;)
これまで撮影した被写体の90%ぐらいは富士山ですが、せっかく趣味で始めたカメラなので、その趣味の成長記録の一つとして思い切って作品集を制作してみることにしたのです。
制作って言っても、個人で印刷屋さんに持ち込んでやってもらう訳ではありません。
いまやネットで気軽に作れてしまいます (^^)/
それが、「フォトブック」っと呼ばれるモノです。
ネットで検索してもらえれば分かると思いますが、たくさんの業者さんから色んなスタイルのフォトブックが制作できます。
それぞれの業者さんによって、特徴もあるようです (^.^)
その中で自分が選んだのは、キタムラとマイブックの2社です。
まずは、キタムラで制作したものからご案内しましょう(^^)/
店舗でも気軽にプリントができるキタムラですが、その店舗数の多さも目を引くものがありますね。
キタムラのフォトブックと言っても、その種類の多さにはぶっちゃけ迷いましたね (^^;)
色んなタイプのフォトブックがあります。
近所にキタムラの店舗があるので、サンプルなどを見せてもらい決めたのがこれです。
キタムラフォトブックのレイフラットA4横(ハードカバー)にしました (*^^)v
店員さんが曰く、風景写真なら絶対にお勧めですよ!!っと言っていましたが (^^;)
たしかにサンプルを見ると、イイ感じの仕上がりです。
自分が店舗に見に行った時はこのサービスが始まったばかりで、最初は店舗のPCでしか制作編集できませんでしたが、しばらくしてネットでも制作ができるサービスが始まりました。
そして、自分が制作してみたモノはこれです ⬇⬇⬇
じゃーん(^^)/
こちらが制作した「Photo Road 2016」の表紙になります!!
表紙は光沢仕上げで、キレイに印刷されています (^^♪
自分の場合は、最終的にはページ数を最大の42Pで制作したのでそれなりの金額が掛かってしまいましたが、四季の富士山の写真を載せたかったのでどうしてもこのページ数となってしまいました (;^_^A
それでも、まだ足りないくらいでしたが・・・ (^^;)
肝心の編集内容ですが、1ページあたりに載せる写真の枚数によって数種類の決められたレイアウトの中から選べます。
もちろん、コメントも載せることも可能です。
コメントは自由な位置に配置できますし、文字の大きさやフォントも変えることもできますよ。
自分の場合は、撮影した時の設定や、使用したレンズとカメラ、それに撮影日時などの撮影情報をコメントに打ち込んで撮影設定が分かるようにしておきました。
これで、撮影当時どのような設定だったのかを見返すことができます。
今、思えば、こんな設定ありえねぇー (;゚д゚)
って思える作例も多々あり、撮影してきた歴史を感じさせてくれていますね (;^_^A
また、撮影時の現場での様子も付け加えておきました。
こうする事で、書店で売られているプロカメラマンの写真集みたいになって、それっぽく仕上げることができました (^^♪
他にも、写真の画像を自動で最適化してくれる機能もありましたが、写真によってはその機能を使ったり使わなかったりしましたね。
デフォルト設定ではこの機能がONになっています。
夜景などの暗い写真には使うケースが多かったですが、日中の写真はその機能を使うと写真によっては派手になってしまうこともあり、注意が必要です。
先ほどコメントについて少し触れましたが、コメントは一行につき文字数に制限があります。(20文字程度だったと思います)
またコメントの枠内の文字の行数も5行(記憶が定かではないですが)ぐらいであったと思います。
少し長いコメントを入れると何個もコメントの枠を作らなければなりません。
そして、複数のコメントの枠をそれぞれの文字の列が揃うように配置するのが面倒でした (>_<)
これらは、自動ではやってくれないので、画面を拡大しては列を手動で揃えなくてはなりません。
プロのカメラマンが出版している写真集みたいなイメージで編集をしてみたかった為、自分はコメントを多く入れましたが、似たような事を考えておられる方はこの作業がかなり大変だと思います (;^_^A
ここが、少し残念なマイナスポイントでしたね (>_<)
これは、2016年8月に制作をしたモノですが、その辺が改善されてくれれば嬉しいのですが・・・。
ネットから制作した場合は注文をしてから、データーの保存が一ヶ月です。
その一か月の間に、再び注文を入れれば、さらにその日からまた一ヶ月間延長されます。
店舗で製作した場合は、編集が終わり注文した時点で、データーの再編集は出来ませんし、もちろんデーターの保存もされません。
また、店舗制作の場合ですが、PCのキーボードがないのでタッチパネルで文字の入力をします。
入力形式が50音のひらがな入力になるので、一文字ずつひらがなを入力しては漢字に変換などをしていると、超ストレスが溜まります。
自分は誤字脱字などの失敗を繰り返していたので、店舗とネットの両方で何度か制作をしました。
最初は店舗でしか制作ができなかったので、朝一番から行って営業時間が終了しても終わらず、店員さんのご厚意で終わるまでやらせてもらったこともありましたね。
作業の遅延の最大の原因は、コメントの入力だったので店舗での制作はコメントを多用される方にはあまりお勧めできません。
その点、ネットであれば一ヶ月間はデーターの保存もできますし、もちろんその期間であれば再編集も可能なので自宅でゆっくりと作業ができますね (^^)/
こちらの方が断然いいです!!
そして、何よりキーボードで普段通りに文字の入力が出来る !(^^)!
ってのが嬉しいですね。
注文後、約5日程度で指定したキタムラの店舗に工場から送られてきます。
注文の際は自宅に近いキタムラの店舗を選んでおけば、そこで受取りが可能です。
使いづらいソフトで苦労はしましたが、出来上がりを見ればその苦労も報われます (^^♪
レイフラットの仕上がりはページに余計な折り目がないので、かなり迫力があります。
特に風景写真のようなモノはダイナミックに表現できますね。
そして、ハードカバーのタイプなので、モノ自体はしっかりとした作りになっているのは好感が持てました (^_-)-☆
印刷紙が光沢紙ではないので鮮やかな色合いにはなっていませんが、風景写真であればこれはこれで落ち着いた感じがしているので個人的には好きな部類に入ります。
ここは好き嫌いが出てくるところなので、一度キタムラの店舗に足を運んでサンプルを見ておくことを強くお勧めします。
続いて、マイブックの作品集をご紹介します。
キタムラで制作した写真集に収まりきれなかった写真がまだまだ沢山あったので、ついでにマイブックでも制作しておきました。
マイブックにもたくさんのフォトブックのタイプがあって、これも悩むところです。
キタムラではA4横サイズの大きいモノを選んで制作したので、こちらは少し小さいサイズで作ってみました (^^♪
そして、今回自分が選んだのはこちら↓↓↓
今回、自分が選んだのは、ART-HC(ハードカバータイプ)の正方形タイプで、サイズは180Sにしておきました。
このサイズは内寸で180㎜×180㎜の大きさで、ページ数は50ページ。
仕上がりは、三種類の中から選べますが悩んだ挙句、ラミ光沢を選択しました。
ちなみに、納期は注文後、約10日ほど掛かります。
そして、マイブックで仕上がってきたのはこちら↓↓↓
じゃーん!!こちらがマイブックで制作した「Photo Road 2016 SQUERE」です (^^♪
まずは、マイブックのHPから、無料の編集ソフトをダウンロードします。
そして編集画面に行く前に、制作するタイプやサイズ、ページ数などの必要事項を入力したら、編集画面に入ります。
キタムラのレイフラットと区別するために、見たまんまの正方形なのでタイトルにSQUERE(四角)を入れておきました。
画を見て少しピンボケ?って思われる方もいるでしょうが、この製品には半透明のソフトカバーも付いてきます (^.^)
上の画はソフトカバーを装着した状態です。
ソフトカバーを外すと、表紙はこんな感じです。
まるで書店で売られているような品質さえも感じさせる出来ですね!!
マイブックの編集ソフトはすごく使いやすいソフトでした。
キタムラ同様、写真の枚数によって複数のテンプレートに写真をはめ込んで制作していきます。
テンプレートの数はかなり豊富です!!
これだけあれば、きっと気に入ったテンプレートが見つかる事でしょう。
コメントもキタムラと同様に入れる事が出来ますが、こちらは文字数や行数に制限がないので気にせず自由に文字を入れる事が可能です。
ワードとかで文章を作成しているような感覚で文字が打てるので、作業効率がかなりいいですね。
こちらが表紙の編集画面になります。
背表紙を入れられる設定がありますが、意外に忘れてしまいがちになるので注意が必要ですね。
自分も最後の最後で気付いて入れておきましたが、あやうく背表紙抜きでポチる所でした (>_<)
ソフトカバーには背表紙は入れられないみたいですが、ハードカバーには入れる事ができます。
せっかくハードカバーにしたので、入れておかないと損した気分になりますよね (^^;)
ソフトでの編集作業はそれほど難しくはありません。
テンプレートのレイアウトも自由に大きさを変えることができ、まったく問題もなく快適な編集作業でした (^^♪
ちなみに、編集データーの保存に期限はありません。
サイズの変更などをしない限り、いつでも好きな時にマイブックに発注ができますが、この時に写真のデーターの変更をして発注もできるので使い勝手は抜群にいいです。
ページ数は10ページ単位での制作になるので、ページが余ってしまうとそのページは空白として出来上がってきてしまうので、ページが余らないように注意が必要ですね (^^;)
これは、仕上がりを確認できる画面です。
中央にグレーの筋がついていますが、ここはページの折り目になって見えづらくなる所を表しています。
この部分に文字などが入ると、後で見えにくくなって仕上がってくるのでコメントの配置に気を配ることができます (^^)/
ただ、編集において注意点もあります。
今回は正方形のタイプのモノを選んで制作しましたが、写真データーとページの大きさがマッチングしない時もありました。
例えば、一枚の写真を見開き1ページ全体を使って載せようとすると、元々3:2のアスペクト比で撮影された写真データーなので、正方形のページに合わせようとするとうまく合わない場合があります。
無理して合わせば合わないこともないですが、少し被写体の大きさが大きくなりすぎてしまって不格好な構図になったりしてしまうのです。
ちょうどいいサイズで合わせると、今度は余白が出てしまったりして・・・。
その時は、他の写真を追加して余白を埋めるようにしながら作業をしていました。
正方形ではなく、A4横とかのサイズのモノで制作した方が、その点はやりやすいかもしれません。
さて、肝心の画質はと言うと・・・
ラミ光沢を選んでおいたので、艶があってとても綺麗な仕上がりでした!!
十分に満足できる内容に、また作ってみたいなぁーーーって思えるぐらいです (^^♪
イメージ的には写真屋さんにプリントをしてもらった感じでいいと思います。
最初にこれを見たときは、画質の良さが想像していたモノを超えていたので驚かされましたね (^^;)
こいつは、超お勧め出来ますよっ!!
いかがでしたか?
偉そうに初心者が作品集なんて言っていますが、決してそんな大げさなモノでもありません。
自分で好きな写真を好きなようにレイアウトして一冊の作品集として制作し、それを見返しては思いっきり楽しめばイイと思います。
自分の場合は冒頭でも書きましたが、趣味の成長記録の意味合いが強いです。
初期の頃に比べると、段々と構図や設定などの進歩を感じる事ができました。
って言っても、大した腕を持っていないのでそれなりのレベルですが・・・ (>_<)
それに、作例をPCの中にしまい込んでいても、写真の枚数が増えてくると中々見返すことが少なくなってきてしまいますよね (^^;)
今回の作品集を作るにあたり、改めてこれまでの作例を見返してみました。
えっ?こんな写真撮ってたんだぁ・・・中々イイ感じじゃん!!
なんて思った作例もありましたよ。
今回はキタムラとマイブックで制作してみましたが、それぞれイイところはあります。
風景などをダイナミックに表現したいなら、断然、キタムラのレイフラットはお勧めできます。!!
やはり、レイフラットはページの折り目がないのでとても見やすいですね (*^^)v
ページの折り目があって多少見ずらくても画質優先なら・・・マイブックです。
画質の良さは本当にイケてます!!
それに自分みたいに初めてフォトブックを制作するのであれば、編集ソフトの使い勝手が良いのはとても心強いです。
まだ、他の業者さんのフォトブックは試してはいないですが、作例が溜まってきたらまた制作に掛かりたいと思っています。
その時は他の業者さんでやってみるのも、アリかも知れませんね。
最近は、富士山以外の被写体も撮影するようになってきたので、テーマ別に制作してもイイですね (^_-)-☆
PCに眠っている写真があれば、こんな楽しみ方もあるので是非やってみて下さい !(^^)!
余談ですが、キタムラで制作した作品集を自分の母が見て、生まれ故郷である熊本の親戚に送りたいと言い出しました。
熊本地震で被災した親戚に少しでも元気を送りたかったそうです。
今回は四季の富士山で制作しましたが、普段、富士山を見る機会がない人達からすれば、富士山の存在は大きいみたいですね。
新幹線に乗って出張に行く機会が多いのですが、車窓から富士山が見えると手を合わせて拝んでいるお婆ちゃんを何度か見かけたことがあります。
それぐらい、富士山は日本人にとって偉大な存在なのかも知れません。
被災した熊本の親戚からお礼の電話がありましたが、大変喜んでくれた様子で何度も何度も「ありがとう」って感謝の言葉をもらいました。
腕はなくても撮影しているときは常に真剣勝負で撮影をしています。
そして、目の前にある雄大で素晴らしい富士の姿に心から感動をして、シャッターを切った作例を作品集にしたのです。
親戚とはいえ、自分が撮影した写真で少しでも被災した人達の心が元気になってくれたんだって思うと、写真を始めて本当に良かったなぁ・・・って心から思いました。
これからも、もっともっと腕を磨いて人様が元気になれるような作品作りを心掛けたいと思っています。
それでは、次回のブログでまたお会いしましょう (^^)/
どうでもいいけど・・・
最近、寝つきが悪く快適な睡眠がとれていません (>_<)
いつも夜明け前の3時すぎにならないと、ウトウトしてこないのです。
パソコンのやりすぎで、脳が刺激されまくっているのでしょうか・・・?
っていうか、あまりにも週末ごとに天気が悪くて写真を撮りに行けてないのが原因で、ストレスが溜まりに溜まりまくっているのかも知れません (>_<)
ちくしょーーー(; ・`д・´)
秋雨前線のバカやろう!!ーーーポコペン(T_T)
カラーマネージメントの世界に初挑戦!!PHILIPS 272P4APJKEB/11にカラーキャリブレーションしてみました (^^;
いよいよ10月に入りましたね。
ここ最近、秋晴れを期待して週末を迎えてもいつも雨ばかり・・・。
秋の長雨ともいいますが、いい加減にしてもらいたモノです (>_<)
さて、今日のお話はカラーマネージメントのお話しになります。
っとその前に・・・まずはお詫びをしなくてはならない事があります。
前回のブログで、PCシステムを一新したことを書かせてもらいました。
その時のブログはこちら↓↓↓
PCシステムを一新!!Lighroom6がやっとサクサク動いてくれました!! - Kumamon's diary
その時にPHILIPSのモニター272P4APJKEB/11について、カラーマネージメントの必要がないような記述を書いてしまいましたが、実はその必要が大いにありました。
適当な事を書いてしまい大変申し訳ありませんでした・・・。
深くお詫び申し上げます。
なぜこのような事態になったかと言うと・・・
たまたまLight roomで見ていた画面とプリンターで印刷したプリントの色合いが一致していたので大きな勘違いをしていたようです。
カラーマネージメントの事などまったく頭になかったので、プリントを見ている照明の明るさ等々・・・色合わせの事について一切気を配らずにいた中での偶然の出来事に舞い上がってしまいました。
その後、何枚か別の写真を印刷してみましたが、どれもこれも色合いがまったく合わず、やっとここで現実を突き付けられた次第です・・・。
特に、星と夜景を撮影した写真の出来がひどく、見ているモニター画面と印刷したプリントとの明暗差はかなり激しく、プリントの方が凄く暗いモノになっていました。
こんなはずじゃなかった・・・(T_T)
っと思いつつも、もう前に進むしか道はありません。
ついに、今まで避けてきたカラーマネージメントの世界に足を踏み入れることになってしまいました。
前回のブログにも書き綴りましたが、カメラを初めてすぐに一度カラーマネージメントの事を少しだけ勉強をしたことがあります。
しかし、あまりにも専門的なことが多くて、すぐに挫折をしてしまいました (>_<)
それ以来、ずっと避けて通ってきたモノでしたが、まさか、ここでやる羽目になってしまうとは・・・ (T.T)
まずは、ネットでモニターの色とプリントの色合いが合わない原因を追究します。
どうやら、PC側とプリンター側に適切な色の情報を教えてあげなければ、お互いの色がマッチングしないことが分かりました。
その情報元となるのが、iccプロファイルと呼ばれているものです。
モニターやプリンターのiccプロファイルは各メーカーから出されていて、HPなどでダウンロードしたり、付属のCDをインストールした時に自動的にPCに入っているみたいです。
この辺の詳細は、ネットで検索すると詳しく解説してくれているサイトがあるので、見て頂ければすぐに分かると思います。
本当にそんな簡単に理解できるの?って言われそうですが、PCの扱いはワードやエクセルで文字を打てる程度の知識とスキルしか持ち合わせていない初心者レベルの自分でも、何となく理解できたので、PC初心者の方でも大丈夫だと思います (;^_^A
ちなみに、「モニターとプリントの色が合わない」って検索を掛けたら、詳しく書かれたサイトがいっぱい出てきました。
色んなサイトを見ては、カラーマネージメントについての勉強をさせてもらいました。
上記のサイトを参考にしましたが、とりあえずモニターのiccプロファイルをダウンロードすることにしてみました。
今回購入したPHILIPSのメーカーサイトからiccプロファイルをダウンロードしてPCへと設定してみます。
ダウンロードしたiccプロファイルをPC側に設定するのはそれほど難しくはありません。
ディスプレイ上で右クリック → デイスプレイ設定画面 → アダプターのプロパティ表示 → 色管理 → デバイス → このデバイスに自分の設定を使用するにチェック → 追加 → モニターのiccプロファイルを選択 → 既定のプロファイルに設定 → 閉じるをクリックしてから、再起動を掛ければこれで設定がOKです。(windows10の場合)
続いてPCを新しくしたので、プリンターのドライバーをダウンロードします。
この時、プリンター側のiccプロファイルも一緒にダウンロードされてきました。
とりあえずこれで準備はOKです。
Light roomを立ち上げ、いざプリントへ!!
っと思いきや、ここで大問題が発生してしまいます (;゚д゚)
上記のようにLight roomのライブラリーの写真の画像が、真っ青になっているではありませんか (>_<)
しかも、現像モジュール(画像をレタッチする画面)以外の画面も、すべて真っ青になっています (T_T)
なんじゃこりゃーーーー (-_-#) ピクッ
ってな感じで、訳がわかりません (T_T)
もう頭の中が混乱しきっています (~。~;)?
こちらが現像モジュールの画面になります。
本来ならすべてのモジュール画面で、この画像の色のようにならなければイケないのですが・・・ (~。~;)?
ここから、本格的なカラーキャリブレーションへの道が始まりました。
ネット上でスレを立ち上げ、その道に詳しい人達から情報を収集し、関連した書籍をポチっては読み漁り、ネットで検索しまくっては知りたい情報を得ていきます。
そんな事をしながら、カラーマネージメントについて少しずつ理解をしていきました。
また、PHILIPSのサポートセンターに何度も電話をしてみては、疑問に思うことを質問して、このモニターの特性についても調べていきました。
とにかく、次から次へと湧き出る疑問に四苦八苦しながら、睡眠時間を削っての猛勉強です (;^_^A
このモニターを使っている人が、あまりにも少ないせいなのか分かりませんが、中々思うようにモニターの情報収集が出来ませんでしたが、カラーマネージメントについては少しづつ理解ができるようになってきました。
まずはカラーマネージメントをする上で出てくる言葉が、色空間ってやつです。
代表的なモノは、sRGBやAdobeRGBなどです。
これは表現できる色の範囲を示したものですが、このフィリップスのモニターはAdobeRGBの色空間を表現できる広域色のモニターです。
量販店などで販売されているような大手家電メーカーのモニターの色空間は、sRGBが一般的です。
sRGBよりAdobeRGBの方がより多くの色域がある訳なのですが、用途の違いでそれぞれ使い分けるみたいですね。
簡単に言ってしまえば、広域色であるAdobeRGBは主に印刷用に、sRGBはWebなどに利用する時に使われるみたいです。
先ほども書きましたが、一般的なモニターはsRGBの色域しかないので、AdobeRGBの広域色でレタッチされた写真をLight roomなどでjpegに変換する際、色域の指定をAdobeRGBでそのまま変換したとします。
その変換したファイルを、sRGBの色域しか持ってないモニターで見ると派手に色が出てしまい本来の色が失われてしまうようです。
色空間のお話しをざっとさせてもらいましたが、これを理解していないとカラーマネージメントをするには少しキツいです。
そこで、本題に入りますが・・・
なぜLightroom上で青い画面になってしまう所と、ならない所が出てきてしまうのか?って疑問です。
Lightroomに限らず、Adobe製品のレッタチソフトは言うなれば万能ソフトって言ってもいいぐらいの世界中で使用されている超メジャーソフトです。
しかもCMS(カラー・マネージメント・システム)に対応しているソフトなどで、モニターにどんなiccプロファイルを設定していても基本的には問題がないはずです。
そんな万能ソフトから写真のファイルを取り込んで画像をモニターで見る訳なのですが、PHILIPSのiccプロファイルでは正常に見る事が現状は出来ません。
簡単に言えば、こんな色で表現していますよーって写真ファイルが言っているとします。
するとモニターのiccプロファイルとソフト間で、その写真ファイルの色を正確に出すための変換作業が行われます。
しかし、モニターのiccプロファイルが正確な色を理解せずにいて、まったく違う色をソフトに伝えて変換させているって訳です。
それとは逆に、モニターのiccプロファイルが正確に色の情報を伝えていても、ソフト側がそれをうまく認識していないって事も考えられます。
しかし、マイナーなソフトならそれも考えられなくはないですが、世界中で利用それていてるCMSに対応したメジャーソフトなので、その可能性は限りなく低いと思っています。
PHILIPSの技術の方にこの件について問い合わせもしてみました。
Adobe製品に自社のiccプロファイルが合わないって事について、うーん・・・って感じになっていましたね。
今、このモニターが生産されている中国の工場へこの件に関して問い合わせをしてもらっている所ですが、あまり期待はしない方がいいですね。
世の中には相性って言葉がありますが、どうやらこのモニターのメーカー側から提供されているiccプロファイルと、Adobe製品のソフトの相性は水と油のような関係にあるみたいです。
世界中で使用されているメジャーソフトと相性がまったく悪いとは・・・(;゚д゚)
マジどんだけだよっ (-_-メ)
ってイラってきましたが・・・。
中には、このiccプロファイルが正確に情報を流してくれるソフトも探せばあると思いますが、Adobe製品のソフトと合わないってことは、そのようなソフトを探すのも難しいかと思います。
ちなみに、ニコンのレタッチソフトでも同じ結果になっています。
これでは、印刷をする前の段階なので話にもなりません。
現像モジュールだけはちゃんと見れていましたが、ネット上のサイトでこんな事が書かれていました。
最近だとRAWで写真を撮る方も多いかと思いますが、RAWファイルの色域はなんでしょう?実はRAWファイルには色域という概念が存在しません。なぜなら、RAWファイルは写真になる前の状態で色の概念が無いから。センサーに記録された光の情報そのものなのです。
RAWファイルはRAW現像ソフトに読み込ませ写真にしたときに初めて色域が付与されます。そのとき付与する色域をsRGBにするのか、AdobeRGBにするのかはあなた次第です。
(【カラーマネジメント入門】写真のプリントの色が合わない理由を簡単に説明してみよう より抜粋)
先ほど冒頭で張り付けたURLのサイトで、この事が説明されていますが、RAWデーターには色域の概念がないって事であれば納得できますね。
それでも現像モジュール以外の画面が、真っ青になってしまう原因が他にもあるのか調べてみました。
下記のサイトで書かれていたのですが、Photoshopなどのソフトは画像ファイルを正常に表示するには、表示色設定で「sRGB」ではなく「AdobeRGB」を選択する必要があると書かれていました。
早速、モニターのOSD画面でAdobeRGBを選択しても・・・改善はされませんでした。
それならソフト側でやらなきゃダメなのかと思いましたが、残念ながらLightroomで表示色の選択はありませんでした。
jpegに変換する時だけ、sRGBかAdobeRGBのどちらかに設定できるだけです。
この件についても再度、調べてみました。
Lightroomで使用されている色域は、現像モジュール(写真の編集画面)では、pro photoRGBという色の領域で設定されていて、他の画面はAdobeRGBの色域で設定されているみたいです。
ちなみに、Lightroomではこの設定を変える事ができません。
余談ですが・・・pro photoRGBは、AdobeRGBよりさらに広い色域をもっているので、どんな色でもその色域の中に入ります。
つまりどんな色でもちゃんと表現できるってワケですね。
表現できる色域が一番少ないのはsRGBで、それより広域に色表現ができるのがAdobeRGB、さらにもっと広域で色表現できるのがpro photoRGBって順番になります。
先ほども書きましたが、Lightroomでは現像モジュール以外はAdobeRGBで設定されています。
価格ドットコムでレビューされた方の情報では、画像ファイルを正常に表示するにはAdobeRGBで設定する必要があるとのことです。
しかし、その色域の設定で見ているのにも関わらず、画面が青くなってしまい正常に見れないとなると・・・。
PHILIPSで公開しいるこのモニターのiccプロファイルは、Lightroomでは全く使えない!!って事で結論づけました。
それでは、iccプロファイルをはうするの?って事になります。
あとは、自分でプロファイルを作るか、他の物で代用するかの二択です。
自分で作るのはいいですが、キャリブレーターを買って測定する必要があります。
それは、PCの取り扱い初心者にはハードルがあまりにも高すぎます。
まずは、他の物で代用してみることにしました。
色々と試してみましたが、AdobeRGB(1998)iccというプロファイルが一番良かったですね。
このプロファイルを色管理で既定にして印刷をしてみたのが、モニターとプリンターの色合いの差が一番少なかったです。
って言っても、まだその差は決して満足するものではありません。
さらに、色が合うように勉強を重ねました。
今度は部屋の照明にも原因があることが分かってきました。
プリントに当てる光源のことです。
モニターは自ら光で発色するため、見ているモノがそのものです。
印刷されたプリントは自ら発色しないので、光の当て方によってだいぶ違って見えてくることが分かってきました。
一般的に写真を見る光源は、色温度が5000Kぐらいだと言われています。
これらも、カラーマネージメントに関するサイトを見てもらえれば、詳しくそのことが書かれています。
ちょうど部屋の蛍光灯を変える時期と重なったので、それに合わせた下記の蛍光灯を購入してきました。
5200K 白昼色の丸形蛍光灯
※ 東芝 PRIDE メロウz
FCL30ENC/28PDL(28W)
FCL32ENC/30PDL(30W)
FCL40ENC/38PDL(38W)
色温度が5200Kとなっていますが、半透明のカバーがついているので、実際はもう少し色温度が下がっているはずです。
もうちょっと色温度が高い蛍光灯(5300K~5500Kぐらい)でも良かったかもしれませんね。
これでもまだ少し物足りなさを感じたので、ついでに色評価蛍光灯付きのライトスタンドも合わせて購入しました。
ライトスタンド
ヤマダZライト Z-208-EIZO
蛍光灯
TOSHIBA FL20SN-EDL昼白色 色温度5000K平均演色評価数 Ra99
ここで、このライトスタンドを使うに当たって注意事項があります。
カラーマネージメントをする際は、プリントを見る面から40㎝ぐらいの高さでのライトの光を当てるようなことが取扱説明書に書かれています。
ぶっちゃけ、この高さで光を当ててプリントを見るとテカテカ光って非常に見づらいです。
その事を、このライトの販売元であるEIZOに問い合わせてみた所、約70㎝前後の高さからライトの光を当ててプリントを見ることを勧められました。
早速、試して見ましたが、これならプリントもよく見えましたね。
これでプリントを見る光源の環境は整ったことになります。
モニター側で色温度5000K、色域をAdobeRGBに設定して印刷したものを改めて見てみると、まだまだ色の違いや明暗差の違いなどがハッキリしています。
そこで、モニターのOSD設定で輝度や彩度、RGBの設定を何度も何度も試みてみましたが、弄れば弄るほど、どれが正しい色合いなのか訳が分からなくなってきました。
目で見ながら勘を頼りにこれらの設定するには、ある程度の経験とスキルが必要であるみたいです。
ここまで自分なりに頑張ってきましたが、もうどうしていいものか手立てがなくなっていました。
そして、最後に残されたのは・・・
キャリブレーターによるカラーキャリブレーションのみです。
PCの取り扱い初心者にはハードルがあまりにも高すぎると思っていましたが、これが一番手っ取り早く問題を解決できるやり方であると思い、ついに決断をしました。
キャリブレーターと言っても色んな機種が出ています。
自分が選んだものは、X-rite社の i1 DisplayProでした。
キャリブレーションをするのに定番だと言われている機種です。
キャリブレーションのやり方には、ハードウェアキャリブレーションなど、これまた色んなやり方があるのですが、ここはX-rite社の i1 DisplayProを使ったキャリブレーションでとりあえず良いと思います。
って言うか、ハードウェアキャリブレーションをする人はその道でご飯を食べれるぐらいのレベルの人達だと思いますので・・・。
定番である機種なので、ネット上では使い方を丁寧に紹介してくれているサイトがいくつかあります。
早速、Amazonでポチって、i1 DisplayProキャリブレーターを購入です!!
Amazonプライムで頼むと翌日にはきました。
国内正規代理店品と並行輸入品と二つ選べますが、国内正規代理店品のが値段が少し高いですが、後々の事を考えて念のため国内正規代理店品にしておきました。
多分ですが・・・どちらも同じ商品だと思いますが確認は取れていません。
箱から出して、まず付属のCDをインストールします。
ウイザードに従っていけば問題なくインストールできます。
もちろん日本語で案内されますから余計な心配はいりません (^^)/
インストールが終わればいよいよソフトを起動します。
取扱説明書も付属でついていますが、英語で書かれているので語学が達者ではない自分にはもちろん読むことはできません。
しかし、心配は無用です!!
ソフトの操作やキャリブレーションの仕方など、詳細に説明してくれるサイトがネット上に複数ありますから、自分が分かりやすいサイトを選んでキャリブレーションしていけば、問題なくできます。
上記のサイトは自分が参考にしたサイトです。
i1 DisplayProのソフトを立ち上げたら、その後のキャリブレーションのやり方などは、このサイトをみてもらえれば誰にでもできると思います。
しかし、いくら簡単にソフトの操作をしてキャリブレーションできるとはいえ、ある程度はカラーマネージメントについての基礎知識ぐらいはないと危険です。
カラーマネージメントのことを何も知らないでこれだけやってしまうと、かえってモニターの色が変になってしまうかもしれません。
だからと言って、自分も詳しいわけではありませんが、基礎知識を勉強しながらここまで辿りつきました。
このモニターでキャリブレーションする時は、注意が必要です。
OSD設定画面がモニターの真ん中にきてしまいます。
本来なら画面の中央で測定するのが理想なのですが、OSD設定画面が画面中央に固定されてしまっているので、それをよけて計測する必要があります。
PHILIPSに問い合わせてみた所、OSD設定画面は動かせないとのことでした。
また、i1 DisplayProを発売しているX-rite社にも聞いてみたのですが、OSD設定画面上での測定は文字等があるので正確な測定ができないようです。
このOSD設定画面でモニターの輝度やRGBなどキャリブレーションに必要な設定を変更していくので、ここには干渉しないようにキャリブレーターを取付ける必要があります。
※ 2016年11月9日 更新
モニターのOSD画面が移動できないかについてPHILIPSのサポートセンターに問い合わせてみたところ即答で出来ないとの回答がありましたが、OSD画面は移動できることが確認できました。
OSD画面2ページ目のOSD設定の水平、垂直の数値を変えるとOSD画面は移動します。
キャリブレーションをする際には、上記の要領でOSD画面を移動させてモニターの中央にキャリブレーターを設置をしてキャリブレーションをすることが可能になりました。
OSD設定画面を移動させた後、モニターの輝度やRGBなどキャリブレーションに必要な設定を変更してキャリブレーションを行って下さい。
一通りキャリブレーションが終わり、「ファイルを設定して保存」をクリックすると上記の画面になり測定結果を確認できます。
今回の計測結果は下記の通りになりました。
白色点
4804K(色温度)
X0.352Y0.364
黒色輝度
0.217cd/㎡
輝度
108cd/㎡
コントラスト比
499:1
白色点は実際にプリントに当てている色評価用の蛍光灯の下で測定したもので合わせてあります。
つまり、プリントをしたものに直接あたる光源(色評価用の蛍光灯)の色温度に、モニターの色温度を合わせたって言うことです。
任意でモニター側の色温度も5500Kとか6500Kとかにも変更できますが、モニターの色温度が変わると、プリントに当てている光源も変えてあげなければ、色合いが一致しないと思います。
先ほどの測定したファイルは、「ファイルを設定して保存」をクリックした時点で、Windowsの色管理のデバイス設定が、自分で作成したiccプロファイルに自動的に既定として設定されています。
(Windouws10の場合)
測定が終わったら、念の為ちゃんと設定が出来ているのか、Windowsの色管理のデバイスの設定を確認をしておいた方がいいでしょう。
この時にキャリブレーションをした日付で、ファイル名を付けて保存しておいた方が良いかもしれませんね。
次回のキャリブレーションをする時期の目安にもなります。
モニターは徐々に劣化していくモノなので、定期的にキャリブレーションは必要です。
通常は一か月に一度くらいの割合でキャリブレーションをするみたいです。
全ての作業が終われば、PCの再起動を掛けて終了です。
初めてキャリブレーションをやった時は15~20分ぐらい掛かりましたが、何度かやっていく内に、今は10分と掛からず測定が終わるまで出来るようになりました。
一度やれば慣れるもんですね (^^♪
余談ですが、キャリブレーターの管理は、防湿庫などに入れて保管しておくのが良いみたいです。
精密なセンサーなどが付いている測定器ですから、これぐらいの配慮はしなくていけないようですね。
さて、キャリブレーションが終われば、いざ印刷です!!
っと、その前に本当にモニターとプリントの色合いが合っているのか?を確認しておく必要があります。
まず、Lightroomを立ち上げ、すべてのモジュール画面を確認してみました。
さすがに、キャリブレーションをしたiccプロファイルなので、モニターメーカーのiccプロファイルと違い、真っ青な画面にはなっていませんでしたね (^^)/
普通に、Lightroomなどで画像がちゃんと見えているモニターをお持ちである方なら、こんなことを心配する必要なんて全くないのですが・・・。
なんたって最初からあんな真っ青な画面を見せられているので、このモニターの場合はここもしっかりチェックしておきたくなりますね (^^;)
一安心したところで、モニターとプリントの色合いの確認をしておきます。
現像モジュールのソフト校正を使います。
上記はこのソフト校正を使った時の画像です。
モニター(右側)と、プリント(左側)の色合いが比較ができます。
ご覧の通りソフト校正を掛けて比較してみましたが、ほとんど色合いや明暗差などは感じられません。
だからと言って過信は禁物ですが、確認の意味で今は印刷前には使っている機能です。
自分の場合は、印刷されるプリントの目安程度で考えています。
この時にプリンターのプロファイルを入力するところがありますが、プリンターで使用する印刷紙を指定しておきました。
プリンターのプロファイルは、印刷紙によって色空間を表現できる範囲が微妙に変わってきます。
自分が使用している紙を選択しておかないと、色合いが変わってしまうので注意が必要です。
もちろん、インクと印刷紙は純正の物を使用しておきます。これは鉄則ですね (^_^.)
ソフト校正で確認が終われば、いよいよ印刷です。
Light roomのプリントモジュールで印刷をします。
カラーマネージメントを設定するところがありますから、そこには先ほどのプリンターで使用する印刷紙を選んでプロファイルを関連づけておきました。
続いてプリンターのプロパティを開きます。
基本設定→色/濃度→マニュアル調整→設定→マッチング→なし の順で設定をしておきます。(プリンターは、Canon PRO-10Sを使用)
これは、プリンターのドライバー側で「色補正=なし」に設定しておかないといけないみたいです。
Light room側と、プリンターのドライバー側の二つで二重で色変換をされる為、おかしな色で出力されてしまうみたいですね。
ここまでの設定が終われば、いざ印刷です!!
印刷されたプリントを、早速、色評価蛍光灯付きのライトスタンドの下で見ながら、モニターの色と比較してみます。
結果は・・・
色合いや明暗差は、ほぼ一致していました (*^^)v
完璧って訳ではありませんが、十分すぎるほどの結果に満足できるレベルです。
パッと見、全然分からないぐらいの仕上がりでした!!
やっとここで、モニターとプリントの色が揃ってくれました!!
とっても長い道のりでしたが、苦労したかいがありました (T_T)
感無量です・・・。
いかがでしたか?
カラーキャリブレーションをしている人から見れば、全然参考にもならなかったお話しだった思います。
しかし、自分のようにキャリブレーションをしたくても、PC操作にちょっと不安があったり、他にもモニターの色と印刷したプリントの色が合わずに困ってる人もおられると思います。
いくら大三元レンズのような高価なレンズと、高性能なカメラで撮影されたベストショットでも、出力されるものがチグハグならその価値は半減・・・いやそれ以下になってしまいます。
今回は必要に迫られて、カラーマネージメントを少し勉強してここまで辿り着きましたが、本当にいい機会であったと思っています。
写真をやっている以上、避けては通れない道ですね。
最初、これをやり始めた頃はこんなモニターなんか買わなければ良かった・・・
って、ぶっちゃけ後悔もしました。
海外メーカーなので、せめて国内のメーカーにしておけば良かったなどと思うことも多々ありました。
とにかくこのモニターの情報が少なく、手探りで情報収集をしながらカラーマネージメントの勉強を続けてきました。
ネットでスレを立ち上げ、色んな人から沢山の情報を頂き、自分の思っている疑問についても丁寧で分かりやすい説明を受けながら、なんとかここまで来れました。
本当に感謝の極みです。
先ほども書きましたが、とにかくこのモニターの情報は本当に少ないです。
少ないからこそ、このモニターの事を調べ尽くしてやろう!!って最後はそんな気になっていましたね。
色々ありましたが、モニターの性能としては決して悪くはないです。
むしろ、性能が良い方だと思います。
今回はあくまでも印刷までを最終目的としたカラーマネージメントをしてみました。
ただ写真をモニターで鑑賞するだけならば、何もここまでする必要は感じません。
モニターをデフォルトの設定で最初に写真を見たときの鮮明さは、本当に鳥肌もんでした。
それにデフォルトの画面は明るく発色もよいので、写真のレタッチもしやすかったのは事実です。
しかし、これはあくまでもモニターの鑑賞のみの話で、印刷まではしないと言う方ならこれでもOKでしょう。
自分で作ったiccプロファイルだと、色温度を5000K程度にしているので、輝度もかなり落とさないとそこまでの設定にはならないので、モニターは少々暗く感じます。
写真のレタッチ以外で、普段使いはどうなの?って気になる方がいるかもしれませんが、このモニターにはスマートイメージという機能があります。
オフィスでの使用や、映画や写真の鑑賞、それにゲームなど・・・
自分の目的に合わせたものをボタン一つで切り替えて、それぞれ選択したものに合わせて液晶画面をメーカーが定めた基準で最適化させて見ることができます。
もちろん、キャリブレーションをしたユーザー設定の画面に戻すこともボタン一つで可能です。
それぞれのライフスタイルで楽しんで使うのが、一番何よりですね (^^♪
冒頭でメーカーのiccプロファイルが合わないなどと散々文句を綴りましたが、たとえそこでiccプロファイルが合ったとしても、モニターとプリントの色合いの違いは間違いなく出ていたことでしょう。
結局その違いに満足できず、カラーキャリブレーションは絶対にしていたと思います。
それぐらい、カラーキャリブレーションの効果は絶大です。
言い換えれば・・・キャリブレーションさえ出来れば、もうメーカーのiccプロファイルなんて要らないことにもなります。
高価なレンズや最新鋭のカメラを購入するのはいいですが、撮影したモノを印刷までする方なら、それらの道具のポテンシャルを最大限に引き上げてくれるのがカラーキャリブレーションです。
これは、必ずやっておきたい事なのかも知れませんね (;^_^A
今後もこのモニターと長く付き合っていかなければならないので、積極的に情報発信をして行こうと思っています (^^)/
このモニターで自分と同じように悩んでいる方や、カラーマネージメントに興味がある方々の少しでもお役に立てれば幸いです。
最後に、こんなPC初心者の自分でもカラーマネージメントについて少しだけですが理解する事ができました (^_^.)
これからちょっとやってみようかな?って思っている方ならば・・・
一度、思い切ってやってみることをお勧め致します。
写真への関わりが凄く変わってきますよっ (^_-)-☆
自分もまだまだ勉強を始めたばかりなので、もっとカラーマネージメントについ勉強を続けて理解を深めていこうと思っています。
それではまた次回のブログでお会いしましょう (^^)/
どうでもいいけど・・・
カラーマネージメントの勉強を、睡眠時間を削って二週間ばかり毎日していたので極度の睡眠不足になっています (>_<)
明日の仕事もマジ辛そうです・・・ポコペン (T_T)
PCシステムを一新!!Lighroom6がやっとサクサク動いてくれました!!
※このブログには一部訂正箇所がありますのでご了承下さい。
三連休は皆さんいかがお過ごしでしたか?
台風や秋雨前線の影響で、どこにも行けなかったって人の方が多いかも知れませんね。
自分も休日なのに仕事をしたり、部屋の片付をしたりで・・・
結局、どこにも行きませんでした (>_<)
しかし・・・
しかし、です!!
そんな中、この三連休でついに念願のPCシステムを一新!!
Windows10搭載のデスクトップのパソコンを思い切って買っちゃいましたぁー (^^♪
これまでは同じくデスクトップでNECのVALUESTAR VN770/CというタイプのPCを使用していました。(2011年2月に購入)
普通に使う分にはまったく問題はないPCでしたが、LighroomでのRAW編集や、他のソフトで動画編集をやる自分にとっては、このPCのスペックはギリギリで・・・
いや、ギリギリどころか、だいぶ物足りない処理能力の遅さに随分とイライラしながら作業を繰り返す日々に、ブチ切れることもしばしばあって・・・ (-_-#) ピクッ
もう、本当にウンザリしていました (>_<)
ちなみに、自分がネットの口コミ等で調べてみたところ、Lighroomを起動するだけでメモリが1GBぐらい消費され、あれこれ編集を重ねて行くにつれてメモリの消費量はどんどん上がり、4GBぐらいまでは・・・あるいはそれ以上を平気で消費してしまうみたいです。
さらに、RAWデーターはJPEGのデーターに比べてかなり重いデーターになります。
Lighroomで気合いを入れて現像したら30MBくらいはすぐにいってしまいます。
普通の一眼レフで撮影したJPEGデーターは撮影したものにもよりますが、だいたい10MBちょっとぐらい。
RAW画像は、その約2~3倍のデーター処理をするわけですから、その分、やはりPCには負担を掛け続けることにもなってきますね。
これまで使用していたPCのメモリは、4GBまでしかありませんでした。
PCの設定等で動作環境をよくするように散々試みましたが、やはりメモリ不足はどうすることも出来ません・・・。
これでは、イライラしながらブチ切れて、ウンザリもしてくる訳です・・・ (;^_^A
そこで、そのイライラから精神が崩壊?する前に、清水の舞台からカラオケを唄う・・・
いやいや、清水の舞台から飛び降りるつもりで貯金をはたいて今回のPCの購入に至った訳です !(^^)!
購入にあたっては、事前に自分なりに色々と調べてみました。
調べると簡単に言っても、パソコンのことはそんなに詳しい訳でもありません。
ド素人に少し毛が生えた程度の知識しかないので、かなり苦労しました (>_<)
とにかく専門用語が多すぎて・・・ (T_T)
ネットや、地元のマニアックなPC店のお店の人に聞いたりして調べていくうちに、ある程度の欲しいスぺックがザックリ見えてきました。
下記は素人なりに調べ上げた、LighroomでRAW画像の編集(たまに他ソフトで動画編集もあり)に必要と思われるスペックです。
OS・・・windows10 64ビット
解像度・・・2K以上。
コントラスト比・・・最低でも1000:1(できたら3000:1が欲しいところ)
メモリ・・・8GB以上(16GBは絶対に欲しいところ)
ビデオカード・・・GeForce GTX980M または、GeForce GTX750T
ストレージ・・・SSD
PCに詳しい人から見れば、物足りなく思えるか、それともオーバースペックに思えるのかは分かりませんが、これらのスペックが必要だと自分なりの結論に至りました。
とにかく、Lighroomさえ快適に作業できるスペックであれば問題ないのです!!
そこで今回購入したPCがこちら!!
D750で撮影
じゃーん!!
「mous」のパソコンです (^^)/
アキバなんかに行かない人にはあまり聞きなれないメーカーかも知れませんが、これもちゃんとした日本のメーカーなのです (*^^)v
自分も今回調べるまでは知らなかったのですが、調べていく内にmouseの名前はよく聞くようになりました。
mouseのパソコンは日本国内で生産されています。
国内の大手家電メーカーが人件費が安い海外で生産しているのに対し、日本人の手によって生産され、そして日本の国内工場特有の徹底した生産管理もされているので、これだけでも安心して使うことができますね (^^♪
まさに、本物のMEDE IN JAPANなのです。
D750で撮影
今回、購入したこのmouseのPC本体の機種は、地元のマニアックなPC屋さんのお店とmouse社がコラボして製作した機種のようです。
これでも、まだスペック的に物足りなかったので、少し値は張りましたがオプションであれこれと付けてみました (^^;)
ザックリとPC本体のスペックを紹介しておきます。
PCのタイプ・・・ZA-D167W1H16D
OS・・・windows10 64ビット
CPU・・・Intel core i7 6700 3.40GHz
メモリ・・・16GB(8GB増設)
ストレージ・・・SSD(256GB Cドライブに新設)
内蔵HD・・・ 1TB
光学ドライブ・・・ブルーレイディスクドライブ(BDXL™書込み対応)
D750で撮影
ちなみに、NECやFUJITSUなどの国内大手家電メーカーのPCを調べていましたが、さすがにここまでのスペックのPCはオプションなどを付けても市販されておらず、残念ながらありませんでした・・・。
さて、肝心なLighroomの動作状況ですが、こんなに劇的に変わるのぉぉぉーーー!!
って思わず驚いてしまうぐらいです (+o+)
編集画面で拡大や縮小してもサクサク動いてくれるし、書き込みや読み込み速度も超速いです (*^^)v
カタログはSSDに入れてあるので、その恩恵を受けまくっています!!
HDと比べてこんなにも違いが出てくるモンなのですね (>_<)
噂では聞いていましたが、ここまでこんなに違うなんて・・・。
これまで、普段のLighroomの編集作業では露出の補正と、場合によっては色味を少し整る程度の編集作業しかしませんでしたが、それでも動作が超重くて一つ一つを弄る度にPCが考え込んでしまう有様でした。
本当に時間ばかりが掛かってしょうがなかったので、こんなに快適にLighroomが動いてくれるなんて・・・
ホントまるで夢のようですね・・・(T_T)
今回のスペックについては、購入した地元のマニアックなPC屋さんの店長さんにも色々とアドバイスをもらいながら、納得して選定したものでした。
お陰様でストレスがなく快適に編集作業ができるようになりましたよっ!!
店長さん、あざーす(^^)/
続いて液晶モニターです。
D750で撮影
液晶モニターは、PHILIPS社のモニターにしてみました!!
まず、PHILIPSと聞いて思い出すのが電気シェーバーですよね・・・。
これなんかは、日本でも有名です。
自分もてっきりそちらが本職かと思っていましたが・・・(^-^;
オランダに本社を置くこの会社は、ヨーロッパではパナソニックみたいな超大手の電気製品のメーカーなのです!!
ところで、気になるこのモニターのスペックはと言うと・・・
これが凄くいいんです!!
超お勧めです (^_-)-☆
こちらが、液晶モニターのスペックになります (*^^)v
液晶モニタータイプ・・・272P4APJKEB/11
解像度・・・2560 x 1440 ピクセル
パネルサイズ・・・27 インチ
コントラスト比・・・1000:1
そして、このモニターの最大の特徴がこれです!!
プロカラー標準 99% AdobeRGB、100% sRGB
完璧なカラー。一目瞭然。この新型モニターは高品質の鮮明なパネルを搭載し、あらゆる角度から正確で豊かな色を実現します。プロ向けの業界標準を満たし、99% Adobe RGB、100% sRGB を達成しています。工場出荷時設定で正確なカラーが実現しており、工場出荷時設定レポートも付属しています。6 軸カスタムカラー調整を使用して微調整できます。PerfectKolor テクノロジー搭載のフィリップスモニターを購入すれば、時間とお金を節約できます。
(メーカーのホームページより抜粋)
これですよこれ!!
写真編集で欠かせないのが、見ている物(編集画面)と、印刷して出てくるものの違いだと思います。
これで悩んでいる方も多いのではないでしょうか・・・。
これが大きな決め手となって、このモニターを購入した理由です。
自分もカメラを始めた当初は、安価なホーム用プリンターで印刷してみて、その違いにすごく驚かされた事がありました。
まったく違う色合いの写真が印刷されて出てくるのですから・・・。
これじゃ、いささかまずいと思ってすぐにCanonの高品質のプリンターに買え換えたぐらいです。
D750で撮影
見ている物(編集画面)と、印刷して出てくるものの違いを解消するにはカラーマッチングが必要不可欠です。
自分も過去にカラーマッチングについて、少しだけ独学で勉強してみた事がありました。
しかし、やればやるほど訳が分からなくなってきて、あっという間に撃沈されてやめてしまった経緯があります。
その時、思い知らされたのですが、カラーマッチングの世界は専門的な機械も必要になってきますし、何よりも相当な専門的知識が求められます。
独学でどうにかなる問題ではないレペルと感じました・・・。
厳密に言えば、カラーマッチングの設定を誰かに教わりながら、手間暇掛けてすればいいのでしょうが・・・。
先にお話した通り、知識も経験もなく少し初めてみましたが、あえなく見事に撃沈されてからは、自分の中ではまったくそこまでやる気は毛頭ありません。
しかし、このモニターのようにすでに工場出荷時で、カラーマッチングされている状態
であればどうでしょう・・・?
こんなにも嬉しいことはありませんよね!!
実際、印刷をしてみましたが、納得の・・・いや、それ以上に満足な出来でした (*^^)v
それでも完璧ではないと思いますが、ここから先は一握りの見る人が見なければ分からない!!ってレベルかもしれませんね。
これで、今まで悩まされてきたカラーマッチングが解決できて本当に良かったです。
僅かな金額差で4Kのモニターも買えましたが、本来の目的はあくまでも写真編集一本なので、2Kのモニターでもカラーマッチングの手間さえ省ければ、断然こっちの方がいいです!!
って言っても、キタムラとかで印刷すればプリンターやカラーマッチングなんかで悩まなくてもいいのでしょうが、自分のスタイルは最後の印刷までやりたい方なので、仕方ないですね。
※ お詫び(2016.10.3)
「モニターとプリンターのカラーマネージメントについて」
これまでの記述には間違いがありましたので訂正をしてあります。
下記のブログを参照して下さい。
このモニターについては、他にも細かい設定も出来ますし、まったく使わない機能かもしれませんが、なんとモニターが90度反転して縦長の方向で見る事まで出来ちゃいます。
写真で言えば、縦構図って言ったところでしょうか (^_^)ゞ
それにしても、これだけの高スペックであるのにも関わらず、金額はだいたい3~4万円ぐらいで購入できると思います。
気になる使い勝手も本当にいいです。
Lighroomを起動してRAWで撮影された写真を取り込みます。
取り込みが終わると、今度はライブラリー画面にいきます。
この画面ではまだRAW現像をしていないので、生データーのままです。
ここから現像したい写真を選んで現像していく訳ですが・・・
これまでのPCでは、この現像画面で写真を見ると、生のRAWデーターはとても暗くて非常に見えにくかったので、現像がやりにくかったです。
ここから現像するにも拡大や縮小を繰り返しながらデイテールのチェックをしたり、色合いのチェックをしていましたが、ある程度、現像が終わりに近づいてこないと、そう言った細かいチェックも出来ないでいたのは確かです。
しかし、PHILIPSのこのモニターは、最初から鮮やかな色合いで現像できます。
RAWデーターを取り込んでいるのに、これってJPEG?って思ってしまうほどの解像度です。
RAW現像される前の生データーだけでも、これだけの差がでているので、現像作業がはかどるのは言うまでもありません!!
RAW現像がだいたい終わって、拡大したときの写りの解像度なんかは鳥肌モンです (^^)v
地元の山から街の夜景を撮影したものを、RAW現像してこの液晶モニターで見てみると、なんど、自宅まで確認することが出来ました(^_^)ゞ
今まで使用していたPCのモニターで同じことをしてみましたが、拡大するとさすがに色が潰れてしまっていて、そこまでは至らなかったです。
まぁ、それなりのレンズで撮影をしたものとはいえ、ここまで液晶モニターの解像度が高いと、ニコンの大三元レンズや描写がいい単焦点レンズなんかの現像も、そのレンズの描写に見合う作業ができますよね (^^)/
同じデーターで見比べてみて、こんなにも違うのか・・・っと、ただ驚くばかりです。
本当にこの液晶モニターを購入して良かったですっ (^^♪
最後にプリンターの話もしたので、ついでに紹介しておきます。
D750で撮影
プリンターは昨年の8月に購入した、キャノンのPIXUS PRO-10Sです。
顔料のインクを使用していてインクは10色です。
同じシリーズでPIXUS PRO-100Sってのもありますが、こちらは染料のインクを使用し、8色となります。
一般的なプリンターは染料のインクを使用する方が多いようですね。
そちらの方のが印刷速度が断然速いってのもありますが・・・。
それに対して、顔料のインクジェットのプリンターは印刷が遅いです。
普通にマジ遅いです・・・ (>_<)
少々イライラするときもありますが、印刷されてくるモノは重厚感があってとても気に入っています。
ちなみに、染料のプリンターは、どちらかと言えば鮮やかな色合いになりますね。
これはあくまでも好みの問題なので、自分には重厚感がある顔料の色合いの方のが好みです。
主な被写体が富士山なので、個人的にはこっちの方が合うような気がしますね (^_-)-☆
そして、このプリンターのカラーマッチング機能はかなり優秀です。
それに設定も簡単!!
これまでの古いPCのモニターでRAW編集をして印刷をしてきましたが、それなりのレベルで印刷が出来ていました。
少しだけ色あいが変わることもありましたが、これはモニターの影響でもあるので許容範囲内でしたね。
プリンター自体はかなり頑張ってくれていたと思います (^^♪
こいつは、超お勧めのプリンターですよ!!
いかがでしたか?
色々と悩んだあげく、今回のPCシステムを一新しました。
多少、予算を超えてしまいましたが、それでも市販されている大手家電メーカーのハイスペックのPCよりスペックが断然良くて、それでいて同額か、それより僅かな金額だけ上乗せされたぐらいで済みました。
自分の場合、Lighroomの編集作業は暇さえあればやっています。
やはり快適な環境でやらないと、それも段々と面倒になってきて最後にはやらなくなってしまうのが人って言うもの (>_<)
これも楽しい一眼ライフの一つと思えば、今回のPC購入は大正解だったと思います。
古いPCも仕事で使う資料の作成等があるので、まだまだ現役で使いますが一度こちらのモニターを見てしまうと、もう古いPCでは写真の編集はできませんね (>_<)
その変わり新しいPCは、あくまでも写真編集用なので、ワードやエクセル等の余計なソフトは一切入れていませんが・・・。
Lighroomの編集作業でお困りになられている方がおられれば、PCの更新を断然お勧めます!!
今回、紹介させてもらったPCのスペックでNECとか国内の大手家電メーカーが製作すれば、恐らくびっくりするような金額になってしまい誰も買わないPCとなってしまうことになるでしょう・・・。(たぶん30~40万ぐらい)
今回はmouse社のPC本体と、PHILIPS社の液晶モニターの組み合わせで購入しましたが、こうして自分の趣味に合わせてこのようなメーカーが比較的に安い金額で高スペックな物を出しています。
本当に色々と調べてみるものですね・・・
自分の目的に合わせたモノを、購入することが出来てとても満足しています。
国内の大手家電メーカーにこだわって購入を最初は考えていましたが、その必要なんて全くないです。
最後に・・・
これから、自分のようにLighroomの編集目的でPCの購入を考えている方への参考になれば幸いです (^^)/
どうでもいいけど・・・
自分の書斎にPCが二台並べて置いてありますが、隣の古いPCで家族がゲームをしたりして大騒ぎして遊んでいます (>_<)
今までは一台しかなかったので、一人でゆっくりと写真編集できたのに・・・。
気が散ってしょうがないです (-_-;)
これは唯一の誤算だぁぁぁーーーポコペン(T_T)
SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMの世界
残暑は厳しいですが、季節は少しずつ秋に向かって進んでいますね (^.^)
日中はまだ暑いですが、朝晩は秋の気配を感じるようになってきています。
さて、今日のお話は、SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMの世界にご案内致しましょう。
ご案内と言っても、それほど大した作例なんてありませんが・・・ (^_^.)
以前、このブログでも購入した経緯についてはお話をさせてもらいました。
その時のブログはこちら↓↓↓
D5300にレンズ沼から第二の刺客。SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM を購入した理由。 - Kumamon's diary
D5300を使用する時は、メインのレンズとしてよく使用していましたが、やはりこのレンズの特徴はなんと言っても、絞りがF2.8通しで撮影できるのが最大の魅力です。
どの焦点距離からもF2.8の明るさで撮影できることは強みですよね。
しかし、暗い場所で手持ちでのスナップ撮影なんかには、シャッター速度を稼ぎたくてよくF値を開放で撮影をしていましたが、風景撮影ではF値を開放で撮影するのは星の撮影ぐらいでした。
また、最近、写友や撮影に行った時に一緒に撮影をしていたカメラマンさんとかにもよくこのレンズについて聞かれることが多くなってきたので、今日は風景撮影した時の感想を交えながら、このレンズを紹介させてもらいたいと思います。
それでは、まずこの一枚から (^^)/
CAMERA:Nikon D5300 LENS:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離 17mm(24.5mm) F2.8 SS 10 露出 0 ISO1600 撮影日2015年7月26日
場所は山梨県の新道峠になります。
夜景と富士山と星を撮りたくて撮影しましたが、こういう時こそF値2.8が生かされますね (^.^)
しかし、新道峠から夜の撮影をすると街の明かりが意外に強いので、未だに思うように撮影が出来ないでいるのですが・・・ (>_<)
この日は運よくいつも悩まされる街の明かりの部分に、なんちゃって雲海が広がっていたので助かりました。
ハーフNDでも使用すれば、街の明かりを気にせずもう少しはまともに撮影ができそうな気もしますが・・・。
CAMERA:Nikon D5300 LENS:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離 24mm(36mm) F8 SS 1/100 露出 -0.7 ISO200 撮影日2015年7月26日
今度は箱根の大観山にて撮影をしたものです。
夜明け直前でしたが、芦ノ湖上空に雲海が広がりイイ感じですね (^.^)
AFの早さなどは爆速って訳ではないですが、このような風景撮影では十分です。
レンズの購入時はピンのズレを感じたので、すぐにAFの調整をカメラごとシグマに送ってやってもらいましたが、それ以降はバッチリと合うようになりました。
調整期間は一週間と掛かりませんが(自分の場合は5日で帰ってきました)、箱出しでピンが合わないのは確かにいかがなものか・・・っと思いますが、長い目でみればそれでピンが合ってくれれば、それでもいいかなぁって思います。
レンズの値段も懐に優しすぎる値段なので、それくらいは自分の中では許容範囲ですね(^^)/
CAMERA:Nikon D5300 LENS:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離 27mm(40.5mm) F3.2 SS 1/200 露出 -0.7 ISO400 撮影日2015年7月26日
先ほどの画と同じく箱根の大観山で撮影をしたものです。
今度は夜明けを迎えた時の一枚です (^^)/
開放からほんの少しだけ絞って撮影してみました。
シグマ特有の寒色系の色合いですが、こういったシーンにはもってこいだと思います。
個人的には好きですねぇーーー (^^)/
このレンズは開放付近の絞りでも、結構イケてますね!!
CAMERA:Nikon D5300 LENS:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離 36mm(54mm) F20 SS 1/2 露出 -0.7 ISO100 撮影日2015年3月8日
このレンズを所有したばかりの頃に撮影をした一枚です (^_^.)
場所は静岡県の白糸の滝です。
これを撮影した時は、カメラを始めて4ケ月ぐらいの時でした。
まだ、カメラの事が右も左もよく分からない時に撮影をしていますが、個人的には気に入っている一枚です。
当時はこのレンズをつけて、毎日のようにどこかに撮影に行っていた頃でした。
超初心者でもここまで撮らしてもらえるレンズかも知れませんね (^_^.)
CAMERA:Nikon D5300 LENS:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
焦点距離 17mm(25.5mm) F8 SS 1/60 露出 -0.7 ISO100 撮影日2015年7月26日
最後になりますが、山中湖のパノラマ台で撮影をした一枚です。
夕陽に染まる富士山が撮影したくて、通い詰めてようやく切り撮れました (^^)/
ワイド端で撮影していますが、もう少し広角側があればいいかなぁーーーってのが率直な感想です。
少なくても24㎜スタートで(APS-C→16㎜)欲しい所ですね (^_^.)
広角側の1㎜や2㎜の違いって、結構大きい部分だと思います。
描写に関しては、まったく問題ないレベルで満足度は高いです。
いかがでしたか?
サクッとこのレンズについて、ご案内させてもらいました。
ニコン純正のこのクラスのレンズはかなりいい金額はします。
純正は確かに安心感もあっていいのですが、このシグマのレンズは描写や値段等を考えてもコスパはいいです (^.^)
少し設計は古いレンズになりますが、まだまだ全然イケてます!!
やはりF2.8通しのレンズとなると、活躍の場は多いのは確かです。
スナップに風景など、オールマイティーに撮影ができるのは心強いところですね。
ただ、焦点距離がもう少し何とかなればいいかなぁ・・・って思う所はあります。
先ほども書き綴りましたが、撮影をしてて思ったことはワイド端だと16mmからは最低欲しいところです。
テレ端も70mm~80mmまであればいう事なしなんですが・・・。
まぁ、それでも描写やAFに関しては、問題ないレベルで撮影ができるので贅沢な悩みなのかも知れませんね (^_^.)
もし、このスペックでニコンが製作したら・・・
このレンズの現在の価格の3倍ぐらい、あるいはもっとビックリするような値段になるかもしれません。
D5300で使用した感じだと、相性は抜群にイイと思います。
シグマの17-70f2.8-4のレンズも所有していますが、どちらも気に入ってるレンズなので甲乙つけがたいです。
よく、どちらがいい?っと聞かれますが・・・。
どちらも好きで購入したレンズなので、そう聞かれてもぶっちゃけ困ってしまう事が多々あります (>_<)
ちなみに、自分の使用頻度は半々ぐらいでしたよ。
最近は撮影スタイルが少し変わってきて、登山や遊歩道の散策など長時間歩いて撮影する機会が多くなってきました。
そうなると、さすがにカメラを二台も持って撮影は出来ないので、D750一本で撮影する事が多いです。
でも、車でパッと行けるような撮影現場なら、D5300とD750の二台体制で必ず撮影をします。
その時に、17-50f2.8で行くのか、それとも17-70f2.8-4で行くのか?
D5300のレンズの選定を楽しみながらしています (^.^)
どちらも、似たようなレンズに見られますが、両方で撮影してみてまったく別物のレンズだと強く感じています。
その場の雰囲気に合ったモノでレンズ選定をしていますが、こういう時間こそ一眼ライフの醍醐味なのかもしれませんね (^.^)
少し話はそれてしまいましたが、もし、このレンズの購入を考えている方がおられれば、個人的には超お勧めのレンズです (^^)/
ここは、思い切って買ってしまいましょう。
物欲って奴はあまり抑えるものではないですよ (^_^.)
それに、勢いがなければ道楽にお金なんて使えませんからっ!!
って言うか、レンズ沼と言う底なし沼にどっぷりと一緒に浸かりましょう・・・ (^_^.)
それでは、また次回のブログでお会いしましょう (^^)/
最近、ある事で悩んんでいて参っています。
夢にまで出てくる有様です・・・。
今月中に決断を下さなければならない事ですが、色々考えるとそれが出来ずにいるのです。
人生って、中々思うように行かないモノですね・・・ (>_<)
写真でも撮りに行って気分転換させたいのですが、休みの日に限って天気が悪いし。
もう悶々とするのは嫌だよぉぉぉーーーポコペン (T_T)
D750でまたまた渓谷撮影!!やばっ・・・初夏の西沢渓谷ってマジですごい。。。
今日から9月に入りましたね。
いよいよ、夏も終わりを告げようとしています (;^_^A
実は、昨年の2015年9月1日にこのブログを開設させて頂きました。
このブログも今日で、ちょうど一周年を迎えた事になります。
この一年間、大勢の方に見て頂き本当に嬉しい限りです。
これからも、くまモンを愛する空手家が写真道を極める奮闘記「Kumamon's diary」を宜しくお願い致します (^.^)
さて、ブログ開設一周年記念のお話はというと・・・
山梨県の西沢渓谷での撮影レポートになります (^.^)
阿寺渓谷の撮影ですっかりハマった渓谷撮影の第二弾となるわけですが・・・ (;^_^A
そのときのブログはこちら⬇⬇⬇
D750で新緑の阿寺渓谷を初撮影!!これが噂の阿寺ブルー!! - Kumamon's diary
まだ、このブログを見ていない方はこちらを先に見てから本編を見て頂くことをお勧めします (^^;)
撮影時期は6月下旬に行ってきました (^.^)
暦の上では今日から9月になっても、これからしばらく残暑も続きますので、少しでも「涼」をお伝え出来たらと思います。
それでは、サクッと初夏の西沢渓谷へ行ってみましょう (^^)v
って言うか、今思えばこの頃がギリで元気だった時だったかなぁ・・・ ポコペン (>_<)
2016年 6月下旬
阿寺渓谷ですっかり渓谷撮影の魅力にハマって以来、またどこかの渓谷へ撮影に行きたいなぁー・・・っと、悶々とした日々を過ごしていました。
しかしながら、自分の空手道場の主催試合の準備に追われ、中々出掛けるタイミングがありません。
資料を作っては見直して誤字脱字を確認し、それを修正してから、また確認して・・・。
深夜の確認作業なので、ウトウトとしてしまえば最初からまた見直しをしたりと・・・。
そんな作業を永遠と繰り返す毎日にヘトヘトになっていきます。
いつもはこの作業をお手伝いの方に頼んで、その間に次の仕事をやるって具合で進めていたのですが、今回はそれも自分一人でやらなくてはなりません (>_<)
特にパンフレットに載せる選手の名前や、来賓の師範の方々の名前は絶対に間違うわけにはいきません。
一度や二度、確認したぐらいでは全然物足りないぐらいなのです。
それ以外にも、試合運営の関することもあったりして、一人ではとてもやり切れない量の仕事量がまだまだ残っています。
そんなことを毎日徹夜で(当時の睡眠時間は2時間以下)やっていると気が狂いそうになってきます (T_T)
昼間は昼間で急に仕事が忙しくなってきて、海外からの受注を受けたのはいいですが、納期が間に合わず社畜としてありえない残業の雨嵐・・・ (>_<)
しかも、休日出勤までのおまけ付き (T_T)
さらにさらに出張もこの時期は多く、中々、仕事も空手の試合の準備も思うように進みません。
まぁ、そんな状態で身も心もボロボロになり始めた時に、コンビニでばったり出会った地元の先輩から西沢渓谷の話を聞きました。
その先輩は、カメラこそやらないもののトレッキングや登山を趣味としています。
自分がカメラを始めた噂を耳にしていたらしく、カメラやっているなら西沢渓谷は絶対に行った方がいいと強く勧めてくれます。
実は、自分も昨年の紅葉シーズンに西沢渓谷に行くつもりでいたのですが、10㎞も歩くのと、週末には大勢の人が押し寄せる超人気のスポットっていうのがネックになって断念していた場所でもあります。
しかし、この先も休みを返上で仕事をやりながら、空手の試合の準備もしていかなきゃならないわけで・・・ (T_T)
もう、ストレスの塊にどうにもならなくなってきたので、先輩も勧めてくれたことだし西沢渓谷にでも行って気分転換でもしてこようかなぁ・・・っと思い始めました。
本来なら目の前にある、膨大な山のような仕事を優先しなくはならないのですがね (>_<)
そこは己の写欲に負け・・・
いやいや、都合よく解釈し・・・
いやいやそうではなく、マイナスイオンでも浴びながらリフレッシュが必要!!
てな事で、出掛けてみることにしました (;^_^A
って言っても、現実は極度の寝不足と疲労で体が悲鳴をあげていることは確かです (>_<)
事前にネットで調べたところ、大半の人が西沢渓谷を一周する10㎞で所要時間4時間の遊歩道コースを歩くみたいですね。
でも、中には遊歩道を歩き始めてすぐにある三重の滝折り返しコースという3㎞で1時間30分のショートコースでも十分と言う人もいました。
疲労で体力的に自信がない自分にとっては、このショートコースに狙いを定めて、西沢渓谷へと向かいます。
午前8時前に西沢渓谷に到着しました。
地元からだと、所要時間は2時間ちょっとくらいだったでしょうか。
渓谷の入口にある、市営駐車場に愛車を止めましたが、駐車場はすでにもう2/3くらいは車で埋まっています。
皆さん朝が早いですね・・・ (^^;)
さすがは関東屈指の人気スポットです (;^_^A
早速、トレッキングシューズに履き替え、リュックを背負っていざ出陣です (^.^)
駐車場を出てすぐに売店がありました。
ここでヨモギ餅が売っていましたが、美味しそうなのでおやつ用に一つ購入し、売店にあった西沢渓谷ガイドマップもついでにもらいました。
売店から西沢ゲートを通りすぎて、平坦な道をトコトコ歩きます。
川のせせらぎが聞こえ、気持ちいいです (^^)v
天候は曇り。
それほど暑くもないので、ベストですね (^.^)
しばらく歩くと一周コースから帰ってくる道との分岐路があります。
そこにトイレがあったので済ませておきました (^^)v
どうやらこの先にはトイレがないようなので、特に女性の方はここで済ませておくとよいでしょう (;^_^A
トイレを済ませ、また歩き始まるとすぐに西沢山荘が見えてきました。
今は休業しているみたいですが、ガイドマップによると西沢ゲートからここまでの所要時間は30分となっています。
確かに時計を見ると、それぐらいは歩いているのですが、もう、そんなに歩いたの?って感じでスイスイと来てしまいました (^.^)
懸念された体調面も大丈夫なようです。
人は大自然の中に身を寄せると、不思議とパワーみたいなモノを貰うのかも知れませんねっ (^^)v
さらに軽快に歩いていくと、二俣吊り橋が見えてきました。
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 24mm F8 SS 1/125 露出 0 ISO400
これは、吊り橋から見た景色になります。
綺麗な水の流れを眺めているだけで、癒やされますね (^.^)
うーん!!気分最高!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 24mm F8 SS 1/80 露出 0 ISO400
二俣吊り橋です。
この橋の先が西沢渓谷の本格的な遊歩道となります。
いかにも神聖な渓谷の入口って感じで、なんだか異次元の世界を感じますねぇ。
さて、この疲れ切った体と心をどこまで癒してもらえるのか・・・ (^^;)
何だかワクワクしてきます (^^)v
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 52mm F4 SS 1/13 露出 0 ISO400
橋を渡りきったところに、西沢渓谷の看板がありました (^.^)
ここから、いよいよ本格的な渓谷巡りが始まります!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 68mm F6.3 SS 1/6 露出 0 ISO400
まずは、緩やかな登りからのスタートです。
それほどキツい登りではありませんでしたね。
まだまだフットワークは全然軽いです!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 105mm F13 SS 1.6 露出 -0.7 ISO100 NDフィルター使用
緩やかな坂をどんどん登って行くと、大久保の滝が見えてきました。
ここには展望台もあって、早速、三脚を広げて撮影開始です (^^)v
新緑が眩しいくらいに鮮やかな緑色をしていました (^.^)
新緑と滝のコラボは、もう最高です (^^)v
それにしても、緑が映えますねぇー!!
しばらく撮影に没頭して、次はいよいよ三重の滝へと向かいます!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 48mm F13 SS 4.0 露出 -0.7 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
じゃーん!!
これが三重の滝です!!
こいつは見応えありましたねぇーーー (^^)v
来てます!来てます!マイナスイオンがぁぁぁーーー (^_^)ゞ
全身にマイナスイオンのシャワーを浴びている感じがしてきます。
新緑の三重の滝はマジでいいです!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 32mm F11 SS 3.0 露出 0 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
今度は縦構図で撮ってみました (^^)/
やっぱり滝は縦構図の方がしっくりくるようです。
この日は風が少しあったので、被写体ブレが気になるところですが、こればかりは仕方がないですね・・・ (>_<)
それにしてもテンションが上がる絶景ですねぇ (*^_^*)
これで紅葉なら・・・って思うと写欲が湧かずにはいられません!!
とりあえず三重の滝では、じっくりと撮影を堪能させてもらいました。
さて、これで当初の目的は達成しました!!
西沢山荘から30分ほど歩いてきたので、駐車場からだと1時間程度歩いたことになります。
しかし、まったく疲れていません (^_^.)
逆に物足りなさまで少し感じています・・・。
このまま予定通り戻るか、それとも一周10㎞のコースに挑むのか・・・。
答えを出すのに時間は掛かりませんでした。
ここまで来たら一周コースに行かない訳にはいきません (^_^.)
それに、こんな景色まで見てしまうと写欲に抑えが効かなくなっているのは当然です!!
そんな訳で、急遽、予定を変更してこのまま遊歩道を進むことにしました (^^)/
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 52mm F11 SS 1/2 露出 0 ISO400 NDフィルター・PLフィルター使用
三重の滝から先は川伝いの遊歩道になります。
水際まで行けるので、良さそうなポイントを見つけては撮影をして行きます。
しかし、その都度、三脚を広げ必要に応じてフィルターを交換したりするので時間が掛かりますね・・・ (^_^.)
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 24mm F16 SS 2.0 露出 -0.3 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
豪快な川の流れを切り撮ってみました (^^)/
こちらも遊歩道から水際まで下りて撮影しています。
しかし、ちょっとしたアクシデントが発生!!
いかにも滑りそうな岩の上を慎重に歩いて水際まで下りて行ったのですが・・・
それが分かっていても、スッテンコロリンと滑って豪快に転んでしまいました。
幸いカメラは、写友のSさんから頂いたカメラリュックに念の為入れて置いたので無傷で済みましたが・・・。
普段、口ケンカばかりしている写友のSさんですが、Sさんのリュックに大事なカメラを守ってもらいました (^^)/
Sさん、あざーす!!マジ感謝!!ペコリ (^.^)
しかし、かなり派手に転んでしまったので肘と肩と腰を強打してしまいました。
でも、そこは空手家の本領発揮 (^^)/
普段から素手素足の攻撃によるガチの組手稽古をしているので、激しく転んだ割にはかすり傷程度で済みました。
って言っても、空手家にとって打撲はケガとは言いませんが・・・ (^_^.)
辛い空手の修行をしておいて、本当に良かったぁーーー!!
思わず「押忍の精神バンザイ!!」って言いたくなりますねっ (^^)/
ただ、お気に入りの白シャツに緑色の苔がビッシリとついてしまい、拭いて拭いてもまったく落ちません。
どうやらシャツまで、新緑に染まってしまったようです・・・。
後日、クリーニングに出しましたが、汚れがかなりひどかったらしく二週間は戻って来ませんでした (>_<)
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 82mm F11 SS 1.6 露出 -0.3 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
三重の滝から一時間ほど掛けて、竜神の滝までやってきました!!
普通に歩いてくれば20分ほどの距離ですが、撮影に熱くなってしまっているのでどうしても時間が掛かりますね (>_<)
竜神の滝は、個人的にはかなりお気に入りの滝です (^^)/
あれこれカメラの設定を変えてみたり、NDフィルターを交換してみたりと・・・。
じっくりと撮影をさせてもらいました (^.^)
この画は、自分中では久々に会心の一枚となりましたねっ!!
愛用のシグマのレンズで撮影していますが、期待を裏切らないこの切れ味に、思わず惚れ直してしまいました (*^_^*)
スマホで撮影
竜神の滝から先は、このようなワイルドな遊歩道もあります (^_^.)
手すりをしっかり掴んで転ばないように慎重に登ります。
これはこれで、アドベンチャー気分を満喫させてくれるので飽きが来ないですね。
カメラ撮影はちょっと危なかったので、スマホで撮ってみました (^.^)
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 38mm F11 SS 2.0 露出 -0.3 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
貞泉の滝に来ました!!
竜神の滝からは20分程度掛かっています。
まともに歩けば10分って距離です。
しかし、これだけ魅力的な被写体がたくさんあると、カメラマンは時間が掛かってしまいますね (^_^.)
貞泉の滝には、少スペースながら展望台もあります。
またまた、どっしりと構えて撮影が出来てしまいますね (^.^)
新緑と滝が絶妙なバランスです。
もう気分は最高っす (^^)/
次はいよいよ、西沢渓谷のハイライトでもある七ツ釜五段の滝です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 24mm F14 SS 2.0 露出 -1.0 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
っとその前に・・・
七ツ釜五段の滝へ向かう途中、こんな素晴らしい景色と出会ってしまいました!!
ローアングルから、渓流の流れの動きを表現してみました (^^)/
なんかいい感じじゃありません???
もちろん、お気に入りの一枚です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 52mm F16 SS 1.6 露出 -1.0 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 24mm F14 SS 2.0 露出 -0.7 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
貞泉の滝から七ツ釜五段の滝までは、普通に歩けば30分程度で行けると思います。
しかし、その間にはこうした美しい渓谷の風景が次から次へと現れては、D750を誘惑?してきます。
ここまで来たらゆっくり歩いて楽しんだ方がいいですね (^^)/
自分もシャッターを切りまくって十分楽しませてもらいました。
方杖橋まで来て休憩に入ります。
ここまでは、所々起伏が激しいところもありましたが、ワイルドなところもあったりして、とっても楽しく歩いてこれましたね。
多少、疲れが出てきましたが、まだまだ全然イケます!!
休憩を取った後、いざ七ツ釜五段の滝へ!!って、意気込んでみましたが・・・
最後の最後で辛い試練が訪れました (>_<)
スマホで撮影
いきなり現れたこの登山道を見上げて「マジかよ・・・」っと思わず言ってしまいました (>_<)
これってちょっとした崖ですよね・・・。
カメラ撮影をしながらだと危険なので、スマホで撮影しました。
とにかくここを制覇しないと、七ツ釜五段の滝へは行けないのです (T_T)
腹を括り、気合を入れて登って行きます。
って言うか、気合を入れないとこんな所とても登れません!!
息を切らせながら、登っていきます。
普段の生活ではそんなに歩く方ではないので、足がピクピクくしてきます (>_<)
全身の筋肉を酷使して何とか登りきりました!!
そして登り切った先には、あの七ツ釜五段の滝が待っていてくれています (^.^)
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 52mm F13 SS 2.0 露出 -1.0 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
じゃーん!!
これが七ツ釜五段の滝です (^^)/
とにかく素晴らしい眺めですね (*^_^*)
ネットなどで見てはいましたが、実際、自分の目で見るのとは全然違いますね。
圧倒的な迫力を感じます!!
それに、ここまで歩いてきた達成感も加わって、より感動が増してきます。
まさに、これこそ絶景ですね!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 75mm F14 SS 2.0 露出 -1.0 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
今度は少し寄せて撮影をしてみました (^.^)
ここではかなりの時間を掛けて撮影をしていました。
素晴らしい大自然の眺めは、身も心も癒してくれます。
ここまで来てホント良かったぁ・・・。
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 75mm F13 SS 2.0 露出 -1.0 ISO100 NDフィルター・PLフィルター使用
少し上流にやってきました。
見応え十分の絶景に、我を忘れて夢中になってシャッターを切りまくっています。
これぞ渓流の王道!!ってところですねかね (^^)/
風格さえ感じてしまいます (^_^.)
紅葉の季節は大勢の人で賑わうみたいですが・・・納得です。
この辺りで、お腹がグゥーとなってきました。
時刻は13:00を回っています。
8時前から西沢渓谷に入ったので約5時間経過していますね・・・。
七ツ釜五段の滝にはもっと居たかったのですが、まだまだ先は長いです。
秋にもう一度来ることにして、先を急ぎます。
スマホで撮影
七ツ釜五段の滝から先は、またまた厳しい登り坂が続きます。
もう下半身はパンパンです (>_<)
はぁはぁ言いながら、登りきるとちょっとした休憩スペースがありました。
どうやら皆さんここで昼食をとっているようです。
ベンチに座り、自分も休憩がてらコンビニのおにぎりをムシャムシャと食べます。
ここにはトイレもあるので、助かりますね (^.^)
30分ほど休憩をした後、帰路につきます。
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 24mm F5.6 SS 1/50 露出 -1.0 ISO100
山の尾根伝いに、森林浴も兼ねて登山道を下って行きます。
今まで続いた渓谷の風景とは一変していますね。
先ほどまで堪能していた渓流は、遥か下の方を流れています。
かなり山の上の方まで登ってきたみたいです (^_^.)
午後になって陽が差してきましたが、木々に覆われているので直射日光を浴びず快適に下山できました。
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 24mm F11 SS 1/50 露出 0 ISO100
山がとっても近いですね (^.^)
青空も広がってきて気分は最高です!!って言いたいところですが、ここで体調に異変が・・・。
疲れはあるものの軽快に下山をしていたのですが、両足が先ほどからピクピクと痙攣をしています (T_T)
ヤバいなぁ・・・って思っていたら、ついに足が攣ってしまい・・・ (>_<)
まずは右足から攣り始めて、それでも根性で歩いていたのですが段々歩くのが困難な状況になってきました (T_T)
リュックには念の為入れておいたバンテンリンがあったので、それを塗りたぐって休憩を入れます。
暫くすると痙攣が収まってきたので、また歩き始めましたが今度は左足が攣ってくる有様 (>_<)
すぐにバンテンリンを塗って対処して歩き始めると、またまた右足が攣って・・・。
こんなことを繰り返しながら、休み休み下山をする羽目になってしまいました( T_T)
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 95mm F5.6 SS 1/8 露出 -0.7 ISO400
何度か繰り返す両足の痙攣も少しは治まってきました。
ここの登山道はかつて森林軌道と言われ、木材の搬出の為にトロッコが走っていたようです。
昭和8年から昭和43年まで利用されていたみたいですが、廃線になって50年近くたっていますが、所々当時の面影を偲ぶことができます。
雰囲気を出したかったので、あえてモノトーンで撮影してみました。
撮影してみて思ったのですが、かなりいい感じに仕上りましたね (^^)/
個人的には好きな一枚です!!
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 38mm F11 SS 1/5 露出 0.3 ISO400
当時のトロッコが復元されていました。
こちらも、雰囲気を出したかったので、モノトーンで撮影しています。
この画をジーっと見てると、このまま50年前にタイムスリップしちゃいそうな感じがしてきます。
当時は活気もあって、古き良き時代だったんでしょうね・・・。
CAMERA:Nikon D750 LENS:SIGMA 24-105mm f4 DG OS HSM Art
焦点距離 24mm F11 SS 1/80 露出 0.3 ISO400
やっとなんとか下山をしてきて、ネトリ大橋まで戻ってきました。
これが西沢渓谷の見納めとなるネトリ大橋からの眺めです。
ここから、平坦の道を20分ほど歩けば駐車場です。
そして16:00ちょうどに駐車場へ戻ってきました。
今回の所要時間はなんと8時間!!
通常の倍は掛かってしまいました (>_<)
なにはともあれ、西沢渓谷一周10㎞コースを完全制覇したどぉーーー (^^)/
ここで本日の撮影は終了して、撤収です・・・。
いかがでしたか?
西沢渓谷の一周コースはトレッキングって言うより、登山に近いです・・・。
って言うか、後半は登山でした。
山に入るような重装備まではまったく必要ありませんが、スニーカーよりせめてトレッキングシューズぐらいは必要だと感じました。
渓谷の遊歩道は良く整備されていますが、足場が悪いところも多々あります。
水際までは行ける所が沢山ありますが、自分のように注意していても転んでしまったように危険が伴います。
自信がない方は水際まで近寄らない方がいいでしょう (^_^.)
あと、季節にもよりますが水分補給の水は多めに用意した方が良いかもしれません。
自分の場合は500mLのペットボトル1本しか持参していませんでしたが、前半で飲みきってしまいました。
さすがに後半は喉が渇きましたね・・・。
汗もかなり掻いたので、水分不足になったのが足の痙攣に繋がった節もあります (^_^.)
って言うか、鍛え方が足りないのが大きいですが・・・。
でも、見応えは十分の渓谷です!!
とても10㎞も歩けないよう (>_<) って言う方もおられると思いますが・・・
しかし、思ったほど歩いたぁーって感じは、まったくないです (^.^)
それに西沢渓谷の絶景の数々が、そんなことを簡単に吹き飛ばしてくれますよ!!
新緑でこれだけの感動がありましたから、紅葉はもっと凄いものが待っていることでしょう (^_^.)
今からワクワクドキドキしながら楽しみにしているところです (^^)/
写友のSさんも連れてきてやりたいなぁ・・・。
かなり喜ぶ顔が目に浮かびます (^.^)
とにかく関東屈指の人気スポットであるこの西沢渓谷は、きっと皆さんを満足させてくれることでしょう (^.^)
是非一度は、お出掛けしてみて下さいね。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!!
どうでもいいけど・・・
明日は3時起きで東北出張です (>_<)
地元からだと片道8時間の車の運転に、今からうんざりしています・・・ポコペン (T_T)